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2009年7月 1日 (水)

黒神 The Animation Episode23(最終回)「道」

ウェディングドレスに身を包んだ佐野茜。
「今日の日があるのは……クロちゃん、あなたのおかげ。
 出来ればもう一度、貴女に会いたい」

果たして結婚相手は……これで蔵木だったり、全然知らないキャラだったらその方がビックリだよ。

兄である獅子神黎真を追って人間の街へと下りてきたクロ。
そこは人と物で溢れた世界だった。
「何か」に縛られている人だが……
清き処に住んでいたクロは、当然一人で人間界に降りてきて直ぐに出来ようなど出来なかったのだろう。

母親代わりとして伊吹慶太に接してきた茜だが、いつの間にかその気持ちは……
茜のお友達にも慶太の事はバレバレだったんだ。まぁ、隠せるタイプじゃないしな。

かつて黎真を慕うクロに母は何時までも彼の後を追うのではなく、自分で考えて自分が正しいと思う進む道を進まなければならないと諭した。
この時、クロ母はあの夢を見た前だったのか後だったのか。

黎真を追い続けるクロは、慶太の前でまゆちゃんが死んでしまう場面を目撃する。
ルートではなかったのだと寂しそうで語るも、トライバルエンドの追っ手を見付けて逃げる。
あの時、クロが突然現れて、また直ぐにいなくなっていた理由が判明しましたね。
トライバルエンドから逃げていたのか。
ああ、この頃のクロはこんな雑魚にも手間取っていたんだった、としみじみと実感。

翌日、空腹でフラフラしていたクロは倒れてしまう。プニプニの鳴き声で空腹でクロが倒れていたところを、茜が見付けて慶太のマンションにあげる。
慶太と出会うまで食事をどうしていたのか。
蔵木が消えた時には黎真が既に魁音寺グループにいたわけだから、既に数年は経過しているのだし。
それにしても冷蔵庫からキャベツをまるごと喰うクロ。
清き処にいたから、野菜とかを生で食べる方が自然だったのか。

傷ついた慶太。
クロは比瑢が長老達に拘束された時に、揶雲から人間と契約する事で強い力を得るという話を聞いた事を思い出して……
比瑢は黎真が処刑でなく追放処分にしていたんだ。
同胞を殺したくは無かったのでしょう。

半年が経過し、茜は慶太と離ればなれとなり、クロは眠ったままの慶太を匿い街を彷徨っていた。
茜は慶太を守っていたつもりが、自分が頼っていたのだと気付く。

沖縄へ向かう前日、北条水華魅との戦いで慶太がサブだと知り、慶太の寿命を削ってしまった。
慶太は優しいから自分を責めないが、本当は心の底で恨んでいるのではないかというクロに、茜は慶太は決して人を憎んだりしないという。
クロの事も恨んでいないという茜に、クロは本当に慶太の事を判っていると理解する。
茜が慶太を理解しているのは、ちゃんと理解したいと思っているから。
出発の前日にそんな話をしていたらしい。
茜は伊達に幼馴染→片思いをしていたわけではなく、慶太の事をずっと見続けてきたので、色々と理解できている。慶太が人と深く関わらないのも、嫌っているからではない事もお見通しだったということだろうな。

慶太が目覚めたら、慶太をもっと理解したいと願うクロ。
慶太と再開出来たら、絶対に離れずずっと側にいたいと願う茜。

目覚めた慶太は茜と再開を果たした。
だが、慶太にはルートと出会うという試練が待ち受けていた。クロとの絆を深めることで、それをも乗り切った慶太だったが、茜と魁音寺雪は飛行機事故に巻き込まれてしまう。
人生波乱万丈です。

海を漂う茜は黎真から真神の存在、その一体がクロである事を知らされる。

苦しみ……
哀しみ……
そして、愛……
これが契約

黎真が魁音寺雪の事を本当に好きだったんだ、と判る一幕が救いだな。
黎真が死ぬ時も雪の事を思い出していたけど、その感情がどういうものなのかまではちゃんと描かれていなかったし。
雪のサブ探しにあまり積極的ではなかったのも、彼女が本当はサブで、ルートと出会えば死んでしまうから少しでも先延ばしにしていたというところか。

