アスラクライン EX002「未来に滅びるということ」

夏目智春が起きると、ベッドには下着姿の黒崎朱浬がいて焦る事に。水無神操緒に必死に弁明していますが……
朱浬はこの世界は一度滅びていると説明するが、その意味とは。
朝起きたら同じベッドで美人が寝ている、というのは黄金パターンですね。美味しすぎる展開です。この状況で何も手出ししないなんて！　ＥＤか！（マテ）
おそらく、滅びる前の世界というのが前回時々出てきていたビジョンなんだろうな。

鳴桜邸の大家の下を訪れたものの、潮泉老人は意味不明な言葉を綴る。
そして最後に智春が間もなく選択を迫られると告げる。
朱浬同様、この老人も前の世界の事を知っている、という事でしょう。しかしせめてもう少し判りやすいように説明してあげるべきではないかと思われるよ。

潮泉老人の家を出ると、嵩月奏でばったり出会ってしまう。
射影体である神操緒の事は、擬態しているため見る事が出来ないらしい。
射影体とは機巧魔神（アスラ・マキーナ）に封じられている人柱という事。つまりは今見えている幽霊は言葉通り、その人柱から放たれた生き霊のようなもの。あくまで外部端末というところか。
自分が「悪魔」だという言葉に混乱する智春。
まぁ、普通の人はいきなり悪魔とか言われても意味判りませんから。それで納得出来るのは、よほどカルトな人か、中二病かのどちらかだ。

そこに、昨晩襲撃をかけた黒服の男たちが現れる。
監視されていたのだと慌てた智春は、奏を抱きかかえて逃げようとするが、実は奏の父親とその部下たちだった。
智春を見て激怒する父だが、智春には手を出させないという奏の怒りにその場は一度ひきさがる事に。
彼が悪魔の組織である『嵩月組』のトップだけど、智春が演奏者（ハンドラー）という事で快くは思っていないようです。
むしろただの親バカかもしれないが……

第一生徒会に呼び出されると、生徒会長・佐伯玲士郎は第一生徒会・神聖防衛隊に勧誘する。
玲士郎は昨晩襲撃した男の一人。
悪魔を滅ぼすのが演奏者（ハンドラー）である智春のあるべき姿だと主張する。
玲士郎もまた演奏者（ハンドラー）であり、射影体の志津間哀音を連れていた。
自分に与するように命じる玲士郎の傲慢な態度に腹を立てた智春が拒絶すると、力尽くで仲間になるか、死ぬかという選択を迫る。
次から次へと忙しいな。しかしあれだけ上から目線で仲間になると思う方がどうかしている……正しい事を言えば全ての人間が従うという訳ではありませんから。
朱浬が邪魔しに現れるかと思ったけど、出てこないのな。
校内放送で呼び出しているのだから、気付いていそうなものなんだけど。

玲士郎の妹・佐伯玲子は兄のためにも智春の前から姿を消して欲しいと奏に頼む。
化け物を見たという玲子と奏は全く会話が成立しない。
玲士郎が智春の携帯電話を撃った銃声を聞きつけた奏は、慌てて智春の下へ向かう。
ようするに玲子はただのブラコン、と。

銃を突きつけて選択を迫る玲士郎から智春を救おうとやってきた奏は擬態を解除すると、神聖防衛隊を焼き払い、玲士郎と対峙する。玲士郎はこれに対して機巧魔神（アスラ・マキーナ）・翡翠を召喚。
その圧倒的な力の前に神操緒は消滅し、智春を守る為、奏が戦う事に。
擬態を解除した姿がオッドアイの状態らしい。

「この世界は、１度滅びたの。
　いまから２年後、
　719日後の、未来に……」
だから、悪魔だの機巧魔神（アスラ・マキーナ）だのが存在する、と。
智春の選択が前の世界を滅ぼしたのかもしれない。そして一度リセットしてやり直しているって事か？

前回はあまり喋らなかったから気付かなかったけど、野中藍の奏役ってなんか声と絵がマッチしていないな。この娘はもっと幼いキャラの方が声が会ってるんだよな。イモちゃんとか、風子とか。

次回　EX003「科学の光が落とす影」

次回はようやく巨大ロボ対決。

少しは説明のあった今回ですが、それ以上に謎の数の方が増えた気がします。
ゲームやっていない人間からすると、用語を覚える方が大変だわ。

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