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2009年4月 6日 (月)

続 夏目友人帳 第13話「人と妖」

カイが妖だと名取周一から聞かされた夏目貴志。
それも人間の子供にみせかける事ができるほどに強力な妖で、名取はそんなカイを退治しようとしていた。
そのことを聞かされた夏目は、カイに正体を確かめようとするが、結局行う事が出来ない。
カイが自分が妖怪である事を隠していて、知られたくないのなら、それを聞き出したくないと思ったのか。
或いは妖怪である事を認められるのが怖いのか。

洋館のあたりに昔荒らし回っていたを封じた井戸があり、井戸から助けを求めているのだという。
カイはあの洋館にいたのは、その鬼を開放するためだった。
カイはまだ何もしていない。だが、何かあってからでは遅いのだとという名取の言葉を、夏目は否定できない。
確かに、名取さんのいう事にも一理がある。これまでも夏目は善人のフリをして近づいてきて、実は悪い妖怪だったものを知っているのだし、妖の中には危険な存在がいる事も知っている。だからそうしたたぐいのものが何かすれば、取り返しのつかない

夏目はカイが悪いことをするような妖には見えない、自分の友人だと言うが、名取は夏目にとって本当に大切なのが、人か、妖か、決めるべきだと告げる。
「夏目、そろそろ決めたらどうだ。
 君にとって大事なのは、人か、妖怪か。
 もう妖怪に構ってくれなくても、君には君を見てくれる人たちがいるじゃないか」
人と妖、その狭間の夕闇に身を置く夏目、その答えは如何に。
ニャンコ先生に用心棒なら、夏目を危険に晒すような真似はするべきじゃないとつげる名取り。だが、ニャンコ先生は名取りのような無神経な人間に自分たちの気持ちなど判りはしないと告げる。
「主様の気持ちも知らずに、あのぶさ猫め」
ニャンコ先生に腹を立てながらも、柊は夏目近辺の仕事を断れば良いのではないかと名取りに告げる。しかし名取はそう簡単に割り切れないでいた。
相変わらずぶさ猫呼ばわりです。
名取にしても、決して好んで妖を退治したいと思っているのではないんだろうね。
柊などの扱いをみても、彼は妖を完全に嫌っているわけではないようだから。

道で出会った多軌透は、カイが食べた事がないというクッキーを用意していた。夏目は多軌に真実を話すこともできぬまま、鬼が封じられている井戸を探してもらうように頼む。
多軌、さりげに酷い台詞を吐いてますよね。いつもに増して陰気って、いつも陰気な顔しているって事なんじゃ……

夏目本人は例の洋館へと向かう。
カイを洋館で見つけた夏目だが、カイを捕らえるために仕掛けた名取の罠に、夏目が掛かってしまう。
カイが妖怪なのかと問う夏目に、カイは妖怪は嫌いかと不安げに訊ねてくる。そんなカイに夏目は「カイの事は好きだ」と答える。
実はここで既に夏目の回答が出ているんだね。夏目は妖怪が好きかどうかではなく、「カイ」が好きだと答えていますから。
罠が名取のものだと知ったカイは名取に激しい怒りを覚える。
名取を倒しに向かってしまうカイ。ニャンコ先生に正面から遣り合えば、名取に勝ち目はないと告げられ、夏目は名取の下へと急ぐ。
カイにとって夏目は大切な存在。
人間自体も嫌いではないのだろう。
しかし自分たちを払おうとする者は敵であり、ましてや大切なものを傷つけた事で殺したいという意識が勝ってしまっているんだね。
殺すという考えに直ぐ到達するところが、やはり人とは違うものだという事なんだろうけど。

名取を見つけだしたカイ。
襲い掛かってくるカイに、式を放つ名取だが、まるで敵わない。
その場は柊がなんとかして名取を逃がすも、到底逃げ切れないと覚悟を決める名取の下にやってきた夏目。
名取もカイも大切であり、人か妖怪かどちらか一方を選ぶことなど出来ない、と名取の問いかけの答えを出していた。
夏目にとっては人も妖怪も関係ないという結論なのだろう。
藤原夫妻や、田沼や多軌も、カイも同列で大切な存在。両方と接することの出来る夏目は、垣根を越えて個の存在に対しての思いを優先するという事だな。
だから同じ人でも的場一門などは嫌いなのだろうし。

カイの正体が判明した。カイは山に棲む水神だった。
山の上にまられていた竜神だった。しかし時の流れと共に、お供えなどを届ける者もなくなり、寂しくなったカイの心につけ込み、鬼たちは自分たちを解放するように頼んだ。
だが、井戸を探すために人に交じっているうちに、人と暮らす事の方が楽しくなってしまい、鬼を開放する事を忘れてしまっていたのだ。
水神となると、カイの実力はにゃんこ先生よりも上だろうな。

もう一度カイを説得するという夏目に、名取はカイは退治せずに鬼の封じられた井戸を見つけ出して、声ももれないようにすると約束する。
名取の提案に喜ぶ夏目だが、二人が話をしている様子を見ていたカイは、夏目が自分を騙していたのだと勘違いしてしまう。
「そんなに俺が邪魔だというなら、山へ帰れと言えば良かったのに!
 夏目が望むなら、俺はそうしたって良かったのに!!」

