仮面ライダーディケイド 第19話「終わる旅」
伝説の魔化魍 牛鬼(声・酒井敬幸)となってしまったヒビキ(デビット伊藤)。
そうと知らずに戦う門矢士(井上正大)は龍騎の力で対抗する。
ストライクベントでの攻撃受けても尚倒れない牛鬼。
そんなディケイドと牛鬼の戦いを余所に、イブキ(渋江譲二)とザンキ(松田賢二)は大げんか。
彼らを助けようとするアスム(小清水一揮)の姿に、師匠たちを止めていたアキラ(秋山奈々)とトドロキ(川口真五)が変身。
アキラは天鬼へ、トドロキは轟鬼へ変身すると、アスムを必死に戦い続ける。
あ~、彼らも普通に変身出来たのですね。
苦戦する2人に、今度は電王アックスフォームへと変わった士が戦う。
アタックライド・ツッパリで牛鬼の突進を食い止める士。
一応、電王世界のライダーたちも巫山戯た名乗りだけではなかったようです。
士と力を合わせる天鬼と轟鬼は音撃射『疾風一閃』と、音撃斬『雷電激震』にて攻撃して牛鬼を退ける。
天鬼の技は基本的にイブキと同じか。変身体もイブキと変わらないし。
傷ついたヒビキの下に駆けつけた光夏海(森カンナ)と小野寺ユウスケ(村井良大)。
彼らに迷惑を掛けまいとするヒビキだが、彼を放っておけないとするユウスケたちは、彼を休ませる事に。
この2人、今までどこにいたんでしょうか。戦ってる間、ずっと影から見ていたのか? てっきり2人がアレはヒビキさんなんだ、とみんなに教えて戦いを止めるのかと思っていたんですが。
イブキとザンキは互いに相手の策略だと思い込み、相手を必ず倒すと言って聞かない。
ヒビキは鬼を引退すると言っており、自分たちで牛鬼を倒すしかないと思うアスムに、自分たちでは無理ではないかと怖じ気づくアキラ。
だが、アスムはまずは動く事が大切であり、動く事で何かが始まると語る。アスムの言葉に感銘を受けたトドロキとアキラも、自分たちの世代は流派で啀み合う必要もないのだと手を取り合う。
だが、アスムが鬼を継承するには、ヒビキの承認が必要。海東大樹(戸松公人)が力を貸してやろうかと姿を現す。
若い世代はあまり流派同士の対立に興味がないようだ。
トドちゃんはアキラちゃん大好きだしね。鬼の継承は、一応師匠の許可がいるらしい。
と、いう事は他の2人は一応師匠から鬼になれるとの許可を貰っているという事か。
ヒビキは自らが牛鬼となってしまう理由を、夏海とユウスケに語る。
魔化魍と戦うため、鬼の力を手にしたヒビキたち。
ヒビキは正しい心で鬼の力を制御しなければならないが、自分を鍛えすぎて相手を倒そうという気持ちが強くなりすぎると、鬼に心を奪われる。その結末が牛鬼。
だからこそ、ヒビキは自らを鍛える事を止めてしまった。
次に牛鬼になってしまった時には、もう戻れないだろうと自嘲気味に笑うヒビキ。
アスムが鬼になりたいと、言っている事を伝えにきた大樹。彼には自分と同じ道を歩ませたくないというヒビキに、アスムが若い世代で流派を一つにするのだとみんなの中心になっている事を聞かされたヒビキ。
心の鬼。確かに原作でも心を鍛える大切さとかはあったからね。全ての魔化魍を倒せないのなら、この世界を救うのはむしろ鬼たちのあり方を示すのが一番だろう。
大樹が秘伝の巻物を奪おうとするのを素早く食い止めると、アスムに変身音叉を渡すように託す。
彼が正しい心で鬼になるかどうか、それを決めるのはアスム自身なのだと思い至ったヒビキは、牛鬼となった自分をアスムに殺して欲しいと願う。
俺の屍を超えていけ、という訳ですね。
牛鬼だけでは足りないと感じたキバーラ(声・沢城みゆき)は龍騎の世界から仮面ライダー・王蛇(声・萩野崇)を召喚するも、「イライラする」という彼に、突撃剣・ベノサーベルに殴り飛ばされてしまう。王蛇はそのまま岩を殴りつけてそこに封じられた魔化魍を復活させる。
王蛇も一緒に戦うのかと思いきや、彼の出番はこれだけだったようです……
殴り飛ばされるキバーラは可愛い。
トドロキとアキラは、折り入っての話だと互いの師匠を呼び寄せると、みんなで力を合わせべきだと主張する。
今こそ音撃道を一つにするべきだという2人に、口を慎めと怒り心頭のザンキとイブキ。だが、士は音撃道について本気で考えているのが誰であり、師匠であるならば弟子達や音撃道の未来を、師匠である彼らに決めるように告げる。
士の言葉を受け、イブキとザンキは自らの変身音叉と共に師匠の座を2人に託す。
てか、なんでアキラちゃんまで紋付き袴なんだ。
免許皆伝処か、師範の継承までしてしまいました。
これからは彼らが流派を背負っていくのか。師匠2人の役割は若いの2人を影から助けていく事になるのでしょう。てか、2人ともまだまだ若いんですが……
朝、目覚めた夏海は炎に包まれた瓦礫の世界へと移動。
姿を現した鳴滝(奥田達士)がこのままディケイドが旅を続ければ取り返しのつかない事になると警告する。夏海にディケイドを止めろという言葉を残す鳴滝。
鳴滝の危惧しているものがなんなのか、未だに不明。
ディエンドやディケイドがこれまでも何度か世界を破壊しているのだろう、という事はなんとなく想像がつくのだけど。
ヒビキと直接話をするべきだと、アスムを連れてきた大樹。
ヒビキがアスムの前で気を許した隙を衝いて、ヒビキの持つ響鬼流の巻物を奪いとった大樹。彼の目的は最初から巻物であり、ただの泥棒だと告げる士の言葉を信用しないアスムだが、大樹は士の言う通りだと告げる。それ以上にヒビキが最悪だと、彼に側に発砲。
すると、ヒビキは鬼に心を奪われて、牛鬼へと変身してしまう。
ヒビキ、あの程度であっさり変身してしまうのか。
完全に鬼に支配された牛鬼、士はディケイドに変身して戦う。
何で変身の時に出てきた文字が「通」なのかと判らなかったのですが、「通りすがりの仮面ライダー」だからなんですね。
3つの巻物を集め、宝の正体を知った大樹は再び戻ってくる。
ヒビキが鬼の心を制御出来なくなった事、正しい心で鬼を制御出来るなら、その力で自分を倒してほしいとヒビキが願っていた事をアスムに伝える。
そんな事が出来るはずがないというアスムに、それでいいのだという大樹。
「受け継ぐのは鬼の力だけじゃない。
ヒビキって人の、魂を受け継ぐ事になんだ」
珍しく大樹が良い事言った!
