ノワールを撃ち抜いたゴーシュ・スエードへの想いを託したラグ・シーイングの心弾・赤針。記憶が回復したのか定かではないゴーシュの下に駆け寄ろうとするラグだが、ノワールが彼は世界を救うために必要な人物であり渡さないと告げる。そんなロダの瞳を見たラグは……
その時、群生型鎧虫ラオラオの群れが彼らの下へ迫ってくる。
大量の鎧虫はラグやザジの心弾でどれほど撃とうと僅かに減らす程度にしか効果がない。ラオラオを呼び寄せたのは、カベルネが飛び立つまでラグたちを足止めする事を目的としたカリブス・ガラードとヘイズル・バレンタインだった。
カリブスの持っている特殊な超音波を放つ機械で、鎧虫を操作する事が出来てしまうのだ。
て、ええ!? 超音波って、それはありなのですか? そんなので操れてしまうのなら、カベルネを誘導する人柱いらないんじゃ……まぁ、カベルネに力を与えるという事で必要という事になるのかな。
後、関係ないところで気になったのは、町にシスターたちが残っていたのですけど……修道院の人が全員リバースの仲間ではなかったという事? でもどう考えても修道院の一部がリバースというわけでは無い筈なんだけど。
カベルネに手こずるラグたち。
――こんな時にニッチがいてくれたら。
ラグの期待に応えるかのように、ステーキと共に姿を現したニッチは、黄金の髪を虫取り編みのように変化させるとラオラオの群れを纏めて捕らえてしまった。
精霊の庭から戻ってきたニッチの髪技はお姉さんのように進化しています。
元気に戻ってきたニッチに思わず泣き出すラグ。
「ぬに、ぬににに」
「ステーキがスキマだらけだとゆっている。
うてラグ!」
ニッチが戻ってきた事で心の強さを取り戻したラグは、ニッチの捕らえたラオラオ全てを一撃で撃ち抜いて倒してしまう。
復活のニッチはパンツ穿いていませんでした。DVDになっても見えたりしないんだからねっ!
ま、お姉ちゃんたちはパンツを穿いてないから穿かせようとか思わなかっただろうしな。というか、ラグのデカパンを何処に置いてきた?
再会したニッチはラグに飛び乗るや否や、頭をぐりぐりする。
「げんきはあったか、ラグ?」
ハチノスでアリア・リンクから、ニッチ不在でラグに元気がないと聞かされてニッチは心配したのだ。
「あったよ、ニッチと一緒に戻ってきた。
さすがニッチだ」
喜ぶラグに、ニッチは嬉しくて頭をぐりぐりする。
ニッチのぐりぐりは原作でも大好きです。
しかしニッチはまだ完全に回復はしていなかった。姉に止められていたニッチだが、ラグの相棒(ディンゴ)としてラグのところへいち早くやってきたのだ。
原作ではこのシーンではニッチはまだ復活していないので、ニッチがいるとこの後の展開が大きく変わりそうだからニッチを動けなくしたのかな。
でも、こうするとニッチの髪技が進化しているところに説明つかないんじゃ……
ノワールを追い掛けようとしたロダだが、足場が崩れて崖下へと転落しそうになる。
そんなロダを救うラグ。
ラグは首都で融合された彼女の中に、ゴーシュ・スエードの相棒(ディンゴ)であったロダも混ざっているのだと感じていた。
「きっとそうなんだ。
だからボクは、キミの友達だ」
「友達?」
「キミがノワールの事を守るのも、きっとゴーシュの事を憶えているからなんだ。
キミがいなくなったら、ゴーシュが哀しむ」
「哀しむ?」
「ボクが、ゴーシュの“こころ”を元に戻す……そうすれば!」
必死にロダを引き上げようとするラグ。
「迷惑な少年だ……
お前の“こころ”は、不思議と私の胸の奥を揺らす」
ロダはラグの手を振り払い、自ら谷底へと落下していく。
――“こころ”の奥の方が、少しだけ暖かくなる
ロダの“こころ”にラグと共に過ごしたロダの記憶が蘇る。
――でも私は、リバースのロダ……
落下していったロダに驚くラグとザジだが、ラグの手にはロダに奪われた筈の手紙弾が握りしめられていた。
リバースでいる事を選んだロダ。
このロダの“こころ”を取り戻す日も来るのだろうか? でもロダの場合は、“こころ”を取り戻さなくても、今のままでも上手く説得する事で仲間にする事は出来そうなんだよね。
姿を現したカベルネをザジが相手をし、ラグは手紙弾を手にゴーシュの下へと急ぐ。
この時点ではザジとラグはゴーシュが記憶を取り戻しているかどうか判らない筈なのに、今度こそゴーシュを取り戻せというザジの言葉はおかしいような気がするな。
ノワールに追いついたラグはゴーシュに呼びかける。
「もう、友達は終わったんだ、ラグ。
ボクはリバースの略奪者(マローダー)。
名はロワール……
キミの命、略奪します」
ラグの心弾を受けながらも未だノワールである事を選ぶゴーシュは、大口径連発心弾銃『ジムノペディ』の銃口をラグへと向ける。
自分の心弾がゴーシュの“こころ”に届かなかった事にショックを受けるラグだが、突如彼らの周辺に黄爆による爆発が起こる。
あくまでもマローダーであろうとするゴーシュ。
“こころ”を失ったサニーを抱えて立ち尽くすコナー・クルフ。
「間に合わなかった……助けられなかった……
サニーの優しい“こころ”……
鎧虫に……
あいつに全部っ……
全部……ぜんぶ……!!」
コナーの言葉にラグの怒りに灯が灯り、ラグの義眼である精霊琥珀が輝きを放つ。
「これの!
これの何処が世界を救うんだ!!
何の罪もない人たちの“こころ”を奪って!!」
“こころ”よりも大切な事があるというノワールだが、コナーは“こころ”を失ったら哀しむ人がいるのだと告げる。
リバースの記憶を見て、彼らの主張にも一理あるという想いを持っていたラグだが、許さないと怒りを露わにする。
殺傷能力のないラグの心弾・赤針はノワールの“こころ”には響かない。
「ここにはノワールしか存在しない。
ゴーシュ・スエードを取り戻す事は……二度と出来ない!」
力を得たカベルネによって人工太陽は消え、『闇』の中で世界が一つとなると告げるノワールだが、ラグの耳に彼の言葉は届かない。
怒りに燃えるラグの全身がまるで人工太陽のように光り輝き、ノワールの心弾をかき消してしまう。
「ゴーシュを取り戻すんじゃない!!
ノワール!
お前の存在を消してやる!!!」
ラグの赤針がノワールを撃ち抜き、ノワールはそのまま倒れてしまう。
ラグの覚醒です。ラグの秘密の一端がここに現れているのですが、詳細に関してはまだまだ不明のまま。
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