シャングリ・ラ 第8話「口紅無残」
炎天下の中、3日間も飲まず食わずで庭に立ち続けた北条國子に、更正センターの獄長となった鳴瀬涼子は“ご褒美”と称して死刑を宣告する。
尚も他の人間に手を出したら承知しないと目の光りを失わない國子。
意義のある者は前に出ろ、と言うも、その勇気を持ち合わせる者は山崎友香やレナを含めて誰もいなかった。
ここで名乗り出てもただいきなり殺されるだけ、というのが判っているのだろう。それなら、処刑までの間に何か手段を講じた方が良いというものだろう。
秦総一郎は“計画”に狂いが生じるため本気で國子を殺すつもりはないと思っていたが、涼子はここで死ぬならその程度だと言い放つ。
どうやら彼女たちがしようとしている事に、國子は必要な存在のようです。
死刑の報道を知った武彦は大慌てだけど、北条凪子とモモコは落ち着いたもの。
こちらはこちらで策があるようだけど、明らかに武彦に教えていないようです。
武彦の方は保険として扱われているのか。
モモコは國子に面会を果たし、自分が死刑になったらどうするかと問い掛ける。
モモコが死んだら自分も生きていられないという國子だが、モモコは國子は何があっても生き延びなければならないと強く語る。
もの凄い死亡フラグです……
看守を色仕掛けで手名付けた友香は國子に面会しようとするも、今木烈音に発見されてしまう。戻るように告げる烈音に友香は、看守と同じように色仕掛けで説得しようとするが、烈音には通じない。
が、友香の決意を感じたからか、面会を許してくれました。
一緒に逃げようという友香ですが、國子は拒絶。
友香の台詞を烈音は聞かなかった事にするなど、彼の甘い所が見え隠れ。
レナとナオは喧嘩を始め、2人は伐採を命じられる
レナは夜間に集めたオレンジジュースを入れたヤカンと鏡を用意。
更にナオはレナを殺すという名目で、看守をたぶらかして水素爆弾を手に入れていた。
幾ら火だねが手に入らないだろうと思うからとはいえ、そんな物騒なものを簡単に渡すなよ……
國子に処刑を受けることになる運命の日は、彼女にとって特別な日であり、美邦にとっても特別な一日だった。
美邦が外に出れるという事は、当然日蝕が起こるというのが直ぐ判る。
口紅に仕込まれたナノワイヤーで看守達の銃を斬り裂いた國子は、ナオたちが用意した気球で友香と共に脱出を図る。
レナやナオに必ず助けに来ると約束して飛び去る國子。
残されたレナやナオたち女囚は、涼子の指示により銃殺されてしまう。
流石に総一郎や烈音もこの決定には戸惑ったようですが、やむを得ず従った感じですね。
脱出を図った國子たちは待ち受けていたモモコと合流するが、突然始まった日蝕が始まる。
そして道路で彼女たちは道路に座する巫女たちを目撃する。
遂に國子と美邦が初対面。
涼子が判って仕組んでいたという事だろうな。この両者を対面させて何をしようというのか。
次回 第9話「天啓陽月」
無残がモモコではなく、女囚達だったという展開。
國子が彼女たちが死んだという事実を知る事があるのでしょうか。武彦たちが遺体を発見するとか? 脱出しているのを知らないはずだから、たぶん更正センターに姿を見せる筈だからな。
もの凄いモモコが死にそうな雰囲気を面会の時に見せているのも演出としては上手い感じ。
が、次こそ本当にモモコさんが死にそうです。ミーコも一緒な筈なのに。むしろミーコが彼女らを慕っている事が美邦には気に入らないのか?
予告でも國子が友香を背負って1人で歩いてるし……
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