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2009年9月17日 (木)

CANAAN(428 the animation) 第十一話「彼女添」

オープニングなしなので、一瞬最終回かと思ったよ。

カナンによく似た人物が凍りづけにされているのを目撃した大沢マリアとユンユンに対して、銃を向ける夏目は口封じのために殺そうとするも、アルファルドが二人を逃がしてしまう。
夏目はNGOであると同時に日本政府のために、ウーアウィルスによって誕生した超人を生物兵器として利用しようと企んでいたようです。そのためにアルファルドの持つ実験データを欲しているらしい。
この実験にアルファルド自身はもう興味がなくなっているもの、他の人間が実験を継続するならば話は別という事。ウーアによって生まれた生物兵器に対抗できるのは、ウーアを生み出した蛇だけ。つまりは蛇が対応策のために利益を得ることが出来るという考えのようだ。
実験体がカナンと瓜二つなのは、ただの偶然だと言い張るアルファルド。共感覚を与えると、髪の色などが抜け落ちてしまうらしい。
あまりにしつこく口にするので、実はカナンと血縁関係か何かにあるのかと思ったけど、関係無さそうだ。

御法用実が目を覚ますと、建物の外で、側にいるのはカナンだけ。
ハッコーの姿は何処にも無かった。
ハッコーは実にとっての希望ではなく、サンタナにとっての希望。他人の希望のために、自らの命を賭けるという事が、カナンには理解出来ない。
マリアとユンユンも合流して喜びを分かち合うも、アルファルドから実験データを入手した夏目が米軍にファクトリーへの攻撃命令を下していました。
中国政府に対しては、手柄を人民軍に与えるのと、日本との外交を利用して了承を取り付けたようです。
しかし夏目はデータの中身が正しいかどうかチェックしていないのですが、確認前に攻撃してしまっていいんだろうか。もしアルファルドが偽のデータを渡していたらどうするつもりなのだろうか。

カナンは夏目の目的などを全て見抜いていたらしいが、それを知った上で尚彼女と手を組んでいたらしく、夏目には考えの読めないカナンは扱いに困る存在のようだ。
世の中を計算づくで歩くタイプだから、その計算当てはまらない相手は苦手らしい。

カナンはハッコーを助けるために、攻撃に晒されることになるファクトリーへ戻ることに。
マリアはカナンを心配して戻ろうとするが、実に足手纏いになるだけだと叱責される。マリアがいれば、カナンは全てに優先してマリアを護ろうとしてしまう。
彼の言うとおり、マリアが行ったところで足を引っ張る事はあっても、役に立つことなどまるでないでしょうからね。
それでもただ待つなど出来ないと駄々を捏ねるマリアを、実はカメラマンを目指すなら、カナンが帰ってくるのを信じて待ち、帰ってきたカナンの写真を撮れと告げる。
みのさん、妙にカッコいいです。サンタナとハッコーの一件から、シリアスモードに突入してしまいました。
ジャーナリストなら、感情を押し殺す事も大切という事だろう。目の前で苦しんでいる人がいても、真実を伝えるために手を差し伸べるより先にカメラを切る必要もありますから。

米軍の襲来を知ったリャン・チーは、迎え撃とうと意気込んでいたところに、アルファルドが現れて喜ぶも、カミングズが一緒だと知り怒る。今なら戻れると一緒に戻ろうと呼びかけるカミングズをフルボッコにして、自分と姉様の間に入る者は許さないと宣言。
カミングズ、何時ものようにM気質を出しませんね。
リャンの様子に、アルファルドはこれまで尽くしてきたリャンへの褒美として戦う事に。
ショックを受けるかと思いきや、リャンは自分を殺そうとして自分だけを見てくれる事にも、至上の喜びを感じ取ってしまうようです。Sかと思いきや、実はドM。アルファルドに対してだけというか、本質的にはM気質なのかな。

