仮面ライダーディケイド 第27話「BLACK × BLACK RX」
大ショッカーとの戦いの末、逃げたアポロガイスト(川原和久)を追いかけた門矢士(井上正大)がやってきた世界では、ディケイドを世界の破壊者と呼ぶ南光太郎(倉田てつを)の姿が。しかし彼は仮面ライダーBLACK RXではなく、仮面ライダーBLACKに変身。
助けに入った海東大樹(戸松公人)が召還したのは仮面ライダーファング。
堅物なBLACKには女と上手く戦えないという、姑息な作戦のようです。
数少ない女ライダーですからね、ファングは。
大樹が助けたのは、ゲームはフェアでなければならないから。
しかしアポロガイストを見つけるまで手を組もうという申し出には、そこまで馴れ合うつもりは無いと拒絶。
ゲーム感覚の大樹に士は怒りの鉄拳。
「そんなに夏メロンが大事か?」
「……夏みかんだ」
夏メロンってなんだよ。そもそもそれじゃあ夏しかあってないし。
ミラーワールドを駆け回ってようやくアポロガイストを見つけた士は、パーフェクターを取り戻そうとするが、逃げ遅れた女の子を人質に取られてピンチ。
大樹は人質などお構いなしに攻撃しようとするが、士は体を張って女の子を守る。
子供はどんな世界でも最高の宝だという士。
士の行動に、彼が世界の破壊者ではないのかもしれないと考えるようになった光太郎が助けに入る。
アポロガイストは、ディケイドがこの世界からもう出れないと言葉を残して姿を消す。
閉じこめようとはなかなかの策士ですが、よく考えてみれば大樹は自由に色々な世界を旅しているわけで、彼にくっついて他の世界へ行くことは出来ないのか? てか、大樹はそもそもどうやって世界を渡っているのでしょうか。
アポロガイストの存在を知る光太郎。
暗黒結社ゴルゴムと戦い続けた光太郎だが、ゴルゴムは大ショッカーと手を組んでしまった。その仲介役をしたのがアポロガイストだが、彼らが世界を自由に行き来するのは、世界を繋ぐ橋を何者かが造ったからだという。
橋を使って次々と送り込まれる敵との休む暇もない戦い。
こちらの光太郎はまだ戦いの意味に対して、答えが出せていないのですね。
この先どうすればいいのかと不安を覚える光太郎に、士は彼に仲間がいないのかと問いかける。
彼にも仲間はいる。
その名こそ「霞のジョー」。
こちらの世界にも霞のジョーがいました。
クライシスも大ショッカーと手を結び、幹部の一人となったシュバリアン(声・稲田徹)がスコーピオンイマジン、マンティスファンガイアと共に士たちに襲いかかってくる。
ディケイドはファイズ・アクセルフォームでスコーピオンイマジンとマンティスファンガイアを撃破する。
しかしシュバリアンは戦闘員チャップを召還する。
シュバリアンが開いた異次元との壁の向こうでは、RXの世界の光太郎を抹殺しようとするガイの姿があった。せっかく閉じこめたのにな……あっさりと通路を造っちゃいましたよ。
BLACKはシュバリアンと戦いながら、士をRXの世界へと向かわせる。
RXの世界へと戻ってきた士たちに、ガイは大ショッカーの仲間となったものたちを呼び寄せる。
圧倒的な力。しかし一人一人の力は弱くとも、共に戦う存在を「仲間」と呼ぶ。
光太郎と心を通じさせた士は、新たに仮面ライダーBALCKのカードを手に入れるが、そのカードは士には使えないと奪い取った大樹がディエンドドライバーでBLACKの光太郎を召還。
結局、何のために閉じこめたのでしようか。
ライダー召還能力ははやはりディエンドにしか備わっていないらしい。カードを盗まれてしまいましたよ。
BLACKとRX揃い踏み。変身前は白と黒。
こうやって見ると、やはりRXのデザインはいまいちだよね。いかにもイナゴ。
苦しみ続ける光夏海(森カンナ)を必死に励ます小野寺ユウスケ(村井良大)だが、遂に夏海は心肺停止となり、慌てて医者が駆けつけることに。
