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2009年3月18日 (水)

RIDEBACK-ライドバック- 第10話「Master of the war」

アリゾナ戦役時にロマノフ・カレンバークの部下だったロバートとの面会した情報を送ってきた依田恵により、有効な情報が引き出せなかったと残念がる山本力。しかし片岡龍之介は恵の情報から、逆にロマノフに付け込む隙がないという自信がある事、更にロマノフたちが一枚岩ではない可能性に気付き始めていた。
恵はこのためにわざわざ海を渡ったのか。しかし今回は無駄足に終わったようで、代わりの手みやげのようなものを手に入れる事は出来るのでしょうか。

作業員としてGGPの施設に入り込んだ岡倉天司郎は、GGPの情報を収集していた。

FUEGOをトラックに積んで、片岡の別荘から岡倉の準備した隠れ家へと移動する尾形琳たち。
警察に出頭するという琳だが、GGPを信用出来ない片岡珠代は彼らに琳を差し出すつもりは無かった。
あまり仲の上手く行っていなかった家族が、皮肉にも反GGPという形で珠代達家族の関係は修復されていますね。

GGPの抗議集会に参加する事となった菱田春樹、河合堂太、内田すずりのライドバック部。
しかし大方のデモ参加者にはまだそれほどの危機感がなく、何処かお祭り騒ぎ感が拭えない。
すずりがライドバックに搭乗して、デモに参加することになる。
すずりは上村しょう子から貰った琳のステージ写真をお守りとして首からぶら下げていた。
ヒシヒシと伝わってくるすずりの危険性……

片岡南風の手配した通行証を使い、佐藤彰と共に街中へと戻ってきた琳たち。
抗議集会が終わった後に、ライドバック部に合流する事になった珠代たちは、珠代はすずりやしょう子からの動画メッセージを琳に見せる。
そんな彼女らのメッセージに、琳は思わず涙ぐむ。
南風が娘のために用意したのがコレだったわけですか。
彼ぐらいの存在でなければ、簡単に用意出来るものではないよな、確かに。

BMAの次の標的の予測をするGGPは、テロに対する対策を整えていた。
更に南風周辺でも反GGPの活動が見られる事を告げた部下は、南風が龍之介の父親である事を考えてロマノフ・カレンバーグの指示を仰ぐも、ロマノフはそれらの情報に大した興味を示した様子が無かった。
今の彼の頭の中はキーファの事でいっぱいという感じだな。
他の事などどうにでもなるというぐらいにしか考えていないのだろうな。それだけ彼にとってキーファという存在が脅威でもあるのだろうが。

岡倉の持ち帰った情報では軍内部のネットワークは独立しており、外部からの侵入は不可能。作戦を成功させるには、システムを無効化させる事が絶対条件となっていた。岡倉は時間は掛かるものの一時的に無効化する事ならば可能だと告げる。
作戦の本当の目的を問い掛ける岡倉に、キーファは黙って言う事を聞くという約束だったと語るも、昔のよしみだと作戦について語る。
作戦はフェイクであり、別目的を持って行動する者たちが複数存在していた。
キーファの目的は、彼らを裏切って嵌めたロマノフへの復讐だった。彼が必死になって手に入れた地位から転げ落とした上で殺す、それがキーファの復讐。
岡倉がFUEGOを作ったのはただの未練であり、琳とは無関係だと告げる。
「だが彼女は気付いている。
 飛び交う銃弾や炎に包まれた緊張感。
 その中でこそ発揮出来る、自分の力に」
「あいつはただの18歳の少女。
 必要のない才能だ」
キーファは琳に自分と同じものを感じ取っているのだろうな。戦場に出れば、優秀な兵士になれる事を見抜いてしまっている。
そして岡倉も同じくその才能と気質に気付いているのだろう。だからこそ、岡倉はキーファの言葉を否定はせず、「必要のない才能」という表現になっているわけだ。

自分も珠代と同じようにライドバックに乗れたら良かったという琳。
国立第3劇場。かつて琳が踊っていた舞台。
しかしもう自分には届かない場所だと寂しげに語る。
既に諦めかけている琳に、諦めるのが早すぎで、簡単に諦めるのは気に入らないという珠代は、琳がFUEGOに置いてきたEWバンドを、ライドバック部員の証として渡したのだと語る。

デモ抗議に参加しているすずりたち。
本当はライドで踊る琳よりも、ステージで踊る琳が見たいのだが、そんな事を琳に言う事ができないというすずり。
菱田は琳がライドで踊れたのはバレエをやっていたからで、ライドで踊った事はバレエに役立つかもしれない。バレエに戻っても絶対に成功すると自信を持って語る菱田。河合もまた琳は何をやっても成功しそうだと同意する。
「諦めてるのは、琳ちゃんの中で、整理がついていないだけかもしれないし。
 そういう時こそ、何か言ってあげるのが友達じゃないのかな。
 しょう子ちゃんも、すずりちゃんも、琳ちゃんの友達でしょ」
河合も気を遣っている間は本当の友達とは言えないと語る。
珍しく河合が良い事を言っています。ここまで河合っていつもネガティブでダメな奴という立ち位置だったのに。菱田の方は相変わらず真実をついてくるよね。
人々はすずりを噂のライドバック少女と勘違いして盛り上がっていく。
何故同一人物に思えたのだろうか……珍しい女性ライダーだったから?
別に姿形が似ているというわけでもないし。ライドも違うマシンなんだけどな。

