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2009年8月30日 (日)

戦場のヴァルキュリア 第二十一章「はかなき絆」

ナジアルでの戦闘。ガリア公国はヴァルキュリア人の力の前に部隊が壊滅してしまう。
自分の身を案じに来たアリシア・メルキオットを背後から撃ってしまったファルディオ・ランツァート少尉は、アリシアを自ら医務室へと運ぶ。
わざわざ運ぶという事は、自分が撃った事を秘密にするという事か。
やはりヴァルキュリア人として覚醒させるためなのだな。死んだみんなのために、アリシアにヴァルキュリア人として戦ってもらうことにしたわけだ。
天秤に掛けた場合に、アリシアの事よりもそっちを選択したという訳で……

出撃準備を整えていたウェルキン・ギュンターたち第七小隊はアリシアが銃で撃たれて重傷だという情報に驚く。
ザカは駐屯地にいて、一兵卒でしかないアリシアが敵の狙撃兵に撃たれたという事に疑念を覚えるが、スージー・エヴァンスは今はそんな事はどうでも良いと一蹴する。
いや、大切な事なんですけど。
こんな本部で遊軍が撃たれたとなれば、それこそ下手すれば内通者がいる可能性だってあるわけだろう。
ウェルキンは直ぐにアリシアの下へ駆けつけようとするが、出撃を前にして不安を抱える小隊を置いてはいけないと気付き、帝国の進軍を阻止してアリシアを守る事が自分の役割だと宣言する。辛い立場だけど、隊長としてはここは仕方ないだろう。
隊長が取り乱したら隊全体に影響するしね。

《蒼き魔女》セルベリア・ブレスを先頭に迫る帝国軍。
ガリア軍はヴァルキュリア人であるセルベリア一人に集中砲火を浴びせかけるも、セルベリアは無傷だった。
ガリア軍の第一防衛戦はセルベリアの一撃で全滅
しかしあれだけ撃てば、土煙で見えないから外れている弾もあるのだし、本人はともかくもっと足下が破壊されていても不思議ではないのだけど。

セルベリアの力に驚く帝国兵士たちは、一騎当千の力に自分たちの援護など不要なのではないかと考えるが、ラディ・イェーガーはそう考えていない。
人である以上は、体力に限界があるという事ではないのか。それにどれほど強くても人一人での戦いとなると、自ずと限界は出てくるはずだし。あれだけの破壊力を発揮する力を使い続ければ、当然セルベリアへの負担も大きいはずだからね。

防衛戦が突破された報告を受けたゲオルグ・ダモンは、同じヴァルキュリア人の血を引くコーデリア・ギ・ランドグリーズに、ヴァルキュリア人としての力で助けて欲しいとすがり始める。
其処にやってきたファルディオは、自分たちにもヴァルキュリアの力があると進言すると、ヴァルキュリアの槍と盾を貸して欲しいと願い出る。彼の言葉に耳を傾けない将軍達に、ファルディオはコーデリアを人質として、槍と盾を借り受ける。

彼がコーデリアを連れてきたのはもちろんアリシアの下。
治療に当たっていた女性兵士は、アリシアが異常な回復力を見せている事を知らせる。
「これは一体……」
「その身が死の危機に瀕すると、戦闘民族ヴァルキュリア人として覚醒が始まり、急速の回復を経て、真の力が呼び起こされる」
やはりサイヤ人設定ですか……
さすがに姫様を死にかけにする訳にもいかないしな。彼女が本当にヴァルキュリア人の末裔という確証はアリシアに比べて少ないというのもあるだろうけど。

「アリシアは……ヴァルキュリアの血を引く者

ファルディオがヴァルキュリアの盾を翳すと、アリシアの体と盾は蒼白い光に包まれる。
銃を構えて中の様子をうかがっていたエレノアさんも立ち聞きしてしまいました。姫様に危害を加えようとしたら、即座に飛び込むつもりで待機していたのでしょうけど。

第二防衛ラインもあっさりと撃退。
ダモンは全軍撤退も考え始める。
帝国軍は更に第七小隊が布陣する第三防衛ラインへと肉薄。
ウェルキンがアリシアの事が影響しているだろうと考えるラルゴ・ポッテルだが、ウェルキンはそんな彼の考えを読んで敵をここで食い止めてアリシアを守るのだと語る。
どんな攻撃も受け付けない槍と盾に対して、ウェルキンは多方向から一斉攻撃しかないと考える。
それは以前にファルディオも試した策で、あながち間違えではないのですよね。あの時は攻撃直前にセルベリアの攻撃で全滅させられてしまったけど。

