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2009年2月16日 (月)

SOUL EATER ソウルイーター 第45話「退魔の波長~猛攻、怒りの魔人狩り?~

 【ストーリー】

マリー・ミョルニルはフランケン=シュタインを取り戻すため、クロナはメデューサとの決着をつける為、メデューサとの戦いは始まった。しかし2人の戦いは、メデューサの策の前に窮地に立たされる。
クロナにトドメを刺そうとしたメデューサ。しかし2人の間にマカ=アルバーンとソウル=イーターが割って入った。

「ごめんね、クロナ。
 遅くなって」
メデューサに怒りを滾らせるマカはメデューサへと攻撃を繰り出す。
メデューサへの攻撃は肉体の持ち主であるレイチェルを傷つける事になり、死武専はメデューサに対して手出しを禁じている。
だが、手加減出来ない相手である事を承知の上のマカは、それら全てを無視して全力でぶつかる。
作戦が台無しとなっているマリーは呆然。

一件無茶苦茶に見える戦い方、しかしソウルはマカの戦い方が正しいと評価する。厄介な魔女と最強の職人のコンビを相手にするには、短期決戦で数の有利を使って戦うしかない。
マカはマリーとクロナと魂の波長を合わせての攻撃を始める。
マカの攻撃を受け止めたシュタインは、聞こえてくる雑音(ノイズ)を止めるとマカを攻撃。
マリーは考えがあると、まずはシュタインを止めるための戦いを始める。
「ジジジジジ……騒がしい」
頭の中のノイズに悩ませるシュタイン。

その頃、本当に騒がしいブラック☆スターは、中務椿の指示に従ってババ・ヤガーの城へ一直線に進み、罠や敵を蹴散らして回っていた。

マカとクロナで動きを止めた瞬間に、マリーが光る拳でシュタインを攻撃しようとするが、彼女の動きを読んでいたシュタインに3人とも魂の波長を叩き込まれてしまう。
シュタインを呼ぶ声が心の中のラジオに届き、耳を塞ぐシュタイン。
「意味の無い行為の繰り返しね。
 もう終わりにしましょう」
マカに向けて背後から放たれたメデューサのベクトルアロー。それに気付いたクロナがマカを庇い、身代わりとなって身体を貫かれてしまう。

身体を刺し抜かれ、黒血を流すクロナ。
血の海に沈んだクロナに駆け寄るマカに、罵詈雑言を並び立てるラグナロク。
「最悪だが、馬鹿クロナの最後にしちゃ悪くない……」
血の海の中に消えていくラグナロクたちの様子に、泣きじゃくるマカ。
「泣かないで、マカ。
 ボ、ボクは嬉しいんだ。
 やっとマカの力に……なれたん、だから」
力尽きて倒れたクロナに、怒りを滾らせてメデューサに襲いかかるマカ。

怒りに支配されたマカに、負の感情で立ち向かうなと説得するソウルだが、彼のいるブラックルームが黒血に満たされていく。
このままでは自分たちも狂気に飲み込まれると、それでも諦める事無くマカを呼びかけ続けるソウル。
だが怒りに飲み込まれたマカは無茶苦茶な攻撃を繰り返し、メデューサは愚かシュタイン相手にも全力で斬り掛かる。
その攻撃がシュタインを切り裂くかと思われた時、マリーが間に割って入った。
「やっと届いた……
 癒しの波長
光り輝くマリーの魂の波長がシュタインの心に呼びかける。

シュタインは頭の中のノイズが止まらず、これを止めるには壊すしかないのかと自問。
直す事は出来ないのか考えるシュタインだが、マリーは直す必要はなく、壊れてもいないのだと囁きかける。
「あなたは、あなただわ」
マリーのその言葉が届いた瞬間、シュタインの中のノイズが止まる。
「もう一度、心に思い描いてみて。
 あなたの戻るべき場所へ。
 きっと戻れる……だから」
光り輝くマリーの手を取るシュタインは、遂に狂気から解放される。

そんな彼女たちにメデューサがベクトルアローで攻撃を仕掛けてくる。
突然の事態に惚けていたマカだが、ソウルの声で我に返ると攻撃を薙ぎ払う。
「随分迷惑を掛けたようだね」
「ええ。おかげで目尻の皺が増えたわ。
 貸しは今すぐ返して頂戴」
シュタインの置き忘れていった眼鏡を差し出すマリー。
「行ける? シュタイン」
「ああ……もちろん」
マリーを武器としたシュタインは、クロナの魂反応がまだ僅かながら残っている事を伝えると、クロナを必ず自分が助けるから、メデューサに集中するようにマカに告げる。
「失う事が出来ない仲間。
 今ならなんとなく、判るような気がします」

