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2009年9月 2日 (水)

ティアーズ・トゥ・ティアラ -Tears to Tiara- 第22話「ダーンウィン」

アロウンとオガムは一時別行動をとり、他の者達には全軍を率いてパラディウムへと向かわせる事にする。
敵との決戦に決着をつけるための武器を取りに行くというオガムに、妖精族はゴルセズ・アロウン(アロウンの玉座)にある《ダーンウィン》を取りに行くという事に気付く。
ゴルセズ・アロウンは人間と妖精族が天に逆らって戦い、仮初めの勝利を手にし、永遠の別れが生まれた場所である。
アロウンと妖精王プィルの別れがあった場所、という事だな。
タリエンシンを失い全てを知りたいと考えるようになったアルサルは、自分もゴルセズ・アロウンに行きたいという。
そういや、ゴルセズ・アロウンに行けば全てを知る事が出来るとか言ってたけど、結局は敵が出てきて龍族が滅ぼされたとかなんとかいう話を聞いただけになったからな。
彼の決意を知ったアロウンは、自分とオガムが全軍を率いてパラディウムへと向かい、アルサルとリアンノンたちをゴルセズ・アロウンへと向かわせるように作戦を変更する。
「パラディウムで会おう、友よ」
アロウン・オガム、アルサル・その他は必ず1セット扱いなんですね……戦力バランスでしょうか。

アルサル、リアンノン、モルガン、オクタヴィア、スィール、ラスティの6人は、石柱に囲まれたゴルセズ・アロウンへとやってくる。
台座に突き刺さる妖精王プィルの剣ダーンウィンは、アロウンの持つ剣エドラムの兄弟剣。
アルサルがダーンウィンに触れると、剣が光り輝き彼の中に過去の記憶が流れ込んでくる。
アルサル、ハーレム状態。全部本来ならアロウンの嫁ばかりなんですけど。この面子でやってくる必要性があったのだろうか。

天から降り注ぎ続けるオベリスクにより、このままでは妖精族は地上に住む事がかなわなくなってしまう。
天上に住む絶対神ウァトスと神に仕える12精霊を信じようというプィルだが、既に神との契約は破棄されており、祈りが届くはずもない事は承知していた。
プィルは森の中で人間の少女であるプリムラの姿を目にする。
この場にいる筈のない人間の少女に問いかけるも、人間が祈りの言葉しか口に出来ないよう定められている事を思い出す。
プリムラを他の人間たちのいるアヴァロンへと連れて行こうとしたプィルだが、そこにアロウンが現れて自分の獲物であるからと返してもらうと告げる。
アロウンを竜族の貴公子だと勘違いしたプィルは、この土地はアヴァロンの監視下にあり、人間を置いて立ち去るようにと頼む。
当初のプィルは他の者たちと同様にただ諾々と神と白の精霊に仕えていただけなんだな。

プィルの様子を笑うアロウンに、プィルは笑うことも、泣くことも、息をすることさえも禁じられていると告げる。
アヌーブンのアロウンと名乗った彼はくだらないと切り捨てる。アヌーブンはこの地の深淵にあり、出来損ないが出来損ないなりにやっている国だが、ここよりも遙かに良く、プィルがその場所を知り、求めているという。

人間であるプリムラをアヴァロンへと連れて行くのが自らの責務だと主張するプィルは、慈悲をもって自分に差し出すようと願うが、アロウンは慈悲などは前の世界に置いてきたと取り合わない。
力尽くでもプリムラを奪い取るというプィルに、アロウンは使い方次第では神をも殺せる剣ダーンウィンを差し出す。
剣を手にすればプリムラを連れて行くという約束を交わしたプィルは、ダーンウィンを手に取りプリムラを管制局アヴァロンで保護すると言う。だがアロウンはそんなプィルにアヴァロンが施設などではなく、人間を死ぬまで閉じこめる箱庭であり、罪のない者達から自由を奪う牢獄である事を指摘する。
激怒するプィルはアロウンに斬りかかるも、直前で踏みとどまる。
図星をつかれてしまったものの、そこで怒りで斬りつけるほどに愚かな存在ではなかったという事だろう。だからこそアロウンも彼に目をかけて接触してきたのでしょうけど。

アヴァロンの強固な防壁や武器の真の目的が誰に対するものであったのか、プィルは本当は知っていた。地上に住む全ての物の希望として作られた筈が、プィルはそこを希望の墓にしてしまったとアロウンの指摘を受けて膝を折る。
アヴァロンは元々はミルディンが人間たちを救うために、12精霊と戦う砦として作ったのでしょうね。しかしそれを託された筈のプィルは、神と12精霊に逆らう事を恐れて人間たちの収容施設にしてしまったと言うことか。

創造主に望まれぬのなら、生きられないのだと絶望にいるプィルに、アロウンは彼らの命は彼らの物であり、賢明に生きようとしている事が、ここにある事を許しているのだと語る。
ミルディンとは違い、自分の言葉では説得力がないと自虐的に笑うアロウン。
ミルディンの存在と考えを知るアロウンに驚くプィル。
プィルもミルディンが生きていれば、彼の下で白の精霊たちと戦いを初めていたのかもしれないけど、死んでしまった事で諦めていたのかもしれないな。

