« マリア様がみてる 4thシーズン 第9話「仮面のアクトレス L'acrtrice masquee」 | トップページ | 宇宙をかける少女 第9話「Q速∞」 »

2009年3月 7日 (土)

CASSHERN Sins -キャシャーン Sins- 第22話「永遠という名の雫」

キャシャーンの名を呼びながら野原を走るリンゴ。<br />
危うく崖に落ちそうになったリンゴをリューズが救う。<br />
<span style="color: rgb(255, 20, 147);">「大丈夫。私が行くから」</span><br />
滅びに苦しみながらもリンゴのためにも、決心するリューズ。<br />
とはいえ、滅びに蝕まれた今のリューズで、ロボット達の守る城に囚われているキャシャーンを救い出す事は容易ではないだろう。<br />
<br />

ルナの城を手中に収める事に成功したレダとディオ。レダはルナを手に入れた事で喜びに打ち震えていた。
「遂に手に入れたわね、ルナを。
 これで滅びが止まる」
「何故全員に癒しを与えない」
「どれも同じでは意味がないわ。
 引き立てるものがあってこそ美しい」
怨まれ、妬まれなければ価値がない。価値が合ってこそ、与える者が引き立つのだというリューズだが、ディオには彼女の考えが理解出来ない。
共にルナの所へ行こうと誘うレダに対して、ディオは自分には不要だと断る。
「坊やは卒業って事ね。
 ちょっと寂しい気も、するかしら」
そのうちに気が変わるだろうと笑う。
レダは最初はキャシャーンの身体の秘密を探る事で、永遠の命を手に入れようとしていたのだけど、ルナが現れた事で彼女を利用する事を考えたわけですね。
彼にとってはキャシャーンと戦う事だけが全て、という事。


これからは選ばれた者だけが癒されるのだとルナに語るレダ。
全ての者に癒しを与えるのが使命のルナには不服だろうが、と語るレダだが、ルナは簡単にレダの提案を受け入れる。
「私はただ、目の前の死を消し去るだけ」
レダが選ばれた者なのか、と問うルナに対して、彼女の頬をぶったレダは、女王様ごっこは終わりで、これからは自分を通して人々に癒しを与えるのだ語る。
「欲しいのでしょう? 溢れる命が」
ルナの血を求めるレダ。
恍惚とした表情でルナの血を受け入れたレダは、その癒しの力に満足して笑う。
そんなレダの背を見詰めるルナの笑みにも気付くことなく。
ルナにとって誰を癒すか、というのは問題ではないという事か。彼女にとっては目の前にある滅びを止める、という事だけが重要という事なのだろう。自分が滅びを目にしたくないから。


城の地下にて傷負いながら、苦しみながらも回復を続けようとしているキャシャーン。
ディオはキャシャーンの回復を待ち、自分との戦いを待ちわびる。
「戻れ! 俺と戦え!」
ディオがどんどん森川智之らしいキャラクターになってきたなぁ。

キャシャーンを助けたいと願うリンゴだが、オージはキャシャーンは大丈夫だと語る。
だが、キャシャーンはきっと痛くて苦しいのだと涙するリンゴに、リューズはきっと助けると約束する。
オージは相変わらずリンゴさえいれば充分のようです。
しかしルナの城がディオの軍団に支配された事で、彼の望んだリンゴへの癒しも閉ざされてしまったわけで、どうするつもりなのか。

墓を作り続ける墓守と、それを見守るブライキング・ボス。彼らの前で、次々とロボット達が朽ちていく。
「キリがねぇ」
キリがないからこそこそにいた奴は逃げ出したのだというブライキング・ボスに対して、だからこそ自分が墓を作り続けるのだと語る墓守。
墓守は滅びに負ける気がするから逃げる事が出来ない。だが、墓守は逃げた奴が負けたとは思えない、それぞれがやる事が違うだけなのだと語る墓守に、ブライキング・ボスは「やる事、か」と笑う。
果たしてブライキング・ボスはどう動くのか。
このままただの傍観者として、事の顛末を見届けるために動くのかな。
今更彼が覇権を求める事もないだろうし、誰かの為に戦う事もないだろう。


