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2009年9月 6日 (日)

戦場のヴァルキュリア 第二十三章「愛のかたち」

今週も二話連続です。これでようやく他の地方に追いついた形か。

ヴァルキュリア人のアリシア・メルキオットを全面に押し立て、帝国軍へと侵攻を開始するガリア公国軍。
すっかりと調子づいているようですが、帝国軍は何故かセルベリアを出して対校するなどしていないのですね。マクシミリアンは起死回生のタイミングを計っているのか。

中央に正面から楯突いたマクシミリアンに、ラディ・イェーガーはもっと頭の切れる人間かと思っていたと口にする。
だがマクシミリアンは自分はもはや帝国の人間ではなく、自分というただ一つの王国の主だと語る。
幻獣を手にしたマクシミリアンは、準皇太子という『薄汚れた』肩書きなど不要だと言ってのける。
体調不良で床に伏せっているセルベリア・ブレスだが、マクシミリアンは「必要ない」と見舞いにすら行っていない。
マクシミリアンがガリア攻略にそこまで執着する理由は一体なんなのか。
国と決別してまで無意味にガリア攻略に拘り続けているとは思えないのだけど。

アリシアへの面会はエレノア・バーロットからも申し出ているが、戦功を独占したい正規軍上層部はなかなか承諾しようとはしないでいた。
エレノアとウェルキン・ギュンターは第一小隊の天幕へとやってくると、そこでファルディオ・ランツァートが揃えた大量の古代ヴァルキュリア人に関する資料を目にする。
ファルディオも苦しみ、迷い続けたのだというエレノアは、彼の苦しみに気づけなかった自分の咎である卑下する。
部下の状態を把握するのは上官の役割ではあるけど、今回の事に気付というのもまた無理難題というものだろう。

アリシアの活躍による連戦連勝。
自分たちがいてもただの足手纏いだというホーマー・ピエニローニ。
スージー・エヴァンスはアリシアの心配をするが、オスカー・ベイラートやエミール・ベイラートはきっと大切にされているはずと口にするも、アリシアに酷いことを言ってしまったというスージーの言葉に押し黙ってしまう。
さすがにみんなかなり後ろめたさが残ってしまったのだな。特にスージーに至ってはみんなよりも付き合いが古いのに、みんなと一緒になってアリシアを拒絶するような事を言ってしまったのだから当然か。
今更のようにアリシアに対しての事を反省している面々。
手紙にも返事をくれないのは、もう仲間ではないと思っているのかというスージーに、アリシアはそんな人間ではなく、忙しすぎて疲労困憊なのだと慰めるラルゴ・ボッテル。
自分たちが拒絶の意思を最初に見せながら、手紙に返事を期待するとかお嬢様らしい身勝手な発言だなぁ、と。返事は来なくても仕方ないぐらいに思わないと。

ロージーはそれならば自分たちから会いに行けば良いと簡単に言ってのける。
こんなところで悩んでいるよりもよほど良いというロージーに、士官であるウェルキンですら会えていないのに自分たちが面会できる筈がないというザカだが、ロージーは知ったことではないと言ってのける。
ムチャだと止めようとするラルゴだが、カロス・ランザートは自分たちが待っているという思いだけでも伝えたいといち早くロージーに賛同する。彼に追随する仲間達。
意外な人物が一番に名乗りをあげたな。一番目立たないキャラなのに。

アリシアの力で勝利を手にしている正規軍第五中隊は、アリシアを指揮しているのは自分たちでありコーデリア・ギ・ランドグリーズから勲章をもらえるかもしれないと他の士官と共に語る。
アリシアとの面会を必死に要求する第七小隊だが、ロージーは第五小隊の隊長がアリシアを化け物呼ばわりしているのを耳にして彼をクソ呼ばわりする。
第七小隊を見下した発言をする将校に頭にきた第七小隊は、彼らとの喧嘩を始める。騒ぎを駆けつけたウェルキンが止めに入る。
アリシアを馬鹿にしたからだというオスカー・ベイラートとエミール・ベイラートを一喝するウェルキンだが、将校アリシアを戦う以外に脳のない化け物だと口にするのを聞いて殴り飛ばしてしまう。パンチ!
そうなるだろうとは思っていましたが……止めながらも直接聞いてしまうと我慢できなかったようです。みんなが処罰されないようにと止めたけど、自分は処罰されても構わないという考えなんでしょうか。それとも単純に頭に血が上って抑えきれなかっただけなのか。

拘束され続けているファルディオに面会にやってきたコーデリア姫は、彼を解放する。
ファルディオとアリシアのおかげでガリアが救われたという言葉に、顔を歪めるファルディオに、コーデリアは話を聞いて欲しいと告げる。
開放までに時間が掛かったのは、姫様に対する非礼という事で、説得するのに時間が掛かったのでしょうか。

庭で薔薇の花を引きちぎろうとしていたセルベリアは、ラディに声を掛けられて我に返る。
彼女はドライシュテルンの麗しき明星だから輝いてもらわなければ困るというラディに、セルベリアはどんな星もいずれは燃え尽きると答える。
ラディは輝くのを終えた時が終わりだと言う。
「私は月なんです。
 太陽がないと輝けない」
だがラディはそんな事はないと否定。
帝国に故郷を滅ぼされたラディは、マクシミリアンと共にいればいずれ故郷を取り戻せるのではないかと考えていた。冬は厳しいが、夏は輝かしく、秋にも家族との思い出があったことを語るラディに、セルベリアは「ありがとうございました」と言葉をかけて去っていく。
イェーガーの声は届かず、セルベリアは自分自身のために輝こうとはせず、あくまでもマクシミリアンのためだけに生き続けるわけだな。

