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2009年5月15日 (金)

バスカッシュ!-BASQUASH!- 第7話「ウイズイン・アウトオブ」

「わりぃがおめぇらの勝負。
 俺が預かったぜ」

幼いダン・JDが狭い物置のような場所で頭を捻っていたところをミユキ・アユカワが発見する。
「ぎゅー」て考えていたら、バチーン!と思いつくのだというダン。
昔から独特な言葉の表現をする子だっだんだね、ダンは。

ジェームズ・ローンから与えられた大量の宝石。
これがあれば月面都市ムーニーズに行ってココ・JDの足を治す事が出来るが、ダンは未だ悩んでいた。
まぁ、ダンがこれを受け取らないというのは見えているものの、問題は突き返したとしてどうなるのかでしょうか。

一般人によるビックフットでのストリートバスケは禁止され、警察に逮捕されてしまう。
新たなビックフットによるバスケットボール、公式戦OCBリーグが開催される。
彼の開催したOCBに大勢の有力選手がBFBから抜けてしまい、リーグ戦まっただ中のBFBは壊滅的打撃を受けてしまった。抗議に来たBFBに対して、ジェームズは悪びれた様子もなく、彼らの移籍金として大量のダイヤを提示する。
しかしOCBのどの辺にBFB以上の魅力を感じているのかがいまいち判らないな。コートに縛られないというところか?

ココにプレゼントとしてダイヤ宝石を持って走るダンはスラッシュ・キーンズとぶつかる。
彼はそんなものがココの願いだと思っているのかと笑う。
スラッシュは相変わらず神出鬼没です。
てか、なんでココの事とかにそんなに詳しいんでしょうか、彼は。


ココの下でバスケットの練習に励むフローラ・スカイブルームは自分が王女だというのを隠していたが、フローラのリボンになっていたペットアクセの爺やは正体をばらして彼女を手下にすれば良いのだという。
フローラがトイレにいると、ダンがダイヤを持って来た場面に遭遇する。その事を伝えるフローラだが、ココがダンからもらいたいのは、宝石でもお金でもないのだと答える。
ココはダンにバスケでダンクシュートを決めて貰いたいのかもしれないな。


オープンスタイルのビックフットバスケを横取りするのかとジェームズに食って掛かるはるか・グレイシアだが、ジェームズはそんなつもりはないと笑う。
ビアンキとケイトにいささか翳りがある。はるかには地球の重力が重すぎるから、月へ帰るようにと告げる。
流石に長時間いるとあの胸が垂れてきてしまうのか……

ストリートバスケの公式化を横取りされたはるかはクラブ「スリー・イン・ザ・キー」でやけ酒。
OCBリーグのオーディション最終予選は市街での模擬戦。
BFB精鋭vsストリートバスケの生き残り組というカードである。
はじめからBFBの精鋭でチームを作るつもりでしかなく、ストリートバスケのメンバーはそれに花を添えるだけだと語るセラ・D・ミランダに、MAN-ZやPPPたちは返り討ちにしてやると意気込む。
BFBの精鋭はそれほど強いのか。やはり1年前はしょぼかったBFBもレベルがあがっている、という事なんだろう。

そこに同じ店に姿を見せたファルコン・ライトウイングたちBFB精鋭陣。上から目線の彼らと、ストリートバスケのメンバーは大げんかを始める。
店での喧嘩にもオーナーのリルはあまり頓着した様子がないのは、いつもの事なのか。まぁ、修理代はBFBメンバーに請求出来そうだしな。
そんな騒ぎの中、セラと視線の合ったはるかは『何か』を思い付いたように微笑む。
悪巧み発動!

スラッシュはダンが本当に契約するか、と疑問を抱いているが、ジェームズはダンが本当に伝説なら必ず契約すると告げる。
スラッシュはダンがココの意図を汲むなら契約しないと踏んでいるんだろうな。
で、彼自身そっちを望んでいる傾向がありそう。
伝説だからこそ、束縛を好まない、というのがまだジェームズには判っていないのかな。

差し押さえられた部屋に強引に入ったダン。
事故で足を失ったココは、ダンがダンクシュートを決める事が出来なかったからであり、ダンのせいだと非難した。
ダンが外した事で、ボールをリバウンドしようとしたココと、ビックフットが事故を起こしたという事なのかな。だからダンは必要以上にダンクシュートに拘っているのか。ただ、まったく上手くなっていないみたいなんですけど。
そんなココの足を治そうと必死になって金を集めようとしてきたダン。
ダンの部屋の魚にはココが餌を与えていたようですが、差し押さえられて入り口が封鎖されている部屋なのに、どうやって餌を与えていたんだろうか。部屋は中で繋がってるのか?

