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2009年10月 3日 (土)

咲-Saki- 第25局(最終回)「全国」

「咲-Saki-」アニメスペシャルサイト

竹井久の提案で実施されることとなった清澄高校・龍門淵高校・風越女子・鶴賀学園の4校合同合宿。
ちなみに部員の多い風越はレギュラーメンバーのみの参加です。龍門淵も一応部員である杉乃歩が来ていない。
広い和室に用意された5つの全自動卓。
全員が同時に打って、あぶれる人間がいないようになっています。

みんなを見つめる久に緊張する参加者達。
「さて、着いて早々だけど……
 まずは、やっぱり温泉よねぇ!!
「誰にいっとるんじゃ」
そんな訳で温泉からスタートです。

えっと……どこの秘境ですか、ここは。謎の生物とか泳いでいるし。
と、思わせてアニメ恒例となった須賀京太郎の妄想からスタート。またものどっちとキャプテンがターゲットらしい。はじめは掃除させられてる……
その京太郎は一人部室に残ってネット麻雀で特訓中でした。
流石に今回は一緒ではないらしい。
ちなみに対戦相手はハギヨシ。無敵です。実はお嬢さまに麻雀を仕込んだのはこの人じゃないのか……
てか、ハギヨシも今回はお留守番なんだ。でも、透華が呼んだら現れそうだよな、この人。

温泉シーンがあるかと思いきや、お風呂が映っただけでCM開けには既に入浴後でした。
加治木ゆみが集めた全国の強豪データを伝えようとするも、片岡優希はおトイレが我慢できずに飛び出し、文堂星夏は湯あたり、天江衣は既におねむ、津山睦月も湯あたりと、各校一名ずつがいきなり脱落の有様。
そんな訳で初日は自由時間という事に。
ゆみは強豪校のデータは自分たち用に集めていたけど、なんとなく止められなかったという理由でその後もデータを集め続けていたと、久に差し出す。
ゆみちんと久はいきなり出鼻をくじかれてしまいました。

睦月の看病のため、蒲原智美と妹尾佳織が付き添うことになり、東横桃子はゆみと二人きり。
ゆみと二人きりで温泉に入りたかったというモモはまだ温泉に入っていなかったため、二人で温泉へ。
相変わらずガッツリ百合な二人です。しかもモモは同じ部なのに蒲原の名前を覚えていないのか、元部長呼ばわりだ。

宮永咲、原村和、片岡優希の3人は京太郎へのおみやげを買いに出かけるものの、咲も優希もすっかり忘れてます。
ま、京太郎なんてそんなもの。むしろ和が気に掛けてくれてるだけマシという事で。

部長ズはこれからのスケジュールについて打ち合わせ。
ただし鶴賀は新部長が倒れているので、元部長です。
倒れた二人と衣は、国広一、深掘純代、吉留未春の3人で看病。
温泉に入るゆみとモモ。
染谷まこ、沢村智紀、未春、佳織の4人で麻雀。
笑顔ですが、みんなして佳織に対するリベンジをする気満々です。

ゆみとモモがいちゃついていると、池田華菜と井上純が卓球で熱戦を繰り広げている場面を目撃して、二人も始める事に。
更におみやげを買い終えた咲たちの中から、優希が参戦。
和と咲は見物していたところに、部長ズが現れて参戦。
龍門淵華はやらないと主張するものの、起きてきた衣が喜び勇んで参加するため、結局参加することに。

麻雀組は、相変わらず佳織のビギナーズラックに敗北。
緑一色(リューイーソー)……ビギナーズラックで役満とか化け物ですから。
てか、この娘のは咲たちと同じくもはやビギナーズラックという異能だよね。

卓球チームは透華の前に死屍累々
何、その超絶スキルは。

そしてそれぞれの学校ごと夜。
部屋は学校ごとに別れているらしい。
真面目な風越、衣ファミリーの龍門淵、おねむが早い鶴賀。
清澄はいつも通り。お子様の優希は早くに寝て、部長×まこ、和×咲のカップリングです。
もちろんエトペンを持参していた和。露天風呂の話を聞いていた咲は、和を誘うも、久がもう遅いから翌朝にするようにと指示。まこの眼鏡が光って、なにやら悪巧みの予感。