「言っておくけど、ボクは君よりずっと前から、通りすがりの仮面ライダーだ」
ディエンドに変身。
文字が「盗」って……今回は台詞を大樹に奪われてしまいました。
鬼になるか否かは自分で決めろと告げる大樹に、アスムは決意を固めて音角を受け取ると、響鬼へと変身する。
ヒビキの肉体であるから、アスムには自分を攻撃できないという牛鬼。
ディケイドとディエンドが助けに入ると、士はこのままではヒビキの心まで失われてしまうとアスムに攻撃するように告げる。
アスムは音撃打『猛火怒涛の型』で牛鬼を攻撃する。
ヒビキの心を感じながら、遂に牛鬼を撃破する。
牛鬼、意外とあっけなかったな。
序盤の戦いは、えらく苦労していたし、天鬼と轟鬼の2人掛かりの音撃斬でも倒せなかったのに。
そこに鳴滝がディケイドを倒す為、魔化魍『化け蟹』を嗾けてくる。
駆けつけたトドロキとアキラも轟鬼と天鬼に変身する。
化け蟹に手こずる鬼たちに、大樹は巻物を破壊して音撃道の宝を示す。
3つの流派が一つになるこそ、それこそが真の音撃道だった。
ファイナル・フォームライド・ヒビキでヒビキを『アカネタカ』へと変身して化け蟹の動きを封じさせると、ファイナル・アタックライドで『ヒビキオンゲキコ』へと変えて、清めの音を叩き込む『ディケイドウェイブ』で攻撃。更に轟鬼と天鬼、ディエンドもディケイドと共に清めの音で攻撃する。
そこに駆けつけたイブキとザンキも加わり、全員での攻撃で遂に化け蟹を撃破する。
ヒビキは珍しく二段階変身しました。
ディケイドウェイブはそのまま、響鬼の技ですけど……
全てを終え、立ち去る大樹に、アスムたちは自分たちが鬼を受け継ぐ事が出来たのは大樹のおかげだと頭を下げる。
そんな彼らに「気持ち悪い」と照れる大樹は、自分はやりたいようになるだけだと告げる。
「少年君、ボクのお宝、いつかはキチンと、見せてもらうからな!」
爽やかに去っていく大樹。
ここにきて、大樹が妙にいい人です。やはり彼は最終的に味方なのかな。
未だに大樹と士の関係が不明だけど、大樹はたぶん士にとって師匠か兄貴的存在なんだろうな。だからこそ、師匠と弟子の世界であるここでは、妙にアスムたちに肩入れしたのかもしれない。
夏海は士が世界を破壊するという事が未だ信じられない。
キバーラは次の世界へと出発すると言い出す。
9つの世界の旅を終え、カードは全て揃ってしまった。これで世界は救われたんだと喜ぶユウスケ。
光栄二郎(石橋蓮司)は記念写真を撮ろうとするが、新たな世界を描いた幕が登場。
そこは炎に包まれた瓦礫の世界。
「私の……世界」
それは彼らがいた最初の世界だった。
フリダシへ戻る、という事。
オープニングに新しいカットが増えてますね。
次回 第20話「ネガ世界の闇ライダー」
初回の紅渡(瀬戸康史)に続いて、今度は紅音也(武田航平)が登場だ。
次にディエンドが召喚するだろうライダー3体は、黒尽くめです。
6/29のイベントで秋からの新ライダーがいよいよ発表になるようです。
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
| 固定リンク
「スーパーヒーロータイム」カテゴリの記事
- 仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ! レビュー(ネタバレあり)(2012.08.22)
- 特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ! レビュー(ネタバレあり)(2012.08.22)
- 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 レビュー(ネタバレあり)(2012.05.04)
- 海賊戦隊ゴーカイジャー 第51話(最終話)「さよなら宇宙海賊」(2012.02.19)
- 海賊戦隊ゴーカイジャー 第50話「決戦の日」(2012.02.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント