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2009年9月13日 (日)

戦場のヴァルキュリア 第二十四章「決意」

ギルランダイオ要塞を前に対峙するアリシア・メルキオットとセルベリア・ブレスの二人のヴァルキュリア人。
「この戦い、負けるわけにはいかない!」
「やらなきゃ……」
歩み寄った二人の戦いが始まる。
ヴァルキュリア人ファイトの開幕。両軍共に勝敗を見届ける感じなのか。

コーデリア・ギ・ランドグリーズ元首の護衛を行い、王都ランドグリーズへ帰還したウェルキン・ギュンターたち義勇軍第3中隊第7小隊。
コーデリア姫は、彼らの労を労うと共にこれはアリシアの願いでもあると声を掛けるも、ウェルキンは何も答える事なく立ち去っていく。
どんな言葉を掛けられても、彼には何の慰めにもならないよな。アリシアだけを一番危険なところに置き去りにして、自分たちだけが生き延びてきたとか。
「満足かよ? これで満足なのかって聞いてるんだよ」
ロージーは暗く沈む第七小隊の面々に声を掛ける。
アリシアを追い出したのは自分たち全員であり、そのアリシアに助けられっぱなしでも構わないのか、アリシアは今もたった一人で戦い続けているのだ、というロージーの言葉が隊員たちの胸に突き刺さる。
手厳しいけど、真実だけに何も言い返せないところだな。
しかも相手だけでなく、自分も同罪だとしているところが彼女らしい。

一人でセルベリアと戦い続けるアリシアは、セルベリアの力に押される。
アリシアの苦戦に苛立ちを覚えるゲオルグ・ダモンは、友軍が押されている報告を受けると安全なところまで全部隊を交代させろと指示を下す。
ダモン、何処までもダメ人間だな。
ピンチになると自分たちはさっさと逃げられるように準備ですか。

守るべきモノも帰る場所もなく、何のために戦っているのか判らず息を荒くするアリシアは、セルベリアが何のためこれほど戦えるのかと疑問を感じる。
――私……この人、ずっと前から知っている!
戦いの中でセルベリアの事を思い出したアリシア。
第7小隊に拒絶されて、彼らを助けるために戦おうとしながらも、やはり心が空虚になってきてしまっているのですね。
まだセルベリアの事を思い出していなかったのか。

ファルディオ・ランツァートやアリシアの言葉を思い出すウェルキン。
アリシアから掛けられた別れの言葉を思い出し、過去の自分との決別の意思を示すスカーフを見つめるウェルキン。
「でも、それでも僕は」
いよいよウェルキンが決心を固めたようだ。
拒絶されたからと行って、大人しく彼女に甘えているようでは駄目駄目ですから。

戦いの中で施設での事を思い出していくアリシアは、同じ施設にいた孤児であるにも関わらず何故それほど戦えるのか、疑問を口にする。
セルベリアは戦いの最中に余計な感情を持ち込むなと告げる。
セルベリアの攻撃を空中へと避けたアリシアに、セルベリアの攻撃が放たれる。
戦闘で空中へ飛ぶというのはやってはいけない行為の一つです。ジャンプしてしまうと、逃げ場所がなくなってしまうので。

コーデリア姫の下にガリア方面軍総司令官マクシミリアン・ガイオス・フォン・レギンレイブンから、直々に停戦協定を結ぶために巨大戦車に乗って現れる。
マウリッツ・ボルグ宰相は罠ではないのかと疑問を覚えるが。
てゆーか、本当に簡単に接近されすぎです。これだと攻められたら背後を突かれてあっさり壊滅してしまいますよ。

ずっと一人だったというセルベリア。
A1号と田づけられたセルベリアが実験の対象として選ばれ、残りの少女は適当に処分するようにとの指示を女性博士が下す。
何度も逃亡しようとしては捕まっていたセルベリアは世界を憎み続けていた。
そんな時、彼女はマクシミリアンと出会い、彼女の運命を変える。
名を持たなかったA1号に、「セルベリア」という花の名前を与えたマクシミリアンは、これから自分に従い、自分のために生きろと告げる。
「私の戦う理由……殿下!」
名前も何も無かった彼女が、初めて名前を与えられて必要とされた事で、マクシミリアンが彼女にとっての全てとなったという事なのか。だからこそここまで盲目的に仕え続けているのですね。

セルベリアにガリア軍の主力を引きつけさせてコーデリア姫との密談を行うことになったマクシミリアン。
カール・オザヴァルドはあまりにもあっさりとランドグリーズへと接近出来た事に驚きを隠せないが、ラディ・イェーガーはガリア軍も逼迫しているのだと語る。しかし抵抗があったところで、代わりはない。
内部に残された戦力で彼らの戦車を止める事は適わないという訳だ。
しかし正規軍も義勇軍も出払ってしまっているのでしょうが、近衛部隊のようなものは存在していないのでしょうか。

停戦協定。
ガリア公国の国民の苦悩を考え、コーデリア姫はマクシミリアンの話に耳を貸す。
マクシミリアンが提示した条件は2つ。
1.ランドグリーズの無血開場
2.コーデリア姫をマクシミリアンの妻とすること

マクシミリアンの目的はガリアの王となる事だった。
ガリアの王となり、ヴァルキュリアの血筋を手に入れる事で、帝国の権力闘争とは無縁の存在となり、自らが望む王国を作り出す事が出来ると主張する。
皇太子よりも能力がありながら、王妃の息子でないため、冷遇され続けた彼が求めたのは自分の王国だったわけだ。そこで目をつけたのはヴァルキュリアという正統な血筋を持つガリアで、その王位につくことで誰にも文句を言わせない存在になりたかったのですね。
しかし存外ちっさな理由だった。もっと凄い理由があるのかと思ったけど……

「それは無理です。
 わたくしはヴァルキュリアの末裔ではありません」

コーデリア姫は自らが被り続けていたウィッグを外し、真の姿を現す。
「私は、ダルクス人です!」
姫様、ヴァルキュリア人ではないという可能性は充分考えられたけど、よりによってダルクス人なのか。そうか、だからゲームの第2期でダルクス人の話がメインになってるんですね。

アリシアが何を望んでどうする事が彼女のためになるのかを考え続けてきたウェルキンだが、ウェルキンはアリシアの意思など関係なく、自らの気持ちに従ってアリシアの下へ向かおうとしていた。ただ一人でアリシアの下へ行こうとしたウェルキンだが、彼と同じ気持ちの第7小隊も同じ気持ちだった。
ウェルキンは一人だけでアリシアの下へ向かうつもりだったのか。
喩え軍法会議に掛けられようと、アリシアの下へ向かうという気持ちは変わらない。
スージー・エヴァンスたちはアリシアにあって謝らなければならないと語る。
「みんな気付いたんだよ。
 アリシアがヴァルキュリア人だろうとなんだろうと、
 俺たちの“仲間”なんだってな」
ラルゴ・ポッテルの言葉通り、まっすぐな瞳でウェルキンを見える仲間たちに、ウェルキンは遂に折れる。
――アリシア、これからは僕のしたいようにするよ。
――僕は……君に会いたいんだ!

本当に好きなら相手の気持ちを尊重するだけでなく、時には相手が嫌がっても正しいと思ったことをするのも大切なことです。
処罰されようと、アリシアを見捨てる方が彼らにとっては辛いことだとようやく気付いたようだ。

セルベリアの力の前に追いつめられていくアリシアは、自分とセルベリアの力の差は大切なモノを護りたいという『覚悟』なのだと気付く。
窮地に立ったアリシアだが、ウェルキンの事を思い出し、自分にも負けられない理由が存在していた事実に気付く。
負けられない理由、そして守りたいモノを思い出したアリシアは、再び力を振り絞って立ち上がる。
強烈な力を発揮するアリシアに、セルベリアも全力を持って最後の一撃で決着をつけようとする。
二人の一撃がぶつかり、アリシアはセルベリアに逆転で勝利を得る。
ここにきて一発逆転されてしまいました。
大勢いたヴァルキュリア人の子供の中から選ばれて、更に実験を受け続けていた筈のセルベリアを超える力を発揮出来たのか。
セルベリアはトドメを刺すように告げるが、アリシアは彼女にも大切なモノが存在し、自分にも大切なものが存在しているという事実を彼女から気付かされたと、彼女を殺そうとはしない。
「何処までも生ぬるい。
 こんな奴に負けたとはな」
「”生きてさえいれば希望はある”
 ウェルキンはそう言ってた。
 だから」