大量の大ショッカーと戦い続けるディケイド、ディエンド、仮面ライダーBLACK、BLACK RXの4人。
ディケイドとディエンドは力を合わせて戦い、遂にアポロガイストからパーフェクターの奪取に成功するが、大樹によって盗み取られてしまう事に。
あっさり盗まれすぎです、どっちも。士も大樹が狙っている事を知っていたのだから、もう少し警戒しようよ。
夏海の急変を知らせにきたユウスケ。
BLACKとRXは士を夏海の下へと向かわせる。
昭和ライダーの敵との決着は昭和ライダーという事ですか。
アポロガイストに対して、RXはただ一人で戦うアポロガイストに自分一人で戦う事を宣言。
さすがは昭和ライダー。戦うときは一人です。
夏海の下へと駆けつけた士だが、医師たちは出来うる事をすべてしたものの力及ばなかった事を告げる。
夏海の死にショックを受ける士に、ユウスケは夏海が士を必死に呼び「行かないで」と口にしていた事を語る。
そこに現れた大樹。仲間が宝とはつまらないという彼に、怒りを浮かべる士。
ユウスケは彼にパーフェクターを差し出す代わりに、これからは自分の事を見ているように、と告げる。
結局は自分に注目してくれないから、士の意地悪をしていただけですか。
しかし例え大樹が奪い取らなくても、間に合わなかったよね……
士はパーフェクターを使い、自分の命の一部を吸い出すと、その命を夏海へと分け与える。
命を吹き込まれた夏海は息を吹き返し、ユウスケたちは大喜び。
しかしきっとこの後、医者たちは大変だろうね。完全に死んだはずの患者が生き返ったわけですから。
アポロガイストとRXの一騎打ち。
やはりライダーは一人で戦う存在。一人の敵に大勢で立ち向かうのはライダーらしくありませんから。
が、アポロガイストは自分のピンチに思わず異世界から怪人を召還してしまう。
BLACKが助けに入り、最後はBLACKとRXのダブルライダーキックで倒すことに成功する。
BLACKとRXのダブルライダーキックとは、演出が上手い!
生き残っていたアポロガイストは別世界へと逃亡。
逃げるのは良いですが、パーフェクターがないので、取り戻さないと長く生きられないですよ?
「ついに大ショッカーが動き出したぞ。
これもすべてディケイドのせいだ」
なんかもう、かなり濡れ衣臭い事を言い出した鳴滝(奥田達士)。坊主にくけりゃ袈裟まで憎いというより、難癖つけてるだけにしか見えなくなってきた。
士は霞のジョーからの伝言として、BLACKの世界で戦い続ける仲間がいる、という事を伝える。
霞のジョーがBLACKの世界で戦うことを選んだと知った光太郎だが、例え離れていてもずっと仲間だから一人ではないのだと笑う。
「士……おまえともな」
あっちの世界の霞のジョーは、こっちの世界の霞のジョーが移動していたのか。
つか、何時士は霞のジョーと話をしたんですか。
士も自分の世界を見つける事が出来れば、二人の光太郎のような良い表情を浮かべる事ができるのか。
士の世界がどんな世界であっても、夏みかんは写真館で待ち続けることを約束。
次なる世界はアマゾン……よりによってコレですか!?
今回残念ながらシャドームーンに出番なし。
次回 第28話「アマゾン、トモダチ」
昭和ライダーの世界は各世界1話で進むんですね。
しかしあのアマゾンの中の人はねぇよ……もう少しなんとかならなかったのか。
それに半裸じゃないとかあり得ません!!
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コメント
今更ですが、今回の冒頭で海東が召喚したのは
仮面ライダーファムです。
仮面ライダー龍騎・劇場版で加藤夏季が演じていました。
投稿: 通りすがりの仮面ライター | 2009年8月 9日 (日) 20時29分