涼宮ハルヒの憂鬱 第24話「涼宮ハルヒの溜息Ⅴ」
涼宮ハルヒの監督による映画撮影。
キョンとの喧嘩もなんとか収まり、ますます映画作りに燃えるハルヒ。
長門有希はハルヒの希望に添って彼女のパートナーとなる猫のたまり場へと案内。黒猫を捜すも見つからず、ハルヒは一匹の斑猫を有希の相棒とする。
黒猫がいないにしても、せめてもう少し暗い色の猫にしようとか思わないのか……
撮影を再開したハルヒは、有希のパートナーとなった猫を喋られる設定にすると、シャミセンと名付ける。
撮影を終えたハルヒは火の輪繰りが出来るぐらいの芸を仕込んでおくように告げて立ち去る。
猫巻と煮干しのどちらかをやると告げると、シャミセンが喋り出した。
古泉一樹は三毛猫がオスだという事に驚く。
ツッコミどころが違うし。
屁理屈を並び立てるシャミセンに、古泉もみくるも丸め込まれる。
ハルヒの映画内設定が現実に影響してしまうため、現実に影響させないため、ハルヒに映画世界をフィクションであるという事を認識させる必要がある。
ハルヒが納得しそうな、映画的説明を付ける。
夢オチで片づけようとする古泉に、キョンはハルヒが納得するかと疑問。
幾らなんでも夢オチはないよな、夢オチは。そもそも納得させるのがかなり難しいだろう。
文化祭の準備は数日となった。
例のバンドも脇役で登場。
変なファンタジーのコスプレ集団も学校内を闊歩しています。
鶴屋さんとみくるに呼び出され、彼女たちのクラスでやる焼きそば喫茶の割引券を差し出される。
みくるは古泉とは違う意見で、ハルヒが世界を変えるのではなく、世界は元からそうだったのだと主張する。有希もまた違う意見を持っているのだという。
みくるは古泉を完全に信用しないで欲しいという。
キョンは有希の意見を聞くことに。
みくるの意見は世界はハルヒが変えたのではなく、元々存在していたが、ハルヒはそうしたものを発見出来るが、認識しない。それは彼女が認識しようとするのを阻害する、有希たちが存在しているから。
古泉とみくるは互いの理論を決して認め合う事がないのだ語る。
互いの意見がどちらも正しいとは言えない。
そして有希の理論も、彼女が語る言葉がキョンにとって正しい限らない。
ハルヒだけは順調に思っている撮影だが、キョン、古泉、みくるはドンドン顔色が悪くなる。
エアガンが強力な水流を放ったり、コンタクトが用意されるたびに様々なみくるビームが発射され都度有希に噛まれ、鳩は絶滅種に変わり……
暴走はますますパワーアップしています。むしろ誰も死んでないのが不思議なぐらいだな。
みくるの相手役が有希じゃなかったら確実に誰か死んでる。
青い顔色で現れた古泉。
古泉はハルヒに対する理論を持っているのは、古泉のグループやみくるのグループ以外にも沢山あるのだと語る。
出来ればハルヒには今のままでいて欲しいと願う古泉。
古泉、かなり限界が来ているのですね。
本気でキョンに何とかして欲しいと思うようになってきたところか。
みくるが何故自分たちと行動を共にしているのか、その理由はハルヒを少なからず従わせる事が出来るキョンを籠絡するためだと語る。
冗談は聞き飽きた、という古泉に冗談だと応じる。
クラスの劇とハルヒの劇で限界が来ている古泉。
映画の撮影が終わるまでにハルヒの映画から派生する現象を止めて欲しいのだと願う。
この古泉の言葉は今までの台詞の中で一番説得力があるよな。
納得させる方法に四苦八苦するキョンは、ふと一つの考えが思い浮かび、翌日ハルヒに了承させる。
映画は突然力に目覚めた古泉によって、有希が飛ばされるという結末で撮影を完了させる。
無茶苦茶強引な終わり方は、ハルヒではなくキョンが考えた設定だったのか。
古泉はキョンに感謝を述べてクラスの舞台劇の方へ。
みくるはハルヒに叫ばされています。
ビジュアルエフェクトを使う時間も技術もない。
中途半端な作品を出すわけにはいかないというハルヒは、キョンと共に泊まり込みで編集。
まるで役に立たないハルヒと、一人で映像を作るキョンだが、未完成のままで眠る。
文化祭の当日を迎える。
何故か映像は完成していた。
誰がやったのかは不明。
本命 有希
対抗 古泉
無印 みくる
大穴 その他未知の存在
微妙にしょぼく作ってるところが、芸が細かいですけど。
これまで起きていた出来事が全てキャンセルされていた事は、シャミセンが喋らなくなっていた事で証明。更にキョンが準備中に目撃したコスプレ集団もいなくなっていました。
つまりは本物だったわけだ……
エンディングに流れるハルヒによる魔法の言葉。
「この物語はフィクションであり……」
ハルヒ自身に映画の内容がフィクションだと喋らせる事で認識させるという手法だったわけだ。
宇宙人も未来人も超能力者も近くにいるのだというキョンに、それではまったく意外じゃないと応じるハルヒに、全てをばらしたキョンだがそれらを「ふざけんな!」と怒り心頭で喫茶店を飛び出していく。
店を出ながら、キョンが追いかけてきてくれるのを待つツンデレぶり。
変なところで常識を持ってしまっているハルヒ。彼女がもしもそれを認めてしまえば、本当にどうなるのかは謎のまま。
エンディングがなかったが、次回にミクルの冒険があるのかどうかは判らないな。
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