セルベリアはアリシアに負けた瞬間に自分の価値は無くなったのだと言うも、アリシアはそんな事はないと否定。
アリシアとセルベリア、二人が好きになった相手の持つ価値観の差がここで生まれているのですね。セルベリアももう少し良い相手と出逢っていたら良かっただろうに……

勝利を得たダモンが進軍を始め、セルベリアを捕らえろと怒声をあげる。
「私は私の信念を貫かせてもらう。
 ……この命に掛けてな」

セルベリアはヴァルキュリア人としての残された最後の力を振り絞る。
――マクシミリアン様……私はあなたを、何よりも……
「間違ってる!
 死んで報われる愛なんて!!」

「あるのだ!」
セルベリアは命を使い、大爆発を起こして周囲一体の友軍とガリア軍を道連れとする。
あれだけ戦い続けた後でも核爆発並みの大爆発です。ヴァルキュリア人は体内にどんなエネルギーを秘めているんだ……
そして遂にダモン逝く。セルベリアが葬ってくれました。
アリシアだけはヴァルキュリアの力があるので無事ですが。
たぶん、壊滅したのは正規軍が殆どなんでしょうね。勝利を目前にしたから、義勇軍は後方待機させて、正規軍だけで進軍してきただろうから。

コーデリア姫がダルクス人だと知らされて愕然とするマクシミリアン。
コーデリアは自分がガリアの国民に真実を知らせて、ランドグリーズ家の威信を地の落とせば、マクシミリアンの望みが潰えると告げる。
コーデリアを用無しとするマクシミリアンは、ラディに電文を送り幻獣を出発させる。
本当にデカイ……町並みと比べると、そのでかさが異常なんですが。
アリシアの下へ向かおうとしていた第7小隊は、ランドグリーズへと突撃する幻獣の姿を目の当たりにする。ランドグリーズ城に突撃した幻獣へと乗り移ったマクシミリアンは、もう一つの目的遂行へと移る。
もう一つの目的というのはなんなのでしょうか。
自分たちの戦力でガリア軍を力で支配して、勝利をもぎ取ってしまうという事だろうか。
アリシアのところへ向かう途中だった第七小隊は、アリシアのところへは行かずに王都の護衛に回ることになるのかな。
今更向こうへ行っても、全部終わってしまってるしね。

ギルランダイオ要塞とセルベリアとの通信が途絶した事を報告したカール・オザヴァルドに対して、マクシミリアンはセルベリアには使い道があったと冷淡に言い放つ。彼の言い様に怒りを燃やすカールは猛抗議するが、マクシミリアンは彼を躊躇無く銃で撃つ抜いてしまう。
「世の道を阻む者は、全てこうなる。
 覚えておけ」

カールの屍を乗り越えて進むマクシミリアンに、兵士達は恐れおののく。
少しは悲しそうにするかと思いきや、セルベリアの死にも無反応で、セルベリアを慕ったカールは殺されてしまった。マクシミリアンを支えた中心メンバーは良い人材が揃っていたのに、マクシミリアンはそれを生かし切れるだけの王の器に無かったのですね。
思ったよりも独善的で独裁者的な人物だったのだね。
どんどんマクシミリアンから兵士の心が離れて行ってしまう雰囲気が漂ってきているな。

次回 第二十五章(最終回)「護るべきもの」

どんどんマクシミリアンが壊れて行ってるよな。
イェーガー少佐とも意見が対立してしまうようで、いよいよ孤立しそうだけど。

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