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2009年2月28日 (土)

マリア様がみてる 4thシーズン 第8話「くもりガラスの向こう側 L'autre face de la vitre embuee」

福沢祐巳はクリスマスパーティの日、松平瞳子に姉妹(スール)への申し込みをして断られてしまった。
姉である小笠原祥子の胸の中で号泣した祐巳の様子に気づいて心配する薔薇の館の住人たちに対して、祥子は祐巳の泣いていた理由は「瞳子に姉妹の申し込みをして振られた」ただそれだけだと語る。
予想外の事実に二条乃梨子は思わず「ウソっ!」と呟いてしまい、藤堂志摩子に「言葉を選びなさい」と叱責されてしまう。
乃梨子が「うそ」と言ったのは、祥子の言葉を信用していないとかではなく、祐巳が瞳子に姉妹の申し込みをしたという驚きと、まさか瞳子が断るなんて思ってもみなかったから口から漏れてしまった。
二人に姉妹(スール)になって欲しいと強く願っていた。問題があるとすれば祐巳が瞳子を選ばないかもしれない、という点だと思っていた。そして望みどおりに祐巳が申し込んだのに、まさか瞳子が断るなんて、という感じたろう。
祥子はみんなに祐巳と瞳子の事を、二人だけの問題だから何もしないで放置しておいて欲しいと告げる。祥子がそうするなら、自分たちが出しゃばる事が出来る筈がないという支倉令に、ほかのみんなも納得。
こーゆー時は決まって由乃だけが内心凄い気になっていたりするだけど、Noとは言えないよな。
祐巳がまだ諦めていないのだと志摩子理解する。

冬休みに入ったある日。
祥子からの手紙が送られて来て、女性限定の新年会の申し出がある。
もちろんこれを受ける事にした祐巳は、祥子にその旨を電話で伝える。
瞳子にも招待状を出した事を告げる祥子。
みんなに二人の事は放っておくように言いながら、気を回した祥子。しかし祐巳にとってそれは決して嫌な事ではない。
「超能力者ですか、お姉様は」
「超能力者などではないわ。
 でも私はアナタのお姉様だから」
祐巳の気持ちを敏感に感じ取れる祥子。この学園の姉妹の繋がりは異様なほどに強いです。
手紙そのものは確かクリスマス前に出したんじゃなかったっけ。

新年1月2日。
小笠原邸へ向かう途中、祐巳は電車で乃梨子と出くわす。
乃梨子は瞳子の事で祐巳に詫びる。ずっと祐巳が瞳子の姉になって欲しいと思いながら、祐巳が瞳子の事をなんとも思っていないまま、軽い気持ちに瞳子に接していると考えていた乃梨子は辛く当たってしまっていた。しかし祐巳が瞳子のことを真剣に考えていてのだと知って反省する事になったのだ。
姉妹の申し込みを断るのは良い事でも悪い事でもないという祐巳だが、自分の気持ちを偽るのは良くない事だと乃梨子は口にする。
乃梨子から見て、瞳子は祐巳の事を嫌っていないはずだった。
「じゃあきっと私が、何かを間違えちゃったんだね」
「間違えた?」
「時とか場所とか、相手の気持ちとか、伝え方とか……かな」
それが何であるのか、今の祐巳には判らない。
乃梨子はこの件について話題にしないという約束がありながらも、それをどうしても言っておかなければいけないという思いに駆られていたのでしょう。
この頃から祐巳は焦るということが無くなっていくんですよね。祐巳の成長が加速していきます。

駅に着くと着物姿の志摩子も合流。
新年初顔合わせの志摩子と乃梨子に気を使おうとする祐巳ですが、そんな事を気にする二人ではありません。
由乃と令は自転車にて直接。
初めて小笠原邸を訪れた乃梨子は、屋敷の大きさにビックリして公園じゃないのかと口走る。
原作では駅から徒歩で行くのは初めての祐巳と、初来訪の二人で道があっているのか不安になり、見覚えのある場所を見つけた祐巳が犬のように走り出すというところがあって、個人的には好きな場面だったのですがカットです。
まぁアニメ版では志摩子が去年も小笠原邸を訪れてしまっているので仕方ないなぁ、と。

出迎えた祥子はもちろん着物姿です。
令と島津由乃は既に到着済み。そして瞳子はやはり来ていない。
豪華お節に混ざって、祐巳の持参したたこ焼きやお好み焼き、イカの姿焼きなど屋台の食べ物がテーブルに並び、去年それらの食べ物におおはしゃぎした小笠原清子は大喜びです。
瞳子が何をしているのかと考えてしまっていた祐巳は、やってきた寿司やの呼び鈴に誤解して、落胆してしまう。
そんな祐巳の様子にちょっと悲しそうにする他のメンバー。
相変わらず感情が外に駄々漏れです。

食事も終えて、ゲームを始めることになった一同。
表現はされていませんが、各薔薇のチーム対抗戦となっています。
まずは百人一首。
祐巳は志摩子に完敗。祐巳の札はちょろっとですが、去年よりは少し多いと祥子は褒めてくれるも、とった札は思い詰めた歌ばかり。
「百人一首占いですか?」
しかし占いなら、大量にとった志摩子は喜怒哀楽が激しくて仕方なくなってしまう。
もちろん、祥子様も大量にゲットしております。

