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2009年8月23日 (日)

真マジンガー 衝撃!Z編 第21話「遺恨! くろがね屋の一番長い日 後編」

ぶつかるマジンガーZとエネルガーZ、互角の戦いの中、ゼウスの腕を出せというあしゅら男爵だが、その正体はピグマン子爵だったのだ。
あしゅら男爵に化けていた彼に褒美としてゼウスの腕を呼び出した錦織つばさ。ゼウスの腕はジャパニウム鉱石の中に潜ませていたのだ。
ま、妥当な隠し場所ではありますね。

更に死んだと思われていた菊ノ助を除くくろがね屋五人衆も復活する。
つばさの治療を受けた彼らは元通り。
つばさの医療技術はブラックジャックを超えてるんじゃないか……
いつか誰かがゼウスの腕を狙ってくると睨んでいたつばさは、鉄也の幽霊を見た時に全てを理解し、自らを餌にして逆に利用したのだ。
兜剣造に変装していたブロッケン伯爵が正体を現すと、光子力をメルトダウンさせてエネルガーZを自爆させようとする。
こちらはブロッケンだったか。そういや、姿を見せていなかったからな。まぁ本物という事はないだろうとは思っていたけど。

脱皮して本当の姿を現したピグマン子爵は、Dr.ヘルのために相打ち覚悟でつばさを倒そうとするが、そんなつばさを兄・兜甲児と守ると約束した兜シローが盾になって守ろうとする。
ピグマン子爵の正体ってこんなのか……なんか随分と見窄らしい姿になっちゃって……
つばさを「おっかさん」と呼ぶシロー。
シローはつばさの記憶を見て、つばさの事を母親として認めたという事ですか。まぁ、あの記憶じゃあ親父は殺されても仕方ない存在だからな。もうその父親を殺したと責める事はないだろう。
二人を串刺しにしようとしたピグマン子爵だが、突然飛来した金色の針に槍を破壊され、驚いた一瞬にシローに殴り飛ばされて、逃げ出してしまう。
金色の針を目にしたつばさは、その正体に気付く。
ま、金色の物体と言えばアレしかありえないのですが。
それにしても、シローのような子供に殴り飛ばされる憐れなピグマン……

逃亡するブロッケン伯爵とピグマン子爵は、機械獣に光子力研究所を襲わせるが、バイオンβ、ミリオンα、ダイオンγのマジンガー軍団が任せろと駆けつける。
「またいつもの雑魚共か」
「ええい、蹴散らしてしまえぇ」
ええ、いつもの雑魚です。
大口叩くだけ叩いて、何も出来ずに一方的にタコ殴りにされてるいつもの雑魚です。

「いつもの俺(私)たちではじゃないぜ(ないわ)」
「新!ダイオン!」
「新!バイオン!」
「新!ミリオン!」
「ちょ、ちょっとずつ変わってるぅ」
「マジンガー軍団!!! 見参!!!」
新たな改造が進められていたマジンガー軍団は、その改造を完了していたのだ。
新しくなったマジンガー軍団は、それぞれがマジンガーZの必殺技を一つずつ身につけていた。
ミリオンα=光子力電磁砲
ダイオンγ=ブレストファイヤー
バイオンβ=ルストハリケーン
ただの雑魚ではありませんでした。でも、次の決戦では3体ともあっさりと破壊されてたけどな……雑魚がパワーアップする時は、敵もパワーアップする時なので。結局パワーバランスは一瞬だけを除けば平行線なのです。

つばさは甲児に、エネルガーを討てと命じる。
エネルガーがゼウスの腕によって爆破されて、くろがね屋と熱海の町が吹き飛んでもつばさは構わないが、甲児には守るべき弟がいる。弟を巻き添えにする痛みを甲児には判る筈だと苦しげに語る。
それでも躊躇する甲児に、シローはもう親父の死んだ理由など関係なく、くろがね屋と母を守らなきゃいけないと語る。
甲児にちっちゃい兜十蔵が話しかけてきた。
『ウルトラゴージャスコンピューター オジイちゃん』
兜十蔵博士がいざという時に残しておいたコンピュータなのだ。
さすがはマッドサイエンティスト。「こんな事もあろうかと」用意していました。
これはゼウスの腕が起動した時にのみ、出現する仕組みだったのでしょうか。

ゼウスの腕から脱出したエネルガーZを空で自爆させようとするピグマン子爵。
オジイちゃんはマジンガーZとクロスすると語る。
「動いた!
 確かにその時、ゼウスの腕が再び動いた」

動き出したゼウスの腕がマジンガーZへと迫ってくると、一つとなって光り輝くマジンガーZに巨大な翼が誕生した。
「その名を、ゴッドスクランダー!
 マジンガーZ、最後にして最強の翼である!!」

こうして考えると、ジェットスクランダーは寿命が短かったな……殆ど出番らしい出番はなく、結局有効活用されたのは、数回?

