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2009年9月20日 (日)

化物語 第拾壱話「つばさキャット 其ノ壹」

物語はゴールデンウィーク初日の4月29日の回想から始まる。
頬に大きなガーゼを当てた羽川翼は母親の再婚相手の母親の結婚相手が今の父親であると阿良々木暦に説明する。
凄まじく複雑な家庭環境
つまり両親共に翼にとっては義理の両親。
開けっぴろげな両親は、小学生の頃には既に事実を伝えていた。
翼を邪魔者と感じながら、世間体を気にして施設に預けようと考えた事もあるのだという。
良い子であろうとした翼は、誰かに同情とか特別視されても変わらない事を誓った。
気も遣うし、迷惑を掛けまいとするのは仕方ない事でしょうね。
本当の両親ならする事のない気の使いようが、彼女の状態を表している。

家にいたくない翼は、休日は散歩の日に定めていた。
そんな彼女を気の使いすぎだという暦。

顔のガーゼは、父親に殴られたからなのだという。
見も知らない子供に知ったような口を利かれたら、カチンと来るのは仕方ない事だという翼。
誰にも言わないという約束をした翼は、頭を下げて黙っていてくれたら何でもするとまで言う。
ここでひたぎや駿河なら、エロネタの一つも飛び出すところですが、翼ではそうはいかないようです。

道路で偶然猫の遺体を目にした二人は、猫を葬る事に。
猫そのものが祟った訳ではないのでしょうが、この猫が切っ掛けになるわけですね。

羽川翼は阿良々木暦にとって掛け替えのない存在である。
大恩がある相手だ。
喩え何をしたとしても、恩を返せたとは思えないほどに。
異形のはね羽を持つ少女、羽川翼。
委員長の中の委員長、神に選ばれた委員長。
学校側からも受けがよく、クラス内部での人望も高い。
真面目な上に面倒見の良い性格。
暦の知った家庭環境からは到底考えられないこと。
GW――4/29~5/7――翼は猫に魅せられた。
それは彼女の抱える家庭不和の歪みが原因。
暦を助ける余裕など無かった筈なのに、どん底にいた暦を引き上げてくれた恩を、暦はこの先に何が何があろうと忘れない。
この部分については、アニメで語られる事があるのだろうか?

学校から帰りを急ぐ暦を待っていた千石撫子は、暦に改めて礼を述べる。
ちなみに神原駿河は目にも止まらぬスピードで駆けつけていったという。
「達急動みたいだった」
ビックリマンシリーズに登場するヤマト王子が使用。
額の黒猫に両手をあてることで発動する、高速で移動可能な必殺技のこと。
暦が説明的なツッコミしないと、ほとんどの人には理解できませんから。

まさか通じるとは想っていなかった撫子は、暦が相変わらず面白いと笑う。
駿河に他にも用事があったという撫子に、自分が引き受けるという暦。
まぁ、だいたい内容は察する事が出来るのですが……
撫子が差し出したのは洗濯したブルマとスク水
むしろ駿河的には洗濯しないままで返却した方が喜んだ?
大興奮の暦。
落ち込むなら、やらなきゃいいのに。

邪切り縄を払った後、学習塾跡に止まった際に、暦は忍野忍が自分のいない時に撫子に何か質問しなかったかと問いかけるが、何も話さなかったという。
忍のせいで暦が吸血鬼になってしまったという撫子だが、怪異に責任は何もないのだと語る。
あくまでも怪異を呼び寄せるのは人間側で、責任は人間の方にあるという事は、これまでメメが何度なく語ってきた事で、暦もその事は重々承知しているのですよね。
撫子にもし何かあれば言ってくれて構わないという暦。
本当は忍野メメに頼った方が早いが、いつまでもいるわけではないと釘を刺されたばかり。
ドラえもんに頼るのび太くんみたいになってしまうという暦に、撫子は御守りがドラえもんの秘密道具の『天才ヘルメット』『技術手袋』みたいだったと語る。
なんでこの子の喩えはマイナーなモノばかりなのか。
暦のツッコミ待ちなんでしょうか。

突然撫子に手を伸ばす暦は、撫子のスカートの裾を持ち上げる。
首を傾げるだけの撫子に落ち込む暦。
小学生に続いて中学生にセクハラですが、こっちはまよいに比べて抵抗してくれないので、自己嫌悪に落ちるばかりです。

忍はずっと撫子を睨んでいたという。
忍が暦やメメを見る目と、撫子や駿河を見る目は違うと感じる。
男に対する目が違うのは、二人を特別視していて、暦と親しくする撫子たちを敵視しているのか。どちらとも言い難いところだな。