いよいよ本格的に始まるメデューサとの戦い。
死武専との協定はメデューサに死武専への反逆の意志がある以上、適用されない。
メデューサの肉体であるレイチェルの肉体だが、シュタインはマカ・ソウルと共鳴連鎖を行うと、魂で会話する。
メデューサはマリーの癒しの波長を警戒しているため、自分たちがメデューサの注意を引きつける。隙を見て一気に勝負をつけるように指示する。
「でも、どうやって」
「それはアナタが、一番よく判っている筈です。
 母親から受け継いだ唯一無二の力。
 邪悪を廃し、魔を滅する事の出来る聖なる力……
 退魔の波長」
その力があれば、レイチェルの身体を傷つけることなくメデューサを倒す事が出来ると、マカの持つ可能性に全てを託すシュタイン。
「おい、マカ。無茶振りされてるぞ。
 俺たちのあの技、狙って出せたと思っていやがる」
「無茶でも、やるしかない。
 メデューサを倒す為に!」

シュタインとメデューサの激しい攻防。
シュタインはマリーの癒しの波長を発動させて攻撃を繰り出すが、メデューサはたとえ特別な力でも当たらなければ意味がないと交わし続ける。
「特別な波長を持った者は、もう一人いる」
メデューサァアアアアアアア!!!
 私は絶対に……
 お前を許さない!!」
マカの持つソウルが光り輝く姿に、退魔の波長だと気がついたメデューサはベクトルアローで攻撃を放つが、マカはそれらを全て魔人狩りで粉砕。
メデューサは間一髪攻撃を回避したが、波長の力でレイチェルの肉体から弾き出されてしまう。
「これが……退魔の波長か。
 しかし、追い出しただけでは」
「いいえ……終わりよ」
躱したと思えていた魔人狩りによる攻撃。
だが、メデューサの肉体と背後の石段が一刀両断されていた。
「馬鹿なッ!」
「これこそが退魔の波長の力。
 邪悪なもののみを切り捨てる、究極の技……
 魔人狩りの真の力
消滅の間際、メデューサは笑いながら、退魔の波長で自分を斬る事は出来ても、鬼神を斬る事は出来ないと言い残す。

クロナもレイチェルも無事一命を取り留めていた。
マカは母親から送られてきた絵はがきを手にしていた。そこに書いていた文字が読めなかったというマカから、手紙を受け取ったシュタインは小さく微笑む。
そこに書かれた文字は「勇気を」
「良い言葉ですね。
 きっとその一言に、色んな意味が込められているでしょう」
「……はい」
絵はがきを大事そうに抱きしめるマカ。

マリーとシュタインは傷ついたクロナたちの治療のためにも、一度死武専へと戻る。
マカとソウルは再び鬼神と戦うため、ババ・ヤガーの城へと。
死神様がデスシティから出られない今、マカの退魔の波長が鬼神討伐の鍵となる可能性がある。その意味が判るなとシュタインはマカに告げる。

死武専は戦力不足だと睨んだモスキートは、この程度ではババ・ヤガーの城を落とせまいと笑うが、その時警報が鳴り響く。
トラップを次々と粉砕して、何者かが城へと向かってきていた。
罠をものともせず突き進み、ババ・ヤガーの城へと肉薄したブラック☆スター。
彼を待ち受けるのはミフネ。
「待たせたなミフネ。
 俺様登場だ!」

次回 第47話「武か修羅か~決戦、ミフネVSブラック☆スター?~」

 【感想】

マカ、もう少しで狂気に飲み込まれるところでしたが、あっさりと元に戻ったのは彼女も癒しの波長を受けたからかな。
ソウルはもっと狂気と苦しむかと思いきや、今回はそうでもなかったね。
クロナはすっかりと良い子に育ちました。

メデューサ遂に倒れる。
今度こそ本当に消滅かな。
魔人狩りは目に見えている部分だけが攻撃範囲ではないのか……気になるのはメデューサの最後の台詞。
やはり鬼神は倒せずに終わってしまうのかな。それとも、B・Jの開発しているものが決め手となるのか……

そして次回はブラック☆スターのターン!
因縁の対決も3度目となります。1度目の戦いは手加減していたミフネの隙をついてブラック☆スターが勝利し、2度目は本気を出したミフネの圧勝。
死武専にはなんとエクスカリバーが! て、え? もしかしてレイトショーと繋がるの?
キッドは最後の魔道具をブッ叩き・ジョーのところまでは持って行くようですが、すんなりと渡すというわけにはいかないようです。

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