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2011年5月18日 (水)

GOSICK -ゴシック- 第17話「螺旋の迷宮にその箱は眠る」

脚本:猪爪慎一/絵コンテ:森邦宏/演出:末田宜史/作画監督:斉藤英子 松田剛吏
アルベール・ド・ブロワ侯爵がベルゼブブの頭蓋と呼ばれる修道院にヴィクトリカ・ド・ブロワを閉じこめたのは、その母・コルデリア・ギャロを誘き寄せるため。
ヴィクトリカは幼い頃に一度だけコルデリアと会っており、閉じこめられたヴィクトリカにコルデリアが「これがあれば何時でも助けに行く」と渡したのが、ヴィクトリカが身につけていたコルデリアの写真入りペンダント。母娘の絆の証であるペンダントを名も無き村で久城一弥を助けるために、谷底へと落としてしまっていた。
ヴィクトリカとコルデリアの二人はずっと別々にされていたのか。

修道女から久城が潜り込んだ事を伝えられた神父だが、目的であるコルデリアたちがやってきたため二人は放置するように指示。
ブライアン・ロスコーに本物の奇跡をファンタスマゴリアで披露すると宣う神父は、彼がかならずコルデリアと行動を共にするはずと目を光らせる。
久城が入口でアホみたいにヴィクトリカの事を口走るから早々にばれてるし。逆にロスコーの方はわざと姿を見せつけているんだろうね。コルデリアとも合流していたのに、気付いていないという事はコルデリアが入り込んでいる事自体には気付いていないのか。紛れ込んでいるはずと思っているだけで。彼らの方が一枚上手の事が判る。
そして「ロジェのネズミ」が動いている事も修道女から報される。
敵対する科学アカデミーの事でしょうから、サイモンは科学アカデミーの人間だった、と。

久城とヴィクトリカは逃げ出す途中に映像を映し出す幻灯機を発見する。
更にサイモン・ハントを目撃して久城が声を掛けるも、ヴィクトリカは彼の爪の間に機械油が付着している事を見破る。

ファンタスマゴリアで行われている奇跡だが、ヴィクトリカとハントはそれらのタネをあっさりと見破っていく。
わざわざ遠くから集まったわりに、やっている事はただの手品大会。別にこんな辺境の地にやってこなくても見れるんじゃないのか。
久城は電車で一緒になった老人から、魔術は黒き死神である彼にはお手の物のはずだ、娘がいない、娘も連れて行くのは構わないが更に重き罪を背負うことになる、と告げる。

カーミラとモレラという老姉妹をロープで椅子に縛り付けてキャビネットに入れて閉じこめると、ドラの音で扉を開くと姉妹が入れ替わるという奇跡。
かつて魔術は人と身近にあったが、今や科学が人々の周りに溢れているが、本当に大切なものは何か。
神父の問い掛けに「科学」だと応じるハントは、今の奇跡もただのトリックだと告げる。
そんなハントにキャビネットの中へ入るように告げる。その挑戦を受けるハント。
あっさりと挑発に乗せられているところはまだまだ青かったという事か。トリックだけを暴いてみせればいいのに。
ヴィクトリカは久城に止めるように告げるが、ヴィクトリカの危惧を理解できない久城が何も出来ないうちに、ハントはキャビネットの中に入ってしまい、胸を刺されて殺害されてしまう。
結局この殺人事件についてはこの後のごたごたもあって放置されてるけど、次回に解決するのか?
まぁナイフで刺し殺すなんて腕が縛られていても出来るし、キャビネットの裏側が開くようになっていればそこから他の人間が殺すことだって問題なくできるよね。
そしてその様子を眺めていた一人の少女。次回に本格的に話に関わってくるっぽい。サイモンの仲間?

何者かに細工されたため幻覚剤の含まれた霧が異常発生してテントを充満するが、久城はロスコーの姿を見つけて追い掛け出すが、本物のロスコーは残されたヴィクトリカの下に現れ、久城の前にはコルデリアが姿を見せる。
こいつ本物の馬鹿じゃないのか!? ヴィクトリカを助けにきたのに、なんでその相手を1人放置してるんだよ。ロスコーがヴィクトリカを攫うつもりならまんまと出し抜かれてるところだよ。

コルデリアはアカデミーに一歩遅れを取り、禁断の箱は既に失われてしまったと語る。
久城にヴィクトリカへの指輪を託し、2つの伝言を残して立ち去る。
一つは「謎を解け、生きるために力を見せろ」
そしてもう一つは……
しかしブロワ侯爵から狙われている身の上なのに、変装もなしで堂々と歩きまわってるな。

大戦中に幻灯機にて映し出した巨大なマリア像の姿。
彼らがオカルト省に協力していたのは、彼らには共通の目的があったから。
これからの時代は科学の時代であり、力を手にするだろうアカデミーに対抗するには、ロスコーが大戦中に幻灯機の部屋に隠した禁断の箱『形見箱』が必要だった。
この形見箱というのは、以前ヴィクトリカたちが灰色狼の名も無き村を訊ねた時、コルデリアの生家から何かが持ちだされたような痕跡あった、というアレだよね。
箱そのものにそれほどの価値があるのか、或いは中身が重要なのか。
実は賢者の石が入ってるとかいうオチはないよね。

尚もロスコーを捜していた久城は、例の老人とまたも遭遇。
久城を「聞きしにまさる胡乱ぶりだ」と語る老人の正体はブロワ侯爵だった。
久城は「胡乱」というより「迂闊」という感じですけどね。
久城がヴィクトリカを様々な事件に巻き込んでくれたおかげで、ヴィクトリカの頭脳はますます磨かれたと笑うブロワ侯爵は、ヴィクトリカをただの道具呼ばわり。
まぁ今までの内容からしても道具としてしか見てなかったのは明白なので、驚くべき事でもないわけですが。

教会は水門が何者かによって開かれてしまい、大混乱に陥る。
水門はサイモンが予め行っていた仕掛けだろうね。生憎と本人は殺されてしまったわけだけど。
生きる意味も判らずにいるヴィクトリカは逃げる事を諦めるが、久城は生きる意味なんて後から考えれば良いと、ヴィクトリカを抱きかかえて列車へと向かう。
久城に出会えたおかげで独りぼっちではなく、愛を知る女に戻る事が出来たのだと気付き、これからも助けてくれと語る。

なんとか汽車に逃げ延びることに成功した久城は、ヴィクトリカにコルデリアから預かった指輪を差し出すと、知恵を見せろという伝言、そしてもう一つの伝言を伝える。
「母は代わらず、小さな娘を愛してる。
 オマエが泣かずとも、こうしてどこへでもかけつける」

ヴィクトリカはコルデリアの愛情を感じて涙を流す。
ロスコーはヴィクトリカの危険も止む無しと考えていたことからすると、コルデリアとロスコーは必ずしも考えが一致しているわけではなく、お互いの利害が一致しているから行動を共にしているのかな。

次回 第18話「漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」

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脱出の場面は8話の 崖に落ちそうな一弥をヴィクトリカが引っ張り上げる あの場面と重なった 傷心のヴィクトリカを今度は一弥が助け返すと。 ヴィクトリカは8話で母との絆の証を落として以来 ずっと母との絆の証を欲していて コルデリアもそれを知っていたはずだけど 渡すまでこんなにも時間が掛かってしまう それを隔てる壁というのはブロワ侯爵。 でも、一弥と対峙してるブロワなんか見てると 一弥へ嫉妬してるような印象も受けたりと 父親の一面もちょっと垣間見せてい... [続きを読む]

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