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2009年1月25日 (日)

機動戦士ガンダム00 2nd SEASON #16「悲劇への序章」

「敢えて言うぞ少年……覚えておくが良い!!」

アフリカタワー 低軌道ステーションを占拠したパング・ハーキュリー大佐率いる連邦軍のクーデター軍。
ステーションと機動エレベーター、リニアトレインにいた市民に対してクーデターした事、アロウズの非道な行為について語る。
自分たちの目的はアロウズの蛮行を世に知らしめる事。彼らが行った大虐殺。
連邦の情報操作によって、独裁社会に無自覚のうちに取り込まれているのだと訴えかけるハーキュリーは、自分たちが憎まれる事も納得の上。
「だが、これだけは断言する。
 我々は連邦市民の利益と安全を守る軍人だ。
 故に、誤った政治、間違った軍隊をただす事もまた……
 我々の軍人の使命なのである!」

このクーデターで連邦を崩壊出来るとは思っていないが、自分たちの行いで市民達の目を覚まさせようというのが目的でした。
しかしその為に市民を巻き込んでしまうというのがどうなのか、それは決して褒められる行為ではない。

連邦は情報統制でクーデターを反政府勢力によるテロで、目的がとらえられている反政府勢力の捕虜を開放する事と、連邦議会の解散だと報道、独立治安維持部隊のアロウズの派遣を決定する。
もちろん、セルゲイ・スミルノフはこれらが情報統制という事を百も承知。
このような情勢下において、どれほどの事が出来るのかとハングの行為について、否定的なセルゲイは、若い頃の事を思い出す。
ハングと妻となったホリー・スミルノフと語り合った事。
世界の紛争の多くがエネルギー問題である事から、機動エレベーターによる太陽光発電システムは人類の未来を切り開く希望だと語ったハング。
エネルギー問題を解決出来れば、それ以外の事に力を注ぐ事が出来ると強く主張するハングに、セルゲイとホリーは機動エレベーターを守る軍が逆に力を付けてきている。力を付けた国家同士が極度の緊張状態である冷戦状態になってしまうと主張する。
しかしハングは良識ある市民、優れた政治家、抑止力となる自分たち軍隊が正常に機能すれば道は拓ける互いを理解し合い、協力し合う事で世界は緩やかに統一していくのだと夢を語っていた。
思い出を振り返っていたセルゲイの下に、連邦軍の司令より彼に与えられた極秘任務。
ハングは夢大き軍人だったようですが、そもそも良識ある市民とか、優れた政治家なんてものに希望を持っている時点で、彼の願う世界というのは夢物語に近いね、残念ながら。
セルゲイの嫁さんは初顔出しですが、なかなかの美人で、彼女も軍人だったのですね。

ホーマー・カタギリに状況報告を行うアーサー・グッドマン。
連邦正規軍が低軌道ステーションを包囲。
アロウズはこのクーデターが知れ渡れば反乱勢力が拡大する、といち早い対処を検討。

反乱軍を放置しているイノベイターの考えが理解出来ないネーナ・トリニティ。王留美(ワン・リューミン)にもその考えは判らないが、彼らなりの思惑があるのだろうと答える。このクーデターが世界を変えることになるのだろうかという紅龍(ホンロン)。
「さあ、世界の終焉の始まりかもしれなくてよ」
「それは、お嬢様はお望みなのですか」
紅龍は厳しい表情で問い掛けるも、留美は返答しようとはしない。
イノベイターというよりも、彼らの行動はほとんどリボンズ・アルマークが決定しているから、彼が何を考えてるかなんだろう。
リジェネ・レジェッタは一人で好き勝手に暗躍してますけど。

