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2009年10月11日 (日)

テガミバチ 第二話「ぼくの友達」

“テガミ”としてラグ・シーイングを、キャンベル・リートゥスに住むサブリナ・メリーの下へ送り届ける“テガミバチ”ゴーシュ・スエード。
ゴーシュの記憶で妹のシルベット・スエードや幼馴染みのアリア・リンクの記憶を見たラグは、ちょっぴりゴーシュと仲良しに。
ちょっと小生意気でマセた台詞を口にするところが、子供らしくて良いです。

ちなみに“ヘッド・ビー”とはテガミバチの最高峰に位置する存在で、現在では一人しか存在しないらしい。ヘッド・ビーになると、政府の重要書類を運ぶ以外は王都勤務となる。
だからゴーシュは妹と暮らせるようにヘッド・ビーを目指しているのか。
一緒に餌を捕るために苦戦したりして、どんどん仲良くなる二人。
いつも離れて寝ていたのに、傍で寝るように言うゴーシュがラグとの距離が縮まっているのが感じられる。
仲良くする二人の演出は良さげ。
てか、幼少ラグはみゆきちの演技もあって、凄く可愛く出来ていると思う。
ショタ属性のある腐女子にはたまらないのではないだろうか。

しかし目的地キャンベル・リートゥスが後一日と目の前に迫ったことで、二人の関係に亀裂が……
母親を助けるためにゴーシュと共に首都アカツキに行きたいと願うラグだが、ゴーシュはパスの重みも知らない子供が生意気を言うなと怒る。
簡単に手に入らないパスは、彼とてシルベットのパスを手に入れようと必死になり、離ればなれになって生活してしまっているわけで……
ゴーシュにラグはテガミであり、彼を無事に送り届けるのが自分の仕事だと言われて距離を感じてしまう事に。
ラグはきっともっと深い関係になれていると思っていたのに、距離を置かれてしまったのは子供心に傷ついたのですね。
後々のフォローがなければ、人間不信にすらなりかねません。

ゴーシュが眠っている好きに、心弾銃を盗み出して一人でアカツキへ向かおうとするラグだが、当然子供一人で行けるはずもなく、直ぐに迷子になってしまう。
しかもブッカーズと呼ばれるアリジゴクのような鎧虫と遭遇してしまうことに。
駆けつけたゴーシュがラグを守って傷つきながら、心弾銃で倒すことに。
ラグが以前に触った時同様に、いつもよりも強い力を発揮する心弾銃。
それはラグの左目に義眼として埋め込まれた『精霊琥珀』に反応していたからでした。
ずっと髪の毛で片目が隠されていたので、気にはなっていたのですが、そんなものが隠されていたのですね。
つまり彼が成長して心弾銃を使うようになれば、強い力を発揮するという事なのか。

二人は協力して、打ち込まれる槍の隙をついて接近してブッカーズを倒した。
力を合わせた二人の記憶。
ラグを大切にする母アヌ・シーイングとの想い出。
足の怪我など治らなくても良いから、兄と一緒にいたいと願った妹シルベットとの想い出。

傷ついたゴーシュを、ラグが必死に背負いながらロダと共にキャンベル・リートゥスへと向かう事に。
意識を失ったゴーシュが次ぎに目を覚ましたのは、キャンベルのサブリナ宅。
ラグは町までの距離を彼を背負い続けて、更には三日三晩も世話していた。
ラグの心配よりも先に受取書にサインを求めたゴーシュに怒ったサブリナに、家を追い出されてしまったゴーシュ。
しかも町の人々は何故かゴーシュに冷たい態度
みんなあからさまに態度が冷たいです……

サブリナから預かってきた食料などを届けたラグによれば、この町は海賊などとも付き合いがあるため、政府の役人でもあるテガミバチのゴーシュを警戒しているとの事。
サブリナが食料を持たせてくれたのは、ラグがゴーシュの事を必死に説明したからでしょうか。
ラグは自分の瞳に埋め込まれた『精霊琥珀』は、幼い頃に病気になった彼を助けるために母親が大切にしていた石を埋め込んでくれた事をゴーシュに教える。この瞳の存在は、本当に信用できる人間以外には教えてはいけないと言われていたらしい。
『精霊琥珀』の事を知られてしまうと、それを悪用しようとする人間が出てくるからなんですね。幼いラグなどは、悪人に知られたら、守るすべもないだろうし。そしてゴーシュに対して、ラグがこの事実を教えたというのは、もちろんラグにとってゴーシュは特別な存在であるという証。
ラグを無事に届け終えたゴーシュは、ラグの事を「友達」と呼ぶ。
ここまでの道のりで気付いた関係によって、ゴーシュも本当はラグの事を大切に思うようになっていたけど、仕事中は仕事は仕事として割り切り続けていたのですね。
二人は絆を深めつつ、別れる事に。
ゴーシュがこの町にたどり着いた事で、道が通じて今後は他のテガミバチもやってこれるようになったらしい。
僅かな時間ではあるものの、本当に親しい関係になった二人ですが、オープニングの様子からして再会はあまり良い形にはなりそうにないなぁ。

5年後――
成長したラグは、ゴーシュのようなテガミバチになろうと、決意を固める。
声の感じがちゃんと成長しているのが、流石は沢城さんというところか。

正直、幼年期のラグが可愛すぎて、一クールぐらいこれでもいいんじゃねぇかと思えてしまうほどです。

次回 第三話「泣き虫少年、テガミ少女」

次はメインキャラクターの一人、ニッチが登場。この娘も最初はテガミとして登場するらしいが、設定が「パンツをはくのが大嫌い?!」って……何処のマ太郎ですか?
そういや、マ太郎の中の人はみゆきちだったな……

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