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2011年3月16日 (水)

GOSICK -ゴシック- 第10話「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」

脚本:猪爪慎一/絵コンテ:来留須譲二/演出:清水久敏/作画監督:松田剛吏

ジャンタンの地下で、マネキンにまぎれて本物の少女がいるのを見つけた一弥は、何か事件が起こっていると考えて、ブロワたち警察に相談を持ちかける。しかし、証拠が見つからない。そこで、一弥は電話でヴィクトリカに助けを求め、街で出会ったルイジという少年とともに手がかりを追う…!?

デパート『ジャンタン』の地下で発見した少女の事を相談しようとした久城一弥は、ヴィクトリカ・ド・ブロワとの電話中、12時51分に少年ルイジたちの目の前で突然馬車に連れ込まれて攫われてしまう。
馬車の中にいたのは、一弥は地下で見かけた少女アナスタシアだった。
アナスタシアは無事に逃げだしていたんだ。つーか、こんな女の子に馬車の中へ引きづり込まれる貧弱極まりない帝国軍人の三男……貧弱貧弱ゥ!
それにしても、つい先ほどまで捕らえられていたアナスタシアは馬車を頼む金を良く持っていたな。

女性に案内されたデパートの試着室で攫われたというアナスタシアは「悪魔が来る」、儀式で呪いを掛けられて二度と戻って来れなくなると怯える。
ま、そのイメージ映像は完全に人身売買なんですが。
一弥はアナスタシアにグレヴィール・ブロワ警部を頼るように告げると、自身は記憶力の凄いルイジを頼る。
誰にも信用して貰えないルイジは協力を拒むも、彼を信じるという一弥の言葉に協力する事に。
意外とあっさり折れました。

警察へと向かう途中、一弥は魔術師ブライアン・ロスコーを目撃する。
ビスクドールを「レディ」だと語り笑いを誘うブライアン・ロスコーだが、人形が実際にくしゃみを……
ロスコーの冷たい視線を感じる一弥。
くしゃみしたのは、箱の中にいるコルデリア・ギャロなんでしょうね。

ルイジの証言は全て失踪届けの出ている少女たちと一致。
アナスタシアの証言も加わり、ジャンタンを怪しむシニョレーたち。
彼の記憶だけで何を証拠にするのかと思いきや、失踪届けと突き合わせするのか。

一弥はグレヴィールに頼まれてヴィクトリカに電話を掛ける。
グレヴィールのドリルヘアは、ヴィクトリカが知恵を貸す代償としてセットしているものでした。好きでやっていたわけじゃないんだね。
セシル先生に頼んで1週間分の新聞を読みふけったヴィクトリカは既に事件の概要を掴んでいた。

一弥から更なる情報を得たヴィクトリカの推理。
ジャンタンでペーパーウェイトの青い薔薇を見つけた一弥が落としたのは、大戦中に盗まれた本物のソヴュール王家の青い薔薇であり、ジャンタンこそ美術品密売の拠点だった。
一弥とクレヴィールが三文芝居で囮となっている間に、誘拐された少女たちのいる隠し部屋を見つけた警察たち。
ガルニエは警察の妨害を行うが、クレヴィールたちが阻止している間に一弥は隠し部屋を発見。そこでは美術品と少女たちのオークションが執り行われていた。
一弥、一足先に踏み込んできた意味無いよね。
女性秘書らしき人物はかなりの腕っ節だったようだけど、裏に強力なバックがついているとか、実は彼女こそが影の支配者とか、もっと大物かと思ったらそうでもなかったのね。オーナーの用心棒か何かだった、という事?

発見した青い薔薇が落としても割れず、本物である事を確認。
いやいやいや、本物か確認するためにわざわざ落とす必要はないだろう。ダイヤかガラスかなんて、見分ける方法はいくらでもあるのに、わざわざ王家の秘宝を床に落とすって……彼の貧相な頭ではアレしか方法が思い付かなかったのか。

アナスタシアは家族に連絡が取れ、ルイジはジャクリーヌの紹介で寄宿学校へ通わせてもらえることになった。
ブロワ公爵の息子であるクレヴィールが国王のために青い薔薇を発見したことが皮肉な事だと語るシニョレー警部補。
ブロワ公爵と王家は何か因縁のようなものがあるのでしょうか。
ジャクリーヌってシニョレー警視総監が前回言っていた女性ですね。どうやら次回に本格的に話に関わってくるご様子。

夢の中で、誰も愛した事はない、灰色狼には誰も愛する事など出来ない、というクレヴィールの言葉を聞いて怯えていた。
目覚めたヴィクトリカは戻ってきた一弥から靴型のパイプ置きをおみやげにもらう。
結構お気に入りのご様子。
で、姉に頼まれていた青い薔薇のペーパーウェイトは購入出来たのだろうか? デパート全体が犯罪組織だったわけだから、あの後で普通に買い物できたとは思えないのだけど……

次回 第11話「そのドリルは雄弁に愛を語る」
脚本:猪爪慎一/絵コンテ:福田道生/演出:政木伸一/作画監督:熊膳貴志
学園に客人がやってきた。それは、先日ブロワと親しそうにしていた警視総監夫人のジャクリーヌだった。案内を任された一弥は、ついつい天真爛漫なジャクリーヌのペースに巻き込まれて図書館へ。そこで、ヴィクトリカに出会ったジャクリーヌは、数年前、殺人事件の容疑者にされたことを打ち明ける――。

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