宇宙をかける少女 第11話「鏡信者たち」
ミラーを奪う巨大な構造物とアレイダの関係を突き止め事件解決の協力を申し出る獅子堂秋葉だが、獅子堂風音と獅子堂高嶺に学校へ行くよう促されてしまう。
しかし、自分にも何かできることはないかと考えた秋葉は、ハコちゃんを取り戻す為ほのかとイモちゃんと共にレオパルドの下へと向かう事に。
イモちゃんの変装……もちろんエミリオ先生にはバレバレです。
てか、生徒会長の暴言は、イモちゃんに聞こえていたら大変な事になっていたに違いあるまい。
ICPに復帰を果たした神凪いつきは、変装してスール学園への潜入調査へと向かおうとするが、ICP内部のあらゆる鏡が無くなっている事を知る。
その犯人はブーゲンビリアとミンタオ。いつきの復帰の生け贄とされた彼女らの不始末を処理する為、いつきは上層部の宇野・土井・鳥巣から2人の捕獲を命じられる。大倉ネネコは彼らにいっぱい喰わされた事にジタンダを踏む。
いつき本人は裏取引を今ひとつ理解していません。若い頃からICPなんかに所属しているわりに、純粋培養です。
レベルフリーの生徒会メンバーはエミリオ・スールに事情を追求するも、今はまだ話す必要はないとけんもほろろ。
生徒会メンバーから馬場つつじが欠けているものの、誰も気付く様子がない。
これは彼らの中でつつじという存在が希薄だったから起きている事象なのか、はたまたつつじが抜ける際にアレイダ達が彼らの記憶に何かしらの操作をしたのか。
そのつつじはアレイダを教祖様と呼び、自分の力を認めようとはしてくれなかった生徒会を離れて彼女の傘下に加わる。そんな彼女をアレイダはブレインコロニー・ベンケイのパートナーにする。
つつじがネルヴァリストになったのはこの時からで、今までは入団審査のようなものだったという事か。自分の実力を認めてもらえないという心の隙間を突かれた感じだろう。
一人だけ事情を知らない獅子堂ナミは風音に説明を求めるものの、風音はナミに説明したところで仕方がないからだと冷たく突き放す。部屋に引きこもって外に出る事の出来ないナミと違い、秋葉は前に向いて歩き始めている。過去から逃げているナミに何が出来るのかと告げられたナミは、家を出ることを決意する。
風音の口調からすると、秋葉も過去に何かあったのかな。
母親がいないのと何か関係していると考えられそうだけど。
ネットにてお悩み相談を引き受けていたレオパルドは、何者からか送られてきたメールに喜ぶ。だが、そこにはレオパルドが最近発生しているミラー泥棒であると書かれており、怒り心頭のレオパルドは纏めサイトにアクセスするも、それは敵の仕掛けた罠だった。そこにはレオパルドを馬鹿にするメッセージが仕組まれていた。
つつじがベンケイにやらされた初めての仕事がこれか。
秋葉と河合ほのかはレオパルドと力を合わせて、アレイダとハコちゃん、そして巨大な構造物の行方を追跡する事になった。
レオパルド、たぶんスパムメールとかに一発で引っかかるタイプだね。
一方、家を出たナミだが、人混みに耐える事が出来ず、一人公園のベンチに佇んでいた。
そこを通りかかったナミの後輩モデルのマドカ達。かつてトップモデルとして注目を浴びながら、活動休止したナミの事を気遣う3人。だが、立ち去った3人がナミの事を影で悪く良い、彼女が活動休止した原因であるブログ炎上の仕掛け人である事を耳にする。
怒ったナミは後輩の少女たちに殴り掛かるも、非力な彼女は逆に転倒する。彼女の携帯電話を踏みつけた後輩の少女は、冷たい眼差しでナミを見詰め、獅子堂家の人間だからと遊び半分でやっている事が気にくわないのだと吐き捨てる。
なんと!! ナミが引き籠もりになったのはブログ炎上でした……え? そんな理由ですか? そりゃあ、まぁ後輩ちゃんたちにも、あんたが逃げ出したんだとか言われるよね。ブログ炎上ぐらいで芸能活動停止するって……まぁ、内容からするとかなり悪意のあるもののようではありますけど。