琳たちが佐藤と別れて電車に乗る頃、南風がテロ支援容疑で逮捕されるというニュースが流れていた。

GGPに配備された新型ライドバック・グリモアは、高度な技術を持つライダーとも互角に戦えるという代物だった。
絶好の相手が間もなく向こうから現してくれる、とロマノフは笑う。
このGGPにキーファが苦戦を強いられる事になるのかな。
しかし所詮はマシン性能に頼ったものでは、最終的に負ける気もするが、もしかすると琳が助けに入った事で逆転とかいうパターンかもしれないが。

待ち合わせの時間が迫っても終わる様子のないデモ集会に、GGPと白ライドが動き始めていた。しょう子は僅かに不安を覚える。
集会ではすずりがすっかりライドバック少女として持ち上げられていた。
自分たちにはライドバック少女がついている、と異様な盛り上がりを見せていく様子に、菱田と河合は危険を感じ始める。
GGPと白ライドはすずりを琳と勘違いし、警戒態勢に入る。その様子に、デモ参加者の反感が高まっていき、遂には石を投げつける者まで現れ始める。
GGPも人物の照合ぐらいちゃんとしようよ
ちゃんと照合すれば、琳と別人である事ぐらいは直ぐに判りそうなものだろうに。

龍之介に面会する横山みさを。
GGPは老朽化しており、戦闘派の中心がロマノフだと語る。
みさをは父親の身の安全を交換条件に、警察の力だけでヘスナー社の摘発を要請する。
「何様のつもりだ。
 脅しに屈するとでも?」
「取引よ。
 新しい秩序の体現には、ドラマが必要なの。
 舞台に上がる人には役割と報酬が必要。
 アナタにはその資格がある」
みさをの言葉に、怒りを浮かべる龍之介。
しかしここは従うしかないんだろうな。ロマノフをこのまま放置しておく事も出来ないだろうし。
みさをはGGP内の別派閥の人間のスパイだったというところか。
ロマノフを失墜させるのが目的だけど、あくまで本人は安全なところに身を起き続けるという辺りが狡猾です。まさに牝狐という感じがピッタリ。

白ライドによる暴動鎮圧に逃げまどう参加者たち。すずりは公園を飛び出して道路へと飛び出し、白ライドは道路交通法違反を名目としてすずりを追跡する。
電車に乗る琳たちに気付いて喜ぶすずりだが、前後を白ライドに挟まれている事に気付かない。
「琳さん、あの。また踊り始めて下さい!
 私みたいんです、琳さんのステージ!」

菱田や琳たちの止まるように告げた声もすずりには届かない。
――見ていて下さい、琳さん。
――アナタのいなかった間の私の特訓の成果。
――私も飛びます!!

琳のように飛ぼうとしたすずりだが、目の前に現れた白ライドの警棒がすずりを捕らえ、
すずりの下に賭けてきたしょう子は、絶命したすずりの姿に、信じたくないという思いに悲鳴を上げる。
そしてすずりの死の瞬間を目の当たりにした琳と珠代は、抱き合うようにして震え続けていた。
まさかすずりがあんな形で死ぬ事になるとは。
しかしすずりのしたのはただの道路交通法違反でしかないのに、殺してしまうというのは問題にならないのか。まぁ、GGPなら無理矢理情報操作でもして彼女が重大な犯罪でもしていたとしてしまうのでしょうが。

哀しみにくれる琳と珠代の下に、岡倉が姿を現す。
「あなたが……あなたがこんな物を作らなければ、すずりちゃんは、
 すずりちゃんは、すずりちゃんは……」
岡倉を責め立てる琳。
「未練です。
 私とアナタの未練……
 未練が、すずりちゃんを殺したんです」
ここにきて大切な仲間の死。
たぶん他の誰でもなく、すずりである必要があったんだね。
琳の事を一途に慕い、ライドバックに琳と同じように惹かれていた彼女だからこそ、今後の展開に左右される。
これがしょう子でも珠代でもダメだったんだろう。必要な展開、必要な事件とは言え、重いな。
テロと弾圧・抑制といった事を扱っているのだから、いずれこーゆー仲間の死というのは避けて通れない展開だとは思っていたけど。

次回 第11話「曇りのち雨ときどき……」

すずりが死んだ事で、次回予告はいつものトークがなく、ただ映像と音楽が流れるだけ。しかもすずりダイジェストです。
このアニメって、もしかして最後は琳はまたバレエに戻るという話なんだろうか。
今回のすずりの事を考えると、ラストはもう一度バレエというのが一番綺麗な形に思えるな。

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