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2008年12月19日 (金)

CASSHERN Sins -キャシャーン Sins- 第12話「生きた時を色にして」

血の海に沈むルナ。驚愕に目を見開く死神ドゥーン。
「俺はキャシャーン」
血に染まりながら、キャシャーンが呟く。

「この町は歴史を塗り替える。
 国王が変われば、歴史が変わり、町は塗り替えられる。
 かつてここはそんな町だった」
荒廃した町にやってきたオージとリンゴ。
「そしてここには、癒しの女神と呼ばれた女王がいた」
町で滅びを迎えた女性のロボットを見下ろすオージ。
「キャシャーン……夜に飛ぶ虫は月に向かう。
 笑わない月と、力尽き落ちていく虫けら。
 シンシンと世界は閑かになっていくな……
 お前はまだルナを捜してしているのか!?

かつてロボットたちを癒したという泉のある広場で、ルナの名を呟き続ける滅び掛けた少年を目撃したキャシャーンは、少年にルナを知っているのかと問いかけるも、少年は答えることがない。
死を打ち消すというルナの噂を知ってしまった為に、その希望にすがろうとしてしまったというロックスミス。彼はキャシャーンに立ち去るように告げる。

フレンダーと共に町を去ろうとしたキャシャーンは、足を失い車椅子に乗るマルゴーという芸術を愛するロボットと出会う。
町に色を塗っていた彼は、新品同様のキャシャーンの姿を目にして喜ぶ。
滅びへ進む世界の中で、町を塗り上げるマルゴー。
「死を恐れる青年よ。生きるとは何か見に行こうじゃないか」
キャシャーンを誘うマルゴー。彼はキャシャーン連れてきた建物で町の柱を削り、そこに刻まれた幾層もの色を見せる。
それは各時代の支配者の色を現していた。
生きるとはどう生きたか、滅びを憂うのではなく、目の前にある今をどう生きるのかが大切なのだと語るマルゴー。
そんな彼の身体は確実に滅びに侵食されていた。

現在の自然に変色した色の下にあるのは漆黒の色。それはブライキング・ボスが支配した時代の色。
圧政が行われながらも、確かに秩序が存在した時代で、あれはあれで美しかったのだとマルゴーは語る。
今度は町を自分色に染め上げるのだと語る。

ルナを探しに旅立つ必要があるのに、マルゴーが町を自分色に塗り替えるのを見ていたいと感じるキャシャーンは、町を離れられずにいた。
そして遂に一つの通路を銀色に染め上げたマルゴー。
銀色の道……それは太陽に続く道だと語る。
彼の完成させた道に、キャシャーンは自分が何者か判らないが、先へと進む決意をした。

希望への道だと自分の塗り替えた道に感動していたマルゴーだが、滅びを受け入れない彼に苛立ちを感じたロボットたちが、マルゴーに暴行し道を壊そうとする。
ロックスミスは自分たちと共に滅びを受け入れろと迫る。

それを目撃し、何故こんな事をするのかと問いただすキャシャーン。
マルゴーが滅びを受けれるという町の秩序を乱すからだとロックスミスは語る。
滅びを迎えていないキャシャーンにこの恐怖は判らない、と襲い掛かってくるロボットたち。キャシャーンはそれらを迎え撃ち、撃退していく。
暴走するキャシャーンは更に恐怖に怯えるマルゴーへと向かう。
だが、キャシャーンの背後からロックスミスが刃を貫く。キャシャーンの戦う姿に、この世界に滅びを齎したものだと納得するロックスミスだが、キャシャーンは「違う」と否定しながらロックスミスを倒す。

傷の癒える痛みが全身を襲い、我に返ったキャシャーンはマルゴーに詫びる。
マルゴーは壁に付けられた戦いの傷痕を見詰める。
「なんと醜い……戦いが産む歴史は醜いな」
だから統治者たちはこの色を塗り上げたのだと感じたマルゴー。
マルゴーも直接会った訳ではなかったが、ここに来た事があるらしいルナがこの町は自然の色にするのが一番良いと語ったらしい、とマルゴーから聞いたキャシャーン。
自分を「僕色に染めて欲しい」と頼むマルゴーだが、その身体がいよいよ最後の滅びを迎え始める。腕が朽ち果て、もはや刷毛を握ることも出来なくなる。
戸惑うキャシャーンに、ならばキャシャーンの望む色に染め上げて欲しいと頼む。
記憶がないと語ったキャシャーンに、マルゴーは記憶とは積み重ねるものだと語る。

マルゴーが死に、キャシャーンは町から旅立つ。
ルナがこの町を自然の色に塗り上げるべきと語った。それが滅びを受け入れるという事なのか迷うキャシャーン。
一方、雪が降る町で、マルゴーを見たリンゴは彼を綺麗だと評する。
精一杯生きたから美しいのだと。
彼に降り積もる雪がこのまま消えなければいいのに、そう呟くリンゴ。

雪はいつか消える、だが記憶につもった雪は消えない。
「マルゴー……僕はキミを忘れない」
ルナを追い求め、キャシャーンとフレンダーの旅は続く。

闇の中に過去を持つ者は、
その残酷な真実に突き刺される。
次回 第13話「過去は目の前に満ちる」

今回の出会いは記憶を失ったキャシャーンにこれから歩む未来への希望を照らしてくれたのだろう。
マルゴーの言うとおり、これまでの記憶は無くともその記憶を失ったその時から、また新しい記憶を積み重ねることは出来る。

ロックスミスはある意味で死を受け入れようとした先生と同じ。
この世界に絶望し、希望を見失ってしまっている。

マルゴーは滅びを受入れながらも、未来の可能性に掛けていた。
絶望した者たちにとってはそんなマルゴーの姿に苛立ちと感じてしまうのは判らないのでもない。

自然のままが一番という言葉をキャシャーンは滅びを受け入れるということに捕らえた。しかしリンゴはマルゴーが精一杯生きたのだと感じ取った。

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