二人が会話しているところに姿を見せた翼に、暦が撫子を紹介しようとすると、撫子はもの凄い早さで立ち去ってしまう。
「阿良々木くん、私ちょっと傷ついたかも」
「……うん」
まぁ、顔を見るなり全力で逃げられたらな……

蛇の事は一応解決したと説明する暦。
シリアスな顔ですが、手にはブルマとスク水。

大事な用事があったという暦。
用事は可愛い中学生と逢い引き……ではなく、戦場ヶ原ひたぎ絡み。
翼は面白い噂があると口にする。
「戦場ヶ原は、阿良々木と仲良くなってから、態度がおかしくなった。
 戦場ヶ原は、阿良々木から悪影響を受けている。
 ……とか」

どうやら教師にまで伝わっているらしい。
ひたぎと付き合っていくなら、これからもっとあれこれと言われるであろうから、暦はそう言われないように努力しなければならないと忠告する。
相手がかなりの優等生なだけに、その相手と付き合うとなれば相手に見合うような存在になる努力が必要になってくるという事ですか。

翼はひたぎが良い方向へと向かっており、彼女の変化を暦が側で支えてあげるべきだと言う。
翼には特別な「誰か」がいるのか、疑問を抱く暦は問いかけようとするも、結局訊ねられない。
今のところは暦が一番の特別な存在なのではないだろうか。翼が家庭の事とか喋っているのは彼だけなのだろうし。
そんな時、再び翼は強い頭痛を訴える。
暦は翼がGWの時のように怪異に取り憑かれているのではないかと感じとる。
前回も同じ兆候があったのですね。

再び回想。
突然頭痛を感じ始めたつばさは、髪が白く変化し、猫耳が生え、猫の様に振る舞い始めた。
猫に魅せられた翼。
メメはそれを『障り猫』だと説明する。
尻尾のない、尾を引かない猫。
多重人格障害であり、翼の裏の人格が現れたもの。
黒くて悪い羽川翼。
白いのに『ブラック羽川』
もちろん内面的な黒さですけど。
猫系の妖怪などになると、必ず猫耳と尻尾が生えるものですが、通常の猫又とは違い尻尾がないのが特徴的です。
しかも弔った猫の影響でか、黒猫ではなく白猫。

自分が鬼に襲われた春休みよりも、焦って取り乱している暦に、メメは順を追って説明する。
障り猫の出現の原因は長年に渡って抱えてきた過度のストレス。
夜な夜な町の人々に襲いかかるブラック羽川は、そうやって自身のストレスを解消させていた。
障り猫の怪異としての特性はエナジードレイン。触れた相手の体力や精力を根こそぎ吸収してしまうという能力。
最初の犠牲者の2名はもっとも重体であり、入院する事になった。その二人は彼女のストレスの原因でもある今の両親だった。
ストレスが原因だから、最初に襲撃したのはやはり一番ストレスの原因となっている対象だったという訳か。二人がいる限り、彼女のストレスは溜まる一方だから、真っ先に排除するのは当然だろう。

そうして迎えたGW最終日の5/7。
暦は翼の怪異を封じるべく行動。
行き止まりに暦を追いつめた障り猫は、自分の主人のストレスが解消しない限りは消えないと説明する。
後1年は人を襲い続けるという障り猫だが、背後に突然出現した忍がブラック羽川の首筋に噛み付いた。障り猫と同じくエナジードレインを特性に持つ吸血鬼崩れの忍。
障り猫と吸血鬼では怪異としての格が違う。障り猫は忍によって解消された。
しかしこれはあくまでその場の対処療法でしかなく、今までとは違って根本解決していないから、再発してしまうわけですね。
そして今度こそ根本解決が必要になるわけだ。

GWほどの痛みを訴えてはいないが、心配する暦に心配ないという翼。
「そんな事より、戦場ヶ原さんの事、理解できた?
 理解できただけじゃダメなんだよ。
 実践しなきゃ」

話を切り替えた翼は、ブルマとスク水を鞄にしまうように告げて笑う。
完全に話をすり替えられてしまったわけですが、本人が暦に頼ろうとしていないので解決には時間が掛かってしまいそうだ。

次回 第拾弐話「つばさキャット 其ノ貳」

次回は「TV版」最終回です。
続きは映画で! と、どこぞの10周年記念ライダーや京都なアニメーション会社のオリジナルアニメような事ではなく、続きはネットです。

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