侍戦隊シンケンジャー 第十五幕「偽物本物大捕物」
真剣白羽取りの練習をするシンケンジャー。
谷千明(鈴木勝吾)は出来るわけがないと投げやりだけど、志葉丈瑠(松坂桃李)は楽々とこなす。
池波流ノ介(相葉弘樹)も成功してみせるが、千明は二刀流と称して脇からもう一本の剣で攻撃する始末。
以前に爺が剣の技術は流ノ介の方が殿より上だと言っていたのだから、流ノ介に出来るのは不思議ではないよな。ことはと茉子姐さんもできるんだろうな。
他人の姿形をそっくり真似するナリスマシ(声:大林勝)。
他人に変身して人々を混乱させていたナリスマシに、一人真剣白羽取りの練習をしていた千明が遭遇して一人で戦うも、敗北。
ナリスマシは千明の知らないところで、彼に化けて、シンケンジャーの仲間に対して雑魚の相手は彼らに任せたと立ち去ってしまう。
ボロボロになって戻ってきた本物の千明を責める仲間たち。何が何だかまったく判らず、苛立つ千明。
殿は千明の練習していた様子を目にして、暫く様子を見る事に。
殿だけは少し千明を信用している、という事でしょう。
三途の川の河原に倒れていた腑破十臓(声:唐橋充)の側を通りかかった薄皮太夫(声:朴璐美)は、一度は無視しようとするが、彼に救われた事を思い出し。
ここでこの2人にフラグ?
思わぬ展開です。
偽千明は剣の稽古中だった流ノ介に水風船を投げつけて練習を妨害し、喫茶店にいた白石茉子(高梨臨)と花織ことは(森田涼花)の顔にケーキを押しつけるといった悪戯を行う。
ゲームセンターで遊んでいた千明のところへ逃げた偽千明。
千明を信用したいと思うことはだが、千明には何のことだかさっぱり判らない。そんな彼に反省していないと怒る流ノ介と茉子。3人は千明を仲間ではないと決別を表明。
普段の日頃の行いが一番に出てしまったという所。
これをやったのが茉子姐さんとかなら、偽物の可能性とかも考えてくれたのかもしれないけどね。
そして引き籠もりなので被害にあっていない殿……
何故みんなが怒っているのか判らない千明。そこにことはがさっきは言い過ぎたとやってくる。千明はもうどうすればいいのか判らなくなってきていた。
流ノ介たちを大切な仲間だと思っていたが、みんなから棄てられてしまったと落ち込む千明に、「そんな事はない」と声をかけることはだが、彼女もまたナリスマシが化けた偽物だった。
千明はことはに丈瑠から「血祭ドウコク(声:西凛太朗)を倒す秘策が見つかった」と連絡が入りクロガネ山に集合との事だが、自分は行かないから、とことはだけで行くように告げる。
千明から情報を得たナリスマシはシンケンジャー全員を葬るため、千明に化けてクロガネ山へ。
千明が驚いている様子とか、突然秘策の話とかしている段階で、正体に気付いたんだな、というのが良く判ります。てか、クロガネ山に集合って、そんなアバウトな情報で……クロガネ山のどこに何時集合だよ。
クロガネ山で待っていた4人に笑う偽千明はナナシ連中に攻撃を命ずるが、突然の木の葉でナナシ連中が倒されてしまう。駆けつけたのは本物の千明。
全てはことはに変身したナリスマシが、千明を殺そうと一瞬姿を現したところが、川の水に映っていたため、全てを悟った千明が仕掛けた罠だった。
偽物がいるとのメールを受けたシンケンジャー。流ノ介は信じようとしないが、丈瑠は千明を信じてクロガネ山にやってきたのだ。
流石は流ノ介、殿の決断にはあっさりと承諾しました。これも立場が逆なら、千明は渋って行く事を悩んだかもしれないから、キャストが上手く回っている感じだな。
ナリスマシはシンケンレッドに化けて、動揺を誘いつつも攻撃を仕掛ける。
ナリスマシの瓜実複相刀での攻撃に、千明は真剣白羽取りを見事に成功させると、シンケンマル「木枯らしの舞」で攻撃すると、殿と一緒に烈火大斬刀大筒モード『兜五輪弾』で一の目を成敗する。
流ノ介は一人で撃ったのに対して、千明が二人がかりなのは、彼のモヂカラがまだ一人で撃つには不足しているという事なのか。
千明は真剣白羽取りを成功させただけでなく、あの時自分がしてみせたような二刀流での攻撃にも対処してみせているのが、演出して上手いね。
二の目となったナリスマシにテンクウシンケンオーで立ち向かうシンケンジャーだが、ナリスマシはテンクウシンケンオーに変身。
どっちが本物なのか、と問い掛けるナリスマシに、「どっちが本物なんだ」と焦る流ノ介と「見分けつかへん」と答えることは。
そんな2人に呆れる千明たち三人は、自分たちが乗っている方が本物に決まっていると告げる。
馬鹿な子が2人……千明にまで呆れられるって。
最後はダイシンケン『天空唐竹割り』で二の目を撃破し、一件落着。
あっさりと変身を解いてしまっているので、変身しても同じ能力になるという訳ではないのかな。この手のタイプは能力もコピー出来るパターンが多いんだけど。
千明を信用しなかった事を詫びる流ノ介に、気にしていない千明。
だが、流ノ介はそれでは気が収まらないと自分を殴ってくれとしつこく食い下がる。言い合いになる2人を殿が止めると、「喧嘩する程仲が良い」のだろうと笑う。
流ノ介、逆ギレかよ。
より深い絆で結ばれる事となったシンケンジャーだった。
相変わらず最後の美味しい所を独り占めの殿。
次回 第十六幕「黒子力(くろこのちから)」
次は黒子を見習えと、流ノ介、千明、ことはが爺に怒られてしまう話のようです。
馬鹿な子3人なので、当然空回りするのが目に見えている。
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