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2009年3月 9日 (月)

続・夏目友人帳 第9話「桜並木の彼」

フリーマーケットにグラタン皿を買いに来た夏目貴志。
夏目と藤原夫妻の分3枚。ニャンコ先生の分をわざとカウントしてないよな、夏目。
奇妙な感覚に捕らわれて、周囲を伺うと1枚の冬の並木道の絵を見つける。売れ残った品だから、と出品者にただで譲り受ける事になった夏目。
妙な悪寒を感じたばかりなのに、そーゆー絵を受け取るべきではないかと。

しかもその絵を手に入れてから、毎朝起きると布団が花びらまみれ。
普通の人間なら怖がって絵を捨てるところですが、絵には何も妖気を感じないという事で、夏目はにゃんこ先生と一緒に布団の中で待ち受けます。
にゃんこ先生は妖精だったら捕まえると息巻いているものの、夏目は「そんな非科学的なものは有り得ない」などと言い出す。
本当にどの口が言うのか。妖怪がいるんだから、妖精がいたところでなんら不思議ではなかろうに。

そこに現れたのは巳弥という仮面をつけた妖怪。
にゃんこ先生の頭突き一発で捕らえました。
尚も噛み付くニャンコ先生ですが、逆に夏目に殴られてしまった・・・珍しく用心棒らしいことをしたのに。
巳弥はにゃんこ先生が張っている家の結界を越えていることを考えると、それなりに力のある妖ということなのかな。

この絵は名のある妖が描いたもので、絵の中にいる人影は八坂様という元人間なのだという。
花はその八坂に捧げていたものだという。
元々は巳弥の所有していた絵だが、あるとき失くしてしまい、人の手に渡り、巡り巡って夏目の下にやってきたのだとか。
絵を取り戻そうとする巳弥だけど、なぜか絵は壁から外す事が出来ない。
この時、ちゃんと原因追及していれば良かったのでしょうが、絵はそのままとして巳弥が暫く通い続けることに。

八坂は体の弱い男性で、いつも桜の木の下で本を読んでいた。
巳弥はそんな八坂に姿を隠して声をかけた。忙しくて時間の取れない八坂は、本を読みながら桜を満喫していたのだ。
それから巳弥と八坂の交流が始ま。巳弥は自分が妖であることが露見するのを恐れ、桜の咲く季節にだけ八坂の下に現れた。
八坂はいつか色んな場所を旅して、さまざまな景色を眺めたいのだと巳弥に語り、いつか二人で旅をしようと約束を交わす。
そうして数年経ったある日、八坂はぱたりと来なくなってしまう。次の年もまた……
巳弥は遂に八坂を探し回るようになり、この絵を見つけたのだという。
そして巳弥は絵を持って、八坂の願いであった旅をしていた。
夏目は巳弥に大切な人に真実を話せない自分を
八坂はや巳弥はり死んでしまった、と考えるのが妥当なんでしょうね。
体が弱いと言っているから、病に掛かって床に付き、そのまま他界したと考えられる。
引っ越す事になったとかも考えられるが、話の中に出てくる人物像からすると、何も告げずに立ち去るとは思いづらい。無論、引越しが冬場とかの可能性もあるわけですが。

絵は確かに名のある妖怪が描いたものだったが、実際にはただの絵でしかない。あくまで八坂が描かれた絵というだけであるため、どれほど待ち望んでも絵から八坂が出てくることはない。

妙な咳をする夏目。
レンゲ畑でにゃんこ先生が遊んでいるのを眺めていた夏目の横に、突然春地蔵という妖が現れる。占いをする春地蔵は、夏目に「不吉な屍が見える」とだけ言い残して去ってしまう。
屍という言葉が何を表しているのか問い詰めたかった夏目ですが、春地蔵は姿を消してしまい、しかも叫んでいたところを藤原塔子に見つかってしまって気まずい雰囲気に。
端々に感じられるが、おそらく塔子さんは夏目が妖を見る事が出来るというのを知っているのではないだろうか。親戚をたらい回しにされていたし、夏目がそこまでに起こしてきた事について耳に入っていても不思議ではないだろう。それに滋さんはレイコの事が好きだったみたいだし、見えなくとも妖というものについて多少なりとも知っている可能性があるなぁ、と。それを夏目から言ってくれるのを待っているのではないか、と思われるんだけどなぁ。

家に帰ると、絵から壁に枝が根を張るように伸びてしまっていた。
夏目の咳はこの絵が夏目の力を吸い取ってしまっていたからでした。
にゃんこ先生は斑になって絵を食い破ろうとするも、夏目が体をはって阻止。巳弥のことを考えて、自分の体に危害が及んでいるのに絵を守ろうとするところが如何にも夏目らしい。
夏目は意識を失いながら、八坂の記憶が流れ込んできた。

夏目は力を奪われるため、寝込むようになってしまった。幸いだったのは、木の枝が妖力で作られているものだから、塔子さんには見えていないということ。でなければ塔子さんが驚くからだろう。こんな状態でもやっぱり他人の心配です。
巳弥が絵を長い間持って旅を続けていたため、ただの絵が妖力を持ってしまっていた。
巳弥は絵を焼き払ってしまおうとするが、夏目はぎりぎりまで絵を外す方法を探そうと巳弥を止める。
巳弥も本当は判っていたのだ、この絵がただの絵でしかなく、八坂が中にいないという事は。ただ、この絵を手にして旅をしていた間は、本当に八坂と旅をしているような気持ちになれたのだという。
人間に対して強い思いを抱いてしまった妖怪の悲しさ。
ただ逃げていただけだとも取れるが、そんな単純なものでもないのだろう。八坂の思いをかなえたかった、八坂と共に叶えたかった、本当の自分のことを話せなかった、後悔と願い、様々な想いが複雑に絡み合っていたのではないかと思う。

しかし結局見つからず、夏目は更に衰弱。
絵を焼く決心をした巳弥は、その前にと筆を持って現れる。燃やす前に絵を八坂との思い出の桜で満開にしたいのだという。
巳弥と二人、絵と絵から伸びた木の枝に満開の桜を描く夏目。
完成すると同時に、夏目は意識を失ってしまう。

再び目覚めた時、もう巳弥の姿は無く絵は元通りとなっていた。
夏目が絵に手をかけると、絵は簡単に取り外す事が出来た。
それ以来、巳弥が姿を現すことは無かった。

夏目は思う。
あの絵には八坂様の心が宿っていたのではないか、と──
夏目があの時、八坂の記憶を覗き見たのは、八坂の心が絵に存在していたからなんじゃないか、と考えられる。少なくとも、夏目はそう信じたいのだろう。そう信じれば、八坂は絵の中で巳弥と共に旅を出来たことになるのだから。

──さよなら、巳弥。
──花の季節に出会えた友人……

次回 第10話「仮家」

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