Ａチャンネル Channel 12（最終回）「宇宙人 Anytime」

もうじきトオルは２年生、そしてるんたちは３年生。常に一歩取り残されていくトオルは、寂しさを感じる。
その思いは一晩寝ても変わらず、目を覚ましたトオルは思わず炭酸を抱きしめる。
トオルのママ初登場？　中の人は折笠愛さんだ。
そんな訳で最終回という事もあってか、シリアスに終わった前回の続きからです。

朝、ユー子が登校してくると、ナギの様子がおかしいので理由を問いただすと夜更かしして本を読んでいたから寝不足……と、思わせてチョコを２箱も食べてしまったから自己嫌悪していただけ。相変わらず意思弱いし。でもエンディングではダイエットに成功しているみたいで……でも油断して食べ過ぎてリバウンドしてそうだな。
フォローしようとしたユー子は『あの夜に』という小説の話題を振るも、ナギは読み始めたばかりだったと知らずにネタバレされてトドメを刺されました。

本を読んでいたせいで宿題をやってこず、学校でやっていたナギ。
ユタカのように他の人間のノートを写さず、自力でやるナギは凄いよね。普通は宿題忘れたら他人に見せてもらったりする事が多いと思うのだけど。
そしてそれを見ていたるんは宿題やっていたのに、とことん間違えていることに気付いて一緒にやる羽目に……

るんが男子と話しているのを見たユー子はトオルがやってきたら、トオルに目撃させないようにと必死になった末、胸で窒息させるというユー子にしか出来ない荒技を披露。

鎌手先生……３学期になるのにクラスの生徒であるナギの名前すら未だに覚えていないという適当さ。対して鬼頭先生は全校生徒のクラスと名前を記憶しているという真逆っぷり。それはそれで怖いけど。いつでも相談に乗れるようにという事ですが、果たして誰かから相談とかされた事はあるのだろうか。
ナギは鬼頭先生が来るなりとっとと逃げ出して、そのせいで鬼頭先生は鎌手先生からナギが押しつけられるはずだったプリントを押しつけられる有様。

中庭掃除をしていたトオル、ユタカ、ミホは木の上から降りられなくなった子猫を発見。
木登りが得意というユタカが上って助けようとするも、危うく落ちそうになってしまい、ミホやトオルがユタカの事を心配して怒ってくれたのでユタカ感動。
しかしトオルは授業中に鬼頭先生に３学期は気付いたらあっという間に終わるとか、ミホたちのもうすぐ２年生という言葉にいちいち反応しているな。
るんがやってきてトオルの頭に乗っている葉っぱをとってあげると、友達であるユタカやミホの前では恥ずかしかったのか照れまくりだよ。

期間限定の新作のドリアンバーガーを食べましたが、舌を噛んでしまったるん。
外国人に道を聞かれて遅くなったナギとユー子がやってくると、事情を知らないナギは何を言っているのか判らないるんにびっくり。
この店のグッズが欲しくてポイントを集めているというユー子はみんなにポイントカードをもらいましたが、るんは何を喋っているのか相変わらずさっぱり。
トイレに行こうとしたユー子は転んでみんなにパンツ見られました。
トオル「純白は狙いすぎです、１点」
ナギ「レースは可愛いな、２点」
るん「ほへひふふ、３点」
つまりは白のレースだった、と。ちなみに女子高生の勝負パンツはやっぱり白だと思います。下手にカラフルなものより、純白のパンツの方が男は弱い。（何を熱弁している）

トイレの帰りにポイントカードを捨てている男性を目撃したユー子は、ゴミ箱から拾おうとして思いとどまるも、その場にいれば他にもポイントを捨てる人がいるかも、と期待して張ることに。
その頃、ユー子を待つるんたちのところには、ポイントカードを集めていないという人たちが次々とポイントをプレゼントしてくれてました。
そうとは知らないユー子は誰もポイントカードを捨ててくれない事にショック。
見知らぬ人がポイントカードをわざわざくれるというのは都会ではあまり見ない光景ではないだろうか。
ポイントカードを集めていると知っても、わざわざ自分からあげると声を掛けることはないと思う。

無事にクマのキーホルダーを貰えたようです。
るんはやたらと小さい折り鶴を作って、虫眼鏡で見るとナギの眼鏡を要求。
丸眼鏡ではあるけど、虫眼鏡呼ばわりか。
眼鏡を掛けてナギの物真似をしたるんに、似てないと批判したナギは、あまり見せたくないと言いつつもるんの物真似を披露。
かなり似ていますが、るんは見てないし。

鎌手先生と鬼頭先生はどういう経緯か、佐藤先生の車で一緒にお店捜し。
るんたちのいるハンバーガーショップに立ち寄ろうとしたものの、こういう店は生徒達がいるからと別の高級な店へと移動。
帰宅途中の買い食いは不良への第一歩と止めようとした鬼頭先生は、鎌手先生のファインプレーで止められましたが、見付かっていたらまた面倒くさいことになってただろうな。

ダイエット戦士であるナギはダイエットの話題で盛り上がるが、トオルはおねむ。
時間も遅いので帰ろうと言いことになった途端、実は宇宙人だから宇宙に帰るとか言い出したるん。
トオルはナギがつっこむだろうと思いきや、ナギはやっぱり、と納得。
いくら食べても太らないし、たまには空を飛んでるとか言いだし、遂にＵＦＯがるんを迎えに……
普通に見送るナギとユー子に、１人焦るトオル。
挿入歌は『未確認飛行ガール』
歌：ナギ （内山夕実）・ユー子（寿美菜子）

もちろん夢オチですけどね。
寝ていたトオルはるんがおぶって家まで運んでくれてましたが、いくらトオルが軽いとは言え、寝ているトオルを運ぶとかるん力持ちだな。
変えるというるんに、宇宙へじゃないよね、と焦ってるし。

みんながいつもみたいに軽い調子で卒業していくのかな、と落ち込んだトオルは元気を出すためコンビニに甘いモノを買いに行こうとして、マンションの入り口で青竹踏み効果を楽しんでいたるんを発見。
この娘、一体どれだけこれをやってたんだ……
いつも変わらないるんの姿に嬉しくなってしまいました。
変わらないというか成長しないというか……この娘の将来が微妙に心配にもなる。

エンディングはみんなの一日の様子。
『はるかぜの科学』
歌：るん（福原香織）・トオル（悠木碧）・ナギ （内山夕実）・ユー子（寿美菜子）

最期は１人で靴箱にいたトオル……と、思わせてるんたちが待ってました。
いつものように４人で元気に帰宅です。

そんなわけで僅か１クールでほぼ１年描ききって、最終回です。
人気が高かったので２期とかありそうだけど、原作が溜まるのを待たないとダメだから暫く掛かりそうだな。
作品としては全体的に良くできていたと思う。
まったりと楽しめるのが良い感じで、時々コメディシーンでの崩れる顔が好き。
最近は４コマ原作のアニメが総じてレベル高くて、人気作品になりやすい傾向があるね。

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