翌朝。
露天風呂へ向かう先と和。
着替えシーンの上半分が黒い……DVDで見えるようになるのですね。
この二人って、タオルで隠すとか一切しないのですね。二人だけだから必要ないのか。
二人きりだと喜んでいたものの、咲にゆみが来ていました。もちろん、一人ではありません。
ステルス能力はお風呂に穴が開いたりもしないようだ。光学迷彩か何かか。
久がゆみにお礼を言うため、温泉へ。
データで見た全国の情報。更に全国を知る透華とはじめ、福路美保子と池田もやってきて、全国についての話に。福路キャプテンだけちゃんとタオルで隠してる。
あれ、まこのあの笑いはなんだったんだろう。何か仕掛けてくるのかと思っていたのだけど。

九州で一番厄介なのはエイスイ女子。おそらくは神代のいる高校でしょう
話を聞いて良かったという久だが、透華は全国には聞かなければ良かったと思える相手も存在すると語る。
それは全国大会で優勝した白糸台大将の宮永照
敏感に反応する咲に気付いたのは、話を聞いていた和と久だけ。

龍門渕は決勝進出が出来ずに観戦していただけだが、彼女の強さは強いというレベルではなかったというはじめと透華。
「あれこそ、全国区の魔物」
咲の表情が怖いです。
龍門淵でも決勝に進出出来ていなかったのだね。
全国でレベルが高いとはいえ、全国へ出場出来なかったのは、時間的に衣が力を発揮出来なかった事があったとしても、生半端な相手じゃないだろうから、やはり神代率いる鹿児島勢に敗れたのか。だからはじめも瑛翠高校の力を評価しているのかな。

久が咲が照の妹だと指摘すると、福路は西田順子からインタビューを受けた時に、照と咲との関係について訊ねていた。
照にインタビューしていた西田は、照が妹などいないと否定していたと語っていた。
その事から二人が無関係なのだと思っていた福路。
話を聞いて暗く沈んだ様子になってしまい温泉を出て行く咲と、それを追いかける和。
「……任せたわ、和」

お姉ちゃんならなんとなく自分の存在を否定するかもしれないと思っていた咲だが、全国で麻雀を打てば分かり合えるようになるんじゃないかと考えていたものの、話を聞いて、何も変わらないのではないかという不安が芽生えてしまった。
和は突然決意したように立ち上がると、咲の手を取る。
「宮永さん!
 ちょっと付き合ってください」

「え?」

勝負事に御利益があると聞かされた近所の神社にお参りに行く二人。
しかし、Tシャツも着ない浴衣姿で、神社とかに出かけるのは、若い乙女としてどうなんだろうか……下着も着けてるかどうか怪しい人たちなのに。

和のお参りした内容は。
「私は……私は、これからもずっと、宮永さんやみんなと一緒にいられますように、て。
 県予選と同じように、全国でもずっと勝ち続けて、そして、宮永さんといつまでも。
 ずっと一緒に!!」
「ありがとう。
 ありがとう、私頑張る。
 頑張って、必ずお姉ちゃんと戦うよ!」

神社で根付を購入する二人は、互いに購入した根付を交換する。
微妙な人形ですが、二人とも気に入っているのでいいらしい。
「原村さん……」
「宮永さん……」
「なんだか、名字で呼び合うのって、もう変な感じがするね
「そ、そうですね」
「私、原村さんから咲って呼んでもらえたら嬉しいかも」
「わ、私も……和でいいです」
「の……のどかちゃん」
「はい……さ、咲さん」
「はい」
「あ、あの」
「まだ、なんか照れるね」
「そうですね、まだ……ちょっと」
神社の階段を下りる二人。咲は和の手を握りしめる。
百合モード全開でただのバカップルでした。
てか、名字で呼び合うのが変って、別に友達ならそれほどでもないと思いますよ。
完全に会話が恋人同士ですから、君たち。
ああ、そうか。さっきの和の「付き合ってください」は、神社に付き合ってくださいではなく、告白だったのですね。だから、もう恋人同士になったから、名字で呼び合うのは変だという訳か。納得です。

