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2009年1月23日 (金)

マリア様がみてる 4thシーズン 第3話「妹(スール)オーディション L'audition des soeurs」

福沢祐巳は姉妹(スール)となってちょうど1年が経過するリリアン学園祭の後夜祭で、姉(グラン・スール)の小笠原祥子から「妹を作りなさい」と命じられる。

突然のお姉さまからの指示に、まだ妹(プティ・スール)を持つという自覚も実感もない祐巳が悩んでいると、同じく妹のいない島津由乃がオーディションを開くと言い出す。
あまりにも突然の事に目を白黒させる祐巳だが、由乃は自分たちが1年だったこの時期には既に3人が揃っていた事を指摘して、このままではいけないと語る。
唯一の1年生である二条乃梨子も流石にこのまま一人というのは困るという。

あまり乗り気ではない祐巳だったが、由乃の提案を後押ししたのはそこにやってきた祥子。
祥子と祐巳はさながら1年ほど前に繰り広げられた、水野蓉子と祥子のやりとりを再現するかのように口論を繰り広げ、祐巳は自分も『わらしべ長者』に部屋を出ようとする。
1年前に、祥子はそこで偶然薔薇の館を訪れた祐巳とぶつかり、ゴタゴタの末に学園祭の後夜祭で姉妹になったという経緯がある。まるでその再現のように先に開かれた扉の先でぶつかったのは、未来の妹、ではなく由乃の姉である支倉令。
『わらしべ長者』は佐藤聖が言った台詞だったかな、水野蓉子の台詞だったかな。藁を握ったまま離そうとしないわらしべ長者でしたけど。
しかし今の2年生が妹を作るのが遅いというのは事実。
令は由乃と入学式で姉妹になってるし、作るのが下手だった祥子も学園祭で祐巳を妹にした。
その前の薔薇さまは聖こそ、3年の春まで掛かってるけど、江利子と蓉子は春先の同じ日に妹を作ってますから。

オーディションで妹を作ると言い出した由乃に「聞いてない」と驚く令だが、由乃は今始めて言ったと悪びれた様子もない。
妹を焦って作ろうとする由乃に、何故そこまで作るのか問いかける令だが、理由を必死に誤魔化す由乃は何が何でも作ってみせると必死。令は自分の大会が終ったら手伝うというも、由乃はそれでは間に合わないと口走ってしまう。
由乃は体育祭の時、見学に来ていた元・黄薔薇(ロサ・フェティダ)鳥居江利子に対して、売り言葉に買い言葉で令の大会までに妹を紹介すると約束してしまったのだ。
元気の無い様子だった江利子を励ますつもりだったという事情を聞いた令は納得する。
単純な令が素敵だよ。もちろん真っ赤な嘘です。
薔薇様たちがオーディションという形式に反対しないのは、出会いの形はどんなものでも構わないという想いがあるのだろう。
世の中にはお見合いで結婚することもある。どんな形式でも、互いに納得できる相手が見つかるなら構わないのだと思います。確か蓉子様の前の紅薔薇さまは候補リストのようなものを作って妹を選ばせようとしたりもしていたし。
出会いはキッカケでしかないからね。その先どうなるかは本人たち次第。

こうして開催の決定した妹オーディションは、新聞部の山口真美も巻き込んで、単純な2人の妹募集から妹を持たない2年生以上と姉のいない1年生の『茶話会』という出会いの場へと変化を遂げる。
祥子様が合コンを知ってた事が一番の驚きだよ。
しかし乃梨子はいまいち乗り気ではない。

リリアン瓦版で特集された『茶話会』は当然のように話題沸騰。特に1年生は紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)と黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)が出るとの事で、否が応にも盛り上がる。
乃梨子のクラスメイトは元々薔薇様に憧れていると公言していた瞳子は当然参加するのだろうと言うが、大方の予想に反して瞳子は参加しようとしない。
この時点から瞳子と乃梨子の立ち位置が逆転。
以前なら人付き合いの悪かった乃梨子ではなく、明るい瞳子にみんな直接参加するのかどうかを聞いていた筈なのだけど、乃梨子に訊ねるようになってる。

