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2009年8月 9日 (日)

化物語 第陸話「するがモンキー 其ノ壹」

駆ける神原駿河。
歩く阿良々木暦に浮遊霊に昇進した八九寺真宵が声を掛ける。
「あ、ありゃりゃ木さん」
「阿良々木だ」
「失礼、噛みました」
まよいマイマイからお馴染みとなったやりとりからスタート。

暦は一旦帰宅して、それから戦場ヶ原ひたぎの家へ勉強しに向かうという事。
真宵の中ではひたぎ=ツンデレが確定したらしい。
真宵は交際している相手の家に行くなど、乳繰り合う結果にしかならない、とませた発言。
留年の掛かった試験前に、行くのは命を捨てるような物だという、真宵とまたも本気で喧嘩する暦……
相変わらずのお子ちゃまぶり。

暦を後ろから追い抜いたスパッツを履いた駿河は、暦に「奇遇だな」と声を掛ける。
明らかに奇遇でもなんでもない。
こんな不自然極まりない奇遇などあるはずもない。

今回のオープニングは「Staple stable」歌:戦場ヶ原ひたぎ(斉藤千和)でした
各キャラクター専用オープニングは其ノ貳ですからね。
これが共通のオープニングになるのか、それともたまたま駿河と関わりがあるのがひたぎだから、彼女のオープニングをその1に持ってきただけなのか。

駿河は学内でも有名なバスケ部のエースである後輩。
万年一回戦敗退という貧弱バスケ部をいきなり全国大会にまで導いたという怪物。
体格は一般的な女子、しかも細身ながら、俊敏でジャンプ力が異様なまでに優れており、試合を楽々とこなしてみせる。
そんな彼女を暦は知っているが、駿河が暦を知るはずなどない……はずだった。
もちろん、タイトルからして、彼女の身体能力とかが何故かは言うまでもなく、というところでしょうか。

『危険!
 コノ申にハイッタリ
 物ヲナゲタリ
 シナイデクダサイ』
この看板が妙に気になる。

駿河の登場に、真宵は早々に姿を消した。
やたらと爽やかに暦を持ち上げる駿河に、暦はげっそり。
何の用事かと問いかけると、ロシアだのインドだのと、明らかに本題ではなさそうな話題を振ると、暦に今日は「何か」無かったかと探りを入れるように質問してくる。
むしろそちらが本命ですね。
暦は何もなく、これから一対一で成績の良いクラスメイトに教えてもらう勉強会だと告げる。
駿河は、すぐにひたぎの名前を出してくる。
暦のクラスで成績が良いと言えば、ひたぎだと噂に聞いているという駿河ですが、暦は明らかにここで少し疑問を持っています。
「阿良々木先輩、ご武運を」
聞きたいことを聞き終えたのか、走り去っていく駿河。
ただの勉強会に武運は必要ありません……

「良々々木さん」
「……八九寺、僕の名前をミュージカルみたいに歌い上げるな。
 僕の名前は阿良々木だ」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ」
「……かみまみた」
「わざとじゃない!!!」
そのパターンは前もやりましたから。

三日ほど前から急に暦に付きまとうようになってきた駿河に、真宵は彼女が暦に惚れているのではないかと言うも、暦はあっさりと否定。
近いうちに告白してくるかもしれない、という真宵だけど暦はまるで相手にしない。
何よりも一番難易度の高いキャラクターを攻略済み。
ボスキャラ攻略済みなので、中ボスにはもう用がないという事ですね、なるほど。

「不愉快な事を言われた気がするわ」
ニュータイプひたぎ!!!
向かい合って勉強しているだけで、勉強を教えているようには見えません。
暦をはっきりと「馬鹿」呼ばわりしたひたぎ。これまで彼女は勉強に困ったことがないため、暦が何に困っているのかが判らない。
今度の実力テストはひたぎが教える事で乗り越えられても、今後の進路をどうするつもりなのかと問いかけてくる。

しかし就職も進学も、フリーターになる事も何も考えていない。
「お前は僕の親なのか?」
「親? 何言ってるの……
 恋人でしょう」

暦、悶え死に。

ひたぎの進路は推薦で進学。
ひたぎは出来れば暦と同じ進路を進みたいが、彼の学力では進学は難しい。
そんな暦に、ひたぎはあっさりと「同棲でもする?」と口にする。
「悪くはない」と言ってしまって不機嫌になるひたぎに、「させてください」と遜る暦。
ひたぎは煩わしいから自分の前では溜息など吐かないで欲しいという。
「本当に酷いことを言うな、お前は」
「煩わしいと言っても、恋煩いよ」
「反応が難しいふりだな、それは」
「ところで知ってる、阿良々木くん。
 私、男と別れた事がないの。
 だから、阿良々木くんとも別れるつもりはないわ
アピールの仕方が判らないというか、もの凄いストレートと言うか。
一生、暦一筋宣言という事ですか、もの凄いアピールだ。

中学時代は陸上部のエースだったひたぎだが、理由がないのでもう陸上をやるつもりはない。
そんなひたぎに駿河を知っているかと問いかけると、懐かしいと口にした事で、暦はやはり駿河とひたぎが旧知の関係だと理解する。
それは駿河が勉強会と聞いて、学年トップの成績を誇るクラスメイトの羽川翼ではなく、ひたぎの名前を思いついたからだ。
駿河の事を「神原」と呼んだ暦に、親しげに呼ぶとひたぎは、暦の目に手にしていたシャーペンを突きつける。
ひたぎ、ツンデレからヤンデレへ。

