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2009年12月 6日 (日)

テガミバチ 第十話 「光の下」

暖かい光を感じて目を覚ましたラグ・シーイングは、ニッチに歯磨きをさせようと追いかけ回す《車椅子の牝豹》シルベット・スエードの声を聞く。
夢で女帝が母親アヌ・シーイングに似ているという感想を漏らしていたラグですが、本当に女帝様の子息かなんかだったのではないのだろうか。
そしてシルベットは車椅子の女豹……本当に色々と当初から印象が変わりました。
ニッチはシルベットの言うことを全く聞かない。パンツもラグのパンツしか穿かないため、洗濯中はノーパンです。歯磨きもラグが言えば大人しくするけど、シルベットではまったく従わない。ラグの言うことしか聞こうとしないようです。
ヨダカ出身でテガミバチになったばかりのため、お金も信用もないラグは集合アパートを借りる事が出来ず、シルベットの家に泊めて貰っていた。
しかしBEEになったのだし、普通なら郵便局側で何か手配とか便宜を図ってくれるものではないのだろうか。わざと用意しなかったのかな。
シルベットにゴーシュの部屋で寝泊まりさせて貰っているラグ。ニッチはシルベットと同じ部屋かな? ニッチの事だから、ラグと同じ部屋で寝ると騒ぎ続けていたのではないかと思うけど。
シルベットにしても、ラグが部屋代を出してくれると助かるというのもあるようですが、どちらかというとそちらは建前に近いかな。
「ここに住むからには、何があっても必ず、この家に帰ってくる事」
シルベットは家を貸す条件として「必ず戻ってくる事」を提示する。
初出勤を前に、ゴーシュも好きだったというシルベットの手料理のオリジナル特性スープを差し出す。
「懐かしの、ゲボまずスープの味でありました!」
ゴーシュの味覚音痴は、シルベットが味覚音痴で、それを食べ続けていたからなのか。もしくは幼いシルベットはゴーシュの手料理を食べて、味覚音痴になったのか……
既に何日か経過しているようだけど、初出勤になるというのは、彼らの仕事が配達するテガミがあってからだからなのか。内勤とかは別の人たちの仕事なのかな。

家にやってきたアリア・リンク。
アリアはラグがゴーシュの事を知っていたので、興味を持っていたようです。
出勤前に話があるというシルベットは、ラグに制服を差し出す。
服はともかく、帽子はぶかぶか。何故か頭に穴が開いていて髪の毛出ています。
出発するラグに、シルベットはゴーシュの『夜想曲(ノクターン)第二十番』とお弁当を差し出す。
ラグ、びびりすぎ。
ラグを見送るシルベットは何故か泣いてしまう。
「ニッチ、ステーキ……頑張るのよ。
 ラグを助けてね。
 行ってらっしゃい、ラグ・シーイング」
「……行ってきます」
笑顔で出発するラグ。
シルベットにとって見送るのはゴーシュとの別れが重なってしまうのか。

コナー・クルフからの報告で配達記録を調べたアリアは、ラグがゴーシュにテガミとして配達された事を知っていました。そんなアリアにゴーシュの心弾でアリアの事を知った事を語るも、アリアは少しがっかりした様子。
ゴーシュについてもって何か知っていると期待していたのでしょうか。

アリアがラグたちを連れてきたのはセントラルで人工太陽が一番近く見える『祈りの丘』
女帝制を敷くアンバーグラウンドは、女帝が宗教の対象でもある。女帝に祈りを捧げるユウサリでも最高のスポットであるこの丘は、ゴーシュが幼い頃からアリアと毎朝くやってきた場所でもあった。
近くの岩が合わさる手の形に彫られていますよ……

ゴーシュたちの運命が大きく変わったのは『瞬きの日』と呼ばれる12年前の311日目
ここでラグはちょっと驚いていますが、その理由は後で判明。
ゴーシュはこの丘で、大切な心の一部を失ってしまったのだと語る。
その日、妊婦だったゴーシュの母親の容態が急変して、アリアは祈りの丘にいるゴーシュを呼びに行くことになった。
その道中、突然、太陽の光が消え、暗闇に包まれてしまう。
「星の中にひとりぼっち放り出されたような感覚。
 人工太陽が消え、瞬間的に暗闇が世界を覆う。
 私は、光を失う恐ろしさに、息をすることも忘れてしまいそうだった」

その時、突然政府の飛行船が町の近くへと落下してしまう。
良く町に落下しなかったものだな。

人工太陽を背にして無事だったゴーシュに安堵するアリア。
「光……光が……、今……何度も。
 何度も瞬いて」
感情を失ったように呟くゴーシュに、母親が大変だと家に連れ帰るアリア。
ゴーシュは完全に目が死んでしまっています。