カタロンから情報を入手したソレスタルビーイングは、このクーデターに対してどう行動すべきか検討。
どうするのかとスメラギ・李・ノリエガに問い掛けるアレルヤ・ハプティズムに、ロックオン・ストラトスは当然のように協力することを主張。
スメラギはイノベイターがヴェーダを掌握している以上、クーデータを尻ながら見過ごしているのだろうと判断。
アロウズが活動している以上、見逃すわけにはいかないというラッセ・アイオン。
そしてティエリア・アーデも彼らの後ろにイノベイターの存在があると告げる。
「彼らが何を企んでいるとしても、それを解き明かすには現地に向かうしかないわね。
 それに、クーデターの情報を刹那が知ったら」
当然、機動エレベーターへと向かうと確信する一同。
イアン・ヴァスティーはアフリカタワーにつくまでに、プトレマイオスⅡの火器管制を使えるように指示される。
刹那ならこの騒ぎを放置しないとみんな確信しているところが凄いよね。
騒ぎあるところ刹那あり状態だ。
スメラギからイアンへの作業依頼は相変わらず無茶です。前の戦いでガンダムに大きな被害が出てないのだけが救いなのか。
無理を通して道理を引っ込める、それがスメラギテイストですから。

アロウズのモビルスーツ部隊が出撃するが、彼らは追加装備を装着していた。
そんなアロウズの行為を無視し、正規軍の指揮官は自分たちの役割に徹する。
モビルスーツ部隊の追加装備はオートマトン。
世界の目を気にして迎撃をしないクーデター軍に対して、アロウズはオートマトンを投入してくるが、ハーキュリーはこれを防衛システムで対応する。
これは内部情報を入手するためのもののようですが、気付いてない時点で敗北決定なんだろうね。
地上のアロウズ部隊は動かず、たった一機のティエレンタオツーがタワー内部に潜入してくる。
ハーキュリーはこのモビルスーツに乗るのがセルゲイだと理解し、モビルスーツに迎えに行かせる。
正規軍司令官キムはセルゲイを派遣させた事を引き替えに、アロウズへの転属で将官待遇の確約を得ていた。
「正規軍は、いずれアロウズに飲み込まれる。
 これも、時代の流れか」
アロウズの事をどう考えているのかは判らないが、時代の流れとしてこの先の事を読んでいる彼は司令に上り詰めただけあり優秀なんだろう。裏取引の善し悪しは別だが、非道な行為をしているわけではないのだから仕方ない。
セルゲイの期待はまだティエレンなんですな。
アロウズばかり前面に出てたけど、連邦軍は擬似太陽炉搭載MSを配備して貰っていないのか。ソレスタルビーイングと戦った時には持っていたのに、全部アロウズの所有物になってしまったという事なのかな。
しかしなんでアロウズはわざわざセルゲイをチョイスして行かせたのか。

アロウズには攻撃指示が下らず、カティ・マネキンは苛立つ。
そして同じようにイノベイターであり、アロウズに籍を置いているリヴァイヴ・リバイバル、ヒリング・ケア、ディバイン・ノヴァにも出番はなし。
リヴァイヴはこの大がかりの作戦に、リボンズに何があったのかと嘯く。ブリング・スタビティの仇を討てずに苛立っている事を指摘されたディバインは気色ばむが、ヒリングは自分たちが同類だから判ってしまうと笑う。
やはり自分と同一存在であるブリングを討たれたのはショックなんだね。もっとも、その怒りの矛先はCBなかんですけど。

ハーキュリーと知り合いだというアンドレイ・スミルノフに驚くルイス・ハレヴィ。
父親の友人であり、子供の頃に軍隊の正しいあり方の理想を聞かされていた相手が、反乱分子とななって、6万の市民を人質している行為に憤るアンドレイ。
反乱の理由など関係ない、自分たちはアロウズとして平和を勝ち取る為、反政府勢力を倒すだけだと主張するルイスに賛同するアンドレイ。
士官学校に入学したアンドレイと言葉を交わしたハーキュリー。
彼が入学出来たのはハーキュリーが上層部への口添えをした事があった。
父親への当てつけで入隊した事を見抜いていたハーキュリーに、アンドレイは険しい表情となる。母親の死を不幸な出来事だったというハーキュリーの言葉に、アンドレイは怒りを露わとしてセルゲイやハーキュリーが母親を見殺しにしたのだと語る。
自分は父親のような生き方はしないと証明するために軍人になる道を選んだと主張するアンドレイに、ハーキュリーはそれでホリーが喜ぶのかと問い掛けるも、アンドレイは母親が誰よりも平和を望んでいたのだから喜ぶに決まっていると決意を揺るがさない。
――大佐……生半可な決意では平和は訪れない。
――今は、アロウズの力が必要だという事が何故判らないんですか!?

