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2009年9月20日 (日)

戦場のヴァルキュリア 第二十五章「護るべきもの」

首都ランドグリーズでの帝国とガリア軍の攻防に加わった義勇軍第3中隊第7小隊。
戦闘の最中に、エミール・ベイラートが被弾、オスカー・ベイラートとザカに運ばれた物陰でスージー・エヴァンスの手当を受ける事になる。
注意しろって言われてるのに、ぼうっと突っ立ってるから……戦場であんな棒立ちしていれば、撃たれもするよ。

ラディ・イェーガーは“幻獣”マーモットに“槍”の取り付けを急ぐ。
兵士にカール・オザヴァルドの行方を問いかけると、兵士は表情を曇らせてしまう。
この人はまだカールが撃たれた事を知らなかったのですね。

弟の怪我に動揺するオスカーを叱責するラルゴ・ポッテル。
ウェルキン・ギュンターはギルランダオで大爆発が発生して、通信が途絶したとの情報をカロス・ランザートから伝えられるも、今は目の前の敵を倒す事に集中する。そうでなければアリシアに会わせる顔がない。
ウェルキンの言葉に、隊員たちの士気も高まる。
ウェルキン、すっかり立派な隊長に成長を遂げました。一時期のヘタレ加減がまるで嘘のようです。
アイシャ・ノーマンは看病で居残り。
この子って実際の戦闘ではどうしているんでしょうか。とてもみんなと一緒銃を抱えて戦えるとは思えないのだけど。

準備を完了して艦橋へ戻ってきたラディは、カールを撃ったのがマクシミリアンである事を知らされる。ラディであろうと、自分の意向に逆らえば容赦しないと言い放つマクシミリアンに睨み付けるラディ。
撃たれたとは聞いたけど、誰が撃ったかまでは知らされていなかったのですね。さすがにマクシミリアンに対しての反発心が強くなってきてしまったようだ。
もっと優秀な人間だと想っていたのでしょうね。

幻獣へと肉薄する第七小隊だが、攻撃は通用しない。ウェルキンは砲台の破壊を行おうとするが、突如マーモットが動き始める。
ランドグリーズ城の塔の一つが倒れマーモットに備え付けられた姿は、さながらヴァルキュリアの槍。
事実、それはランドグリーズ城に封印されていた『ヴァルキュリアの聖槍』と呼ばれる遺物だった。
マーモットは聖槍の真の力を発揮するべく造られた陸上戦艦。ダルクスの災厄でヴァルキュリア人が使用したとされる伝説の槍。
伝説ではヴァルキュリア人は救世主とされていたが、事実はヴァルキュリア人が聖槍の力でダルクス人を服従させたというものだった。
ヴァルキュリア人はこの地を支配していたダルクス人を侵略し、歴史を自分たちの都合の良いように歪めて伝承した。
「歴史とは、勝ち残った者のために存在するのだ」
歪んだ笑みを浮かべるマクシミリアン。
伝説についてはそんな感じだろうとは想っていましたが、マクシミリアンはこの事実を知ったのは、やはりあの遺跡の碑文だろうか。

恐ろしい槍の復活に怯えるコーデリア・ギ・ランドグリーズ。
彼女は槍の存在を知らなかったんだよね。
外の様子があそこから見えないと思うのだけど、なんで現状を知ってるんだろう。誰かが伝達してくれてる?

マクシミリアンは聖槍の力を確認するための試し撃ちを丘陵に対して行うと、小高い山の山頂が僅か20%のパワーでたった一撃で吹き飛んでしまう。
一瞬、ランドグリーズ城を攻撃するつもりかと思ったよ。
槍はヴァルキュリアの槍と同じものという事は、擬似的にヴァルキュリアの力を生み出す事が出来ているという事なのだろうか。
今できる事は信じる事のみ。
ウェルキンらしい判断です。他の誰も信じなくとも、必ず生きていると信じる事にしたわけですね。

帝国軍は前線部隊の壊滅を報せ、投降を呼びかけてくる。
アリシア・メルキオットも死んだと考える第七小隊は絶望感に捕らわれる。
諦めたくないというロージーに、打つ手無しかもしれないと弱音を口にするザカだが、死ぬまで戦うまでだと投降する意思を見せない。
ウェルキンはみんなに「動揺するな」と警告する。敵の狙いが自分たちから戦意を喪失させる事にあるが、アリシアは必ず生きている信じ続ける。
最後まで諦めるなと仲間を叱咤する。
ほんとにビックリするぐらい立派な隊長さんぶりです。一番成長を遂げたのは実は彼なんですね。

「生か死か、その境界線の前後を僕らは彷徨う。
 勝つ事、負ける事、逃げる事
 それらの言葉は今この時にとって、大きな意味を持たない
 生き残る事、生き続ける事
 ただそれだけを願い、祈り続ける
 アリシア、生きていてくれ!」
不安なのはウェルキンも同じだけど、それ以上に生きていて欲しいという思いの強さが勝っているという事でしょう。