コーデリア姫からランドグリーズ家の秘密を聞かされたファルディオ。セルベリアは一番に裁かれるべきは自分なのだが、未だに覚悟を決められないでいると語る。
もしかするとランドグリーズ家は実はヴァルキュリアの末裔ではない、というオチでしょうか。
そこに気絶したウェルキンが正規軍兵士に運ばれてやってくる。コーデリア姫の存在に気付かなかった兵士は、慌てて状況を説明する。
中隊長に暴力をふるったからだと説明するも、ウェルキンが勲功章を受けている英雄であるため、無礼な振る舞いは許さないというコーデリアに、慌ててウェルキンを木箱の上に寝かせて立ち去る。
かなり扱いがぞんざいでしたからね。これだから義勇軍は、とか文句言ってますが、今まで散々その義勇軍に助けられていた連中の言う台詞ではないよな。
アリシアを守れなかった事を情けないと口にして気絶するウェルキン。

帝国軍の拠点はギルランダイオ要塞を残すのみとなり、将校達にアリシアの演説を聴かせようとするゲオルグ・ダモン。アリシアは犠牲を少しでも少なくするため、なるべく早く戦いを終わらせたいと力なく語る。戸惑う将校たちだが、ダモンの拍手に続いて拍手する将校達。
てゆーか、ダモンは連勝の影響ですっかり忘れていますけど、帝国にもヴァルキュリア人がいるわけで、二人が一騎打ちになったら後は自分たちで戦うしかなくなるんですけどよ。
勝負がつくまで高みの見物するつもりでいても、帝国側はそうさせてくれるはずがないのだし。
それにアリシアがセルベリアとの戦いで負けたらとか考えていないんでしょうね。今度はまた一方的にヴァルキュリア人の力に押される事になるだろうに。

ウェルキンが目を覚ますと、シチューとアリシアが焼いたパンをイサラ・ギュンターが運んでくる。
微笑むウェルキンに思わず笑い出したイサラ。
「兄さんって本当にアリシアさんの事……」
最後まで言葉が聞こえないまま、ウェルキンは夢から目覚める。
改めてアリシアへの気持ちを再確認という事ですか。

意識を取り戻したウェルキンに、彼の心配をしていた仲間たちが慌てて取り囲む。
中隊長に喧嘩を吹っ掛けたロージーも、まさかウェルキンまでも喧嘩を始めるとは思っていなかった。だが、何故か彼らは誰一人としてお咎め無し。
もちろん、コーデリア姫が裏から手を回したからでしょうけど。
ヤン・ウォーカーがウェルキンを休ませようとみんなを立ち去らせる。ウェルキンは自分を運んだのがラルゴ・ボッテルかと問いかけるも、彼らは義勇軍本部からウェルキンが釈放されて天幕で眠らされているという連絡を受けただけだった。
運んだのはファルディオでしょうか。

アリシアの面会にやってきたコーデリアに跪いて出迎えるアリシアだが、自分の命の恩人であると彼女を立ち上がらせる。何でもして欲しい事を言って欲しいと告げるコーデリア。
アリシアはワガママで傲慢な願いとして、第七小隊とファルディオの安全を願い出る。
自分はどうなってせめて大切なみんなだけでも助けたい、誰にも傷ついて欲しくないという彼女なりの形か。
天幕の前ではファルディオがじっと立ち尽くして話を聞き続けていた。
てか、そんなところに立ち尽くされてもかなり怖いのですが……
話を聞いたファルディオは、アリシアのために死にそうな気がしてならないな。
彼がおめおめと生き延びるというのは、あり得ない気がしてしまうし。

最後の決戦を前に、コーデリアは兵士達の前でアリシアをランドグリーズ家の名代として指名し、ヴァルキュリアの槍と盾を貸し与える。
義勇軍は後方支援に回され、第七小隊に至ってはコーデリア姫の勅命により護衛役を命じられた。本来ならば専任の者たちが受ける役割だが、ウェルキンたちに命令を拒否する権利は与えられていない。
アリシアがコーデリア姫に頼んだのだと気付くウェルキンは飛び出して、出発した正規軍の中でアリシアの姿を追い求める。アリシアを必死に追いかけるウェルキンの姿に飛び出そうとするアリシアだが、ダモン将軍によって止められてしまう。
取り残されたウェルキンはアリシアを思い慟哭する。
残り僅かだが、未だに埋まらない両者の溝。
ウェルキンたちはおとなしく後方待機しているのだろうか。最終的には命令無視して前線へ行くのか、それとも無能な正規兵たちの前線がピンチに陥って援軍として駆けつけることになるのか。

セルベリアはマクシミリアンに出陣の挨拶をする。
マクシミリアンは今回の戦いが後世に残るものとなると、薔薇の花を差し出す。薔薇を受け取ったセルベリアはマクシミリアンに勝利をもたらすことを約束する。
互いにヴァルキュリア人を先頭に立てて、最後の決戦の幕が開く。
二人とも大好きな人のために、自らの身を犠牲にして戦いを開始するわけだ。この二人がぶつかれば、余波で軽く周りの正規軍や帝国軍にも被害が出そうですけど。

次回 第二十四章「決意」

幻獣とやらのあの装甲列車のパワーアップバージョンみたいなのは、どこに投じられてくるのか。二人が戦っている脇から正規軍を襲撃するのだろうか。
そろそろダモン将軍を葬っても言い頃合いだと思いますが。

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