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2009年3月20日 (金)

マリア様がみてる 4thシーズン 第10話「ハートの鍵穴 La sorrure du coeur」

ベッドでうなされる母を見る松平瞳子。どこにも行かないで欲しいと弱々しい母。
「どこ行ったの、私の赤ちゃん」

母の部屋から出た瞳子は、仕事から戻った父親とばったり出くわす。
眠れなくなっている母親に、それは自分のせいなのではないかと思う瞳子だが、父はそれを否定する。
瞳子がそうやって無理に自分を抑え続けてきたのだと感じ取る父親に、瞳子は無理などしていないと否定する。
瞳子が家出をした日の衝突、それが母親にとっては凄くショックな出来事だった。だが、瞳子が感情をぶつけなければ、両親は共に瞳子が心の中に隠していたものに気付く事は出来なかった。
「それは私たち親が負うべきものだ。
 だからパパは、今でもおじいさまの決定に賛成だ」
自分が何者かなど考えることなく、真っ白なキャンバスに自由な人生を描くべきだと告げる父だが、瞳子はもらうだけもらって何も返さなくてもいいのか、と悩む。
「パパもママもお爺さまも、もう瞳子から沢山のものを貰っているよ」
純粋に両親に甘える事が出来ない。そういう思いに囚われてしまっているのが、瞳子という人物の背景にあるもの。
それが一体何であるのか、それはもう少し先のお話。
電動ドリルじゃない瞳子です。いや、まぁ寝る時ぐらいはドリルでなくなるのは当然なんですけど。この娘は毎朝どれぐらいの時間を掛けて髪型をセットしているのか気になる。
ここの場面は原作とちょっと変わっています。原作はもっと重たい雰囲気となっていて、母親は毎日のように魘されていて、いつもは父親が側にいるのだけど、この日は駆けつけるのが遅くなって瞳子がやってきていた、という設定。なので父親の方も疲れているんですけどね。
そこまで思い空気を出したくなかったのかもしれない。

演劇部に久しぶりに顔を出した瞳子は、部長の高城典と出くわす。
退部届の用紙をもらいに来たと語る瞳子に、典は選挙で破れた事と関係があるのかと問い掛けるも、瞳子は一身上の都合だと答える。
「こんな日が来るかもしれないって思っていたわ」
瞳子の退部を予感していた典。自分がいなくなれば、瞳子は演劇部で孤立してしまう。
しかし彼女は瞳子に演劇部の顔として活躍して欲しいと願っており、どんな形でも演劇部に残って欲しいと願う。
そんな典の気持ちに驚く瞳子。
部員達は瞳子から演劇について色々学ぶ事が出来るはずだと確信を持つ典は、先輩とソリが合わないのならば考えがあると告げる。
「私の妹になりなさい」
「は?!」
「部長である私の妹なら、そう攻撃される事もないでしょう。
 来年度になっても簡単に効力を失ったりしないわ」
「でも、私……」
「福沢祐巳さん?」
突然の申し出に困惑する瞳子に、彼女の迷いの中心にあるものを言い当てる典。
瞳子の事をずっと見続けてきた典には、瞳子が祐巳の事を好きだという事は判っていた。
祐巳の妹になって幸せになるのなら、それで良いと思っていた。
「でもアナタは、祐巳さんに近づくたびに、傷ついて戻ってくるじゃない!」
「きっと私に問題があるのでしょう」
「そう、アナタが変わらなければ、祐巳さんと一緒に歩く事が出来ない」
瞳子の言葉を肯定した典に、瞳子は驚く。
山百合会や薔薇の館から遠ざかるため、負けると判っている選挙に出馬した事まで典は見抜いていた。瞳子の苦しむ姿を見るのは辛いという典は、瞳子を抱きしめながら自分が守ってあげるから祐巳の事は忘れるように告げる。
部長の前では、瞳子は自分が祐巳の事を好きだ、という事実を隠さなかった。と、いうよりも寧ろ隠せないと踏んだのか。きっと演技してもばれてしまう事を直感的に見抜いていたのだろう。
実際、典はたぶん誰よりも瞳子の事を理解出来ている。誰にも見抜く事の出来なかった、彼女の選挙への出馬理由を唯一見抜いていた人なのだから。
典は沢城みゆきでした。意外な人が出てきたな。この人は主役は少ないものの、こうした名脇役が多いなぁ。

