咲-Saki- 第24局「夏祭り」
清澄高校に原村和宛の『輝け! 部活少女!!』という番組のテレビインタビューがやってきた。
和がインタビューを受けている間、ベンチに腰掛けていた宮永咲に、須賀京太郎が第38回 清澄花火大会のチラシを持ってくると、期末テストも終わったばかりだからと夏祭りに誘いを掛けてくる。
すげぇ、9000発の花火ってどんな大花火大会ですか。
咲に浴衣を着てくるように告げる京太郎は、これで咲が和を誘い、和も浴衣を着てくるはずだと妄想を膨らませる。
のどっちのおっぱいをスイカ呼ばわりか……
妄想はいつもの如く片岡優希の登場で中断。
「浴衣から覗く、セクシーな下着。
みんなをメロメロにしてやるじぇ」
下着穿いてるんだ……
優希は竹井久から来週末に実施するという二度目の合宿の事を咲たちに伝える。
しかもビッグゲストが用意されている、と。
もちろんゲストは強敵だった龍門淵や鶴賀と風越女子ですね。
同じ県のメンバーで競い合いながらレベルアップを目指すという事のようだ。
清澄以外では、全国へ出れるのは福路だけだから、全国でのライバルにはならないし。
浮かれる優希に、インタビューを終えた和はこれから勉強する約束だと告げるが、忘れていた優希は一目散に逃げ出す。
優希を追いかける和。
高校入試とかも、こうやって和が勉強を教えたのかもしれないね。
清澄から四校合同合宿の誘いを受けた鶴賀学園の蒲原智美は、加治木ゆみの泳ぐプールサイドで手紙を読む。既に3年の二人は部活を引退しているが、ゆみは清澄が全国区の魑魅魍魎と戦う前に、少しでも強い相手と戦いたいと考えているのだろうと推測する。龍門淵と風越という全国区の実力校に対して、鶴賀はおまけのようなものだと考える智美だが、ゆみは鶴賀にとっても全国区と練習できる良いチャンスだと考える。
鶴賀は3年が抜けてしまうと、モモのステルス能力以外は実力的にかなりダウンしてしまうから、残り3人を底上げする良い機会ですからね。
に、してもゆみちんはビート板で泳ぎの練習か。そう言えば泳げないとか言ってたもんな。
ビート板を使って泳げるぐらいにはなったのか。
久しぶりに部に顔を出すというゆみは、姿の消えていた東横桃子に声を掛ける。
モモいたんだ……しかも泳いでないのに水着です。
透華から清澄との合同合宿という話を聞いて井上純は面倒くさがり、沢村智紀は自分たちにメリットがないと主張する。
「メリットなら大盛り満載ですわ!」
立ち上がると和との真のアイドル対決に決着を付けると叫ぶ透華。
対局中に立ち上がるのはマナー違反……県予選大会で立ち上がる奴ら多かったけどな。
アイドル対決に決着はとっくについているという純に怒る透華だが、はじめが必死に場を和ませようとする。そこに駆け込んできた衣は、和や咲が自分と遊びたい言っていると、笑顔で純に抱きついてきたため、純もやむを得ず合宿参加に賛同する。
衣には誰も勝てないわけだ。
全然勉強していなかった優希は、テストで赤点を取ってしまい、夏祭りのある金曜日に追試を受ける事になっているのだと和が咲たちに説明する。
しかも遂に受からなければ、今度は補習を受けることになり合宿に参加できなくなってしまう。
優希は咲や和、京太郎に勉強を手伝うという言葉に感涙する。
が、今日はとりあえず麻雀をという優希の提案は、当然のように却下される。
まったく勉強する気が無いのがよく判る。
てか、咲の成績はどうなんだろうか。和は成績良さそうだけど、咲は普通って感じだよな。
清澄からの合同合宿を了承する龍門淵と鶴賀の2校。
風越女子では池田華菜が合同合宿の話を聞いて麻雀部に顔を出すも、福路美穂子の姿は既に無く吉留未春が参加についてはまだ決めていない事を伝える。
福路は強い相手と戦いたいはずだという池田に、文堂星夏や未春は自分のためだけに合宿へ参加する事に迷いがあるのだろうと考えていた。
ただ他の部員たちにとっても、他の学校と練習できるのは決して悪い事ではないはずですよ。別に彼女だけが参加するわけではないのだろうし。
てか、普通ならここの学校はこーゆー事の決断は久保貴子コーチが決めてそうなんだけどな。てか、各校共に顧問は何してるんでしょうか。
お風呂を上がった久は『輝け! 部活少女!!』を見ながら染谷まこと電話で会話をし、優希の追試の話を聞かされるが、和や咲がなんとかしてくれるだろうと語る。
龍門淵と鶴賀から了承の手紙を受けたものの、風越からの返事待ち。
