仮面ライダーＷ（ダブル） 第21話「還ってきたＴ／女には向かないメロディ」

警察の情報をガイアメモリ流通関係者にリークする刑事・氷室（村岡弘之）を逮捕しようと現れた照井竜（木ノ本嶺浩）と真倉俊（中川真吾）。
ドジを踏んで真倉が気絶したので、竜は仮面ライダーアクセルに変身。
彼らにはアクセルになれる事を秘密にしているようです。
マスカレイドが相手では話にならないな。

逃げた氷室の前に、死んだはずの男が登場。
何でドーパントになってるのに正体が判ったのだろう。
声かなとも思ったけど、口笛だったのかもしれないな。
アクセルはトライセラトップス・ドーパントに逃げられた。

風都署超常犯罪捜査課に新たに配属になったロス市警帰りの九条綾（木下あゆ美）がやってきました。
綾に一目惚れした真倉は嫌いな左翔太郎（桐山漣）に頭を下げて協力を要請しました。
竜と互角に戦える綾。内通者は氷室だけではなく、裏に本星がいて、目星もつけていたらしい。しかし何故臍だしのウェア……
見とれていた真倉は鬼教官（富永研司）に扱かれました。
ここにいるのはあくまで風都署の刑事達で、全員が超常犯罪捜査課というわけではないんですよね。
単に女の気が惹きたかっただけの真倉の話に、興味を失うフィリップ（菅田将暉）と鳴海亜樹子（山本ひかる）でしたが、逆に翔太郎は竜を出し抜きたいという想いから協力することにしました。

内通者が誰かという事までは情報屋ウォッチャマン（なすび）でも知りませんが、阿久津憲（大高洋夫）という捜査一課のタチの悪い刑事がいる事を教えてくれました。
サンタちゃん（腹筋善之介）と繋がりもあったらしい。
暴走する真倉のせいで逃げられる羽目に。
いや、阿久津も証拠があるわけじゃないんだから逃げなくても。

阿久津を追いつめたかと思いきや、またも登場したトライセラトップス・ドーパント。
死んだはずの溝口だと驚く阿久津。
犯罪者だろうと見過ごせない翔太郎は阿久津を庇って戦い、阿久津にはその隙に逃げられてしまった。
全部終わってから駆けつけた綾……判りやすい人だな。

園咲冴子（生井亜実）はアクセルとＷのメモリを持つ男との因果関係に興味津々。
ミュージアムで働くことになった園咲若菜（飛鳥凛）は何故かミックを連れてきていて、冴子にガイアメモリの本当の力も、その恐ろしさも判っていないと叱り付けられる。
若菜はまだガイアメモリの本当の力を引き出してはいないのかな。以前に第１段階に過ぎなかったナスカに敗れたのもそのせいだろうか。

鳴海探偵事務所にやってきた綾が足を怪我している事を即座に見抜いたフィリップ。
溝口正輝（白井圭太）は風都署に所属していた綾の元同僚でした。
裏金に纏わる汚職事件で追いつめられて退職した刑事で、真倉は最低な刑事と批判するも、綾は彼は最高の刑事だと評していて、濡れ衣だと考えていた。
ああ、尊敬していた同僚を濡れ衣を着せた上に殺した二人が許せなくて復讐している、という理由ですか。
氷室と阿久津の二人に濡れ衣を着せられたらしい。
復讐しようとしている溝口はやはり最低だと罵る真倉ですが、今度は同じように復讐のために動いている竜に殴られる羽目に。
今回、刃野幹夫（なだぎ武）はすっかりハブられてるな。

キャサリンはキャバクラなどではなく阿久津が所有するクルーザーの名前でした。
そんなものは警察がさっさと抑えとけよ。

阿久津が連れ去っていった人間はミュージアムの実験台にされてしまっていたらしい。
彼らがそんな事をしているのを知った溝口は崖から突き落とされてしまったという事。
阿久津を守るためにスミドロン・ドーパント（声：高戸靖広）がやってきた。
もう彼のやった事は露見してしまっていて、警察にも負われているのだから、ミュージアムとして彼を守ってやる価値なんてないと思うのだけどな。
むしろ彼の口から情報が漏れないように、さっさと始末しておいた方が良かったのではないのだろうか。

スミドロン強いです。アクセルの攻撃こそ喰らったモノの、ルナトリガーのホーミング攻撃を避けてみせました。
逃亡した阿久津はトライセラトップス・ドーパントにやられた。
その正体が綾だった事を竜は見抜いてました。
わざわざ自分が復讐を考えている、という事を話したのも彼女が犯人だと判った上での事なんだろう。

次回　第22話「還ってきたＴ／死なない男」

綾は冴子にまで行き着く事が出来たのか。
一体どうやったのか。確かに阿久津の携帯の履歴とか調べれば、冴子の存在には辿り着けるのですが、そんな事は出来そうにないし。
久しぶりに巨大怪物になるんですね。いつ以来だろう……もうすっかりそんな設定忘れてたけど。

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