祐巳への気持ちを断ち切る為、典を姉に選ぶなんてしてはいけない事だと感じる瞳子。
悩む瞳子を、校門の前で「目立たないように」柏木優がサングラスを掛けて待ち伏せしていた。
いや、寧ろ目立っていますからね、柏木さん。変装のセンスは皆無です。
本来目立ちがり屋なんだから、目立たないようにする方が苦手なのだから仕方ないだろうが。

クリスマスの夜の事を聞きたいのだという柏木は、何故福沢祐巳に「あんな事」を言ったのか、瞳子の気持ちが理解できないと語る。
誰から聞いたのかという瞳子だが、柏木は見ていれば判ると応じる。
「あんな事」というのは実はカマをかけている柏木。実際、柏木が知っているのは、何かがあったらしいという事だけ、何を言ったのかはまるで知らないわけです。この辺りは柏木の狡猾さが良く出ている。
去年の夏、毎年行っているカナダには行かず、祐巳が小笠原家の別荘に行くと聞いて予定を変更した。初めは瞳子が祐巳に嫉妬して邪魔するために変更したのかと思っていた柏木だが、本当は祐巳を心配していたからだった。お嬢様たちが危険な存在である事を知っていたから。
自分が行ったからといって何が変わるのか、と反発する瞳子だが、柏木はそれでも気になって遠く離れた外国には行っていられなかったのだと、彼女の心の中を見透かしたように語る。
そこで柏木は気付いてしまう。瞳子がお嬢様たちに「何か」言われたのだと。
これまでの穏やかな姿から一変し、怒りに満ちあふれてくる柏木。
無意識に車を激しく飛ばしてしまう柏木の様子に、瞳子が怯える。
「一体、何時、誰に、何を言われた。
 京極か! 綾小路か! 西園寺か!」

瞳子が家出をする瞬間まで、瞳子が何も知らないのだ思っていた柏木。
典と同じように瞳子の事をずっと見ていて、彼女の事を思っている柏木。この思いが恋愛感情なのか、それとも妹に対するものなのかは、いまいち判別がつかない。
普段は飄々としている柏木が、珍しく感情を露わとした場面でもある。
柏木が好きなのは、瞳子か、或いは清子ではないかと思うのだけど。彼の口調からして、好きになってはいけない相手を好きになっている、という感じがしているから。
ダークホースは聖か蓉子なんですけど。

暴走する柏木に、瞳子は咄嗟に「おしっこ!」と行って柏木を我に返らせる。
瞳子の言葉で気持ちが落ち着きを取り戻した柏木は、瞳子をハンバーガーショップへと連れてきた。
あれ、原作ってファミレスじゃなかったかな。どうだったけ? このシーンはピザハットになったりするかと思ったけど、流石にそれは無かったようだ。
自分がお嬢様たちに、自分の事を言われた時、既にその事を瞳子は知っていたから、それほどショックではなかった。だから柏木はそんなに怒らなくて良いのだと微笑む瞳子。
「瞳子、お前は幸せになっていいんだよ
「何の事?」
「お前は目の前の幸せから逃げている。
 祐巳ちゃんの事にしたって」
「もう終わった事よ!」
自分の気持ちを隠そうとする瞳子に、語りかける柏木に、瞳子はあくまでも拒絶
「じゃああの時、ロザリオを受け取っていれば良かったとでもいうの?!」
話を終わらせようとしていた瞳子だが、突然自分の感情をむき出しにする。
「祐巳ちゃんが瞳子を妹に選んだ?!」
今更のように驚く柏木。
2人の間に何があったのか、具体的には知らなかった。カマをかけたのだという柏木だが、瞳子はそんな筈がないと信じようとしない。
信じて裏切られるのならば、始めから信じない方がいいのだと語る瞳子に、柏木は瞳子が信じないと良いながら、心の中では信じたい願い、逃げながら追い続けてくれるのを待っているのだと語る。
「そうやって何時までも逃げ続けていると、そのうち誰も追いかけてくれなくなるぞ」
あくまでも容赦のなく真実を突きつける柏木。
逃げ続けていながら、誰かに追いかけて欲しいのだと願う相反する思い。そんな事を繰り返していれば、いずれ疲れて誰も追いかけてくれなくなってしまう。それは確かな事だろう。
「みんなして、私を責めるのね」
「きっと、キミの事が好きだからさ」
「好きだから責めるの? 良く判らないわ」
「世の中、判らない事だらけさ」
待ち伏せまでして聞き出した真実。柏木は2人の間に何があったのか、ただ知りたかっただけだった。何故知りたかったのか、それは良く考えれば判ると柏木は告げる。
2人の事を過剰とも思えるほどに気に掛けている柏木。

