« 黒神 The Animation Episode10「末路」 | トップページ | みなみけ おかえり 第12話「あったかい所」 »

2009年3月25日 (水)

RIDEBACK-ライドバック- 第11話「曇りのち雨ときどき……」

伝説のダンサー尾形深雪のバレエから放たれる圧倒的な光。
尾形琳は母の放つ光を追い求め、彼女もまたバレエを踊り続けた。
しかしバレエを失った琳は絶望の中に包まれるも、上村しょう子という存在に支えられた。
そしてRIDEBACK-FUEGOに出会い、失った足を再び手に入れたと感じた琳だが、その結果、家族を友人を傷つけ、遂に内田すずりを殺してしまった。
全てが勘違いでしかなかったのだと、打ち拉がれる琳。

琳の下を訪れたキーファは、GGPへの基地を襲撃する事を伝えると、自分と共に来るように告げる。琳が見た事のないライドバック同士の激しい戦いを見せてやると言うキーファだが、琳は何も応えようとはしない。
「興味を無くしたのか?
 それとも岡倉の画策通り、国外へ脱出し、見せかけの安全と、終わり無き逃亡生活をお望みか?
 お前が本当に望む事はなんだ。
 追悼、逃亡、それとも復讐か?」

人の命をなんとも思わない人間とはいたくないのだと怒りを露わにする琳だが、キーファは一時の感傷では何も成し得ないのだと告げる。
自分のせいですずりが死んだのだと罪の意識を背負う琳に、勝手にしろと切り捨てる。乗る者の意識がなければライドバックはただの鉄くずだと告げるキーファは、才能を腐らせて歩こうとしない琳には、ライドバックに乗る資格はないく、と消えろと告げる。

GGPによる規制によって、殆どの店が商品を手に入れる事が出来ずに休店してしまい、手向けの花すら買う事の出来ないしょう子と菱田春樹は、やむなく手ぶらですずりに線香を上げることとなる。
町ではGGPの車両が我が物顔で走るようになっていた。
みんないなくなってしまうと寂しそうに語るしょう子。
片岡南風は逮捕され、琳も片岡珠代も岡倉天司郎もテロリストとして、指名手配を受ける身となっていた。
で、案の定というか河合だけは蚊帳の外。一緒に焼香にも来ていないよ。

HESNER社とGGPの癒着についての調査を進める依田恵。
ヘスナー社が開発を進めていた新型軍用ライドバックが直前で開発中止となってしまい、ヘスナー社は穴埋めのため、GGP幹部との癒着で白ライドを日本向けに発注させた事までは掴んだ恵だが、巨額の金が動いた証拠を掴むには至っていなかった。
片岡龍之介は証拠は既に揃っているため、自分たちが行うのは証拠の出た後処理に必要となる情報なのだと語る。
ロマノフの側近である横山みさをなら、証拠など容易く手に入れる事が出来るわけだ。
もしくは捏造して、その証拠をGGPに残しておくか、か。
単純に動いて証拠を突きつけても、もみ消そうとする力が働くだろうから、それを抑止する為の情報などが必要になってくるのかな。

国外逃亡をしようと声を掛ける珠代に、岡倉は琳を頼めるのが珠代だけだと告げる。
雨の中、路地裏に咲いていた花をすずりのために取ってきた琳の姿に、最初こそ無断で外に出た事を注意した珠代だが、琳の気持ちを悟って優しく声を掛ける。
女心がまるで判らない岡倉。知っていながら惚けているという感じでは絶対無いだろうな。

市街へと通じる道は全て閉鎖されているものの、そうした配備により、一度市街に潜入すれば自由に行動も可能であった。
ロマノフ・カレンバークはコンプレックスの固まりであり、ライドバックに乗ったキーファを殺したいと考えている。それ故にGGPからBMAのアジトに攻め込む事はあり得ない。キーファはそう読んでいた。
「奴が俺の姿を確認するまでは、ゴングは鳴らない。
 スタートの合図をするのは、俺たちだ
あくまでも主導権は自分たちにあるのだという事だろう。
時間を掛ければあぶり出しに動いたりもするだろうが、すぐさま向こうから動き出すわけではないという事。性格を熟知しているからこそ自信を持って言えるというわけか。

翌日、ヘリに同行する事を琳に伝える珠代は、巻き込まれたのではなく自分で選んだのだと告げる。
琳の目標であり全てであったダンサー尾形深雪。
怪我でバレエを諦めた時、自分には何もないのだと感じた琳だが、同時に母親をもう追わなくて良い、ただのファンで良いのだと安堵している自分がいた。
それがFUEGOと出会い、再び踊れると思ってしまった。
バカみたいに夢中になり、みんなと出会い、仲良くなれて嬉しかった。
自分が望む事は何故か上手くいかない。何かを手に入れたと思ったら、すぐに失ってしまう。
毎日が同じで退屈でも構わない。もう何も失いたくないのだと珠代の胸で泣きじゃくる琳。
失うものの大きさに、何かを得る事よりも、失いたくないという思いが強くなったという事。何かを得て嬉しくても、また失って辛い思いをするぐらいなら、何も得なくて良いと思うようになってしまったのだろう。

