アスラクライン EX009「存在するはずのない禁忌の存在」
運食らい(ラックイーター)に使えるドウター、イングリッドがいた事で、魔神相剋者(アスラ・クライン)の事件に魔神相剋者(アスラ・クライン)の姉クルスティナ・フォルチュナ・ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒがいるのは確定。
佐伯玲士郎は魔神相剋者(アスラ・クライン)が関与していた以上、夏目智春はこれ以上この事件に関わらないように警告する。
アスラ・クラインとは本来ならば拮抗する二つの力、機巧魔神(アスラ・マキーナ)と悪魔の力を併せ持つ者。ドウターとアスラ・マキーナで魔力を循環させる事により、魔力を限りなく増大させる事が可能となり、アスラ・マキーナを圧倒する力を持つ。
アスラ・クラインについてようやく説明がありました。とりあえず、圧倒的な力を持っていて、他の機巧魔神では全く歯が立たないほどになってしまうのか。
アスラ・クラインに尤も近い存在が智春。
第一生徒会・神聖防衛隊が嵩月奏を抹殺しようとしたのは、智春をアスラ・クラインにする可能性を持つ存在だったからのようです。
彼らが最初から智春がアスラ・クラインになる存在だと気付いていたのは、彼が1巡目の世界でアスラ・クラインになったから、とかなのだろうか。
ニアはクリシィは人間にダマされているだけで、悪いのは演操者(ハンドラー)だと主張。
ニアと玲士郎の対立は仕方がない事か。互いにアスラ・クラインは危険な存在だと感じていて、自分の側に非がないという主張だからな。
黒崎朱浬は奏とエッチな事をして、アスラ・クラインになってしまえとからかったりしていますが、どこまで本音なのかさっぱり。
ま、ヘタレでむっつりな主人公にはそんな事が出来る筈もなく……
再び出現したアスラ・クラインに、玲士郎が一人で戦いを挑んだ事を佐伯玲子から聞かされる。
が、智春たちが駆けつけた時には、既に玲士郎は翡翠を倒され、本人もイングリッドにやられた後。
幸い命には別状が無かった者の、暫く入院する事に。
すげぇな、胸を貫かれていて死なないか。
ニアは悪魔とも無関係な人を襲ったイングリッドを見て、姉がただ利用されているだけではないと思うようになる。
本来ならば拮抗するはずの悪魔とハンドラーが結びつくのは、理屈ではなく好きだという感情によるものなのだろう、と。
ニアは奏と姉が似ている感じを受けていますが、これは彼女が悪魔でありながらハンドラーの智春に惹かれている事と関係しているのかどうか。
里見恭武は雪原瑶にアスラ・クラインが智春だとか語っていますが、完全に聞き流されています。
大層に出てきた割りに、恭武はいきなりどうでも良い扱いになってるな。
学校に忍び込んだ朱浬は新屋敷琴里という教育実習生がクリシィと同じ時期に行方不明になっている事を探り当てました。
彼女を様子を窺って笑いながら去った謎の少女が登場。
まだ登場人物が増えるのか……大概飽和状態だと思うのですが。なんか、どこか麻呂眉毛っぽい。
朱浬の持ってきた写真の中から、アスラ・クラインを探り当てた玲士郎ですが、同じ頃ギターを引く加賀篝隆也が智春に接触していました。
この2人が協力関係にあるのは、共にアスラ・クラインが危険な存在だと思っているからなのでしょうか。それとも今回の敵がたまたま悪魔を襲っているからなのか。
智春が自分に近い者だとして、仲間になれと誘いを賭けてきています。
彼の誘いを断る智春に、イングリッドが攻撃。
水無神操緒と奏が駆けつけるものの、ニアが攫われてしまいました。
黑鐵を召喚した時に奏が反応したのは、嫉妬のようなものなのか、それとも悪魔と相剋する存在だから共にいると何か問題があるのか。
次回 EX010「刻の鎖につながれて」
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