「ブゥトンのカードはどこだ!?」改め『来期薔薇さまのカードはどこだ!?』と題された薔薇の館主催のバレンタインイベント。
悩みながらもその応募用紙に手を伸ばす瞳子。
1年前、初めて祐巳を見た瞳子。溌剌して真っ直ぐな祐巳の姿に、「恐ろしい」と感じた。
怖いと感じながら、何時しか祐巳に惹かれていってしまった瞳子。
――ぱっかみたい! 馬鹿みたい、馬鹿みたい、馬鹿みたい。
自分を卑下し続ける瞳子。
自分に無いものを持つ祐巳の姿に、心惹かれてしまったという事なのか。怖いというのは自分の理解出来ない相手という事だ。瞳子と違い、自分を隠す事無くさらけ出して他人と接する祐巳は、瞳子にとって怖い存在なのだろう。

瞳子は、帰ろうとする二条乃梨子とばったり出くわす。
仏像の特番番組をみたいために帰りを急ぐ女子校生ってどうなんだろうか……
立ち去ろうとした乃梨子を思わず呼び止めてしまった瞳子だが、上手く言葉を紡ぐ事が出来ない。
カードを隠すのは自分ではなく、2年生の3人だという乃梨子は、自分の持っていた申し込み用紙を差し出す。
まだ読んでいないと咄嗟に答えてしまった瞳子に、乃梨子は自分は読んでしまったし、何時でも薔薇の館で読めるからと瞳子にあげる。
手元に残った2枚の用紙。
2年生の3人がカードを隠す、その言葉が瞳子の中で巡り続ける。
参加したいという気持ちと、参加しちゃいけないという気持ちの板挟み。ここで参加しては、何の為に選挙に参加して薔薇の館との距離を置いたのかが判らなくなってしまいますから。

悩む瞳子は、靴箱の前でばったり祐巳と出くわしてしまう。
必死に作り笑いを浮かべる瞳子は、祐巳に「今帰るところ」かと訊ねられて肯定すると、祐巳は駅まで一緒に帰ろうと声を掛ける。
帰るところだと答えたため、逃げる事の出来なくなった瞳子。
原作ではここで祐巳の気遣いがあって、後になってから気付いたりするのですが、残念ながらカットです。
何か用事があるのかという瞳子だが、祐巳は特別用事があったのではなく、友達を見かけて思わず声を掛けてしまったようなものだと応じる。
以前なら瞳子に声を掛ける事が出来なくなっているのだけど、気持ちに整理がついた祐巳はそれが可能になっています。