そして運命の日の朝が来る。
行動を起こすBMA。
琳を珠代に託して、2人の無事を祈りながら岡倉はキーファたちと共に戦いへと赴く。
国外逃亡のためのヘリを待つ琳は、すずりが死の直前に自分たちに何を言っていたのかと気になっていた。
琳の踊る姿をまた見たいと言っていたのだと、珠代は菱田から聞いた事を琳に教える。
それを琳に言えば琳が傷つくと思って、すずりが言えずにいた事を聞かされた琳は、すずりの事を思い涙する。
一瞬、実は珠代は読心術が出来るのかと思ってしまいました。
そんな訳がないよな。
菱田から電話連絡を受けた時に聞いていたのか。

市外に出現したBMAを捕らえたGGP。
ロマノフはB-KNIGHTにて基地へと向かうキーファたちをゲート前で迎え撃つため、新型無人ライドバックGRIMOIREを配備する。
町の人々はどうしているのだろうか。
外出せずに自宅に籠もっているのか、市外に避難しているのか。避難出来る人ばかりではないと思うのだが。

ヘリに乗るため、屋上へと向かう琳は、急激にライドバックと出会ってからの思い出が蘇ってくる。そして思い出す母の言葉。
バレエのステージに出る前、緊張している琳に掛けた言葉。
「心の赴くまま、ひたむきに舞えばいいの。
 舞台は応えてくれる」

琳はヘリに乗る事を止め、琳を追いかけた珠代。
琳たちを待つヘリが、突如GGPのGRIMOIREによる襲撃を受けて、破壊されてしまう。ヘリを破壊したGRIMOIREはビルへと潜入し、次々とBMAの構成員を殺害していく。
琳を探す珠代の前に現れたGRIMOIREに、襲われる珠代だが、間一髪FUEGOに乗った琳が助けに入った。
殴り飛ばすって……もの凄い倒し方だな。

基地ゲートに迫るBMAを待ち受けるGGPだが、突如岡倉による一瞬のシステムダウンにより、ミサイルの攻撃を敢行したBMA。システムを復旧させた時には、既に対空砲の射程圏内となってしまっていた。
ミサイルの砲撃を受けるGGP基地。
キーファたちをヒュー・ガトームが指揮するGRIMOIREが待ち受ける。
またガトームか……GGPって意外と人材不足だよね。
そして何故かいままではずっと側にいたみさをがいませんね。密かに暗躍中ですか。

GRIMOIREによる制圧されたビルから、決意を抱いた琳と珠代がFUEGORB-Zに乗り、ビルから脱出するとGGPの包囲を脱してキーファたちの下へと向かう。
そんな彼女らをGRIMOIREが追尾する。
まずはGRIMOIREを振り切るところから始まるわけで、次回はかなり忙しそうです。

最終決戦へと向けて、落ち込みモードから再び立ち上がるというエピソード。
結局琳の立ち直りの原因が、すずりの思いだったのか、それとも逃げだそうとした時に生じた葛藤から来るものなのか、ハッキリしない感じだったのがちと残念。
最後の一押しが母親の言葉だった辺りが、琳の中での母親の存在の大きさが伺える。

次回 第12話(最終回)「光の舞台へ」

ん~、このアニメは1クールでやるには難しかったのかもしれないな、と実感。
設定を100%生かし切れなかった感じもあり。
原作とは結構変わっているらしいので、続編も期待出来ないだろうし。
ロマノフが負けるのは確定として、キーファが殺すのか、それとも辛うじて生き延びるもみさをと龍之介によって失墜して絶望という展開なのか。
琳が最終的にライドバックを選ぶのか、或いはバレエに戻るのかなど、やる事はてんこ盛りです。
龍之介たちがロマノフさえ失墜させれば、珠代や琳の容疑は晴れるから問題ないだろうが、キーファたちは正真正銘のテロリストですから、また国外逃亡?

にほんブログ村 アニメブログへ ←良かったらクリックして下さい

こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします

|

« 黒神 The Animation Episode10「末路」 | トップページ | みなみけ おかえり 第12話「あったかい所」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: RIDEBACK-ライドバック- 第11話「曇りのち雨ときどき……」:

« 黒神 The Animation Episode10「末路」 | トップページ | みなみけ おかえり 第12話「あったかい所」 »