回復の早い暦なら、目玉の一つぐらい潰しても大丈夫かと口にするひたぎに、さすがに眼球は拙いと慌てる暦は必死に弁明すると、「戦場ヶ原一筋だ!!」と絶叫する。
暦の言葉に嬉しかったのか、ひたぎは彼を解放。
そのうち彼女が人を殺すと言う暦に、その時は暦にすると告げる。
色々と歪みまくった愛情。
暦が他の誰かに殺されたら、自分がその相手を殺すという暦。
……これはきっと複線ですね。

陸上部のエースとバスケ部のエースとして面識のあった二人。
更にプライベートでも色々とあった。
ひたぎはその前に、何故彼が駿河の名前を出したと鬼気迫る表情で問いかけてくる。
嫉妬の炎が恐ろしいことになってきています。
自分の事を話す前に、まずそちらの解決が優先のようだ。

駿河は暦よりも一年も前、ひたぎが二年になって早々に彼女の秘密を知ったという。
彼女は暦と同じく助けようとしたが、ひたぎは暦の時と同様な方法で拒絶をはかった。その結果、彼女は暦と違いそれっきり戻ってくることはなかった。
中学の頃は友達だったが、今は赤の他人だと言い放つ。
暦のようにそれでも助けようとする事が出来なかった彼女は、もはやひたぎの中では他人というカテゴリーに入れられてしまったのだね。
そしてこの事が駿河の怪異と関係していると考えるべきだろうな。

ひだきは駿河が暦に付きまとうのは、ひたぎと暦の関係を知ったからだろうと推測する。
ひたぎの彼氏がどんな相手かと興味を持ったからだろうと暦は考えてる。
むしろひたぎの秘密を知ったのなら、当然暦がひたぎの秘密を知った上で付き合うことになった事にも気付いているでしょうから、自分が受け入れられなかったひたぎを受け止めた暦に対して、嫉妬のようなものを抱いているのかもしれないな、と。

駿河の事は、自分が人間関係を清算し切れていなかったからだと素直に謝罪するひたぎ。
駿河にとってひたぎとは、憧れの存在であったから、後腐れの無いように拒絶したものの、駿河はまだひたぎの事を忘れてはいなかった。ひたぎは薄々その事に気付いていたようだ。
ひたぎは駿河の存在を「迷惑」だと言ってのける。
これは駿河が今のひたぎではなく、過去のひたぎの姿を追いかけているから、かな。
今の自分からは目を背け、過去の幻影だけを求められても迷惑なだけでしょうから。

勉強会を終えて自宅へと帰宅する途中、暦は翼に電話を掛ける。
相変わらず家に帰らず外を出歩いている翼ですが、勉強していただけだと嘘を。
解決したような事を言っていたけど、彼女の中の怪異はまだ解決していないという事なのか。

ひたぎは翼に駿河とひたぎの事を質問する。
二人は中学時代に『ヴァルハラコンビ』と呼ばれていたという。
少なくとも、二人の仲は悪くなかっただろうという翼。
人気者で、特に後輩の女子に人気が高かったひたぎ。
翼は暦が昔のひたぎなど関係なく、「今のひたぎ」が好きなのだと笑う。
清く正しい交際を進める翼。
「戦場ヶ原さんは、難しいよ」
付き合うようになった二人ですが、だからと言ってそれでハッピーエンドになれる訳ではない、というところ。ひたぎは付き合っても、なお難しい相手。それはただ気難しいとか、焼き餅焼きとかそういうレベルの話ではなさそうだ。

ひたぎと暦は難攻不落のセルフフィールドを持つ。誰でも持っているセルフフィールドだが、二人はさらに籠城戦までしており、彼らのような人物は人付き合いそのものを鬱陶しいと考えているのだという。
何ですか、そのATフィ○ルドのような設定は。
しかし人付き合いが苦手なのと、人間嫌いは別物であると主張する。
最後には恋人の昔を探るような事はしない方が良いと忠告。
ま、これはひたぎに限らずですね。本人のいないところで、昔を詮索するとかは、決してよろしい物ではありません。

ひたぎに無くしたものを取り戻して欲しいと思うひたぎ。
それはきっと余計な事、有り難迷惑と疎んじられる事を承知の上で、そう願うのは、暦にはもう絶対に出来ないことだから。
暦は怪異によって失った物をもう取り戻せない、という事か。

暦はひたぎが差し出した忍野メメへの仕事料を預かりながらも、置き忘れていた事を思い出す。
その時、突然現れた謎の人物が、もの凄い力で暦を殴り飛ばす。
その力から暦は相手が『怪異』であるとすぐに察する。
謎の相手に殴りつけられ、血みどろとなった暦は、レインコートで身を隠した相手の袖から垂れる包帯を目にする。
ま、言うまでもなく誰であるかは判る事なのですが。
遠のく意識の中、再び目を開けた目を開けた暦。
「阿良々木くん……」
「よう、ご無沙汰」
「忘れ物、届けに来たのだけど」
申はひたぎの登場で姿を消したのか、それともそれとは関係なくいなくなったのか。
何にしても、暦をこんな目に遭わせた相手を、ひたぎは許さないのだろうな。
こんな目に遭って、暦はそれでも駿河を助けようとするのだろうか。しかしもしも犯人が駿河だと知ったら、ひたぎがどんな行動に出るか判らないから、彼女には真実は言えないのかな。
果たしてどうするのか。

次回 第七話「するがモンキー 其ノ貳」

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