自分が瞳子にロザリオを差し出した事を詫びる祐巳。
瞳子の気持ちを考えず、考え無しに瞳子にロザリオを差し出してしまった。
自分の感情だけで突っ走ってしまったという祐巳は、クリスマス以前の関係に戻れないかと提案する。
「私、祐巳様の心の中が判りません!
 何故ご自分を拒絶した下級生にそんなにも寛大なんです?」
「え?」
「そもそも、どうして私なんかを妹にしようと考えられたんです」
祐巳の気持ちを掴みきれない瞳子。
しかし祐巳は瞳子の「私なんか」という言葉に腹を立てる。
「あれは祐巳様の気の迷い、私はそう解釈しました。
 それで納得もしました。
 なのに、どうして私の事を構うんです」
「判らないの?」
悲しそうに自分を見詰める祐巳の姿に、瞳子の気持ちが揺れる。
「私ね、瞳子ちゃんに断られてからずっと考えていた。
 私と瞳子ちゃん、どうなって行くんだろうって。
 でも、どうしたいんだろうって考えるべきだと思った。
 そしたら、判っちゃったんだ。
 私は瞳子ちゃんが、瞳子ちゃんであればいいんだ、て」
自分の出した結論を語り始める祐巳。
「私が、私であれば……ですって」
「そうだよ。だから、瞳子ちゃんが何をしようと、私の気持ちは揺るがない。
 生徒会の選挙に出た理由だって、瞳子ちゃんが聞かれたくないのなら、探らない。
 どうして家出をしたかとかもそうだよ。
 ご両親がどんな人かとか、今どういう関係にあるのか、どんな子供時代を過ごしてきたのか」
険しい表情で祐巳の言葉を聞き続ける瞳子は、何かに思い付いたように驚きを露わにする。
語る言葉の中に、祐巳も知らずに含まれていた地雷

「そういう事は、私が瞳子ちゃんに抱いている関係とは、まったく別の次元の話だから」
「そうですか……そういうことですか。
 あの時の事は、結局私への哀れみからだったのですね!
 祐巳様は聖夜の夜に施しをなさりたかっただけなんです。
 ロザリオを差し出した時に、さぞかし気持ちよかったでしょうね。
 私が私であれば、親のことなんて関係ない?
 おかしいと思っていたんです。
 祐巳様が私を妹になんて望む訳がない。
 でもやっと謎が解けました」
「何言っているの?」
「無意識にされていた事なら、尚のこと始末が悪いです」
「何か誤解してない?」
「来ないで下さい!
 それ以上近づかないで!!」
言い訳なら聞きたくないと怒りに満ち、祐巳を激しく拒絶する瞳子。
自分の思い込みから、完全に瞳子は暴走しています。

突然豹変した瞳子の様子に、理由の判らない祐巳は、このままでは何を話したところで聞き入れてはもらえないと察する。
「瞳子ちゃん、その場で100数えなさい。
 数え終わるまで、動いちゃダメよ」
そう言って立ち去る祐巳。
瞳子は祐巳の言葉に従い、数を数え始める。
別に従う必要はないのだが、何故か祐巳の言葉に従って数を数える瞳子。
これは祐巳が瞳子の気持ちを落ち着けさせるために数えさせているのですが、この時点ではまだ気持ちがおさまりきっていません。

100を数え終えた瞳子は、3年の教室にやって来ると、祥子を呼び出すと、祐巳に喋ったのかと問い掛ける。しかしそれが何の事なのかまるで判らない祥子。
「私の出生に関わる話です」
「出生の?」
それでも判らない様子の祥子だが、瞳子は祥子はその事について知っており、祐巳に話したと疑わない。
「惚けないで下さい!
 私が松平の両親の子供ではないという事です!」

「…………!
 瞳子ちゃん、松平のおじさま、おばさまの間に生まれた子供じゃなかったの?」
「まさか……」
突然の瞳子の言葉に驚きを露わとした祥子の表情から、彼女が惚けているのではなく、本当に知らなかったのだと察した瞳子は、それなら誰が祐巳に話したのかと疑問を覚える。他に知っていて話をしそうな相手は、柏木ぐらいしか思いつかないが、先日の様子ではその可能性すらあり得ない。
瞳子の秘密を知っていて、祐巳と接点のある人間なんて、限られていますから。
しかしこの時点に来ても、祐巳が瞳子の秘密を知っているという真実を疑っていない瞳子。

