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2009年7月23日 (木)

ティアーズ・トゥ・ティアラ -Tears to Tiara- 第16話「戦う理由」

アルサルの凶刃の前に傷つき倒れたアロウン。
彼らを支える指揮官であるアロウンを失ったゲール族は、ガイウス率いる帝国軍の攻撃の前に、ただ一方的に力ない防衛を繰り広げているだけ。
一方的な攻撃に晒されて、反撃も力ないものです。
アロウンの傷を癒したリアンノンは、アロウンの目覚めと兄アルサルの帰還を信じて、同朋にそれまで戦い続けようと声を掛け、皆の士気を高める事に成功。
リアンノンの言葉で兵士たちがやる気を取り戻しました。宣託の巫女のカリスマ性がなせる業でしょうか。

アルサルは、自分の中に芽生えた憎しみをまるで押さえきれずに、アロウンを刺してしまったことに怯え、一人森をさまよい続けていた。
まるで何かに操られていたかのように、自らの心を抑えられなかったことに戦きながら。
操られていたというよりも、心に刻まれていた呪いのようなものに近いのかな。
アロウンがあの姿になると、彼の中の憎悪が爆発して抑え込めないように仕組まれていたのだろう。その事を計算ずくで、アロウンにあの魔法を使わせたというところか。
問題は寧ろ、自分のやった事から逃げ出してしまっている事なんですが。

帝国に囲まれてしまったため、アヴァロンへと帰還できないオガム、オクタヴィア、モルガンの率いる軍。
リアンノンやスィールが戻っているから、全軍が引き上げたのかと思いきや、アロウンを連れてアヴァロンに戻ったのは一部だけだったんだな。
オガムは即座に軍を返すことなく、準備を整えることとする。
それは帝国軍が森での戦いからすべてが仕組まれていた事を察し、兵力を温存しておくべきである事を告げる。
だが何もしないままでも状況は好転しない。期限を4日と区切るオガム。
この4日という期限はどういう基準で考えられたものなのか。
外にいるゲール族の忍耐と、アヴァロンがアロウンなしで持ちこたえられる日数から、4日と区切ったのか、それとも4日後に逆転できるだけの策があっての事なのか。

古い遺跡へとやってきたアルサルの下にやってきたオガム。
そこは彼にとって最初の戦場である懐かしい場所へとやってくる。
オガムは自分が人々にとっておとぎ話でしかない、なのだと語る。
アルサルは信じていませんが、アロウンと旧知の関係だったり、昔の事を知ってる風だったりする事を考えれば決して不思議ではないと有り得ないことじゃないと思うのだけど。
廃墟となっているこの場所は、かつて彼らにとって神聖なる神殿だった。
空が突然落ちてきて、何もできずに仲間と故郷を失った。それがオガムの戦う理由。
アルサルに戦う理由を問いかけるオガム。
これまでは誓約に従って戦ってきたわけで、自分が戦うべき理由というのを明確に考えた事がなかったのね。

ただ待つことに耐えきれないモルガン。
そんなモルガンに、オクタヴィアはオガムの指示は「兵を動かすな」という事であるからと、自分たち二人だけで仲間の救援へと向かう事を示唆する。
モルガンだけでなく、オクタヴィアまで屁理屈を捏ねだした。
てか、指揮官二人がいなくなって、残されたゲール族はどうするんだよ。
よく考えると、この二人ってアロウンの嫁2号と4号か……

リアンノンに指揮されたゲール族は、勢いを取り戻して敵の城への侵入だけは防いでいました。
妖精族の二人が戻っていた事が幸いしたな。

アヴァロンに火の手が上がった事を知ったアルサルは急いで戻ろうとするが、オガムがこれを制止。
戻ったところで、何も変わらないのだと告げられた。
確かに、今のアルサルが戻ったところで焼け石に水です。ましてや負い目を持っているような状態では、本来の力も発揮できないだろう。
籠城戦で敗者であっても、戦士はその勇敢さを称えられるが、力ない民はただ蹂躙されるだけ。自分がなすべき事を考えろと言うオガムに、制約を守り戦うと答えるも、誓約こそが彼の目を曇らせているのだと言われてしまう。
誓約誓約で、目が曇ってしまって、自分の心を見失ってしまっているですね。誓約以前に、自分が何を思い、感じ、何を成したいのか、それこそが重要な筈。
真実を知りたければ竜族・巨人族・妖精族・人間が共に生きていた時に生み出した『ゴルセズ・アロウン(アロウンの玉座)』へと迎えと言う。
勇気と血。つまりは神々・白き精霊との戦いの中で生まれたのが、この玉座という事なんだろう。

突然のオーク兵による襲撃に、ただ戦い続けるアルサル。空虚な戦いの中で、アロウンのなを思わず叫んだアルサルは、アロウンと共に戦い続けてきた事を、そして刃を受けたアロウンが自らを「我が友よ」と呼んだことで、ようやく自分の戦うべき理由を悟りました。
誓約がどうこうではなく、これまで一緒に戦い続けてきた仲間として、信頼すべき友としてアロウン
と、神殿の壁が開き、先の大戦の遺物であるエレクトラム・ゴーレムが出現する。
これが「勝利の鍵だ!アップというのかと思いきや、敵でした……
天から彼らを眺め続けるという敵に怒りを覚えるオガムは、竜の姿へと戻るとエレクトラム・ゴーレムと戦う。
必ず近いうちに会えると、アルサルに城へと戻るように指示する。
と、いう事はオガムはここから暫くは姿を消すのだろうか。人間の姿に戻るのに時間が掛かるのか、それとも戦いで負傷するからなのか。

帝国兵に変装したオクタヴィアとモルガンだが、帝国兵に声を掛けられて酒を勧められてしまったため、思わず振り返ったモルガンにより正体が露見してしまう。
慌ててアヴァロンへと向かう二人だが、敵兵に先回りされてしまう。
スィールにより、「ラスティ・ミサイル」が発射されて、二人は無事に城へ帰還する。
ひでぇ叫び……そりゃあラスティも泣きたくなるよな。
二人の帰還に士気を高めるリアンノン。
モルガンによれば、リアンノンはアルサルの次に兵を動かせる戦闘指揮官という事。確かに気の抜ける指揮なんですが、彼女の人柄に動かされてしまうのかな。カリスマ性が高いんだね、やはり。
だが、アヴァロンに新たな巨大な陰が迫っていました。
新たな攻城兵器というところだろうか。

次回 第17話「友のために」

やはりアルサルはタリエンシンの下へ向かったようです。

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