聖痕のクェイサー #19「秘密の花園」
転校生としてやってきた藤臣弼と仙道六実。
アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘルは弼と戦い、織部まふゆは剣のマリアの正体を探ろうとする六実に迫られる。
弼は磁力の使い手。
金剛衆だった弼で、異教の徒がこの地で悪さとやらをしないように見張るためにやってきたとの事。
剣のマリアの発動を感知したため、自分たちで保管しようとやってきたらしい。
2人の戦いを見ていた新田ことフリードリヒ・タナーは、剣のマリアがまふゆの下にあった事を確信。
どうやら遠視の能力を持っているらしい。
剣のマリアのサーキットが身体に刻まれていたまふゆ。
まふゆには指一本触れさせないというサーシャ。
六実はとりあえずサーキットの持ち主の特定だけが目的だったようだ。
サーキットの存在にショックを受けるまふゆは攫われた山辺燈の心配をする。
その燈は調査が必要だと、ジータ=フリギアノスに襲われていたところを食事を運んできたジョシュア=フリギアノスによって助けられました。
ジータは名前が同じなので、ジョシュアの妹ですね。
ジョシュアの事を忘れていた燈。
ジョシュアも燈を逃がすわけにはいかない。
黄金のクエィサーの名前はグレゴリィ。
つまりはラスプーチンかな。
互いに心配するまふゆと燈ですが、まふゆは犬にまで襲われてるし。
そんな犬のセレーヌを追い掛けている金髪少女のアスタルテと、セレーヌを追い掛ける事になりました。
ドウカンという世話役の名前を聞いた燈は、優しそうな美人女性を思い描いていますが、そういう期待は裏切られるもの。
アスタルテは至高聖母(ハイ・マリア)らしい。
出口を知っているというアスタルテが案内したのは塔の上。
燈が捕らえられているのは、小さな島でした。
出入りは岬の船でしているらしい。
島から出たことのなかったアスタは燈と一緒に島を出たいと思っており、燈はアスタと今度一緒に出ようと約束。
そんな2人が塔から落ちそうになったところを助けたのが真田堂貫。厳つい男性でした。
部屋から抜け出していた燈のところにやってきたジータたち。
ジータは炭素使いというだけで使徒になれたという事なので、かなり貴重で強い能力の使い手なのでしょう。
まぁ、炭素は上手く使えばダイアモンドにする事が可能だからな。レベルが上がれば強力な能力だろう。
ジータやジョシュアをバカにするゲオルグ・タナーに激昂したジータ。ゲオルグのγ-ω(ガンマ-オメガ)という光線も打ち破る。まだ半人前だったジータですが、燈の聖乳(ソーマ)を飲んでいた事で、いつも以上に強い力を発揮していました。
2人の争いを止めたのは汪震。
先に手を出したジータを、汪震は使徒同士の戦いは先に手を出した方が罰せられると処罰しようとするも、ジョシュアが必死に助けようとするも、これを弾き飛ばしてジータを罰せようとする。
が、燈が割って入った事で攻撃を寸手で止める。
使徒同士の争いは禁止されているのか。今までの使徒とか、直ぐに争い出しそうな面々ばかりだから、争わないようにとルールが設けられていたのかな。
ジータが死んだら哀しむ人がいるという燈。
アスタの仲裁で事は収まりました。
アスタはマリアのトップに立つ教母という存在でした。
燈もハイ・マリアになる資格を持つというアスタは燈に「祝福の接吻」を行ったため、更に誰も燈に手出し出来なくなりました。
そんな一連のやりとりが全てまふゆたちの下にビデオメールとして送られてきていました。
まふゆは燈が脅されているのではなく、本気で心配させまいと送ってきているのだと確信しました。
しかし燈が最後にほんの少し寂しそうな表情を見せたのはやはりまふゆと一緒にいられないからなのか。
「茶番だ、何もかも茶番……笑わせやがる」
茶番だと笑う黄金のクェイサー。
「そう、茶番。
全てはシナリオ通り」
同じく笑うフリードリヒ。
「約束の日は近い……
屑どもよ、それまでせいぜい傷を舐めあい、屑なりの安寧を貪るが良い」
黄金のクェイサーの口にする屑というのは、サーシャたちの事なのか、それとも使徒たちの事なのか。それともその全てなのか。
ヤバげなタイトルに対して、内容はいつもよりも控え目でした。
次回 #20「ハリボテ皇女」
いよいよカーチャに関するお話かな。
なんだか様子のおかしい及川麗とか。
まふゆの竹刀が何かに破壊されていますが、武器の形状はリジーのものだよな。という事はリジーが戻ってきたという事でしょうが、まふゆに攻撃しているという事は鳳の復讐をサーシャにしようとしているのか。
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