戦い続ける第七小隊。
ガリア軍からの投降は一切無く、抵抗が強まるばかりとの報告を受けるマクシミリアンは、一気に制圧へと取りかかる。
意外にも、正規軍からの投降も無いようです。
残っていたのがまともな兵士ばかりだったからか。腐ったのは全部手柄目当てに最前線に行ってしまっていたのかな。
ダモンとかなら、確実にさっさと投降していたか、或いは自分だけ逃走していたか。
ラディはセルベリア・ブレスが敵軍と敵のヴァルキュリア人を道連れにした事で、勝利は確実のものとなったにも関わらず、力を追い求めるマクシミリアンの本当の目的が別にあるのではないかと問いかける。
マクシミリアンは問いに答える前に、逆に質問を投げかけてくる。
ベルホルト・グレゴールに故郷を奪われながらも、マクシミリアンを利用しようと生きながらえて来ながら、何故ここに来て躊躇うのかと。
祖国を取り戻すために、マクシミリアンに従う彼は、軍事力こそが全てであり、軍事力こそが国を護る力というのが彼の信条だったが、大事な部下を切り捨てても力を求めるマクシミリアンと、故郷を慈しみ仲間を想う義勇軍、何かを護るべき時に必要なのが何なのか。
「くだらんな」
「なにぃ!?」
「力こそが全て。
 力さえあれば、護るも侵略するも同じ事だ。
 違うか」
マクシミリアンはガリア侵攻のために聖槍を手に入れたのではなく、最初から聖槍を手に入れるのが目的で侵攻していた。
なるほど、コーデリア姫と結婚したとしても、ガリアの王になればこの聖槍が手に入ったわけですね。

マクシミリアンの母は、彼と共に乗った列車の爆発事故によって殺害された。
復讐、そして過去を父と義兄と共に葬るために、聖槍の力を使い帝国皇帝を凌駕するヴァルキュリア王となる。
マクシミリアンの母親は暗殺されていたのか。やったのは王妃か、或いは兄か。年齢的に考えると、王妃の可能性が高いかな。幾らなんでも王様がやったとは思えないから。
ランドグリーズへと照準を向けるマクシミリアンに、ダルクスの災厄の再来になると止めようとするラディだが、マクシミリアンは災厄が訪れるならばその運命と共に生きると考えを揺るがさない。
発射準備が整えられ、緊張の漲る第7小隊。
その時、マーモットの前に現れた人影。
それは駆けつけたアリシアだった。
結構距離があったのではないかと思うのですが、走って駆けつけたのでしようか、このお嬢さんは。それとも残されていた車などに乗ってきたのか、後方待機していた義勇軍に運んでもらったのか。

アリシアは発射間際の聖槍へと攻撃して、聖槍の力を霧散させてしまう。
アリシアの存在にいち早く気付くウェルキン。
力の多様で疲労の激しいアリシアを護るために駆けつける第七小隊。
そんな仲間を巻き添えにしまいと力を振り絞って戦うアリシア。
マクシミリアンはアリシアへと砲撃を繰り返す。
アリシアはここでもなおも一人で戦おうとしているのですね。この娘はもっと仲間を頼るという事を学ぶべきなんでしょう。
ギルランダイオでのダメージ、そして初期のセルベリア同様に完全に力を操り切れていない事を見抜いたマクシミリアンはエネルギーの再充填を行い、アリシアたちを葬り去ろうとする。
「私は……
 私は、生きる!
 愛する人を護るために!!」
愛する人のためにセルベリアは死んだけど、アリシアは生きる事を選んでいるのですね。
勝負あったと笑うマクシミリアンだが、アリシアは砲撃に耐えきると、反撃の一撃でマーモットの第4砲塔を粉砕して穴を開ける事に成功する。
マクシミリアンは即座に修復すると同時に、倒れたアリシアの回収を命じる。
あの攻撃を耐えきるとか、ヴァルキュリア人はとてつもないです。てか、ヴァルキュリア人はこれだけの力を持ってたのなら、こんな巨大な兵器はいらなかったのではないか、という気もするが、やはり人間だと疲労したりするから、疲れない兵器を造ったのだろうか。

ラディはこれ以上の力は過ぎたるものであり、またセルベリアと同じ過ちを繰り返すと反抗し、マクシミリアンと袂を分かつ決意を固める。
立ち去ろうとするマクシミリアンに銃を向けるマクシミリアンに、ラディは笑みを浮かべる。
鳴り響く銃声。
果たして、どうなったのか。やはり射殺されてしまったのか、逆に彼がマクシミリアンを撃ってしまったという可能性も無いわけではないでしょうが。

アリシアを連れ去る帝国兵。
第7小隊は辿り着くのに随分と時間が掛かったな。
ウェルキンは単身アリシアの救出へ向かおうとするが、仲間たちもまたアリシアを助けようと駆けつける。
更にファルディオ・ランツァートがジープに乗って援護にやってくる。
「第7小隊!
 これよりアリシアの救出に向かう。
 行くぞ、僕に続けぇぇぇぇぇぇ!!!
第7小隊は敵の放火をかいくぐりながら、アリシアを救い出すためにマーモットへと向かう。
扉は閉められてしまっているので、やはりアリシアが開けた穴から侵入するのでしょうね。

――待っててくれ、アリシア。
これだの戦火で死亡者ゼロという第7小隊は凄いよな。

次回 最終章(第二十六章)「決戦」

戦いはいよいよクライマックス。
マクシミリアンはもはやただの悪人に成り下がってしまっているので、ウェルキンたちにどう倒されるのかという事だけですね。

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