咲-Saki- 第９話「開眼」

県予選決勝戦はこれまでと違い、各メンバーが半荘２回を行い、点数10万点の持ち越しは同じ。
話をちゃんと聞いていなかった片岡優希はタコスを１回分しか用意していなかった。と、言う事で須賀京太郎に買い出しに行かせる事に。
相変わらずパシリの京太郎は、のどっちよりも優希がお似合い。

清澄高校：片岡優希
鶴賀学園：津山睦月
龍門渕：井上純
風越女子：福路美穂子

優希はタコスを井上純に食べられてしまってガン泣き。
お腹が空いているのかと思った福路美穂子が自分のお弁当を上げる事に。
タコスでなければダメな優希ですが、実はタコス以外にもタコの付く食べ物なら何でもＯＫで、お弁当に入っていたタコさんウインナーで勇気凛々。

調子よく手が揃い始める優希ですが、純が変な鳴きをしたところから、流れが変わってしまい手が揃わず、得意な東場なのにあがる事も出来ない。
原村和は純の鳴きをただの偶然だと認めようとはしません。
龍門渕の純が圧倒的な強さを見せつけて、１回目の半荘が終了。
鶴賀はこの睦月が一番影の薄いキャラなんだよね。あまり印象に残らないままに終わってしまった人。
ちなみに福路キャプテンは地味にプラスで終了しています。

１回目の半荘が終わっての休憩時間に、京太郎がタコスを買ってきてくれました。彼もタコスが好きだから、て、それと店を見付けられたのは何の関係もないような。
優希はタコスに呪われた血族……
メキシコ人に失礼千万な台詞を吐いています。

元気を取り戻して２回目の半荘。再び東場で勢いを手にする優希ですが、またもや純の変な鳴きのせいで優希の勢いが止められてしまう。
純は場の「流れ」のようなものを感じ取って、うまく操作出来る人間。この人も大概人外な力を発揮しています。
結局優希は何も出来ないままに南入してしまうが、ここで合宿で同じように全くあがれなかった事を思い出した優希は、気合いを入れ直す。
そして七対子ドラ２という手を作るも、更なる高みを目差してドラの七筒切り。ここで優希の好調を感じ取った純は、優希の動きを封じるため、八筒を切りリーチで優希がもう１枚持っているだろう七筒を切れなくしてしまいます。
どういう事かというと。リーチで八筒を切ったという事は、これまでその牌が必要かもしれないと思えていたという事。それをココで切ったとなれば、手には八筒２枚と九筒または六筒があったため、ドラを含んだ手にするため、八筒を切ったのではないか、と思わせるためのカモフラージュなわけですね。
実際、リーチ牌の両サイドは安全だと判らない限り、普通は一巡目でいきなり切る事はしません。

しかしここでついに福路が動く。
これまで閉じられていた右目が開眼！！　何が見えてるのか、という感じです。魔眼か何かですか！？
優希がドラの七筒を切れずに困っているのだと読んだ彼女は、自分から見て七筒は安牌だと七筒を切りました。
通常、彼女のこの時の手では七筒を切る必要は全くない。しかしここで敢えて切ったのは、優希に道を拓いて調子の良い純を撃ち落とすためなんですね。
優希はここで手に萬子がやってきて、テンパイ。そのまま親の倍萬で純から直撃。
昨年、福路と直接対決した龍門淵透華は彼女の実力がヤバイという事を知っているんですよね。

二巡目も福路のサポートを受けた優希が、純があがる。
だがその次は福路。上がり手こそ小さかったものの、そこから福路が連続であがっていきます。優希の味方どころか、優希や純の本当の敵は彼女でした。
ここまでわざとなりを潜めていた福路は圧倒的なまでの力を披露します。
透華も彼女がようやく本気を出してきた事を感じ取っています。
純はこれまで希薄だった福路の気配が強くなっている事を感じていますが、これはあれか。片目を瞑る事で、自らの闘気を抑え込んでいるという奴ですね。

終局してみると４校のうち、プラスで終了したのは風越女子の１校だけという圧倒的勝利。
やはり強かった福路キャプテン。

そしてハギヨシに呼ばれていよいよ龍門渕高校の天江衣が動きだしました。
その気配を離れた場所にいる宮永咲は敏感に感じ取っています。
相変わらずのニュータイプっぷりを発揮。
衣の声はちょっとイメージと違うな。

原作の三話半分を一気に消化しました。
このペースなら、アニメはやはり大将戦が終了して終わりというところだな。

次回　第10話「初心者」
次回、まこのターン！　原作よりも少しは見せ場などがあるのでしょうか。
ともきーがどんなタイプなのかも原作では判らないんですよね。おそらくは棄牌などから相手の手を読む計算型なんだと思うんだが、見せ場もないまま終わったし。

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