応募は思ったよりは集まらない。
時期的に姉妹のいない娘が減ってきているのと、やはり興味はあっても尻込みする娘が多いのが原因でしょう。
集まった応募用紙の中には祐巳でも由乃でもどちらでもいいので妹になって薔薇の住人になりたいという内藤笙子という1年の申し込み用紙もあり、由乃はちょっとご立腹。
笙子の事は同じ1年の乃梨子も知らない。
笙子ちゃん来ました。笙子と蔦子がいよいよ再会です。

久しぶりに薔薇の館にやってきた細川可南子。
可南子は祐巳に茶話会に参加しない旨をハッキリと告げる。
可南子は祐巳に自分の先輩で今は母となった細川夕子の姿を重ねていたのだという。だから祐巳が傷つかないように守らなくては思い込んでいたのだ。
祐巳はそんな可南子の思いを否定するのではなく、可南子の感じた祐巳は火星に行ったので、今の自分を見て欲しいと話した祐巳。夕子もまた同じように以前の火星に行ったのであり、今の彼女を見ようと思うと語る。
前へと進もうとしている可南子の姿に、祐巳は約束していた2人の写真を撮りに行こうと誘う。
可南子ちゃん、ここから出番は疎らに。アニメでは影が薄めだったな。
しかしやはりデカイ可南子。祐巳と並ぶと祐巳がちっこいせいで、頭一つ分以上の差があるよ。

相変わらず申し込みのない瞳子だが、申し込み用紙の中には「松平瞳子は小笠原祥子さま狙い」という中傷のような書き込みがされた紙が含まれていた。
春先に発生した祐巳と祥子の仲違い。この原因が瞳子にあるという風評により、1年生から人気の高い祐巳を好きなことたちから、瞳子に対する風当たりが強くなっていたのだ。
実際、確かに瞳子が原因のいったんを担っているわけですけど。
祐巳の黒歴史です。アニメでは第2期で放送されたレイニーブルーパラソルをさしての話。マリみての中で最も鬱な話で、原作読み返したら泣けてきます。
しかも瞳子たちが山百合会の手伝いをしていたということも原因の一つだろう。
祐巳は瞳子が繊細だからと心配する。
ここまでの付き合いで瞳子が繊細だと言う祐巳に乃梨子がビックリです。瞳子の本質をこの段階で早くも見抜いていた訳ですから。
乃梨子は祐巳の妹は誰でも大丈夫だが、松平瞳子の姉は祐巳しかいないのだと志摩子に語る。

瞳子に対する風当たりは強く、他の生徒たちからも噂される。しかし瞳子はそれらに気付かぬフリを決め込んでいた。
申し込み最終日、乃梨子は茶話会に参加しないのかと瞳子に問いかける。途端に機嫌の悪くなる瞳子。
更に祥子もやってきて、何故茶話会に参加しないのかと問いかけてくる。
祥子も茶話会に参加しろというのかと噛み付く瞳子に、祥子は誰が祐巳の妹になっても構わない、ただ参加しない理由を知りたいだけだという。
「素直に生きることは勇気がいることだけど
 得るものも多いのよ」
祥子はそう告げて瞳子たちの下から立ち去る。
残された二人。乃梨子はポケットの中にしまっていた用紙を取り出す。
瞳子の名前が書かれた茶話会の参加申し込み用紙を破り捨てる。
瞳子の事を考えて無断で出そうとしていたものの、祥子と瞳子のやりとりで瞳子の意思を尊重する事を選んだようです。乃梨子はなんだかんだで瞳子の一番の親友になりますからね。瞳子は表面的な付き合いの友達は多かったけど、ここまで親身になってくれる人は逆にいなかった。と、いうか意図的に深い付き合いをしていなかったのだろう。

この頃はまだどっしり感のない祐巳だけど、瞳子の事は良く見えてる。ただまだ妹にしたいという感情は無くて、可南子と同列なんですよね。あくまで仲の良い下級性。
ここからは瞳子が一気に暗くなりますからね。学園祭までは明るかったのに。
そして白薔薇ファミリーはすっかり安定期に入って脇役街道一直線。幾つかのイベントを除けば乃梨子が辛うじて瞳子の心配をする事で前に出てくるぐらいだよな。

次回 第4話「未来の妹」

タイトルからすると、次回はもう令の大会に行って有馬菜々と出会うところまで行くのだろうか。でも予告にその姿は無かったし、オーディションの話までかな。
予告に出てる新キャラは笙子ちゃんだよね。かなりの美少女だ!!
第3期のOVAで出てきたような気もするが、どうだったかな……

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