たぶんそれまで獅子堂のお嬢様として、脚光を浴び続けてきただけに、打たれ弱かったんだろうなぁ。
秋葉は99枚の鏡を集め、記念すべき100枚目の鏡を手に入れようとしているベンケイを捕らえる為、大量の鏡を囮にしてベンケイを誘い出そうとしていた。
それは奇しくもブーゲンビリアとミンタオの取っている作戦と同じものだった。
自宅へと逃げ帰ったナミは再び部屋に引きこもると、パソコンをネットに繋ぐものの、映し出されたモデル時代の自分の映像だが、そこに見える自分への中小誹謗の数々に怯える。携帯電話が化け物のへと変化してナミに襲いかかる。
化け物からナミを救い彼女に話しかけるネルヴァルの声。ナミを「宇宙(そら)をかける少女」と呼び、彼女が必要だという囁きに耳を傾けた彼女の前に、アレイダが姿を現す。
「約束しましょう。これからは私たちがアナタを護ると」
「……おかあさん」
優しく差し伸べられた手に、ナミは涙を流しながら呟く。
神楽は秋葉たちの母親だった!? そうか、そういう可能性はあり得るのか。てか、よく仮面を外さずに母親だと判るな。単にそういう幻想を見せられているという可能性もあるけど、本当の母親だと考える方が妥当だよな。
結局「宇宙(そら)をかける少女」というのが何なのか。ブレインコロニーのパートナーという事なのか。
ブーゲンビリアとミンタオを説得しよう試みるいつき。
「ブーゲンビリアさん、ミンタオさん、公安のエリートだった人がどうして」
「「何っ?!」」
「辛い事があったのですね。お察しします。
今なら間に合います、ICPに戻りましょう。
一緒に、謝ってあげますから」
「誰のせいでこんな目にあった思ってるのぉ!」
「アタシのせいみたいに言わないで下さい」
いや、かなりの確率でキミのせいなんだけどね……自覚がないだけに恐ろしい。
いっそ アリカとニーナ ブーゲンビリアとミンタオが哀れになってくるよ。
激突するブーゲンビリアとミンタオといつき。
と、ベンケイのブレインコロニーがなんと彼女たちの鏡の方に出現する。
急ぎ現れたレオパルドは、自分を罠に掛けようとしたベンケイに後悔させてやろうと息巻くも、相手は「久しぶりだな」と声を掛けてくる。
ベンケイというのは偽名なのか、それとも単純にレオパルドが忘れているだけなのか。後者が普通にありそうで怖いよ。
ネルヴァルとアレイダの甘言に耳を貸したナミ。
屋敷のメイドたちを全員倒し、ナミはアレイダと共に屋敷を後にする。
アップで映ったメイドたちは気絶しているだけっぽい感じでしたが、最後にナミが出て行く時に手しか見えなかったメイドには血溜まりとバールのようなものが転がっています……(((゜д゜;)))
つまりこれをやったのはアレイダではなく、ナミ本人である事を示しているのですが。幾ら何でもみんな死んではいないよね。もし死んでしまっていたら、彼女はもう二度と戻って来れないだろうし。
ナミのターン! と、思ったら確かにターンでしたが……
やはりナミはネルヴァルについてしまいました。しかもこの様子だと、ネルヴァルのパートナーです。
彼女のネガティブな精神はネルヴァルに突かれやすそうだとは思っていたものの、こんなに早く現実になるとは。
姉妹で一人だけ蚊帳の外だった少女が、一転して中心にまで飛び込んできました。たぶん、秋葉への強烈な嫉妬から秋葉に対して、攻撃的になるんだろうなぁ。
Next Mission 第12話「虚ろなる巨像」
レオパルドと秋葉に自分たちの存在を忘れられていたベンケイとつつじは怒り心頭。自己実現のためベンケイはレオパルドに襲いかかる。火花を散らしコロニー同士の対決が繰り広げられるが、レオパルドはベンケイの放った大技により、巨大な箱空間に閉じこめられてしまった。徐々にエネルギーを奪われていく危機的状況のレオパルドは、最後のエネルギーを振り絞ったレオパルドキャノンの一撃に勝負を掛ける。
(公式サイト抜粋)
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