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2009年6月12日 (金)

GOEMON(ネタバレあり)

 【ストーリー】

時は安土桃山時代。
戦国の世を天下統一に最も近く迫っていた織田信長が明智光秀の謀反で命を落とし、光秀を討った信長の一の家臣であった羽柴秀吉が天下統一を成し遂げ、時代はひと時の安息を迎えていた。
大店・紀伊国屋邸の金庫に忍び込む盗人がいた。紀伊国屋の主人・紀伊国屋門左衛門(六平直政)に気付かれる事無く、盗人が金庫に忍び込んでいた頃、紀伊国屋に豊臣秀吉の五大老の一人、石田三成が先の逆臣・明智光秀から預かった品が隠されているはずと押し寄せていた。
屋敷の金庫に押し入った天下の大泥棒・石川五右衛門(江口 洋介)は、気配を察知して抜け出すも、猿飛佐助(ゴリ)の書き記した屋敷の見取り図が間違っていたため、屋敷を調べていた兵士に見つかって追われる。
追っ手を躱しながら、町へと飛び出した五右衛門は、広場の前にある屋敷の屋根に立つと、盗んだお宝を人々にばら撒いて立ち去るのだった。

スリの少年・小平太(深澤嵐)は人ごみの中で盗みを働いていたが、役人の又八(玉山鉄二)に手を出してバレてしまった事で暴行を受ける。
だが、五右衛門が金銭をばら撒いた事により、役人たちはそちらに気が行き、辛うじて助かる。
五右衛門は盗んできた青い南蛮渡来の箱に何も入ってないと知り、捨ててしまうが、その箱を小平太が偶然拾っていた。

その夜、遊郭に行った五右衛門を女たちは今夜こそ自分が相手をしてもらうのだといがみ合う。そうした中、五右衛門は一匹の蛍を見るなり急に馬鹿騒ぎをやめて床についてしまう。

翌日、五右衛門は佐助から三成が紀伊国屋門左衛門邸に押し入って、青い南蛮渡来の箱を手に入れようとしたものの手に入らなかったという情報を耳にする。
しかも箱の回収のため、三成は霧隠才蔵(大沢たかお)という裏社会では知らぬ者なしの忍びを差し向けているのだという。

同じ頃、秀吉の下に織田信長の姪である浅井茶々(広末涼子)が現れる。
大恩ある信長公の姪であるため、娘同然だという秀吉だが、その実彼は美しい茶々を自らの側室にしようと狙っていたのだ。

五右衛門は箱を拾った小平太から取り戻すため、貧民街へと向かうが、そこで先日の又八たちが小平太の母親を切り殺す場面に遭遇してしまう。それを目撃した五右衛門に、武家だった自分の母が殺害された場面が蘇り、頭に血が上った五右衛門は又八の腕を斬り落としてしまう。
五右衛門は小平太に「強くなれ坊主。そうすれば、何も奪われやしない」と語るのだった。
佐助は早く去ろうと告げるも、時遅く箱を狙う才蔵と彼の手下の忍者たちが周囲を取り囲んでいた。
五右衛門は忍びたちの攻撃を掻い潜りながら、箱を抱えて駆け出していく。五右衛門を追う才蔵。
町を離れ、森を抜けて戦う二人。
五右衛門は才蔵に追い詰められるが、彼らの前に一人の忍びが現れる。
徳川家康(伊武雅刀)の忍び、服部半蔵(寺島進)だった。半蔵の出現に、才蔵は撤退する。

五右衛門は半蔵と共に南蛮の箱に隠された地図の下へと向かう。
そこに隠されていたのは、一つの連判状だった。五右衛門は連判状を半蔵に差し出す。
佐助はその連判状に記された2つの家紋に覚えがある……彼はそれが明智光秀と豊臣秀吉の家紋である事に気付く。
そう、あの連判状こそは織田信長暗殺を企んだのが光秀と秀吉という証だったのだ。
そして信長暗殺が秀吉によって仕組まれたものだと知った五右衛門が大阪城へと忍び込み、秀吉を抹殺せんとしていた……彼は信長に使えていた忍びだったのだ。

・キャスト
石川五右衛門:江口 洋介
霧隠才蔵:大沢たかお
浅井茶々:広末涼子
猿飛佐助:ゴリ(ガレッジセール)
石田三成:要潤
又八:玉山鉄二
織田信長:中村橋之助
服部半蔵:寺島進
千利休:平幹二
徳川家康:伊武雅刀
豊臣秀吉:奥田瑛二
我王:チェ・ホンマン
吉野太夫:佐藤江梨子
夕霧太夫:戸田恵梨香
小平太の母:鶴田真由
五右衛門の母:りょう
才蔵の妻・お吉:藤澤恵麻
三成の妻・おりん:佐田真由美
小平太:深澤嵐
少女時代の茶々:福田麻由子
少年時代の五右衛門:広田亮平
青年時代の五右衛門:田辺季正
青年時代の才蔵:佐藤健
ソバ屋の店主:蛭子能収
紀伊国屋門左衛門:六平直政
遊郭の番頭・弥七:小日向文世

 【感想】

ん~、なんてゆーか、CG使いすぎ。
正直言って韓国映画以上に迫力を感じないアクションシーンでした。時代劇のカッコいい殺陣も大量のCGとワイヤーアクションで台無し。
シンケンジャーの殺陣の方がカッコいいですよ?

世界観は戦国時代も終わり、織田信長が殺害され、豊臣秀吉の天下となった安土桃山時代の事。
ただし、やたらと西洋的な衣服を着ている人間や、西洋甲冑、建築もアラブ方面ぽさがあったりと、純粋な戦国ものではなく、ファンタジー的なパラレルワールド

石川五右衛門は忍者であるという設定ですが、これ自体はとっぴなものではなく、伊賀流忍者の抜け忍という説が実際に存在しており、秀吉暗殺を計画していたという話は沢山あります。

石川五右衛門で有名な油の釜茹シーンもありますが、そこで処刑されるのは……
この時、赤子も一緒に殺されてしまうのですが、実際に五右衛門は一子と共に釜に放り込まれたと言われています。
ただし、実際に五右衛門が殺されたのは京都なのに対して、この作品では大坂となっているようです。

この世界では秀吉が極悪人となる一方で、信長や家康はかなり良い人物に描かれています。

猿飛佐助と霧隠才蔵は本来は真田十勇士ですが、この作品の中ではどちらも違うようです。
霧隠才蔵は石田三成の部下になっていますし、猿飛佐助も最後は徳川陣営にいますから。
特にゴリの役は猿飛佐助の名前を与える必要があったのだろうか?
彼の役回りはありがちなスタンスで、最初は味方だけど最後の最後にやっちゃうタイプ。しかも本人自覚無し型。むしろ壊れたというべきか。

チェ・ホンマンはいらない子でした。
これ、彼じゃなくても良かったよな。どうせホンマンを使うなら、素手でやたらと強く人を殴ったら一撃で殺せるとか、怪力の持ち主で武蔵坊弁慶っぽくしてみるとかにすれば良いのに。
銃を使わせるならバルカン砲を楽々と抱えて撃ってくるとかして欲しかったな。
凄い扱いが中途半端だった。

個人的評価:50点

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