龍門淵はよりによって返事を書いたのが衣か……達筆過ぎて読めません。
久は優希をなんとかするため、金曜日の追試まで部室の使用を禁止する。
部室で勉強会をする予定だった優希は、勉強会を中止しようとするが、和は場所を図書室に変更する。
てか、上級生二人はかなり頭が良さそうだから、二人が教えてやればいいような気もするよな。
1年生に対して部室を使用禁止にしたのは、優希が部室にいれば麻雀をしたいと騒ぎだすというのはもちろんの事、これまで麻雀付けだった和や咲たちに、一時期だけでも麻雀を忘れてもらいたいという久の心遣いだった。
ちなみに京太郎は合宿用の買い出し担当。
思うに、京太郎は麻雀力よりも筋力の方がつきそうだよね。
まったく勉強のはかどらない優希。
図書室ではやりにくいため、翌日は別の場所にしようという事になる。
翌日はタコス専門店のテラスに行くも、勉強もせずにタコスを食べてばかり。
次は町の中央図書館で行う事に。
図書館へと向かう途中に雷雨に遭ってしまい、びしょぬれとなった三人。
雷に和は怖がってしゃがみ込む。
それでも下着が見えない仕様です。
咲が初めて部室を訪れた際にも雷がなっていたが、追いかけてきた事を指摘された和は、顔を真っ赤にしながら夢中だったからと言い訳。
相変わらずラブラブな二人。
雷雨と期末試験も終了している時期という事があり自習室はガラガラ。
雨の日は外が海で、自分のいる部屋が小さな舟なのかと思うという咲を文学少女みたいだと評価する和。
二人きりの世界を創っていると、優希がタコスがびしょ濡れになった悲鳴を上げる。
完全にメインの筈の優希が蚊帳の外になってますよね。
しかし勉強なら和の家とか使えないのでしょうか。彼女の部屋なら3人ぐらい余裕で集まれそうだったのに。
そして金曜日。
学生議会室で追試を受けているだろう優希を気に掛けていた久の下に、福路がわざわざ訊ねてくる。
優希は辛うじて全て埋めたものの、結果は微妙なところ。
みんなは夏祭りへ繰り出すことに。
追試を受ける奴が結構いるんですね。
福路の答えは合宿への参加。報告は電話でも良かったという久。
判ってないな、会いたいからわざわざやってきたのに……
生徒会長と部長の兼任している久に感心する福路だが、久は僅か6人の部と名門の風越の部長では全然違うという。
自分が部長失格だという福路。今回の参加を決断できずにいた福路を、後輩達が彼女に全国で活躍して欲しいからと合宿参加を勧めたのだ。それに来年のためにももっと強くなる必要があった。
そういや、風越は福路以外には3年生メンバーはいないのだろうか。みんな実力的に後輩より下なのかな。
お互いに良い後輩に恵まれたと笑う久。
「ねぇ、この後……用事ある?」
ポイントを確実に抑えてくるな、この人は。
だから池田は勝てないんですね。
夏祭りにやってきた清澄高校麻雀部の面々。
なんで久だけ一緒じゃないんでしょうか……完全にまこだけ独り身になってるじゃないか。
5人とも浴衣姿で、京太郎はデレデレ。
優希はタコス屋台を発見して一目散に駆け出す。
後に続こうとした和が躓いてしまい、思わず抱き留める咲。
抱き合う形になった二人は頬を染めながら、手を繋いで歩き出す。
花火を眺める5人。
とりあえずは咲と和のラブっぷりだけがクローズアップされましたが、タイトルの夏祭りはちょびっとだけでした。
久と福路は部室のテラスを乗り越えた屋根から見物。
池田は妹たちと家から見物。
番外編に出てきた池田の妹の三つ子が後ろ姿だけが登場しましたね。
後日、優希は見事遂に合格していた。
合宿へと向かう各校の生徒達……・
最後に到着した清澄の面々を、三校の生徒達が待ちわびていた。
「さあ……合宿よ!」
次回 第25局(最終回)「全国」
全国には怪物がいっぱい。
危険牌を察知できる人 →兎
全自動卓で天和(テンホー)を出す人 →バード砂漠の勝負師
配牌が最低でも一向聴の人 →ぎゅわんぶらあ自己中心派
配に愛された麻雀職人 →天
父親を捜して漫画を描いてる人 →立-Ritz-
立-Ritz-に至ってはもはや麻雀漫画ですらねぇ。
バード砂漠の勝負師だけ知らないな。
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
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