茜は慶太とクロは互いの気持ちを判っているから、自分がいなくても大丈夫だと、真神を倒せば慶太がサブという運命から逃れられる、と黎真との契約をする道を選択する。
黎真はクロのため、茜は慶太のため、契約して真神を倒す道を選択したのか。
世界のためより、身近な大切な人のためという辺りが、この二人らしくもあるな、と。

真神を倒せば全てが解決すると思っていたクロ。
清き処へ戻った方が良いのかというクロに、慶太はここに残れば良いと告げてくれる。

3人で入ったレストランで、穏やかな日々を過ごせるようになったと喜ぶ茜。
茜が兄の契約者で良かったというクロ。
茜がいれば慶太はずっと幸せだと思うというクロの言葉に、茜は動転する。
クロは茜の優しさを肌で感じていたのだろう。この言葉はそのままクロが旅立つためのキッカケともなっているのだろうな。自分がいなくても茜が側にいてくれたら慶太は幸せになれる、だから呪いが生きていると知った後に自分が背負う覚悟がついたのか。

だが、まだ呪いは解かれていなかったため、最後の真神であるクロは、呪いを一人で背負うために清き処へ。

慶太たちの力で三位一在(ドッペルライナー)システムは崩壊した。
だが、この世界には無数のシステムが存在し、自分たちはこれからも試されていくのだと考える蔵木大地。
ドッペルライナーシステムは崩壊したけど、その時までは存在していたのだから、新しく生まれてくる子供以外は多くがこの世に同じ顔をした人間が3人いるんだよね。ただ出会ってももう死ぬことはないだけで。
ところで、蔵木って今はプー?

教会へとやってきた茜をバージンロードの先で待つ慶太。
「ありがとう……クロちゃん」
もちろん茜の結婚相手は慶太でした。そういや、慶太って何の仕事をしているのだろうか。彼、高校中退だよな……
蔵木は結婚式に参加しないの?
成長した慶太はちょっと黎真っぽいよな。

EDの最後に慶太と寄り添う茜という姿が良い感じです。

清き処で、封印された山に籠もるクロ。
封印して以来して始めて、何故か彼女のシンクロが発動すると、慶太の声がクロの頭に響く。
「クロ、もういいんだ。
 呪いは全て俺が持って行く。
 本当に幸せな人生だった。
 ありがとう……クロ」

老人となり孫の出来た慶太は、ひっそりと息を引き取る。
そんな慶太を呼びに来る2人の孫が、祖母が呼んでいると伝えに来るが。
元神霊って実は人間より遥かに長い寿命だったんだね。クロも大人の女性になってるけど、慶太たちは既に爺さんになってしまってるし。

慶太があれからずっと幸せだったのだと喜ぶクロ。
「慶太さん、ありがとう。
 安らかに……私の契約者」

クロのおかげで幸せな時を過ごした慶太が、ずっとクロが背負い続けていた呪いをその身に受けてクロを開放してあげるというラストは綺麗に締めたと思う。
しかしあの呪いって契約者が背負っていくよ、と背負えるようなものなんだろうか。
あれ? 確か2人はシンクロが深すぎるから、一方が死ねばもう一方も死ぬのでは……

前半戦でかなり視聴者が離れてしまった感じのあったアニメです。
黎真が一度ワームホールに落ちる前後からちょっと良くなってきた感じがあったかな。個人的には嫌いではなかった作品。

最終回は総集編ともエピローグとも言えるものですが、なかなか良かったのではないかと思う。
慶太たちの裏舞台になるクロと茜の心理描写となっている。
いくつかの新しい映像なども追加になっていますね。
どうせなら、他の主要キャラクターたちもどうなったのか、少しでいいから描写が欲しかったかな。
慶太の死は老衰で大往生か……

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