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2009年5月17日 (日)

戦場のヴァルキュリア 第7章「ダルクスの災厄」

ガリア公国正規軍ゲオルグ・ダモン大将はこれまで義勇軍が管理していたファウゼン防衛を正規軍ベーベル少佐が指揮する事として、異議を唱えたエレノア・バーロットには帝国兵が目撃されたというバリアス砂漠の偵察任務を与えられる。
あ~、これでファウゼンは陥落するのですね。

ラディ・イェーガーとベルホルト・グレゴールはかつての仇敵だったようです。
ラディは元々違う国の人間だったようで、ベルホルトの足に深手を負わせたらしい。
彼はエーデルワイス号にリベンジを図りたいと思っている様子ですが、ベルホルト自身はエーデルワイス号を目撃していないのでは?

任務に就いた第7小隊はラルゴ・ポッテルたちがカードで賭け事をしていると、ラマール・ヴァルト軍曹がやってきて小言。
更にパンを焼いてきたアリシア・メルキオットに、彼女はパン屋ではないというも、アリシアは軍人でありパン職人でもあるのだと飄々とした様子。
ファルディオ・ランツァート少尉を捜していたラマールに、それならと腕をとってエーデルワイス号を整備中のイサラ・ギュンターのところに連れて行くアリシア。
ラマールの照れようは胸に腕が触れてる?
ウェルキン・ギュンターもいないと聞かされたアリシアは、ウェルキンがスケッチしそうなところを訊ねる。
ラマールからすれば、ウェルキンのことなんてどうでもよくて隊長の居所を知りたいのですが、アリシアからするとファルディオはいつもウェルキンといる、という印象なんでしょう。

で、実際にアリシアの予測通り、ファルディオはウェルキンと一緒にいました。
ファルディオは第7小隊の緩さが気に食わず、ダルクス人がいる事で仲間としても認めたくないらしい。ダルクス人に対する偏見がそれだけ根強いという事か。
『ダルクスの災厄』について意見をぶつけ合っていたファルディオとウェルキン。
『ダルクスの災厄』とは2000年前にやってきたパリアス遺跡で起きた出来事。
ダルクス人が町を焼き払い、ヴァルキュリア人がダルクス人を討ち滅ぼしたと言われる。
ラマールはただの伝説と言うも、ファルディオは伝説ではなく実際に怒った出来事だと語る。
ウェルキンとイサラはダルクス人が自ら町を焼き払ったというのが解せないようです。ダルクス人側の資料も何も残っていないらしい。
アリシアとラマールだけが蚊帳の外状態。

ファウゼン防衛の任についた軍ベーベル少佐。
ここはラグナイト鉱山のがあるようで、国力の要となる重要拠点のようですが、こんな無能そうなのに任せたらおしまいだ。しかも相手は「帝国の悪魔」ベルホルトのようですから、彼の敗北はもはや決定。
この土地はダルクス人が3割いるらしいが、それだけ技術力が必要とする場所なのか。

ファルディオ、ダルクスの災厄の資料まで持参しています。
ラマールはファルディオが第7小隊と関わるようになってから変わってしまったと不機嫌ですが、ファルディオは気にも止めていません。
以前のファルディオはこんな感じの人ではなかったという事なのだろうか。
しかしウェルキンと大学で同期だったという話に出てきた時の感じは既にこんな感じだったよな。軍に入ってから暫くは違う様子だったという事かな。
ファルディオもラマールもベーベルは負けると考えているようです。
正規軍はまったく信用がないんですね。
と、いうか正規軍がまったく頼りにならないからこそ、義勇軍という存在が誕生したのかもしれないが。

敵襲などはまずあり得ない場所という事もあり、遺跡の調査に行く事になったウェルキンたち。
ウェルキン、ファルディオ、アリシア、イサラ、ラマールという顔ぶれ。何故かハンスまで連れてますよ。
車の調子が悪くなってしまい、イサラがハンスと残って修理する事に。
何か言い伝えがあるらしく、イサラはそれを気にする人間がいるなら行かない方がいいだろうと主張。
4人だけで遺跡へと向かうも、気にしたラマールはやはり残る事に。
「恐怖と好奇心と好意は、似てるのさ」
「何?」
「つまり、ラマールはイサラの事が気になってる
「えぇ!?」「えっ?」
「おいおい、ウェルキンはともかく、アリシアは驚いちゃダメだろうが」
「えぇ? だってあの子、ファルディオ大好きじゃない
ちょっと待て、それじゃあラマールがそっちの趣味があるみたいに聞こえますよ?
「それはそれ、これはこれって事」
「んー……つまり、ラマールがファルディオ大好きってのは。
 狼の群れにおいてリーダーに服従するような気持ちで」