続いて人間双六。
順番にサイコロを振って、出た目だけ双六を進め、そこに書かれた名前の部屋へ行き、その部屋に用意されている指示に従うというもの。祥子だけ有利にならないように、部屋の場所ではなく、清子が考えた名前が付けられています。
図鑑から取った名前ばかりなのですが……それにしても、こんな人間双六なんて出来てしまう巨大な家というのが凄いよ。
祐巳と祥子は「フリソデウオの間」
行ってみると、そこには3つの着物が用意されていた。祥子は早速、置いていた着物を祐巳に着せる事にする。
こういう嫌な役をやるのが妹の役割で、自分が着替えても着物の色が変わるだけという祥子に押し切られて着物を着ることになった祐巳。
すごろくは紅薔薇チームが優勝。
負けず嫌いの由乃はガッカリ。そしてやはり融おじ様とか、柏木優イベントはありませんでした。
個人的に融と清子のラヴラヴっぷりが大好きなんですけどね。柏木の骨折イベントはあるのだろうか?
実は優勝商品は清子のお古になるのですが、祐巳の着ている着物です。
みんな用事があったかもしれないのに、祐巳のために集まってくれたという事を察していた祐巳はみんなの優しさに感謝。
本当に良い仲間たちに恵まれています。

「楽しい。楽しい。
 なんて幸せなんだろう。
 でも、どういう訳か心の中にすーっと冷たい風が忍び込むんだろう」
「それはきっと気持ちをしまっておく部屋が違うのよ」
お風呂の脱衣場で呟く祐巳に、由乃が答える。
思わず口に出していた事を伝える乃梨子。
祐巳は口に出していたつもりが無かったのに、気持ちが独り言となって口にしてしまっていた。
無意識に寂しさを口にするとかいうのは、かなりの重症です。
姉や仲間の部屋は楽しさでいっぱいでも、妹の部屋が空っぽだからそう感じるのだという。
祐巳は最近になって妹の部屋を増築してしまい、そこにすきま風が吹いている、と由乃は説明する。
ちょうどお風呂から上がってきた志摩子は「良い事していうわね」と由乃の言葉に賛同する。
由乃は自分もまた妹の部屋を増築工事の途中なのだと話す。
自分に近いから、祐巳の気持ちが一番判るという事なのだろう。
ここはお風呂も来客用っぽい。トイレも来客用のトイレとかあるし、豪邸過ぎる。

眠る前には「なかきよ」をしなくちゃという祐巳。
なかきよを知らないほかの面々は首を傾げるが、そこに祥子が千代紙を持って現れる。
『なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』
(長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな)
回文歌であるこの歌を千代紙(または折り紙)に書いて、船を折り、枕の下に敷いて眠ると良い初夢が見られるというもの。
この世界でも小笠原家(性格には清子の実家)以外ではほとんどみないという行為で、原作者の紺野緒雪先生が実際やっていた事だが、周りの人間が実はやってなかったと驚いたという。作中で初出の時は結構話題となった。
電気が茶色じゃない……

「私の初夢は、案の定瞳子ちゃんの夢だった」
自分の隣の部屋に瞳子がいるが、二人の部屋は曇りガラスで仕切られていた。二人が出会うには、自分だけでなく瞳子にもガラスを拭いて貰わなければならないと、瞳子に呼びかけるが瞳子がそれに答える事はなく、祐巳は瞳子の事を思いながら涙する。
果たして良い夢なのか悪い夢なのか……
一つ確かなのは、祐巳は夢に見るほど瞳子のことを思うようになっている。
一度振られた事で逆に思いが強くなっているのかもしれないな、と。

翌日、祥子の家から帰宅の途中、祐巳は瞳子に会いたい、瞳子の事をもっと知りたいと思う。
柏木優に事情を聞けばもっと判るかもしれない。
柏木に聞きに行こうかと悩む祐巳だが、瞳子がそれを嫌がるかもしれない。それでは瞳子がもっと離れていってしまうかもしれないと感じ、柏木に訊きに行く事を止めてしまう。
本当は柏木の家の前まで行くのですが、まぁ、なくても話は通じるね。
そしてこの考えは正しい。秘密を自分の知らないところで聞いていたと知られれば、頑なになってしまうタイプの人間は確かにいて、瞳子はその手のタイプでしょうからる

新学期。
マリア様にお祈りしていた祐巳と志摩子に対して、いつものように「ごきげんよ
う」と挨拶してくる瞳子。
――瞳子ちゃんは微笑んでる。
――去年の事など、私たちの間の事など、何も無かったかのように。
――全て忘れてしまっているかのように。
とはいえ、笑顔がちょっと怖いです。初登場の頃のような無邪気な笑顔でもなく、純粋な感じでもなく。完全に演技している笑顔。

今回は暗く沈んだ話から一転。仲間たちの暖かさの感じる話でした。
もちろん何も問題が解決していないので、祐巳の心中はちょっと沈んだままなんですが。

次回 第9話「仮面のアクトレス L'acrtrice masquee」

由乃の見守る中行われた令と菜々の剣道での対決。
自転車に乗る練習をした由乃と令。手を離さないでと言ったのに、手を離した令。
でも、それは原作小説「仮面のアクトレス」であった「黄薔薇真剣勝負」の話。
今回は本筋である祐巳・瞳子ライン以外はほとんど描かれないので、アニメ本編ではやっぱり描かれません。唯一描かれたのはOVAの続きで描写の必要があった可南子ぐらいだよね。それもかなり簡略化されてたし。

次回は生徒会役員選挙です。
瞳子が四面楚歌となる話。

残りは「クリスクロス」「あなたを探しに」「薔薇の花かんむり」かな。
もしかすると「ハートの鍵穴」が入るかもしれないな。

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