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2010年6月25日 (金)

デュラララ!! #24(最終回)「則天去私」

ブルースクエアの残党に乗っ取られた黄巾賊に殴られた紀田正臣の下に妖刀『罪歌』を手に現れた園原杏里。更に竜ヶ峰帝人も“首なしライダー”セルティ・ストゥルルソンと共に駆けつける。
「正臣……」
「帝人」
「竜ヶ峰くん、どうして」
「確かに、これは最悪の光景だよ!」
法螺田の命令で帝人たちを取り囲む黄巾賊。
「今だ、裏切れ!」
突然の合図で、黄巾賊のメンバー同士が争い始める。
またもや美味しいところで京平が登場。影の主役だよね、彼。臨也とかよりよっぽど頼りにするべき相手だと思われる。遊馬崎たちが彼を慕っているのもこうしたところがあるからなんだろうな。
突然の事態に驚く法螺田に、黄色のバンダナを顔に巻いた門田京平が迫る。
渡草三郎の言葉で、泉井が捕まった時に、逃げ延びた法螺田という男がいた事を思い出したため、仲間を集めて黄巾賊のフリをして潜り込んでいたのだ。
まさに自分たちをやっていたのと同じ事をやられてしまった法螺田たち。
目立つ遊馬崎ウォーカーと狩沢絵理華の二人は車でお留守番。
色々な意味で目立ちますからね、あの二人は。

三ヶ島沙樹の足を折った法螺田に激怒する正臣が殴り飛ばす。
所詮小者の法螺田は誤魔化す事すら出来ないのか。
大量の出血で意識を失いかける正臣に、帝人は何も知らなくてゴメンと謝る。
互いに真実を打ち明けられなかった事を謝る3人。
帝人と杏里がお似合いだと告げる正臣は、待っている女がいる来良総合病院に運んで欲しいと頼む。
ようやく三人が仲直り。微妙に帝人は何もしていませんけどね……

京平が率いてきたのは全員がダラーズ。
「色がないから出来る事がある。
 消えろって言われてもなぁ……
 始めからそういうものなのに、今更消えようがねぇて事だよな」

掲示板が消えた後も、直接連絡の取れるダラーズのメンバーに声を掛けていたのか。
京平は本当にリーダーシップが強いんだな。いっそ彼がトップに立った方が組織がうまくまとまるんじゃないのか。本人はそういうのが好きじゃないのかもしれないが。
ところで、京平はいつから帝人がダラーズの創始者だと知っていたのだろうか。今回の集会までは知らなかったのか、それとも前から気付いていたのか。匂わせるような台詞を吐いたこともあるけど。

仲間たちに連れられて逃げようとする法螺田に対して、京平に正臣を託してセルティが追い掛ける。
あのデブは罪歌の子供なんだから、杏里が命じれば簡単に捕まえられるんだけどね。

車で逃げる法螺田は、とにかく逃げ延びれば泉井が刑務所から出てくればどうとでもなると考える。そんな法螺田をバイクで追跡するセルティだったが、突然停止する。
安堵した法螺田たちだが、彼らの前方には包帯を巻いた平和島静雄が道路の真ん中に立つ拍子に手を掛けて立っていた。
静雄は標識を手に振りかぶると、車を一刀両断で屋根を吹き飛ばすと、更に逃げようとした法螺田たちの車へと槍投げよろしく投げつけた。
もうめちゃくちゃだ。とても人とは思えない。
こんな人に手を出すから……酷い目にあうんだよ。

法螺田たちを追跡するセルティだが、法螺田たちに張り付いたのはセルティではなく、彼女が最も恐れる人物。セルティの天敵にして警視庁第五方面交通機動隊の白バイ隊員、葛原金之助だった。
セルティ的には自分が見付からなくてホッとしている事でしょう。
「交機を舐めるなよ、ガキども」
白バイ集団に取り囲まれた法螺田たちは警察に捕まった。
静雄に車を破壊されたと訴えるも、人間業とは思えない内容であるが故に、警察にはまるで取り合って貰えなかった。
臨也の事をよく知る人間でも無い限り、道路標識を振り回した男に車破壊されたなんて話をしても、寝言を言うなと一笑されるだけだよな。

正臣の希望通り、来良総合病院へ搬送した帝人だが、杏里の姿が無い事に気付く。
法螺田が静雄を撃った銃を比賀から回収した折原臨也は、せめて頭か心臓を撃ってくれたら死んだのに、と悔やむ。
殺せればラッキーと考えていたので、法螺田ごときでは殺せると考えていなかったのでしょう。彼に殺せるなら、臨也がとっとと殺せているだろうし。
だが比賀もまた罪歌の子供だった。

臨也の前に現れた杏里は彼を斬ると罪歌を取り出す。
「どうして……どうしてこんな事をしたんですか」
「俺は何もしてないよぉ。
 そうだね、敢えてその行為に理由をつけるなら。
 好きだからかな、人間が。
 だから俺は、人間の色々な面が見たかったのかもしれないねぇ。
 さて問題です。
 今の答えは本当でしょうか、嘘でしょうか」

臨也の言葉に何ら反応する事なく斬りつける杏里は、彼を支配すれば判る事だと応じる。
罪歌で回りの人間を全て斬れば平穏な毎日を送れるという臨也だが、それは違うと否定する。
正臣と臨也の両方から行為を寄せられながら、態度をハッキリしていない杏里が正解なのかと語る。杏里が人を愛せないと思い込み、今の立場に満足しているだけではないのかと告げる臨也。

杏里の攻撃をナイフで受け止めながら渡り合う臨也。
臨也と攻撃を基本的に躱すだけとはいえ、渡り合っている彼は実力的にもかなりのもの。臨也やサイモンには敵わないまでも、並の相手なら手も足も出ないレベルではありそうだ。
比賀が切り裂き魔の被害者と知りながらも今回の役割を与えていたのは、杏里を呼び寄せて宣戦布告をするためだと嘯く。
「僕も人間を深く愛しているんだ。
 刀如きに人間を渡してたまるか。
 人間は、俺のもんなんだからさ」

臨也は静雄だけはいらないと笑い立ち去る。
ここまではほぼ臨也のあらすじ通りに進んでいたという事ですね。

帰宅した臨也の左目に大きな青タンが出来ている様子に思わず笑う矢霧波江。

ご機嫌で帰宅していた臨也はサイモン・ブレジネフに呼び止められると、いきなり問答無用で殴り飛ばされた。
不意を突いた形になったとはいえ、臨也に完璧な一撃を加えたのは素手ならば最強と言われるだけの事はある。
嫌な話を聞いてくれと語るサイモンは、臨也が卑怯な奴だと笑う。
自らも卑怯だと認めながら、その卑怯さが好きなのだと言ってはばからない臨也。
沙樹から全てを聞かされたと告げるサイモンに驚く臨也。
沙樹が露西亜寿司のデニスに報せたのは正解だったんだろうな。
正臣に本気で惚れており、見限られたのだと告げる。
「なあ臨也……あんまり街を荒らすな」
本当に人間が好きなんだという臨也に対して、サイモンは理屈で誤魔化すなとバッサリ切り捨て、本当は静雄に負けたくないだけで、彼にコンプレックスがあるのではないかと指摘する。
「自分が思っている事なんて、
 自分が思っている以上に、まわりにバレバレなもんだ」

本当にサイモンはロシア語になると別人のようです。
こっちがサイモンの地なんでしょうね。ロシアにいた頃はかなり過酷な生活を送っていたみたいだから。日本語で話す時は意図的に陽気に振る舞うようにしているのだな。

法螺田に帝人の情報を流したのは矢霧波江だった。未だに帝人に対して恨みを抱えていたらしい。
自分の思い通りに動く者もいれば、サイモンや静雄のように予想を覆す者もいる。
「だからこそ、俺は人を愛して愛して愛して愛して止まない。
 ああ、そうさ。だからこんなくそったれな仕事を続けていられるんだろうねぇ。
 ヘドが出るくらいに……楽しいよ」

「何度も言うけど!
 人間の方はたぶん貴方の事が大っ嫌いよ」

「そうかな……ふふふふ。
 ふはははは、ふはははははは」

波江の言葉に笑う臨也。
自分の思い通りにはならない者もいる。だからこそ臨也はあれこれと策を張り巡らせて人がどう動くかを楽しみにしているのだろう。もし常に思い通りに動かせてしまえば、何をやっても結果が見えてしまい、楽しくもないのだろうしな。

正臣が来ていなかった事を知っていると告げる沙樹は、正臣が臨也に電話を掛け続けていたのだと指摘する。臨也が笑いながら着信履歴を見せたという沙樹は、あの後来ても大して変わらないのだと暗く告げる。
そんな沙樹に、正臣は別れを告げる。
が、でした。
目を覚ました正臣は自己嫌悪に陥いり、沙樹が自分の何処が好きだったのかと悩む。
正臣の病室へとやってきていた沙樹は、全てを絵理華たちから聞いたと教える。
本当はわざとブルースクエアに捕まったのだと告白する。
臨也から彼女が捕まる事で全てが終わると教えられて、沙樹はわざと彼らのたまり場へと行った。
なるほど、沙樹が入院した時の正臣と臨也の会話はこの事を指していたのだね。臨也の指示であの場所に行った事も判っていて、それでも助けに行く事が出来ずに怪我をさせたという事実から引け目を持ち続けていたのか。
入院後も足が治っているにも関わらず、臨也に正臣を引き留めるために歩けないフリをするように指示されていた事を正臣は気付いていた。正臣は自分を手駒にしたかったのだろうと笑う。
初めて臨也に逆らったと微笑む沙樹に、正臣はようやく助けにいけなかった事を謝る。
「だけど、俺はやっぱり沙樹の事が好きだ。
 だから頼む。別れないでくれ!」