他人は犠牲にしても構わないのに、自分の母親が犠牲になったのが許せないという矛盾したアンドレイ。中東の罪のない人々を殺すのは平和のために仕方ないのに、母親が死んだ事は父親のせいだと責め立てるのですね。
彼のやってる事はたんに身近な人は死んで欲しくないとかいう、変な考えにしか見えないな。中途半端な覚悟なのは、むしろ彼自身だろう。
そもそも生半可な覚悟の人が、クーデターで機動エレベーターの占拠なんてしないという事が何故判らないのか。
自分の全てを捨てる覚悟を持ってるルイスとは大きく違う。
そもそも平和というものに対する定義が違うのだから両者の衝突は仕方が無い事。

連邦の使者として、連邦政府が要求を拒絶して、速やかに投降するようにという通達をするセルゲイ。
ハーキュリーたちの訴えは市民に届かないと、無関係の市民をも巻き込んだ事を責めるセルゲイ。
ハーキュリーは市民が無関係ではないのだと否定。
豊かさを享受し、連邦の政策を受け入れて、アロウズを台頭させてしまったのは市民の愚かさであり、痛みを伴っても目覚めて貰わなければならいないと主張する。
投降すれば部下達だけでも助かるというセルゲイだが、アロウズがクーデターに加わった兵士達を許すはずがないとハーキュリーは見抜いていた。
交渉は決裂し、司令部に戻るようにいうハーキュリーに、セルゲイはここに残るとの決意を露わに。
彼がここに来たのは、妻の二の舞にしないためのようです。
ハーキュリーの主張の一つである「良識ある市民」。今の市民にはそれが欠けているから、痛みを伴う事で、ただ連邦政府の情報を鵜呑みにするのではなく、彼らに良識に目覚めて欲しいと願っているのだろう。

オートマトンの第2弾が投入されると、これを推測していたハーキュリーは予定通りの対処を行う。キルモードのオートマトンはリニアトレインへと誘導される市民に対しても容赦なく襲撃を加える。
ハーキュリーの理想とする社会に望む3つの存在。
その全てが今の社会にはない。だから彼は強引な方法で変革に出たという事だろう。
この逃げる市民達は、当然アロウズが彼らに対しても容赦なく攻撃を加えてきた生き証人となるわけだ。

カタロンの舞台がクーデター軍に合流を果たしたとの報告を受けたクラウス・グラードは、これで連邦の悪政とアロウズの悪行が世界に知らしめる事が出来ればと望むも、シーリン・バフティヤールは反政府活動をする自分たちの事を世界が受け入れてくれるかと不安を感じる。
リニアトレインに市民を脱出させたハーキュリー。
最初から市民を開放するつもりだったが、痛みを伴い、彼らにアロウズの非道さを知らしめるために彼らを人質にしていた。
彼らにアロウズの行いを見せつけた後に開放する事で、彼らの中に連邦政府への疑念を植え付けさせようというものだった。
「政治も軍隊も、良識ある市民が存在してこそ機能するのだ。
 彼らを目覚めさせる為なら、私は喜んで捨て石になろう」
そこにもたらされる連邦の公式発表。
連邦政府は加工した映像を流し、反政府勢力が市民を殺害したと報道して、市民を煽りアロウズの投入を可能とする世論操作を行ってきた。
そのやり口に憤るクラウスとシーリン。
しかしこれもハーキュリーにはある程度予測済み。
いくら隠そうとも、逃がした市民達によって真実は直ぐに露呈する事を望んでいた。
彼の考えを連邦が予測していないとは考えにくいというセルゲイだが、6万人の市民の朽ちは防げまいと踏んでいた。
ハーキュリーはかなり頭が切れる人物です。
アロウズの打ってくる布石を承知の上で行動を色々と起こしているようです。
しかし彼もアロウズがこの6万人をも皆殺しにしてしまうとは推測しないのだろうな。アロウズというか、リボンズならばテロリストのせいにして彼らを虐殺することさえやってのけるだろう。
セルゲイはそのための手段を何か持っていると危機感を抱いています。アロウズというものの怖さは彼の方が理解出来ている。それはメメントモリの攻撃を目の当たりにしたからかもしれない。