「ウェルキンは黙ってて!」
ファルディオはラマールがイサラの事を好きだと考えているようです。
ウェルキンのたとえは遮断されてしまいました。まぁ、説明されなくても判るという事です。
何をどうみてそう思うようになったのでしょうか。今までそれらしいそぶりなんてまるで見せてなかったよね?

戻ってきたラマールを不思議がるイサラ。
「別に、お前のために来たんじゃないからな」
と、聞こえない程度に呟く。
「え?」
「早く直せよ! 簡単なんだろ!!」
ツンデレか! いや、男だからオラニャンという奴か。
イサラの方はラマールを完全にアウト・オブ・眼中。
彼女は兄命ですから。

ラグナイトの結晶を含んだ壁で囲まれた土地。
ヴァルキュリア人の聖地であり、図書館と言われる場所で、壁一面に碑文が書かれているようです。
神聖帝国軍の準皇太子マクシミリアンは忌まわしき場所でもあると語る。
マクシミリアンは『ダルクスの災厄』について何かしらの秘密を知っているらしい。
「欲深な者が、全ての果実、民、家畜を我が物とした」
「そうだ。更に、邪法の力で、バリアスの平原を焦土と化したと言われている」
「勇気ある者は大いに哀しみ、怒り、欲深な者に槍を向けた。
 蒼い炎を纏いしその槍で、欲深な者の心を貫いた。
 そして再び、大地は豊かになった」
欲深な者=ダルクス人
勇気ある者=ヴァルキュリア人
という解釈が一般的なのでしょうが、真実は逆という可能性もあるのか。
ダルクス人たちの持つ豊かな者を全て自分のものにしようとしたヴァルキュリア人に対して、力を持つダルクス人がその力を持って彼らを討ち滅ぼしたするなら、ヴァルキュリア人のも納得が行くところ。で、土地を焦土としてしまったダルクス人たちは自分たちの罪として、全てを語らなかったとも考えられるか。
ここはその焼かれた土地に対して、ヴァルキュリア人が鎮魂の意味を兼ねてこの遺跡を立てたと言われている場所。
だが、高度の文明を持っていたヴァルキュリア人は何故か滅んでしまった。
ガリア公国の大皇はヴァルキュリア人の血を引くという伝承があるものの、ヴァルキュリア人についても良く判っていないらしい。

自らの血を使い、遺跡の扉を開くセルベリア・ブレス。
更にアリシアが触れた事で扉が開き、更に奥の扉が開いて新たな碑文が出現する。
アリシアとセルベリア、この2人はヴァルキュリア人の末裔という事なのか?
アリシアは孤児らしいから、彼女がヴァルキュリア人の末裔である可能性は充分にあるよな。

どんな危険があるか判らないというウェルキンに、ファルディオは危険を冒しても見る事を選択し、アリシアもそれに賛成。
ファルディオはそこに書かれた文字を見て驚く。
彼の仮説を覆すような事実が書かれていたという事でしょう。
彼らがやってきた事に気付いたセルベリアとマクシミリアンと、ウェルキンたちが遭遇する事となる。
いよいよファーストコンタクト

次回 第8章「紐解かれる歴史」

次回は遺跡が崩れてしまい、咄嗟にアリシアを助けようとしたウェルキンによって、アリシアとファルディオが2人きりで閉じ込められてしまうみたいだ。
なんか、どんどんこの2人のフラグが立ってる気がしてなりません。アリシアがファルディオの昔話聞かされて頬赤らめているし。
イサラとラマールが助けに来るみたいだけど、イサラは碑文の方が気になってる?
果たしてウェルキンがどうなるのか。
遺跡が崩壊した事で、これまで隠されていた碑文が世に晒される事がなくなってしまったのだね。

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