「まったく、見くびられたものね」
祥子の言葉に、頭を下げる瞳子。
「わたくしじゃないわ、祐巳の事よ
 祐巳はきっと、瞳子ちゃんの家庭の事情を知らないと思うわ。
 たとえ偶然知ってしまったとしても、その事で瞳子ちゃんへの評価を変える子じゃない。
 それは姉であるわたくしが一番知っているわ
祐巳が知っているものだと思い込んでいた瞳子は、祥子の言葉に驚く。
冷たく瞳子を見詰める祥子。
自分の事よりも、大好きな祐巳の事を低く評価されていたことの方が祥子にとっては腹正しい事。自分が疑われるのなら、我慢も出来たのだろうが、一途に瞳子の事を考えている祐巳の事を理解出来ていない瞳子の事が我慢出来なくなってしまったわけでしょう。
「それなのに、アナタの事ばかり考えている祐巳が、哀れになってきたわ」
全ては自分の勘違いなのだと知った瞳子は、自分が祐巳にぶつけた言葉の数々を思い出して、思わず膝を落としてしまう。
祥子の立ち去った後、祐巳へ後悔の念が絶えない瞳子は、どうすれば良いのか判らないままに、祐巳の言葉を思い出して再び100を数え始める。
――もうわたくしはひとりぼっち。
――自分と繋がっていた絆を、一つずつ、自ら断ち切ってきた。
――でも、寂しくて寂しくて、誰でも良い、側にいて欲しい。
「そのうち、誰も追いかけてくれなくなるぞ」
柏木の言った言葉が、改めて瞳子の心に突き刺さる。
実は、この時、一人だけ瞳子の中に思い浮かんでしない人物がいる。

数を数えるのが怖い。数え終わって、ひとりぼっちとなった自分を見付けてしまう恐ろしさに震える瞳子。
だが、100が終わるまえに、瞳子の肩にそっと置かれる手があった。
驚き、目を開けた瞳子の目の前には、テレビを見る為に帰ったはずの乃梨子の姿があった。
瞳子と別れた後に、気になって戻ってきたいう乃梨子。
テレビ特番よりも、瞳子の話の方が大事なんだという乃梨子の言葉に、思わず乃梨子の手をとって泣きじゃくる瞳子に、乃梨子は訳もわからずにビックリする。
――マリア様、有り難うございます。
――乃梨子をお戻しくださって。
ただ名前を呼びながら泣きじゃくる瞳子の手を、乃梨子はただ優しく握りしめる。
大切な親友。それをもう失いたくないという思い。
乃梨子も敢えて訳を問いただそうとはしていない。ただ無条件で瞳子を受け止める、そういう関係。
実はこの乃梨子がここにやってきたのは偶然ではなく、祥子が教えたのですが、それがないので祥子はただ怒って立ち去っただけになってしまっています。

そんな訳で、電動ドリルが自爆してしまったお話。
別名「ヤマアラシのジレンマ」
近づけば近づく程に、傷つけてしまうという話。
瞳子が自分に素直になるためには必要な経過だったわけですが。
ここから瞳子の逆襲が始まる!! ……嘘です。
ようやく大切なものを失いたくないと思うようになった瞳子ですが、だからと言って直ぐに素直にはなれません。何よりも、彼女の中には祐巳に酷い事を言ってしまったという、自責の念が捨てられないでいますから。
だから、瞳子はここから今度は自分自身と向き合う事が必要となってくる。

次回 第12話「クリスクロス L'entrecroise」
次回はいよいよバレンタイン。
祥子の恐ろしさがあきらかになる回なのですが、それはどこまで描写されるのか。
少なくとも山口真美&高知日出実のイベントがないのは確かのようです。

ラスト2回です。
やはりあなたを探しにまで描写されるのだろうな。てか、なければ瞳子の抱えているものが判らずに終わってしまうし。

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私(たかむね)は「マリア様がみてる」のファンです。上の画像は「大きな扉小さな鍵」で、下の画像は「81」。 第11話は原作27巻「大きな扉 小さな鍵」の後半部分「ハートの鍵穴」です。いやもう完全なる「大きな扉小さな鍵」でした(アニメになって良かったです)。冒頭から瞳子に何か事情がある雰囲気満々で、祥子さまにガツンと言われた時には(「未来の白地図」で祐..... [続きを読む]

受信: 2009年3月20日 (金) 22時29分

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