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2009年3月14日 (土)

マリア様がみてる 4thシーズン 第話「キーホルダー Le porte-clef」

次期薔薇様を決める選挙に落選した松平瞳子。
瞳子の目的が落選する事にあったという事に気付いた二条乃梨子と福沢祐巳だが、その真意までは測りきれない。
瞳子を追いかけて事情を問いつめようと考える乃梨子に対して、祐巳は何故かそうした事情などもどうでも良くなったと言う。瞳子の事を見捨てたわけではない、しかし追いかけようともしない祐巳。
祐巳が乃梨子に見せた微笑みは、色々な想いを乗せたようなもの。乃梨子は、急に祐巳が遠くへ行ってしまったように感じる。
祐巳がここから急成長していきますが、どの程度それが描かれるのかは謎。

瞳子を追いかけようと姿を消した祐巳が、再び姿を見せた時、祐巳の様子が一変していた事に気付いた小笠原祥子。
祐巳にどんな心境の変化が訪れたのか、祥子にも判らない。
帰宅した祥子を出迎えたのは、母・小笠原清子と従兄妹の柏木優だった。
スキーで捻挫したという柏木の持ってきたおみやげを食べる前に、手洗いに行く祥子と柏木。
スキーで捻挫が完治するまで足止めされた話などはカットされました。
柏木は自分がスキーに行っている間、瞳子と祐巳の間に何か無かったか問い掛ける。
柏木は、瞳子が家出して、祐巳の家で発見された事を教える。それがクリスマス前の事だと知った祥子は、祐巳が妹(プティ・スール)の申し込みをして振られた事との関連性を考えるも、結論は出ない。
祐巳の事を気に掛ける柏木に、祥子は祐巳の事が好きなのか、と問い掛けるも、柏木はそれを否定。
しかしこれまでのように誤魔化さなかった事で、柏木の好きという受け止め方が女性に対する愛情として受け止めた事を祥子は察する。
質量で言えば祥子と祐巳では祥子の方が大きいが、その好きという感情が違うのだという柏木。
ここの下りはアニメでは柏木が同性愛者だという事にしているのが隠匿されているので、ちょっと分かりづらいものになってしまっているかもしれないなぁ、と。
結局、柏木が本当に好きな女性が誰なのかは、まだ判っていないんだよね。外伝などで明らかになったりするのだろうか?
お茶菓子の話がカットされてしまった。残念。ここでみせる清子さんの楽しそうなところが好きなんだけどなぁ。

今年も開催される山百合会役員によるバレンタインイベントとして山口真美が持ち込んだ企画は、昨年と同じく「ブゥトンのカードをさがせ」。去年よりパワーアップさせて、参加出来なかった人間にも敗者復活として、事前に隠し場所を書いた紙を投函して貰うという事が含まれていた。
しかしここでお題が次期薔薇様となるブゥトンという事に島津由乃が気付いたで、急に乃梨子と藤堂志摩子が対立してしまう。互いに譲らない2人、しかしその想いはどちらも相手のカードを探したいという気持ちから来るものだと知るところとなった。
激しくバカップルです……しかし白薔薇姉妹の話は黄薔薇姉妹同様につくづくカットされているので、数少ない貴重なエピソードでもあります。

2人に呆れてお茶を入れる由乃と、それに付き合う祐巳。
卒業するお姉様もなく、妹もいる志摩子を幸せそうだと感じた由乃。
由乃は祐巳にお姉様たちが勝手に企画を承認してしまって腹が立たないのか、と問い掛けるが祐巳は確かにちょっとは感じるが、断る理由がないと語る。去年、この企画で水野蓉子の願いだった薔薇の館を生徒達がたくさん出入りできる場所にしたいという願いが叶った。自分も同じ夢をみたいのだという。
何しろ、祐巳は蓉子様信者ですから。
そんな祐巳の様子に、最近祐巳が落ち着いて見えるようになったという由乃。
「アタシが落ち着いて見えるのは、それは……
 焦らなくなったからじゃないかな」
これまでは祥子が卒業するまでに、早く妹を作らなければと焦りのあった祐巳だが、今はそういう事がなくなった。切っ掛けは生徒会役員選挙。あの時を切っ掛けに、祐巳は瞳子とどういう関係を築きたいのか、腰を据えて考えるようになっていた。
「祐巳さん、一人で大人にならないでよ!」
祐巳の手を取って訴えかける由乃。
しかし祐巳は、真美が乃梨子に話す去年の様子から、突然中等部の生徒の参加を提案する。
――まったく、祐巳さんってば……
――だから置いてかないでって言ってるでしょ。
もちろんこの提案は、由乃のために有馬菜々が参加できるようにしたもの。

中学生の参加は結果として、折衷案で不在者投票にのみ参加できるようになった。
由乃に伝えた真美は直ぐに菜々に教えに行くか問い掛けるも、由乃は焦らなくてもいいんじゃないかと思うようになった、と自分から教える事はしない。
祐巳の真似をしてみた由乃。ま、長く続く筈もないのですが。

祐巳と偶然2人きりとなった乃梨子は、今なら瞳子の事を聞けるんじゃないかと考えていた。と、祐巳から話があると聞いて期待するも、何も進展していないから話せる事はないというも、聞きたい事になら答えてあげると答える。
色々聞きたい事は沢山あり、何を聞くべきか悩む乃梨子。
「瞳子の事……好き、ですか?」
「好きだよ……大好き
訊ねたのは単純な内容。
祐巳のはっきりとした答えに、
――祐巳様は瞳子が好き。
――これが、唯一……一番聞きたかった事だった。

今回は祐巳の周りの人たちのお話。
瞳子と祐巳の関係が進展しないまま、祐巳が悟りの境地に達してしまっているので周りの人はただやきもき。

次回 第10話「ハートの鍵穴 La sorrure du coeur」
次回は瞳子のターン!

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