眠り続けるアリシアに呼びかけ続けるファルディオ。
その呼びかけに反応を始める。

防御している間は反撃出来ないはず、と休み暇なく分散して多方向からの攻撃を続けるウェルキンたち。
反撃出来ずにいるセルベリアに代わり、ラディたち援護に出る。
しかしセルベリアはなおも一人で戦い続ける。
セルベリアの反撃の前に攻撃に晒された部隊は窮地に陥り、ウェルキンは最終防衛ラインへの撤退を決意する。
流石のウェルキンとエーデルワイス号でも為す術無しです。本当に化け物だな。
しかしあの攻撃で死んでなかったラルゴもすげぇよ。

必死にアリシアへと呼びかけるファルディオだが、反応は示しても目を覚まそうとしないアリシア。そこに無線で最終防衛ラインへと撤退するというウェルキンの声が聞こえてきて、遂にアリシアが目を覚ます。
やはりファルディオでは力不足という事ですね。お姫様を起こすのは王子様の役目ですから。
「そうだ、ウェルキンだ。
 あいつが今、危機に瀕している。
 あいつを……ウェルキンを救うんだ!
 アリシア!!」

自分じゃダメだからウェルキンを利用する姑息な手段に出た。なんとしても敵を追い返すために彼女の力が必要だという考えだからなのでしょうけど。
体を起こしたアリシアは目が赤く輝く。
「……行かなきゃ」
明らかに意識がちゃんと覚醒していません。夢遊病状態です。
力が覚醒していて、ただウェルキンを助けたいという気持ちだけで動いている状態ですか。

降伏勧告をするセルベリアに絶望的な空気が漂うガリア軍だが、ロージーは最後まで戦ってみせると息巻く。
そこにヴァルキュリアの槍と盾を手にしたアリシアが、セルベリアと同じ蒼白い光を纏って姿を現す。
予想外の事態にセルベリアやマクシミリアンですら動揺を隠せない。
慌てて攻撃する帝国軍だが、アリシアは攻撃を受け止めるとヴァルキュリアの力で反撃する。
突然の事態に呆然とする第七小隊。
「ヴァルキュリアは二人といらぬ!」
アリシアへと襲いかかるセルベリアだが、アリシアは凄まじい力でセルベリアの攻撃を躱し、強力な一撃を放つ。
あのミニスカートであれだけのアクションをするのはどうかと思いますよ。いや、セルベリアもなんですけどね。
攻撃を受け止めるセルベリアは、一瞬幼い少女の姿が脳裏を横切る。一瞬気を取られたセルベリアはアリシアの力の前に吹き飛ばされる。
セルベリアとアリシアが姉妹という事でしょうか。それとも幼馴染みなのか。
実験を受け続けていたセルベリアは幼い時の記憶がないのかもしれないね。

焦ったマクシミリアンはゲルビルで砲撃を繰り出すも、その攻撃さえもアリシアには通用しない。
ケルビルを粉砕しようとするアリシアに、慌ててマクシミリアンの下へ急ぐセルベリア。
ラディは全軍に撤退命令を下す。
辛うじてマクシミリアンを救出したセルベリアは、彼と共に撤収する。
力はセルベリアよりもアリシアの方が上という事なのか。それとも単に今回はたまたま注意がそれたからなのか……

勝利沸き立つガリア軍だが、第七小隊だけはアリシアの異変に戸惑う。
アリシアは駆けつけたウェルキンの姿を目にすると、再び意識を失ってしまう。
まぁ、追い返す敵がいなくなった事で元に戻っただけなんでしょうけど。

次回 第二十二章「とまどい」

次回はちゃんと意識を取り戻したアリシアが自分の力に戸惑い、しかも正規軍の監視下に置かれてウェルキンとも面会謝絶。というより、危険な存在して半隔離状態か。で、戦いになったら最前線に送り出そうという腹なんだろうな。
更にウェルキンはファルディオのしでかした事を知って、彼との間に亀裂。第七小隊でも不穏な空気が漂い出してしまうようです。アリシアを擁護する人間と、その力に怯える者達とが出てくるというところか。ロージーたちは当然擁護派なんでしょうけど。
この前イサラの死から立ち直ったばかりなのに、一難去ってまた一難な状態のようです。

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