沙樹は思わず正臣のベッドに倒れて抱きつく。
「やっぱり正臣はバカだよ。本当のバカだよ」
「仕方ないだろ。欠点の一つぐらい目を瞑ってくれ」
「自分で判ってるなら、直そうよ。
 一緒に、直していこう……」

数日後、正臣は沙樹と共に姿を消した。
えらい血を流していた割に、そんなに直ぐ退院出来たのか。それともまだ入院していないといけないけど、動けるようになったから勝手に退院していったのか。

正臣が学校にも退学届けを出して消え、3人で過ごしていた帝人たちの日常は変わった。
けど、街はいつもと変わらない。
露西亜寿司の呼び込みを続けるサイモン。
れでぃ×ばと!のPOPを渡草の車に運び込む遊馬崎と絵理華を見つめる京平。
彼らはこのポップをどこから手に入れるのだろうか。この手の物って店側もなかなか譲ってくれない筈なんだが。そして一体どこに置いているのか……彼らの家が気になるよ。
ずっと一緒に過ごす矢霧誠二と張間美香。
借金をしない男にキレて自販機を投げ飛ばす静雄と、それを遠くから見ている臨也。

街の平和を感じ取るセルティに、岸谷新羅はブルースクエアで内部分裂があり、黄巾賊が大人しくなっている事を告げる。帝人や杏里が狙われる心配はないのだと安堵するセルティはノーブラにショートのタンクトップに黒パンツという大胆な格好になった。
興奮する新羅だが、いつものように地獄突きなどのツッコミが入らない事に疑問を感じる。
「実際、挑発してるんだよ」
ポーズを決めたセルティの台詞に鼻の下を伸ばす新羅。
セルティ、エロすぎるよ

――失われた日常は、もう僕らには戻って来ないのだろうか。

杏里は自分が正臣の事を好きだったから寂しいのかと悩む。
しかし自分にはそうした感情が理解できない。

――一つ判った事がある。
――ダラーズは、街だ。
――色々な人がやってきては、去っていく。
――一つの色に染まらず、いつも何かが起こっている。
――誰かと誰かが憎しみあい、愛し合い、友情を育て、すれ違っている。
――人がいる限り、街が存在し続けるように。
――ダラーズもまた存在し続けるんだ。
――誰かの意思とは、無関係に。

ダラーズの掲示板を復活させた帝人。
ダラーズも正式に復活です。メールで報せたりはするのだろうか? それともアクセスを続けてくれている人だけが知ったら良いという考えなのか。

甘楽に誘われたとチャットに新しいメンバーのバキュラが参加。
セットンと罪歌の二人はネットでの甘楽の正体が臨也とは気付いていないのか。
「甘楽さんていつ死ぬんですか?」など甘楽に毒舌を吐くバキュラの正体は正臣。
正体に気付いた帝人は内緒モードで呼びかけるが、応答はない。
甘楽を「√3点」だと現すバキュラ。小学生にはまだ難しいから、見せない方が良いのだというバキュラの言葉に、帝人は彼が正臣だと確信する。
なんか二人の間に以前あった会話か何かなのかな? 今までのエピソードに出てきたっけ。それともこうした言い回しが正臣らしいと感じたのか。
また来て欲しいという田中太郎に、また来ると約束をしてバキュラはログアウトする。
チャットメンバーが5人になりました。

――帰るべき場所。失った日常。
――それは確かに、ネットの中にも存在していた。

正臣は絶対戻ってくるから、その時は一緒に笑いながら本気に怒ってやろうと笑う帝人。
「二人で一緒に……ですよ」

――今思っても不思議だけど……
――でも、なんだかそれは僕の人生が変わってしまうような事で、実は何一つ変わってないような……
――とてもとても奇妙で、けれど、どこにでもある経験をした。
――この、池袋の街で!

最終回は特別エンディングです。
BGMオンリーで画面3分割で回想シーン。
で、CMによると最新刊の小説では正臣が池袋に戻ってきたわけだ。

帝人が語っているように、変わったようで実はあまり大きな変化はない。
変わったのは帝人・杏里・正臣が互いに隠していた事を知った事や、正臣たちが街を去ったことなど。大勢で見ればあまり代わりはない。

今期アニメの中でトップクラスの出来だったのではないかと思う。
1クール目のこそ遅々として話が進まなかった感じもあったものの、それらも別段飽きるような感じもなかったのは、やはり見せ方が上手いのだろう。
一応、メインの主役は帝人とセルティなんでしょうが、完璧な主役というわけではなく、毎回持ち回りという感じ。
最終回なのに帝人が一番影薄かった気もするし。
演出も上手く、静雄のムチャなども笑えるのが良かったと思う。
原作はまだまだ続いているようで、果たして2期などがあるのかどうか。人気はあったと思うので、原作が溜まれば2期はありえるかな。

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