甦った自らの美しい肉体に微笑むレダ。
「今、世界を握っているのは私だわ。
 そして、私は更なる高みへ。
 ……永遠の命」

自らの腹を撫でるレダの前に姿を見せたディオへ、レダは彼にも滅びを止めるように促す。
そうすればキャシャーンの事などどうでも良くなるから、と。
キャシャーンに手を出すなと語るディオだが、レダは自分たち以外に不死の肉体を持つキャシャーンは邪魔だと告げる。
だが、自分がキャシャーンを倒すと告げるディオに、レダは勝ったも同然だと語るも、ディオは勝手に決めるなと受け入れない。
自分たちはロボットの誰も出来なかった命を生み出す事が出来るかもしれない、というレダだが、ディオはそんなレダの想いを拒絶する。
レダは未だに子供を作る、という最初に与えられた役割を捨てきれないでいたのですね。打ち砕かれた希望にすがり続けていたというところか。
ディオの願いは不死などではなく、ただキャシャーンと戦い、勝利する、それだけ。
キャシャーンを連れて城を去ると語る。
「許さないと言ったら?」
自分に支配出来ない存在は邪魔にしかならないというレダ。
「俺を殺すというのわけか?」
レダとディオ、2人の関係を戦いで終わらせたくないと感じるレダだが、彼女の身体に再び滅びが迫る。
ディオは何度でも癒しを受ければ良いと告げて立ち去る。
ルナの力は、完全に滅びを止めるものではないのかもしれない。ただ一時的に身体を元の状態に戻しているだけなのかな。だからこそ、一定レベル以上に滅びが進んでしまうと、もう助ける事が出来ないのではないだろうか。

フレンダーと共にキャシャーンを助けに城へと攻め入ったリューズだが、彼女はそこでキャシャーンを連れ出すディオの姿を目撃して困惑する。

滅びが消えた筈なのに、再び現れた滅びに、ルナの下へと詰めかけたレダ。
「ああ、少し足りなかったのかもしれませんね。
 でも、そんなの永遠の命に何の影響もありませんわ、大丈夫です」
「完璧でなければ意味がないのよ。
 美しくなければ」
「あなたは美しいわ」
ルナが美しさを与えたくないから少しの癒ししか与えないのだと語るレダ。
「少々辛い」というルナだが、レダは「耐えられるわ」とルナから更に多くの血を受け入れる。
「私は、全てを手に入れるのよ。
 世界も、美しさも……命も」
そんなレダの姿を、ルナはただ黙って見詰めるだけ。
生に固執するレダ。それは彼女が命を生み出す者として作られたが故の性か。

ルナの城から連れ出されたキャシャーン。
苦しみ、悶えながらも確実にその傷は修復されていく。
何故自分を助けたのかと問うキャシャーンに、ディオは誰にも邪魔されないで戦うために助けた。だからその傷を治せと語る。
「耐えろ。
 お前と戦う為に、俺は今まで生きてきた!
 生きてこられた。
 今度はお前の番だ」
回復する苦しみに悶えるキャシャーン。
回復の度に激しい苦しみを受けるキャシャーン。今までにないほどの深い傷だから、その痛みはこれまでになく壮絶で、長いものとなってしまっているのだろう。
キャシャーンとの戦いだけを望んで、滅びに耐え続けてきたディオの信念の強さがここ来て一気にクローズアップしてきている。

血の中に沈みながら回復に苦しむレダ。
「少し癒しが多すぎたのでしょう。
 でも心配ありません。
 ……永遠の命は美しい。
 私は人を生かす事が出来る。
 昔のように殺してしまう事はない」
ルナは涙を流しながらも、レダの姿を見詰めて「なんて素晴らしい」と口にする。
レダの苦しみはキャシャーンのそれと同じような状態。とはいえ、レダがキャシャーンと同じ永遠の命を手に入れたというわけではないのだろうな。あくまで超回復に伴う苦しみという事なんだろう。
と、考えればキャシャーンの回復能力はやはりルナから得たものと考えられるのか。

長い苦しみの果てに、かなりの回復を続けているキャシャーンだが、それを見守り続けているディオの肉体は既にサビが表面にまで現れ、ひび割れ始めていた。
自分と戦う意味などないというキャシャーン。
「ある、判らないだろう。
 最初の戦いから。
 いや、世界に存在した瞬間から、お前は俺の前にいた。
 ……だが、もう理由など関係ない。
 俺は思えと戦って倒したい、ただそれだけだ。
 それだけで俺は、滅びの世界を生き抜いてきたんだ」
ディオがその肉体に癒しを受け入れてない事に驚く。
永遠の命を受け入れたら、今のキャシャーンとの戦い望む餓えるような気持ちを失ってしまうかもしれないと感じたからなのだと言う。
「お前と戦えれば滅びなどどうでもいい。
 戦え、俺はそのために存在している」