人間に絶望し、飛び去ってしまうカイ。夏目はショックのあまりに惚けて動けなくなってしまうが、斑の声に我を取り戻してカイを探しに向かう。
間が悪いことこの上ない。

カイが棺の中で泣いていたのは、怖いからなどではなく、自分がそこにいてはいけないものだと言われて悲しくて泣いてしまったのだ。
ようやく自分の居場所を見付ける事ができたのに、いてはならないのだと言われて哀しみくれるカイを追いかけていた妖が再び現れる。
彼は封じられた鬼の仲間であり、カイを仲間の居場所へと案内しようとしていたのだ。
鬼に誘われて古井戸へと向かうカイ。
あれも鬼だったのか。
鬼の一部が封印から逃れてほそぼそと生き延びて助けてくれるのを待っていたのかな。
鉈なんてもって襲いかかるから勘違いされるのだろうに。
それとも単にカイに近づく夏目が邪魔だったから殺そうとしていたのか。

夏目は、多軌から井戸の場所を手に入れ、急いでカイを追いかける。
カイに井戸の封印を解かないように説得する夏目だが、カイは夏目の声に耳を貸そうとせず、井戸の封印を解いて鬼を復活させてしまう。
だが、鬼は封印を問いたカイを食い殺そうとするも、咄嗟に夏目が、我が身を盾としてカイを庇った。
その隙にカイが鬼を祓い、鬼は小さな姿になってしまい、斑に追いかけられ、最後は名取に封印されてしまった。
まぁ、いくら強い鬼でも、相手が神では話しにならないという事ですね。
夏目は体当たりで助けるあたり相変わらず後先考えない向こう見ず。

鬼攻撃を受けて気絶した夏目に歩み寄ったカイは、夏目が落としたレイコの友人帳を見付ける。
自分を騙した仕返しに、友人帳を隠して困らせてやろうと考えるカイだったが、そこに挟まれた花を見てしまう。
「やっぱり、夏目が困るのは嫌だな」
泣きじゃくるカイ。
花畑で多軌と一緒に遊んだ事を思い出したのですね。
裏切られたと思いながらも、それでもやっぱり嫌いにはなりきれていないカイ。

そして夏目が目を覚ました時、既にカイの姿は消えていた。
夏目は全てを多軌に打ち明けた。
カイがまたひとりぼっちなってしまったのだと悲しむ多軌に、夏目は名取からカイが山の水神だと聞いた事を告げ、どこの山か探して会いに行こうと告げる。
バッドエンドっぽかったがどうなるかと思いましたが、ちゃんとフォローは忘れない。
あのまま人間に混じって暮らし続けるのはやはり難しいから、山に帰ったのは良かったのかもしれないが。

藤原家で花見に興じる藤原滋とニャンコ先生。
更に笹田純、北本篤史、西村悟。夏目ははしゃぐクラスメイトを余所に、縁側で一人笑っていた。
3人はついに藤原邸に遊びにくるまでになったのですね。なんだかんだで徐々に夏目との関係を深めている3人。
田沼や多軌と違って、妖が見えない相手だけど、同じように大切な存在だという事。
「また一人で外れおって、めんどくさい奴め」
「めんどくさい、言うな」
「しかし飽きない奴だ」
「え?」
「レイコが死んで、友人帳は私が預かろうと思った。
 奴の遺品を引き取る者等いないと思ったからな。
 だが、これで良かったかもしれん」
「先生……
 側にいてくれて有り難う」
「阿呆。気色の悪い事言うな!」
ニャンコ先生が最初に夏目から友人帳を奪おうとしたのは、他の妖から守るためだったのですね。まぁ、本気で私利私欲のために使うなら、とっとと夏目を殺しているよな。
藤原塔子が新しいおかずを持ってくると、夏目も仲間の輪に加わる事にするが、そんな様子を羨ましそうに眺める牛の妖怪と一つ目の妖怪に、夏目は一緒に食べるかと声を掛ける。
――人だとか、妖だとか、そんな事じゃなくて。
――自分にとって大切なのかどうか。
――その瞬間の思い、幸せを心のまま素直に、受け止めていけたらと思う。

山を見付けて、ちゃんとクッキーを届ける事が出来たんですね。
手紙が添えられているので、会う事は出来なかったようですが。
これからもちょくちょく食べ物を持って行ったり、会いに行ったりする事でしょう。

夏目は、自分の部屋の風鈴に短冊がついているのを見付ける。
それを付けてくれたのは藤原夫妻だった。

2期目もついに終了。
全期ではレイコが名前を封じた妖と接して、次第に妖の事が好きになる夏目と、妖とのふれあいのようなものが描かれた、どちらかというとほのぼのとしたものでしたが、今期は人と妖との関係を退治人たちが関わる事でちょっと重たいものに。
そんな中でも、夏目は夏目らしさを貫く事を決めたようで、名取さんもそれを認めてくれたようです。
4月からは第1期が再放送。月曜の夕方です。
まぁ、このアニメなら夕方に放送してもまったく問題ないよな。
で、早速第1話を見ていて思ったのは、ニャンコ先生が誰に封印されたとかは全く判ってないんだね。
油断していたのか、よほどの実力者が相手だったのかとか。
レイコさんの事とか、実はまだまだ謎が多い作品。
原作でも明らかにはなってないのかもしれないが。

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