今日の二次審査。正式契約が約束されているダンは参加しなくとも構わないが……
返答は二次審査の後。

アイスマン・ホッティはデストロイ・ボールで反則を次々と取られてしまう。彼はBFB時代からデストロイ・ボールによって反則を取られ、次々とチームを追い出されるという経歴の持ち主だった。
ファルコン、シール・ボルウック、レイモンド・クリス
アイスマン、セラ、アラン・A・スミス
BFBチームとストリートバスケの試合は、激しさをみせるストリートチームは次々とファールを取られてしまい、盛り上がりに欠ける。
バスカッシュとOCBではルールがまったく違うという事のようです。OCBはストリートではあるものの、かなり厳しいルールがあるようで、ほぼ何でもありのストリートチームにはハンデが大きいのだね。
ストリートチームは完全に噛ませ犬状態。
はるかはガンツ・ボガードとベル・リンドンに「祭り」を始める手伝いをしろと告げる。
はるかとセラはグルになって何かを企んでいる様子。

市民達はルールで雁字搦めのOCBの試合に不満を持つが、ジェームズは意にも介さない。
OCBはコートもルールもあるスポーツであり、彼が考えているのは野蛮なストリートではない、と。質の低い客に媚びる必要はないのだと。

はるかとセラの水着生写真に釣られた男たちによって街中に塗られたコートを示す黄色い塗料が消されていき、審判ロボたちは反則がとれなくなっていた。
自分たち流の試合を始めるアイスマンやセラたち。彼らに対抗して、ファルコンもラフプレーを開始。
試合に乱入してきたダンクマスクは、アランと交代を宣言して、ファルコンとアイスマンの勝負に割って入る。
遂にダンも登場。ファルコンたちもラフプレーが出来るのは、彼らもある程度ストリートをやった事があるという事かな。

ダンの乱入に、他のストリートバスケプレイヤーたちも続々とルール無用で参戦を始める。
それらをあくまでも認めようとはしないジェームズだが、はるかは彼にはスポーツが理解出来ていないのだと告げる。
元パスケプレイヤーであった彼だけど、政治に携わるうちにスポーツマンとしての心を忘れてしまったというところか。

「バッスカ野郎!
 コートだ? ルールだ? 審判だ?
 こんなのちっとも、オープンでもシティなバスケでもねぇぜ!
 ……アイスマン!
 ……セラ!
 見ろ、これが……
バスカッシュだぁああああ!!!
ダンの投げたボールによって町に描かれたコートを次々と消し去っていく。
ダンクマスクの登場に盛り上がる人々。ダンの乱入に、他のストリートバスケプレイヤーたちも、所詮アマチュアである自分たちにルール無用と続々と参戦を始める。

無茶苦茶となったOCBの公式戦の感想を全世界に中継してジェームズにインタビューするはるか。
はるかはジェームズはストリートはおろか、プロ達の事すら何も判っていなかったのであり、OCBは月の人間の欺瞞なのだという。
「私たちオフィシャルがやろうとしているのは、
 暴力でも受け狙いの遊びでもない。
 スポーツです」
「そのスポーツを判ってないっつーの。
 そんなオフィシャル、クソ食らえ!」
確かに、はるかが惹かれたオープンスタイルもこんなものではないのでしょうね。

「ホントに、クソ食らえだ!」
「そうだ!
 こんなせまっちい惑星、クソ食らえだ!
 俺たちに、限界はねぇええええ!!!
OCBを否定するダンは、みゆきに用意させた特製ボールを使うと、「これが俺の答えだ!」と投げつける。激しい衝突を繰り返し、ジェームズのいる建物に激突したボールからは大量のダイヤが漏れる。
ダンの決別に、ジェームズは彼をOCBからの永久追放を宣言するも、ダンは最初から入っていないものに、追放もクソもねぇと気に止めない。まぁ、当然だな。
そんなダンの様子を微笑み見詰めるココ。
ジェームズ側は今後頭を下げてももはや参加させないという意思表示なんでしょう。それは自分たちのバスケットが受け入れられるという自身の現れなのだろう。

「俺は認めない、お前のバスケ、お前のボールを」
アイスマンと睨み合うファルコン。

「そして、あの方達は、人々の胸に心地よい風を残して、町から消えたのです」
大勢の選手たちが逮捕された中、セラ、ダン、アイスマン、フローラは警察の手を無事に逃れていた。
はるかの下には、これらの試合を見た者たちから次々と試合のオファーが入っていた。
「それは私にとって、旅立ちの予感だったのかもしれません」
そしてここからジェームズのOCBオフィシャルとダンたちのバスカッシュの対決が始まる。
そういう構図での展開が続くのか。
最終的にはスラッシュとダンの勝負という事になるんでしょうが。
あれ、ココは町においてけぼり?

このまま月に行く事はなさそうだな。
で、この先「エクリップス」って少しは物語に絡んでくるのだろうか。

次回 第8話「パス・オブ・トゥルース」

次回はダンがはぐれてしまうのかな。フローラがはぐれたようにみ見えるけど、アイスマンと一緒にいるし、はぐれそうなのはダンだからな。
ダン抜きで、フローラとアイスマンで試合をする事になるのかもしれない。

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そろそろ評価が分かれて来たナーという印象のバスカッシュ! 分かれるのも分かる気もするけど、どっかでスッキリする自分も居るんですよね。 決められた枠をブチ壊す快感とでもいいますか(笑) にしても、OPが終盤に来たりと何だか最終回仕様のようでした~。 TVアニメー..... [続きを読む]

受信: 2009年5月17日 (日) 14時42分

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