フリージング episode4「Tempest Turn」
雨の降りしきる中、イングリッド=バーンシュタインに1年生たちの無事を確認したマリン=マックスウェルは息を引き取り、イングリッドは慟哭する。
独房から解放されたサテライザー=エル=ブリジットの前に、《秩序の守護者》イングリッドが現れ、秩序を乱すサテライザーを全力で罰すると宣告し、明日の午後までにリミッターを見つけろと告げる。
秩序がどうこうというわりに、サテライザーとミヤビの戦いの理由すら知ろうともしないのはどうかと思うが……彼女の言う秩序は下の者は何があろうと、目上の者には絶対服従していれば確立されるというものなのか。
ちなみに私闘は校則違反なので、勝手に粛清しようとしている時点で彼女も秩序を乱す者ですが。
話を立ち聞きしてしまったヒイラギ=カホはアオイ=カズヤに報告し、アーサー=クリプトンと共に隠れるように告げるが、カズヤはサテライザーの下に向かってしまう。
サテライザーの部屋を訊ねたカズヤは、そこに日記らしきものを見つける。
あり得ない、人の日記を覗き見るなんて……と、言いつつも「ちょっとだけなら」と覗こうとするカズヤ。
本当にあり得ないわ。つーか、勝手に部屋に入る事自体があり得ないわ。
サテライザーの部屋はぬいぐるみいっぱいで女の子っぽすぎ。たぶん誰ひとりとして、彼女の部屋がこんなファンシーだとは思うまい。
シャワーから出てきたサテライザーは、カズヤがいる事にびっくり。
日記の存在に気付いたサテライザーは慌てて駆け寄るが、転んで締まって全裸を見られることに。
リミッターにして欲しいというカズヤの申し出を拒絶したサテライザーは、夜中にイングリットの下へと向かう。
圧倒的な実力差を前にアクセルターンで戦いを挑むサテライザーだが、イングリッドはこれを易々と受け止めると、上を行くテンペスト・ターンにて攻撃を仕掛ける。
しかしより早い攻撃を仕掛ける事が出来るからと言って、攻撃を素手で受け止められるものなのか?
更にリミッターのレオ・バーナードが駆けつける。
サテライザーにリミッターとの洗礼をするチャンスを与える告げるイングリッド。
カズヤがリミッターになると再度申し出るが、サテライザーはこれを拒絶する。
洗礼やイレインバーセットは肌をなで回されるような感覚が不潔で嫌だと顔を赤くして理由を説明するサテライザー。
あまりの理由にびっくりです。戦いの最中なのにイングリッドまで顔を赤くして照れてるし。
レオとイレインバーセットをしたイングリッドがサテライザーに襲いかかるが、カズヤがフリージングでイングリッドの動きを封じてしまう。
……洗礼を待ってやるとか言いながら、もう攻撃!? 気が短いにもほどがありますよ。
イレインバーセットなしでフリージングしたカズヤを危険と見なして、彼を先に倒そうとしたイングリッドはサテライザーの攻撃を浴びる。
戦いを眺めていたアティア=シモンズは、カズヤの能力に驚く。
で、次に戦いを仕掛ける時はリミッターなしにするわけですよ。
過剰なまでに秩序の維持を唱えるイングリッドを疑問に思うカズヤに、ガネッサ=ローランドが1年前の遠征カーニバルでの出来事を説明する。
まだサテライザーが編入する前の事。突如現れたタイプSによって、小隊の秩序は乱れて指揮官であったイングリッドの無二の親友マリンを失ってしまった。
全ては1年生が秩序を乱したせいだと考えるようになったイングリッド。
1年前の出来事の内容が原作より随分と簡素化されました。
原作ではもう少しここのシーンを細かく描写しているのですが。
フリージングでサテライザーの動きを封じるイングリッドだが、カズヤが普通のリミッターでは行えない全方位のフリージングでレオのフリージングを中和、逆に二人の動きを封じてしまう。
一瞬の隙をついたサテライザーにレオが倒され、イングリッドはパンドラモードを使い、フリージング内でも動けるようになる。攻撃を仕掛けようとするイングリッドだが、カズヤは更にフリージングを強めてパンドラモードのイングリッドの動きも封じてしまう。
やっぱりパンドラモードが光るだけになってしまってるので、原作よりも判りづらい。ノヴァフォームが原作通りである事を祈ろう。
マリンが本当に犬死にしたと考えているのか、と問い掛けるカズヤは、マリンが自分の姉と同じくパンドラとしての信念を貫いて死んだと考える。
現場に居合わせていたガデッサは、マリンがリミッターを持たない1年生がノヴァと戦う事は出来ないと、自らが盾になって1年生達を守ろうとしたのだと告げる。
最後の瞬間に1年生の心配をしていたマリンの言葉を思い出し、イングリッドはガデッサの言葉が真実だと気付き、降り出した雨の中で泣き続ける。
イングリッドの心が折れて敗北。サテライザーの勝利というよりも、カズヤのリミッターとしての能力の高さで勝てた戦いです。
しかしこのアニメって雨の演出好きだな。悲壮感を出そうとしていると思うのだが、使いすぎじゃないか?
パンドラモードの制限時間についても描写が無くなったな。
ガデッサはサテライザーを助けたのではなく、いつかイングリッドに告げなければいけないと思っていただけだと告げて立ち去る。
ガデッサはなんでサテライザーにツンデレ……
しかしこんな夜中に決闘とかして、教師は誰も駆けつけたりしないんだな。
私闘は校則違反の筈ですが。
次回 episode5「She is Rana Linchen」
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:鎌仲史陽 演出:鎌仲史陽 作画監督:福世孝明
カズヤに触られても大丈夫だと気付いたサテライザーは、洗礼をしない事を条件にカズヤをリミッターとして受け入れ、カズヤも逸れに同意するのだった。そしてその日の夕方、カズヤは“初部屋入り”を行う為に女子寮に向かっていると、道に迷っていたチベットからの編入生ラナ=リンチェンと出会うのだったが───
(公式サイト抜粋)
次回、ラナ@花澤香菜登場。
早いな……1話、2話の展開のスローさがウソのようです。
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