そんなディオの生き様は、これまでキャシャーンが見てきた者たちと同じように、感じる。
「彼らは“生きて”いた、一生懸命。
 ルナに癒された者や、ボクなんかより、ずっと生きてた!
 ……キミもだ。
 滅ぼうとしているのに、不思議だけど」
滅びがあるこそ、生きる喜びを感じている。限られた時間を何かに向かって必死に生きる姿こそが美しく、本当に生きているという意味だということ。

永遠の命を持つキャシャーンには一生判らない。
ディオに生きる喜びがあるのならば、それはキャシャーンそのもの。
ディオの望みを受け入れ、遂に始まった2人の戦い。
「これだ、とても永遠の命程度では味わえない、この!」
「感じる。これがディオの!」
これまでディオとの戦いを受け入れようとしなかったキャシャーンですが、ここに来てついにディオの思いを受け入れる事に。それは彼が自分と戦う事で本当に命の輝きを放てると気付いたからなんですね。
ディオはこんな世界にあって熱い漢だったという事で……流石は森川。

死を前にして、始めて生きた意味を知る
次回 第23話「還る者達」

脚本:小林靖子 絵コンテ:山内重保 演出:山内重保 作画監督:西位輝実
破壊から再生したキャシャーンと、癒しを拒否し滅び行くディオ。見守る者もいない岩山にただ二人、彼らは闘いに没頭し、互いの拳を合わせ続ける。どちらかが倒れるまでは止まることはない最後の死闘。しかし、この瞬間のために生きてきたディオの身体は生命が溢れるかの如く躍動し、キャシャーンもまたその思いに答え闘い続ける。一方、ルナの城では行き過ぎた癒しの力によって見るも無惨な姿になったレダが、ルナを探して暴れ回っていた。見る者全てを破壊し、次々にロボット達の残骸を築いていくレダ。そして、たまたまその場に一人居合わせたリンゴが、狂気に染まったレダに見つかってしまう。少女までもその手に掛けようと迫るレダ。だがその幼い姿を見た瞬間、突如彼女は動きを止め、苦痛に顔を歪ませた。その様子に、恐怖も消えそっと彼女の顔に触れるリンゴ。そこへリューズとオージが駆けつけ、我に返ったレダは彼女達に背を向け走り去る。憎きルナをその手で殺すために。……そして、人気のない岩山では、激しい闘いを繰り広げていたキャシャーンとディオとの死闘に、ついに決着が付こうとしていた。
(公式サイト抜粋)

次回はキャシャーンとディオの戦いに終止符。
レダはまた滅びを迎えているのかと思うと、どうやら過剰な癒しを受けてしまった影響のようです。身体が変異を起こしてしまったという事のようだ。
レダはリンゴの姿に自分が生み出せなかった子供を重ね合わせたんだね。

■トラックバックが飛ばない場合には別館(http: //libra1974.blog86.fc2.com/) or別宅(http://adam666.cocolog-nifty.com/blog/) へお願いします。
キャプチャ画像は別館に配置しています。

にほんブログ村 アニメブログへ ←良かったらクリックして下さい

こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします

|

« マリア様がみてる 4thシーズン 第9話「仮面のアクトレス L'acrtrice masquee」 | トップページ | 宇宙をかける少女 第9話「Q速∞」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CASSHERN Sins -キャシャーン Sins- 第22話「永遠という名の雫」:

» キャシャーン Sins 第22話「永遠という名の雫」の感想。 [いーじすの前途洋洋。]
キャシャーン Sins 第22話 「永遠という名の雫」 評価: ── とても永遠の命程度では味わえない この・・・!! 脚本 ... [続きを読む]

受信: 2009年3月 9日 (月) 20時29分

« マリア様がみてる 4thシーズン 第9話「仮面のアクトレス L'acrtrice masquee」 | トップページ | 宇宙をかける少女 第9話「Q速∞」 »