リャンを殺す直前まで追いつめたアルファルド。
リャンは姉様に殺されると喜ぶも、アルファルドは最後のトドメをカミングズに任せてしまい、カナンの様子を監視カメラでモニターしてしまう。
怒りに狂うリャンは、隠し部屋に入ると、実験中の投薬を自ら飲んで共感覚を手に入れようとするが、因子を持たない人間が共感覚を手にしてしまうと、その感覚に耐えきれなくなってしまうようで、リャンも同じでした。
これが今の彼女たちの研究の限界という事か。
カナンのような人物がそう簡単に作れたら苦労はしないよな。
カナンの描写は全ての感覚で感じたものを見るだけになってますが、実際には視覚以外も感覚が共有しているから音を鼻や舌で感じたり、匂いを耳や肌で感じるようになってしまうわけだ。普通の人間がそんな感覚の波に耐えられるはずもない。

アルファルドが持っている手紙。それはシャムからアルファルド宛のものだが、実はそれはリャンが偽装したもので、手紙でおびき出したアルファルドを捕らえさせて、リャンが助け出すという筋書きのために用意したものだったらしい。全てをお見通しだったアルファルド。何故ならシャムは彼女の事を「アルファルド」とは呼ばないから。
彼女の本当の名前は「カナン」であるから。
最初に捕まっていたのにはそんな経緯があったのか。しかし判っていながらわざわざ捕まりに行ったのは何故なんだろうか。

今のカナンは絶望だとアルファルドに語ったシャム。カナンは彼の想像を遙かに超えてしまう存在だと感じていたから、「絶望」と呼んだようだ。
アルファルドがカナンを「絶望」と呼んだのは彼女が名付けたのではなく、シャムが名付けていたのですね。ただ悪い意味でつけたのでは無さそうだけど。
ハッコーを見つけたカナンだけど、ハッコーはサンタナの遺体とベッドを共にしていました。
サンタナは彼女が生きる事を望んでいたが、ハッコーはサンタナと運命を共にする事を望む。決定権は生きている側にある、と意志を曲げようとしないハッコーにカナンは説得を諦めて、彼女の思うままにさせてあげることに。
ハッコーはユンユンの薬だけは見つけ出してくれていたようで、カナンに渡してくれました。
二人は砲撃を受けて崩壊する建物の下敷きに。
相変わらず幸せな道を選べない能登キャラ。
これがハッコーの愛の形という事でしょう。

薬の影響で白髪になり、意識も混乱をはじめたリャンは、鏡に映る自分の姿がカナンだと思いこんでしまい、カミングズに殺せと命じる。薬の影響で長くはない、リャンの様子にカミングズはカナンを殺せば自分を「愛している」と言ってくれるかと問いかけ、了承したリャンを銃で撃ち抜く。
銃で撃たれ、血を吐く自分の姿にカナンを殺したと喜ぶリャンは、約束通りにカミングズに「愛している」と囁いて息切れ、カミングズも彼女を追うように……
結果、アルファルドにとって、愛情とはただ厄介なものとしか理解できなかったようです。
カミングズ、最後に男を見せて逝きました。
壊れてしまったハッコーをこれ以上見ていられなかったのでしょうね。

アルファルドはリャンの指摘どおり、自分が過去に捕らわれている事を自覚しており、本当に過去と決別するためにも、カナンとの決着を望んでいるという事らしい。

無事に戻ってきたカナンに喜ぶマリアだが、ユンユンはハッコーを連れていない事にショックを受ける。そんなユンユンにハッコーが見つけてくれた薬を差し出すカナン。
マリアは実に言われた通り、無事に戻ってきたカナンの写真を撮った後に、彼女の帰還を改めて喜ぶ事に。
今回の薬で当面はユンユンも生き延びるわけですが、今後どうするのだろうか。
マリアパパに薬を解析してもらって、薬を作ってもらうのかな。

次回 第十二話「忌殺劣者」

主要キャラはほとんど死んでいて、戦えるのはあとカナンとアルファルドだけなので、次回で二人の決着を描いて最終回というところか。

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nbsp;  ファクトリーの地下に保管されていた女性は、この施設で生み出されていた第2のカナン。  それを証拠に、カナンと同じような目の色があるではないか。 nbsp;  だけど、実験は失敗に終わり、氷ずけにされて封印されていたようだ。  もしかしたら、こいつが復活して暴れまわるのではないかと、密かに期待していたのだが、結局はアルファルドによって処分されてしまう事に・・・・怪獣曹長にはなれなかったようだ。 nbsp;  アルファルドは、ここでの実験をもう... [続きを読む]

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