家に戻ると、母は既に無く、赤子だけが無事だった。
「女の子か……
 初めまして、シルベット」

母親の死を悲しむでもなく、笑いながら赤子に名前を付けたゴーシュ。
シルベット・スエード、それは死んだゴーシュの母親の名前。
ゴーシュは大好きだった筈の母親の事を忘れてしまっている事に、唖然とするアリアたち。
妹の足が不自由だという事に気付いたゴーシュは、シルベットに語りかける。
「大丈夫、僕が着いているよ、シルベット。
 たった二人の家族なんだ。
 きっと、幸せに……幸せになろう、シルベット」

人工太陽の瞬きを見たせいか、母の記憶を失ったゴーシュ。
逆にここでシルベットが産まれていなければ、果たしてゴーシュはどうなっていたのだろうか。
アリアの事などはちゃんと覚えていたのでしょうが……

人工太陽の調査と調整を行ったとされている瞬きの日。墜落した飛行船もそのための調査船だが、人工太陽とは無関係という発表だが、何処までが真実なのかは知れたものではない。

母の記憶を失い、心を埋めるかのように妹だけを見るようになったアリア。
「首都では、ここから見えない事ばかりだわ。
 これは忠告よ、ラグ。
 光は近づきすぎれば、その影は強く、暗い闇になるの。
 ヘッド・ビーを目指すという事は、そういう事なの」

暗にヘッド・ビーを目指すラグに釘を刺すアリア。

そこにコナーが、ザジの救援要請を持って駆けつける。
ラグは眠っていたニッチとステーキを呼び起こして、コナーと共にザジの下へ向かう。
「ありがとう! アリアー!
 ボクのこと、心配してくれて、ゴーシュの話してくれたんだよね。
 ゴーシュの事、アリアが今どう思っているのか判らなかったけど、アリアはアリアのままだ!
 ずーっと、ゴーシュの味方のアリアだ。
 ボクには判る……ゴーシュが好きだった、アリアのままだ。
 良かった」
泣きながら喜ぶラグ。
コナーはラグが「アリア」と名前で呼び捨てしている事にちょっとビックリ。そんな親しい筈ではないのに、何故と思うよな、普通。
「早く行きなさい!
 はい、スクランブル・ダッシュ!
アリアに急き立てられて慌てて駆け出すラグ達。
「そうだ、アリア……じゃなかった、副館長。
 実は、ボクもなんです。
 その瞬きの日……12年前の311日目に、ボクも産まれたんです
太陽を見つめるアリアは何を思うのか。
『瞬きの日』に生まれた二人のアルビス種。
一人は産まれた時に掛かった病気を治すために左目に赤い精霊琥珀が埋め込まれ、一人は足が不自由でちゃんと動かない。
果たして何か関係があるのか。

――この先に、何が待っているのか判らないけど。
――ゴーシュに会うためには、ゴーシュと同じ道を辿るしかない。
――その道の先にはきっと……お母さんも!!

ゴーシュと母に辿り着くには、首都アカツキに行くしか道はないのですね。

一匹一匹の個体は弱いが、数が多い鎧虫に苦戦するザジ。
ザジの心弾は『青棘』。複数の心弾を同時に射出します。
強力な威力の心弾を放ち、レアな心弾銃を持って登場したラグ。まだ力の調整が未熟なため、一発目からヘロヘロで登場。
弱い鎧虫を相手に、あれほど強力な一撃は必要ないですね。
ザジは強力な心弾銃で撃ち続けていたら、記憶とかも戻らなくなると忠告すると、自分が囮となって鎧虫退治を行う。
戦闘以外では調整も出来るけど、戦闘で敵をギリギリで倒すような力加減が出来ないのか。
心弾の使いすぎで記憶が戻らなくなった人などもいるのだろうか。

――お母さん、ゴーシュ、道は繋がったよ。
――今日からボクは、テガミバチとして
「行こう、ニッチ、ステーキ!」

「祝、初出勤……
 派手に行けよな」
ザジ、出番少ないけど男前です。
――光の道を……
「心弾装填」
――心の勇気を振り絞って……
「響け、赤針!」

――歩いて行きます!

鎧虫を全滅したラグに、食事にしようと声をかけるコナー。
コナーも一緒にいました。一緒に戦っていたのか、それとも終わってから駆けつけたのか……
差し出したスープにいち早く恐怖するニッチ。ラグは美味しそうだと気付いていなかったので、匂いなどではなく野生の感か。
コナーが出したスープは、ラグの水筒に入っていたもの。
真実も言えず、ラグは他の三人と一緒にスープを飲むことに。
「ゲボマズー!」
判っていても飲むラグは頑張り屋ですね。
しかしラグは今後もこのスープを仕事の度に持たされることになるのでしょうか……なんとか上手く誤魔化して持たないようにするつもりなのか。

そういや、今回のスタッフロールは何故かゴーシュの名前に(回想)が付いていなかったな。以前に使われたシーンの使い回しじゃなかったら、付かないのかな。

次回 第十一話「嘘テガミ」

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