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2010年2月20日 (土)

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第七話「蝉時雨・精霊流シ」

脚本:吉野弘幸 絵コンテ:松尾 慎 演出:松尾 慎 作画監督:河合拓也

激しい戦闘に緊張する若かりし頃のフィリシア・ハイデマンは、戦いの中で登場していた戦車が砲撃を受けて大破、通信兵であるアンナ少尉も命を落としてしまい、フィリシアただ一人が生き残った。
フィリシアも昔からこの部隊にいたのではなく、前線での戦闘を経験しているのですね。戦闘に進んで傘下するタイプとは思えないから、この当時はまだ徴兵があったという事なのだろうか。徴兵制度が何時、何故無くなったのかはハッキリしていないからな。

ある夏の暑い日の「時告げ砦」
フェリシアは黒い影を目にする。
洗濯をする墨埜谷暮羽と寒凪乃絵留、手紙を目にする和宮梨旺。
空深彼方は南部の地方特有の祭りであるお盆の準備で、茄子とキュウリで馬とか作っています。
普通に日本のお盆だし。
“フィーエスタ・デュ・ルミエール”というのが一般的な名称で、一部でお盆と呼ばれているらしい。

教会では死者は天国で幸せに暮らしており、戻ってくるのは悪い霊魂だけという教えになっているようで、リオは教会の教えを信じているようだ。
教会ではどんな宗教を教えているのか。キリスト教でもハロウィンがあるから、ちょっと違うかなぁ。
ただしこの街では教会も認めてしまっているらしい。
なんとも緩い街だな。田舎だからというのもあるけど、そこにいる人物の問題か。

こだわりさえなければただの綺麗な祭りだが、フィリシアは過去の関係から思い入れが強いようだ。
戦闘の中、仲間である隊員を失い、気づいたフェリシアは、怯えながら戦場を歩き続け、ある砲撃により足場が崩れて地下へと落下していった。
あんなフラフラしていて、流れ弾が当たらなかっただけでもラッキーだったのかもしれない。

明らかに様子のおかしいフィリシア。
心配するカナタだが、リオは誰にも触れられたくない事があると放っておくように告げる。
リオも記録で読んだ程度の事しか知らないが、ノエルはその場所を知っているという事。
あの場所に生まれ育ったという事なのか。ノエルも訳ありの過去がありそうだ。

戦場にありながらも仲の良かったかつてのフェリシアの仲間。
生物の住まなくなった海を眺めながら、アンナはフィリシアにこの世界がゆっくりと滅びへと進んでおり、いずれ人間が滅びると伝えられているという噂を告げる。
海もまだ存在はしているのですね。昔よりは遙かに小さくなってしまったという事なのだろうか。

フィリシアは落下した地下街で旧時代の兵士と思われる人物の遺体を目撃する。
死んでいった仲間を想い涙するフィリシア。
「何故、泣いているんだ?」
突如話しかけてきたのは、先ほどまで死んでいた筈の男。
負けてしまったから済まないと詫び続ける男の幽霊。
「世界は終わってしまった……君たちは残滓だ。
 最後に残った一掬いの、泡。
 人類が……世界が昔の反映を取り戻すのは、もう不可能だよ」

「勝手に決めないで!」
「でもそれが真実だ……だから終わりにすると良い。
 こんな残り滓の世界。
 絶望の中で憐れに生きるのなんて嫌だろう」

「イヤ……嫌よ!」
「何故……こんな世界で生き延びる事に意味があるのかい?」
「それは……」
言い淀んだフィリシアの耳に、どこからともなくトランペットの音色が届き、彼女の前から幽霊は姿を消す。
どうやら進化しすぎたコンピュータが反乱を起こして、機械に滅ぼされてしまった世界という事のようだ。今戦っている敵も人類ではなく、機械なんだろう。

曲目はアメイジング・グレイス
もちろんあの人ですね。この調子だと、他の2人とも関係していそうだな。
「私、ここにいます!
 生きています!
 お願い! 助けてください!!」

精一杯声を張り上げたフィリシアの下に、一人の女性が助けに降りてくる。
生きようとした強い意志が彼女に助けをもたらしてくれたのでしょうか。
援軍を率いてやってきたイリア皇女殿下だった。
王女様なんだ……王女様自ら戦闘に傘下とかどういう世界なんだか。
そしてそんな皇女様からトランペットを教わっていたリオは、やはりに父親がかなり身分の高い軍人なのだろう。

花火にはしゃぐカナタたちを目にしながら、リオはイリアが自分の全てであり、彼女のように国と人々を守りたいと思っていたが、どんな意味があるのかと悩んでいる事を独白する。
リオの口ぶりからすると、イリアは既に亡くなってしまっているようだ。
自分も、みんなも心配しているというリオに、フィリシアは夏太りしてしまった惚ける。
灯籠流しをする街の人々に加わる第1121部隊。
フィリシアの灯籠は昔の仲間と名前も知らない兵士のためだという。心配はいらないというフィリシアに、カナタは自分もフィリシアの心配をしたいのだと訴えかける。
リオの灯篭は王女様。
カナタの灯籠は祖先。クレハの灯篭は両親。
しかしノエルだけは灯篭を流していない。おそらくフィリシアが仲間を失ったあの場所に住んでいたりしたのではないかと思えるが、たぶん孤児だろう。両親の顔すら知らないとか?
リオの灯篭は母と姉……イリアはリオの姉? という事はリオも皇女なのか。司祭の驚き方からしても間違いないだろう。

世界に意味があるのかと悩み続けたというフィリシアは、同じ悩みを抱えるリオに「無ければ見つければ良い」のだと語る。
「そして見つけたわ。私は、私がここにいる意味を」
それは大切な仲間……
「あの子達には、私みたいな想いを、絶対にさせたくない」
「そうだな」
リオとフィリシアは果たしてカナタたちを守り抜く事が出来るのか……て、こんな辺境の地ではなかなか危険はなさそうですが。ただ、話によるとタケミカヅチは一度だけ起動するらしいので、それがどんな事態なのか、だろうな。

次回 第八話「電話番・緊急事態ヲ宣言ス」
本営直通高度緊急非常事態用指令伝達回線保守確認任務中のカナタ……
ノエルの豆知識「昔の電話では呼びかけの言葉が「おいおい」で、応答の言葉が「よござんす」だったんだ」

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