ゴッドスクランダーを装着したマジンガーZはエネルガーZと向かって飛翔する。
――ふふ、見えるか、鉄也。
――お前が命と引き替えた、ゼウスの腕だ。
鉄也の亡霊は、ゴッドスクランダーとなったゼウスの腕を装着して飛ぶマジンガーZを嬉しげに見つめる。
鉄也はゼウスの腕がどのようになっているのかが気がかりだったというところか。
どう見ても恨みのある顔つきじゃあなかったからね。

返答ないピグマン子爵や空中要塞グールに苛立つDr.ヘル。
そこにグールが墜落してきた。
なんですか、微妙に笑えもしないこのコントは……CM開けでいきなり負けて帰ってきた。

戦いの傷跡が残る熱海の町に嘆く暗黒寺刑事は、久しぶりに一っ風呂浴びようと呟く。
この町は、一体破壊されるのが何度目でしょうか……
当然観光客など来ないで、客引きのジャンゴは暇だと帰ろうとするが、そこには団体のゴロツキ集団がやってくる。
あーゆー出迎えは、予約客があるからやっている訳ではないのか……予約客じゃなかったら、ジャンゴみたいな怖い奴にはついていかないと思うのですが。しかも今回は包帯まみれで、更に不気味さアップだし。

風呂に浸かっていたゴッドスクランダーを手に入れた甲児は、どんな敵でもやっつけてやると息巻く。
甲児はつばさの記憶だけでは、つばさがDr.ヘルと戦う決意をした理由までは判らなかったが、10年前にバードス島に帰ってから知った驚くべき真実があったのだ。
その事を聞かされてシローもまた驚く。
甲児がつばさを認めたのは、ただあの記憶だけではなかったのですね。

Zの文字の入った巨大な数珠を持った柄の悪い刑事がやってくる。
更にジャンゴに案内されて、ゴロツキにしか見えない警察が群れを成してくろがね屋にやってくる。
超合金Zの数珠や手錠や楊枝といった道具を持った刑事達。
つばさの取りなしで、彼らは敵対していたクロスたちくろがね屋五人衆とも和解していた。
どう見てもヤクザな警察……風貌がヤクザというだけならまだしも、言動までもヤクザそのものなんですが……日本の警察はどんな教育しているんだ。
しかし超合金Zの楊枝って役に立つの? 少なくとも、歯を掃除すると、歯も削りそうだよね。

逃亡するエネルガーZとピグマン子爵、ブロッケン伯爵を追いかけるマジンガーZ。
エネルガーの必殺技も、ゴッドスクランダーを装着したマジンガーZの前にはまったく通用しない。
さっさと自爆しようとするエネルガーZから溢れる光子力で破壊される町並みに、オジイちゃんは必殺技で決着をつけようとする。
「へんし~ん、ゴッドスクランダー!」
マジンガーZが巨大な一つの拳へとその姿を変形させた。
「輝くゼウスの名の下に!!
 全てを原子に撃ち砕くぅぅぅぅぅ。
 
ビッグバァァァン……パァァァァァァァンチ!!!
エネルガーは圧倒的なパワーを持つマジンガーZの必殺技によって粉砕されてしまった。
今の今まで知らなかった必殺技を叫ぶ甲児……DNAにでも刻み込まれていますか?

だがこれでいよいよ覚悟を決めたDr.ヘルは繭に眠らせていたあしゅら男爵を再び呼び起こすと、命をかけた最後の戦いに挑む。
同じく最後の決戦の準備を行うつばさたちだが、彼女にはその前に成すべき事が一つだけ存在していた。あの男が生きているからだ。
あしゅらは何故かまた繭に入っていたのですね。ミケーネの巫女としての力を取り戻すとかなんだろうか。

くろがね屋に現れたガミアQ3を取り囲む刑事達。ガミアQ3は女将を出せと告げる。
超合金Zの武器を持つ刑事達だが、知恵を身につけたガミアの髪で動けば全身を切り刻まれる事になる、と警告しながらつばさが現れる。
つばさは刑事の中に紛れていた暗黒寺刑事の正体を見抜いていた。
しかしどう見ても、あの変装した顔の中に、暗黒寺の顔は収まりませんよ。
ガミアはパワーアップしているようです。ロボット工学の博士としての実力が、あの男の方が上だったという事ですね。

飲めや歌えで大騒ぎのくろがね屋。
ガミアQ3はナース服にバニー、メイドに浴衣と様々なコスプレ姿を刑事達に披露していた。気に入らない暗黒寺だが、裸エプロンのガミアQ3に惚れ直したとメロメロになる。
「うるさい」と暗黒寺は服を切り裂かれてしまった。
ガミア、随分とノリがいいな。てか、裸エプロンは関節とかの繋ぎ目が見えてしまうので、一気に萎える気がするのだが、暗黒寺は関係ないようだ。愛は偉大だねぇ。

甲児は用があるとつばさに呼び出されて、差し向かいで話をする。
ガミアQ3を修理し、助けた暗黒寺に近々迎えに来ると伝言を残した男、それは間違いなく兜剣造だった。ガミアはそれまでの監視役でもあった。
やはり生きていたのか、剣造。しかしあの状態でどうやって生き延びていたのか。第1話で出てきていたからね。マッドな性格のままなのか、それともあの性格はケドラに乗っ取られていたからという事なのかが気になるところだ。
つばさを母親と呼んだ甲児。
ピグマン子爵を自らの命を引き替えにしても倒そうとしたつばさの覚悟に感服して、はじめて「負けた」と感じさせられた相手だった。
シローもまた納得していた。
鉄也はつばさの幼い頃に生き別れた弟だったのだ。知らずに実の弟を殺してしまったつばさ。
シローと甲児は自分たちならば、とても耐えられない。
故につばさの覚悟を認め、甲児は決心を固めた。
甲児は精神的に強い相手を認めるタイプのようだ。
そういや、鉄也も第1話でそれっぽい人物が出てたが、ここに亡霊がいるという事は死んでいる筈なんですが……死んだ鉄也を剣造が蘇らせるとか?

警報が鳴り響き、エーゲ海でバードス島が本当の姿を現して、熱海へと迫っていた。
これを出迎えるべく、準備を整えるくろがね屋と甲児。
いよいよ第1話の最終決戦へと向かっていきます。

次回 第22話「夢幻! 眠れる繭のあしゅら!」

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