対峙する二人に日の光が降り注ぐ。
プリムラはミツバチを目にして思わず笑ってしまう。
アロウンに人前で笑ったり言葉を話す事を禁じられていたプリムラはアロウンに謝るが、アロウンは彼ならば構わないと応じる。
祈りの言葉しか口に出来ないはずの人間が笑い、言葉を話した事に驚くプィル。
12精霊の取り決めを地上の存在に覆せる筈がないと、アロウンの正体に気付くプィルだが、アロウンは自らを13番目の精霊であり、ミルディンの出来損ないの息子だと名乗る。
出来損ないというのは、結局自分が真実を見ようとしなかったせいで、ミルディンを死なせてしまった自分を責めているという事なんだろうな。
プリムラはまだしゃべれないのかと思っていたら、単純に人前で話さないように注意されていただけだったのか。

プィルはアロウンがミルディンの息子と知り、彼に自分たちを導いて欲しいと頭を下げるも、アロウンはそれではダメだと彼の考えを否定する。
自分と同じ道を進むのならば、跪いたりするなと叱咤する。
アロウンはプィルに共に王道を目指そうと誘う。ミルディンの目指した国アヌーブンを作ろうと誘う。
「ならば、これからは我が友になってくれないか?」
天上には存在しなかった「友」という言葉。
友とは一緒に笑い、歌い、悲しむ者の事。
友とは飯を喰らい、酒を飲み、時には殴り合う者の事。
友とは肩を並べ、背中を預け、共に戦う者、互いに命を預けられる者の事。
地上から降りたばかりのアロウンは友とか仲間とかいう概念を持ち合わせていないのですね。

プィルは自分たちが生きるため、生きた証を残すために戦う事を決意する。
「ルキフェルだ。
 忘れるなよ、ルキフェルだ。
 夜明けの空に瞬く、変革を告げる星……
 それが私だ」

初対面の相手にルキフェルという真実の名を明かしたアロウンに驚くプィルだが、命を預ける友ならば当然だと笑う。
レギアスがプィルの真実の名をアロウンに教える。
小さき王というみみっちい名前がぴったりだと笑うアロウンに、怒るプィル。
こんな時は殴り合うのか、と反応するアロウンの様子に今度は堪えきれずに笑い出してしまう。
つられて笑うアロウン。笑いあう二人に、プリムラも一緒になって笑い出す。
「我が友アロウン、私はここに誓う!
 たとえ1000人の最後の1人になろうとも、戦い抜くことを!!」

この世界での真名にはいったいどんな意味があるのでしょうか?
真名を知られたら何か問題が発生するのでしょうか? 良くある設定では、簡単に命を奪われるとかありますけど。

過去の記憶を目にしているアルサル。
残された5人の乙女の前に、罠を張っていた精霊が送り込んだ敵・黒騎士が迫る。
ダーンウィンの力の影響か、リアンノンたちは圧倒的な戦力差を前にしてもなんら怖気づくことなく立ち向かっていく。
こーゆーのは普通は主人公の立場なんですが、主人公以外のキャラクターがヒロインたちに守られているというのは奇妙な光景だな。

メルカディスの主砲を至近距離で浴びてしまったアロウンは、エレクトラムに全身を引き裂かれてしまいもはや助ける事は出来なかった。
アロウンの活躍により、天上と地上の繋がりは途切れて勝利を掴んだ。
自分がかつて犯した罪のあがないだと語るアロウン。
アロウンは言い残していた事があると、「すまなかった」と詫びる。
妖精族の大半が長きに渡る戦いで死に絶え、地上もグラビタスに汚染されてしまった。他に手段があったかもしれないというアロウンだが、プィルは自分たちに戦う事、そして尊厳を教えてくれたとアロウンの言葉を否定する。
アロウンを友であり、王を滑る王の大王と称するプィル。
アロウンはもうすぐ理想の王国アヌーブンが出来ると感じる。
グラビタスは以前に妖精族の力を奪った霧だね。白の精霊が妖精族を倒すために地上にばらまいたというところなんだろうな。

死んで神になどならないというアロウンは、傷を癒すために永き眠りにつくこと、そしてプィルの末裔達と肩を並べて共に生きていくと告げる。
王道を歩む者として最後まで立ち続けるため、プィルに肩を借りたアロウンはプィルと共にダーンウィンで完全に天上との繋がりを断ち切る事とする。
二人は共に封印の呪文を唱え、ダーンウィンをゴルセズ・アロウンに突き立てた。
そしてアロウンは長き眠りに付き、プィルは自分の末裔に剣と共に託す。
で、この後にプィルはアロウンの遺言通りにミルディンの隣に葬ったわけだな。
この後も妖精族は王国を作ったわけですが、結局彼らが地上から姿を消したのは何故なんだろうか。直ぐに姿を消したのなら、グラビタスのせいだと判るのですけど。

真実を知ったアルサル。
プィルの守りは既に無くなり、天上からの侵攻が再び始まった。
アルサルによって引き抜かれたダーンウィンは再び輝きを取り戻し、黒騎士たちを一掃する。
アルサル達はアロウンの待つパラディウムへと向かう。
ラスティがいきなり吹き飛ばされそうになる当たりが、この子のキャラクターだよな。
どんな場面にあっても常にギャグキャラなんだな。

いよいよ戦いは架橋という感じになってきました。
ダーンウィンの力がもの凄いのですが、これは封印していた力が一気に解放されたからという事で一時的なものなんだろうか。

次回 第23話「パラディウム」

次回は市長が登場です。

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