はなまる幼稚園 はち「はなまるなさかなやさん/はなまるなライバル」
■はなまるなさかなやさん
脚本:小黒祐一郎/絵コンテ・演出:角田一樹/作画監督:清丸悟/総作画監督:大塚舞
楽し夏休みが終わり、再びはなまる幼稚園に園児達が帰ってきました。
久しぶりに会うお友達と夏休みの想い出に花を咲かせる杏達。夏休みの想い出の絵を描くことになったが、自宅が魚屋さんの葵は働く両親の絵を描きました。
決して遊びにいけない事を悲観などせず、むしろ働いている両親に誇りを持っているからこそ描ける絵ですね。
ちなみに原作を読んだ時、葵は最初男の子だと思っていました。スカート穿いてるのにね。
魚屋さん呼び込みをする両親を真似る葵だが、両親はまだ子供だからと手伝わせてくれないらしい。
夏休みも何処にも行けず、この日はお母さんが用事でお迎えも来れない。葵が淋しくないのかと感じる小梅と杏に、柊はある提案をする。
ずっと葵の事を気に掛けていた柊は相変わらず幼児とは思えない冷静さです。
葵を送っていった土田直純先生は、お礼にとデカイ魚を貰いましたが、まともに自炊すらしていないつっちーにこんな魚は料理出来ないよな。そーゆー時こそ、これを口実に山本先生に連絡して料理してもらえば良いと思うのだけどな。生憎とそこまで頭が回らないようだ。
桜と一緒に魚屋にやってきた杏たちは、葵の父親を褒めまくります。
桜さんまでグルになってやってきたか。桜さんもお魚を安く買えて一石二丁なのか。
杏だけでなく柊と小梅まで連れてきているところが、柊の作戦である事が伝わりますね。
桜はお金を忘れたと杏たちを残して戻ってしまいました。残った杏たちは、魚屋さんのお手伝いをすると言い出した。葵のお父さんは困惑するものの、杏達の勢いとノリに手伝いをさせる事になりました。
相変わらず有無を言わせない強引さは流石です。
柊は黒板何処から持ってきた。
杏達の声を聞いて出てきた葵に、杏達は自分たちにも手伝いをさせてくれたのだから、と葵にも手伝わせて欲しいと言い出す。杏たちの勢いと葵の真剣な様子に承諾する親父さん。
上手に呼び込みをする葵に、両親は葵が休みの間に何処かへ連れていけとは言わなかった事を思い出し、今度の休みに遊園地に連れて行こうと誓うのでした。
自分が遊びに行きたいという思いより、両親の働いている姿を誇り感じる葵は凄い。
この娘もまた柊とは違う次元で幼稚園児とは思えないところがある、とてもよく出来た子供です。
世の中の子供がこんなに出来た子供ばかりなら、親は苦労しないだろうな。
■はなまるなライバル
脚本:小黒祐一郎/絵コンテ・演出:角田一樹/作画監督:清丸悟/総作画監督:大塚舞
草履の鼻緒が切れて困っていた雛菊。ちょうど通りかかった土田先生が雛菊を家まで送ることになりましたが、たどり着いた先はなんと《男気組》といういつかのゴミのポイ捨てを注意されたやくざの家でした。
困っていると思ったら躊躇なく声を掛けられるつっちーは、やはり良い人ですよね。田舎なら兎も角、都会だと見て見ぬフリをする人も多いのに。
園児でありながら組員を一喝出来る雛菊は大物だよ。
翌日、はなまる幼稚園にやってきた雛菊は、つっちーのお嫁さんになりたくてやってきたという。
流石に園長先生や草野先生たちも戸惑い気味です。
幼稚園に編入する事になった雛菊に、川代先生はいつも通りにしていればだらしないつっちーに幻滅する筈だと語るも、雛菊はますます惚れ込んでしまいます。
雛菊の完成は杏以上におかしいようです。
今まで回りにいなかったタイプだから新鮮なのかもしれないけど。
正式に婚約を申し込む雛菊にライバル心を燃やす杏だが、雛菊からは軽くあしらわれてしまいます。
まるで歯牙にもかけられていないませんよ、杏。雛菊、恐ろしい娘!
お花やお茶など大和撫子として必要なものは全て身につけているという雛菊ですが、むしろそんな女性はつっちーに相応しくないのでは、という柊と草野先生は囁きあいます。
酷い言われようです。
つっちーが山本菜々子先生を好きだというけんじに、雛菊は山本先生がつっちーを誑かすふしだらな女と思いこんで意見に向かう。しかし山本先生は雛菊の思ったのとは違うとても素晴らしい女性でした。
流石はミス・パーフェクト。けんじが「完璧な女性」と表現したのも仕方ありません。唯一の欠点はかなりの天然であるというところだからな。
山本先生には勝てないと感じた雛菊はつっちーを諦めようとするも、杏に諦めたら終わりだと励ます。
杏の言葉で元気を取り戻した雛菊は、結納は暫く諦める事にして、つっちーに相応しい女性になる事を誓う。
自分自身でライバルを引き戻してしまった事を、柊たちに指摘されるまで気付かないところが杏らしいですが、きっとこの娘なら気付いても同じようにしていたでしょう。
つっちーは他の先生から、「子供にはモテる」と揶揄されてしまいます。
不満そうなつっちーですが、本命の山本先生には気付いてもらいすらしていないので反論できませんでした。
相手が難攻不落の要塞というのもあるんですけどね。
誰かに告白されていて気付きもしない、未だかつて誰にも惚れられた事がないと思い込んでいる人ですから。
帰宅した雛菊は父親に顛末を報告しました。
雛菊の父は『男気組』の組長だったのです。
先にやくざの娘と判っているので、組長の子供だったというオチのインパクトが弱くなってしまいましたね。組員達はお嬢って呼んでるし。
エンディングテーマ
「撫子ロマンス」
歌:雛菊(伊瀬茉莉也)
予想通り、雛菊エンディングでした。クレヨン画のようなパステルイラストの雛菊と黒猫が可愛い。
次回 きゅう「はなまるな差し入れ/はなまるな夜」
ついに花丸先生登場!!
エンディングは花丸先生か、はたまた真弓か。
二人のデュエットという可能性もあるけど。
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