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2009年8月 1日 (土)

狼と香辛料Ⅱ 第4話「狼と浅知恵の末路」

クラフト・ロレンスはホロとの気持ちのすれ違いにより激しく落ち込む。
意気消沈してマルク・コールの下を尋ねたロレンスに、マルクは黄鉄鋼の値上がりは今日・明日中に収まるというものではなく、諦めろと告げる。そんな彼に、ロレンスは黄鉄鋼の暴落を仕掛ける腹づもりである事を告げるも、具体的な策は見つけられないでいた。
具体的な策は無しですか。

思案しながら街をさまよっていたロレンスは、宿の前に立つフェルミ・アマーティと宿の窓から姿を見せるホロを目撃する。
さながら恋人を寝取られている男。無駄に余裕をかましたツケという奴ですが。
衝撃を受けながらも宿へと戻ろうとしたロレンスを呼び止めた宿屋の主人は、ホロの代筆で描いたという手紙を見せる。それは、アマーティの現時点の全財産が書かれた手紙と、ホロがアマーティと交わした誓約書だった。
誓約書の内容にロレンスは激しく動揺。
いよいよ追い詰められた感が漂ってきました。

ホロとアマーティの契約書を目にしたロレンスは、宿屋に預けている全財産を引き出すと町中を歩き回ってアマーティを見つけると、彼に商売の話を持ちかける。
トレニー銀貨500枚分の黄鉄鋼を購入して欲しいのだというロレンスに、アマーティは噂通りに借金さえ返済されればホロの事などどうでもいいのかと問いかけてくる。
ホロは自分にとっても大切な存在であるというロレンス。
彼の持ちかけた商売とは、トレニー銀貨500枚分の黄鉄鋼の信用売りだった。明日、黄鉄鋼を500枚分、現時点の価格で売るが、代金は現在もらう。
翌日になり、黄鉄鋼の値が上がればアマーティが儲かり、仕入れ値が下がればロレンスが儲かる。これは決闘を申し込んでいるのだというロレンス。
普通にやったのでは単純にアマーティが金を集められるかどうかという問題になってしまうから、結果次第ではアマーティが損をしてお金を集められない、という状況を作り出す事にしたわけか。

翌日になって少し値上がりした時点で証文を売りさばけば良いだけだというアマーティだが、ロレンスはそれぐらいのハンデがちょうどいいのだと語る。ホロがアマーティと交わした証文を破り捨てる可能性や、借金を返済してもアマーティについて行かないリスクを考えればちょうど良いのだと。
ホロが旅の途中で3度、自分の胸の中で泣いたというロレンスは、ホロが時として本心とは違う言動に出るのだと語ると、アマーティは怒りでロレンスの挑戦を受け取り、ロレンスの全財産を奪ってみせると語る。
アマーティをワザと挑発して勝負を受けるように仕向けたわけですが、口車に乗せられてしまうところが所詮はボンボンという事。

アマーティの焚き付けに成功したロレンスは、マルクと酒を交わすとエウ・ラントを使って噂を流して欲しいのだという。それは「そろそろ麦の値段が上がる頃だ」というもの。
黄鉄鋼を買い集めている商人の多くは、何かを売り、何かを買い付ける目的の者たち。そんな彼らが麦の高騰を知れば、黄鉄鋼は売り捌いて麦の買い付けに走るというもの。ロレンスは噂と同時に、銀貨1000枚分を一気に売り出す事で、噂を加速して黄鉄鋼を値下げする腹づもりだった。
ホロの手紙を見てから思いついたとすれば、なかなかの閃きです。
あくまでも多くの者は黄鉄鋼は本命ではない、という事を立ち聞きできていたというのもあるのでしょうが。

しかしまだ黄鉄鋼を購入する算段のついていなかったロレンスは、マルクにツテを通じて少しずつ買い集めて欲しいと頼み込むが、マルクはこれを拒絶する。
確かにマルクにとってリスクのない話だった。だが街商人と行商人の考え方に差が出てしまう。街商人には、店の看板を守るという役割がある。
どんなものにでも手を出せる行商人に対して、特定の品を扱う店を構えているなら他のものを大量に買い付ければ嫌が応にも目立ってしまう。それはマルクにとってマイナスでしかない。
街商人にとっては人々の風評も大切な資産の一部ですからね。

ホロは簡単になびかないだろうというマルクだが、ロレンスはホロに署名入りの婚姻誓約書を突きつけられてしまっていた。後はロレンスが署名すれば正式なものとなる。
なるほど、アマーティと本当に結婚するかどうかは別して、ホロから今回の勝負に負けたら本当にロレンスと離れるという意思を示されてしまったのですね。

ギ・バトスを頼ってみるというロレンス。
マルクはディアン・ルーベンスを利用するのかと言う。彼女は錬金術師たちをとりまとめる存在。そして錬金術師たちは黄鉄鋼を持ち合わせており、街で商売する者たちは錬金術師と関わりを持ちたがらない。
つまり錬金術師の黄鉄鋼はまだ手付かずという事。
やはり勝利の鍵はディアナでした。
しかし当然ディアナに協力してもらうにしても、ナニかしらの代価が必要となると思うのですが。面白い話でしょうか、それとも別の何かか。

マルクは買い付けは出来ないが、当てを探すぐらいの事ならばしてやると告げる。
なんだかんだで友人を見捨てられない良い奴です。
喜ぶロレンスの表情に、ホロの気持ちが少し判ったようだ。肝心のロレンスの方は朴念仁ですが。

一筋の光明を見いだしたロレンスは次第に足取りが軽くなる。
これまではピンチになって、ホロに助けられてというパターンでしたが、今回はそのホロを取り戻すため戦いのため、ホロの力が借りることの出来ないロレンスは上手く立ち回ることが出来るのか。

次回 第5話「狼と希望と絶望」

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