アフリカタワーに向かった刹那・F・セイエイの前に現れたのはマスラオに乗ったミスター・ブシドー。
出てきたのがフラッグじゃないと口にしたのは、どこかフラッグの面影があったからだよね。決して乗っているのが乙女座の人だとニュータイプ能力で判ったからじゃないよね?
マスラオに搭載された奥義・トランザムを起動したマサムネに、自らの負傷も伴って苦戦を強いられる刹那。
「斬り捨て、御免!」
武士風味。

追いつめられた刹那は、ダブルオーライザーのトランザムを起動させて、これに対抗する。
激しくぶつかり合う。
「私は純粋に戦いを望む」
「戦うだけの人生」
「ガンダムとの戦いを」
「俺もそうだった」
「そしてガンダムを超える!
 それが私の」

「だが今は」
「生きる証だ!!!」
「そうでない自分がいる!!!」
会話が成り立っているようで、成り立ってませんよ。
プトレマイオスⅡの到着に、粒子残量の少ないマスラオにミスター・ブシドーは敢えて捨て台詞を吐いて撤退する。
仲間の到着に意識を失う刹那は、ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)に自らを変革させる事を約束する。
ミスター・ブシドーの台詞に笑い死にするかと思った。彼なら「ぎゃふん」とか言い出しても不思議ではない。
血を吐いている様子からすると、ミスター・ブシドーは実際はかなり躰にガタが来ているのかもしれないな。あの仮面はただ傷を隠すとかではなく、生命維持とかそういう理由も加わっているのだろうか。
ガンダム3機は何無駄にトランザムとか起動させてるんだよ。
遠距離射撃をするロックオンとともかく、他の2機はGN粒子を温存させようよ。

地上と宇宙に展開していた連邦軍とアロウズが包囲を解き、2つに分断した。
この行為を解せないと感じるカティ。
明らかに不審な布陣には、市民の脱出を待つのではなく何か大きな意味があると感じるスメラギはフェルト・グレイスにアフリカタワー周辺の風速データを表示させる。
部隊の展開は、機動エレベーターの落下状況を予測してのものだった。
それはもう一機建設されていたメメントモリによって、機動エレベーターを破壊しようというものだった。
メメントモリがもう一つあった。そしてそれを扱うのはアロウズの噛ませ犬パート2 アーサー・グッドマンです。
反乱軍とソレスタルビーイングを纏めて殺す気ですが、もしかしたら市民も巻き添えにするつもりなのかもしれないね。
アロウズは機動エレベーターを倒壊させて、それに脱出している市民を巻き込んで、反政府勢力のせいにしてしまうつもりなんだろうな。
熊パパまたも生命の危機!!

次回 #17「散りゆく光の中で」 愛が憎しみに変わる前に

次回はついにソーマ・ピーリスとがガンアーチャーで出陣するっぽい。ま、セルゲイのピンチとあれば喜んで出て行く人だから。
メメントモリは破壊されてるみたいだけど、どうやって破壊したのだろうか?
刹那の負傷で、またも沙慈はオーライザーに乗る事になるのかな。たぶんルイスが出撃してくるからでしょう。
ラストに出てきたおかっぱ少年は小さい頃のアンドレイ?
そろそろ親子の確執が終わりでしょうか。

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