宿に戻った二人を出迎えた久は、もうすぐ合宿のメニューがスタートするという。
ここからはお遊びなしの真剣勝負。

二人を待ちわびていたみんな。
最初の組み合わせは
深掘・池田・衣・蒲原
純・未春・佳織
ゆみ・福路・モモ・智紀
透華・優希
まこ・はじめ・文堂・津山

更に藤田靖子プロも久に呼ばれてやってきました。
彼女が呼んでいたビッグゲストでした。
「さあ、合宿の始まりよ!」
本格的な特訓が始まり、競い合う面々。
特訓シーンはこれだけでした。まぁ、今更対決を描いても、県予選の焼き直しにしかならないからね。

時は流れ……
いよいよ、全国高校麻雀大会の幕が開ける。
鹿児島は全員が巫女さんでした。シルエットが巫女さんのようだと思っていたけど、そういう高校なんだ。カトリック系や仏教大のようなものか。クリスチャンではなく、神道を教える学校なんだね。ただ、何故か一人だけセーラー服。
更にどう見てもコスプレ集団にしか見えない奴らも……君たち、来る場所間違えてませんか? てか、建物の中で傘を差すのはいかがかと思われます。
参加校の混ざる清澄高校。咲と和は並びながらも手を握りあっていた
これ、個人戦だけの参加の人はどうなってるんだろう。

エンディングではお姉ちゃんはもちろん、原作で明らかになってない神代の素顔や、謎のコスプレキャラと、まだ出てこなかった別キャラもクローズアップされた。
傘を差している子が本命かと思いきや、あのちんまいのが本命らしい。もう一人いる娘はなんなんだろうか。この1シーンにしか姿見せていないのだけど。個人戦に出てくる?

そんな全国だけのキャラクターをエンディングで大々的に取り扱わなくても……直ぐに第2期が始められるならまだしも、当分無理なんだし。
各校に一人ずつ眼鏡さんがいるのは、きっとまこの対戦相手……みんな地味キャラだし。

しかも全国大会の様子が描かれてた!
みんな色々と異次元技炸裂……えっと、麻雀作品ですよね。
あれ、照と戦ってるのは咲ではなく、優希だ。
やっぱり今大会は先鋒なんですね、お姉ちゃん。
て、事は決着は個人戦になるのかな。
なにやら咲と和の関係にも不穏な空気が? しかもフォローなし。

21世紀。
世界の麻雀競技人口は数億人を超え、プロの麻雀プレイヤーは人々の注目を集めていた。
高校でも、大規模な全国大会が毎年開催され、そこでは、プロに直結する成績を残すべく、高校生麻雀部員達が覇を競っていた。
これは、その頂点を目指す……
少女達の軌跡。

対局室で待ち受ける神代へと向かう咲……
て、なんで最後に姉妹対決ではなく、そっちなんだ。
西東京とは決勝前に激突するのか?

最終回。
百合ネタ満載のおまけ話かと思いきや、ガッツリ姉妹ネタを盛り込んできたな。
いや、百合ネタも沢山でしたけど。福路と久のラブっぷりが無かったのは残念。

基本的に原作に忠実で、終盤のオリジナル部分も原作者の意向を汲み入れた感じがしますね。
原作よりも更に百合要素が強くなっていたのが印象的。
原作が未だ全国は遠いので、2期が行えるのは何年後になるのやらという感じです。オリジナルでやるというのもありでしょうけど。

作品としての質は高かったかな、と。
原作を守りつつ、原作以上に派手な演出などで、アニメならではの盛り上げをしたり。
残念なのは尺の関係もあって個人戦が淡泊になってしまったところだろうか。

ともあれ、面白かったので、原作ファンである私も満足だった。

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